JP3723099B2 - ケース選別装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビール、牛乳、日本酒、ウィスキー等の飲料、及びみりん、醤油、ソース等の調味料などを入れた瓶を含む複数の容器を収容したケースにおいて、前記飲料や調味料などが容器内に規定重量入っているか、及びケース内に容器が規定本数収容されているかを、工場出荷前に事前に検査するためのケース選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ビール、牛乳、日本酒、ウィスキー等の飲料、及びみりん、醤油、ソース等の調味料などを入れた複数の容器は、工場出荷前にケース内に収容される。そして、ケース内に収容された容器内の飲料や調味料などが規定重量入っているか、及びケース内に容器が規定本数収容されているかが、工場出荷前に事前に検査される。
【0003】
そして、ケース内に容器が規定本数収容されているかを検査するには、容器本数検査装置が使用され、また、ケース内に収容された容器内の飲料や調味料などが規定重量入っているかを検査するには、重量検査装置が使用されている。
ここで、これら容器本数検査装置及び重量検査装置は主として同一の搬送ラインに設置され、検査の際しては、先ず、容器本数検査装置でケース内に容器が規定本数収容されているかを検査し、ケース内に容器が規定本数収容されていない場合には、ケース排除装置を作動させケース毎搬送ライン外へ排除し、ケース内に容器が規定本数収容されている場合には、搬送ラインでケースを重量検査装置まで搬送するようにしている。そして、重量検査装置でケースの全重量を検査してその重量が所定重量に満たない場合には、前記ケース排除装置とは別個のケース排除装置を作動させてケース毎搬送ライン外へ排除し、ケースの全重量が所定重量以上の場合には、搬送ラインでケース毎、後工程に搬送するようにしている。
【0004】
また、容器本数検査装置での容器本数の検査方法につき説明すると、搬送ラインを横断する方向に沿って1列状に複数の容器検出センサを設置しておき、ケース内の列毎の容器本数を検出し、列毎の容器本数を合計してケース内の容器本数を検出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の検査方法にあっては、以下の問題点があった。
(1)容器本数検査装置及び重量検査装置を同一の搬送ラインