JPS6082523A - ライン上の硝子ビン移送状態検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ラインベルト上の検体移送状態検出装置に関
する。

一般に、工業製品は、ベルトコンベア等の自動化ライン
上を連続的に移送されてゆくうちに検査、包装工程を経
て最終的に出荷工程へと進むが、その間のライン上の製
品の渋滞や欠落等のライン状態の監視については実際に
現場の人間が行なう方法と、テレビカメラ等を使って現
場の状態を中央のモニタテレビに映し出す遠隔監視方法
が知られている。しかし、いずれも人間が最終的判断を
行なってお）、無人化や高速化するラインではその状態
監視を難しくするし自動化が望まれる。

例えば、ある検査工程を通過した後の製品がうイン上で
転倒して停滞したとき、それ以後の製品は渋滞してしま
い、最終的に検査工程にまでその渋滞が影響して検査不
可能となる状況が考えられる。従って、この状態を速や
かに検出してラインを停止させるなどの処理をする装置
が望まれ、これはライン速度が高速になればなるほど必
要とされる。また、製品が不連続に流れているようなラ
インではその状態を常時検出し、ライン上の製品が少な
い場合にはライン速度を増し、多い場合には減速するこ
とで次段への製品到達数を平均化し、次段工程（例えば
出荷、倉庫への格納）をスムースにする。

本発明の目的は、自動化ライン上の製品の流れ状態検出
を確実、容易にした検出装置を得るにある。

゛本発明は、ライン上を移送される各検体が検出位置を
通過したことを検出する第１の検出スイッチと、各検体
が検出位置にあるか無いかを検出する第２の検出スイッ
チと、上記第１及び第２の検出スイッチの検出信号から
検体が検出位置に達したときから一定時限後に該検体が
検出位置にあるときに渋滞判定信号を得、検体が検出位
置を通過したときから一定時限内に次の検体が検出位置
に達しないときにライン上に検体無しの判定信号を得、
その他の場合に検体移送状態良好の判定信号を得る状態
判断回路とを備えたことを特徴とする。

第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。

検体としての硝子ビン１がラインベルト２上を連　。

続移送されるにおいて、ビン１の渋滞及びビン無しを検
出するために、ビン１の首部の通過を反射式（もしくは
透過式）で検出することでビン１が当該位置（検出位置
）を通過したことを検出する第１の検出スイッチ３と、
同じ検出位置でビン１の胴部の通過を検出することでビ
ン１が検出位置に有るか無いかを検出する第２の検出ス
イッチ４と、これら検出スイッチ３，４からの検出信号
を入力してビンｌの移送状態を判定する状態判断回路５
とを備える。

検出スイッチ３，４はその検出エリアにと７１が存在す
るときオン状態に、存在しないときにオフ状態になる検
出信号を得る。

状態判断回路５は、第２図に示す構成にされる。

検出スイッチ３の検出信号がオフからオンへの立上シを
立上シ検出回路６で検出し、同様に検出スイッチ４の検
出信号がオフからオンへの立上シ及びオンからオフへの
立下シを夫々立上シ検出回路形回路で構成される。渋滞
判定用タイマ９は立上シ検出回路７の検出信号で起動し
て検出回路８の検出信号で停止し、しかも検出回路６の
検出信号で再起動がかけられる。製品無し判定用タイマ
１０は検出回路８の検出信号で起動して検出回路７の検
出信号で停止する。

タイマ９のタイムアンプ信号と検出スイッチ４の検出信
号との条件成立をアンド回路１１で判定し、該アンド回
路１１の出力を渋滞判断係号とする。一方、タイマ１０
のタイムアンプ信号と検出スイッチ４の検出信号無しと
の条件成立をアンド回路１２で判翅し、該アンド回路１
２の出力を製品無し判断信号とする。また、タイマ９，
１０のタイムアンプなしの条件成立を／アゲート１３で
判定し、該ノアゲート１３の出力を製品移送状態良好の
判断信号とする。

こうした構成において、状態判断回路５の各部動作は第
３図に示すタイムチャートで説明される。

渋滞、製品無しのない正常期間Ｔｏ　では検出スイッチ
４の立上シでタイマ９が起動されその時限ｔＤ内に検出
スイッチ３の検出信号でリセットされて該時点から再び
計時する繰返しになシ、タイマ９はタイムアンプするこ
となく起動、停止、リセットの繰シ返しになる。−万、
タイマ１０は検出スイッチ４の立下シで起動され立上シ
で停止され、その時限ｔｇ内に次の立上シ検出でタイム
アンプすることがない。これによってゲート１１及び１
２には出力１０１が続き、ゲート１３に出力１１１が続
き良好信号が出力される。

製品無しが発生すると（期間ＴＩ）、検出スイッチの立
下シから次の製品による立上り１でに時間がかかシ、タ
イマ１０の時限ｔＥでそのタイムアンプが発生し、ゲー
ト１２に１１１出力を得る。すなわち、タイマ１０は前
の製品が通過してから次の製品の検出まで製品がライン
上に存在しないことをその時限をもって判定し、グー）
１２に製品無し信号を得ることができる。

次に、渋滞発生（期間Ｔ２）には検出スイッチ４の起動
後、検出スイッチ３のリセットがタイマ９の時限ｔＤ内
に発生しないことがらそのタイムアンプが発生し、ゲー
ト１１に１１１出力を得る。すなわち、タイマ９は製品
検出後その通過までに時間がかかシ過ぎることをその時
限をもって判定し、ゲート１１に渋滞信号を得ることが
できる。

なお、実施例では製品が検出位置を通過したという条件
を検出スイッチ３の立上シ（又は立下り）で検出するが
、製品の形状によって例えば各製品が接触した状態でラ
イン上を移動するときに紘検出スイッチ３では検出がで
きない場合がおる。

このときには製品に何らかの処理を施し、検出スイッチ
３に信号が得られるようにして同等の作用効果を得るこ
とができる。

例えば、第４図（４）、（Ｂ）は直方体の製品Ａが接触
した状態でラインＢ上を移動している場合の上面図（ハ
と＠面図（Ｂ）を示すが、検出スイッチ３に相当する反
射式光電スイッチＣの位置（高さ）で製品Ａの表面に反
射板Ｅを貼っておくことで製品の通過を検出できる。な
お、検出スイッチ４に相当するものとしてはレバー操作
のりミントスイッチＤを用いる。

以上のとおシ、本発明によれば、自動化ライン上の製品
の流れの渋滞、製品無し、良好の３つの状態を自動的、
連続的に検出し得、ラインの監視さらには各検出信号か
ら良好なライン送シ制御を可能にする。また、構成上で
は２つの検出スイッチと簡単なタイマ、ロジック素子で
実現でき、ライン上の任意位置に設置可能なコンパクト
構成にして低コストのものになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は第１
図における状態判断回路５の一実施例を示す回路図、第
３図は第２図の各部動作説明のためのタイムチャート、
第４図（Ａ）及び第４図（Ｂ）は本発明の他の実施例を
示す検出態様図である。 ３．４・・・検出スイッチ、５・争・状態判断回路、６
．７・・・立上シ検出回路、８・・・立下シ検出回路、
９．１０・・嚇タイマ、Ａｏ・製品、Ｂｅ・・ライン、
Ｃ＠ｅ・−ｔｔスイッチ、Ｄ・−・リミットスイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ライン上を移送される各検体が検出位置を通過したこと
   を検出する第１の検出スイツチと、各検体が検出位置に
   あるか無いかを検出する第２の検出スイッチと、上記第
   １及び第２の検出スイフチの検出信号から検体が検出位
   置に達したときから一定時限後に該検体が検出位置にあ
   るときに渋滞判定信号を得、検体が検出位置を通過した
   ときから一定時限円に次の検体が検出位置に達しないと
   きにライン上に検体無しの判定信号を得、その他の場合
   に検体移送状態良好の判定信号を得る状態判断回路とを
   備えたことを％黴とするライン上の検体移送状態検出装
   置。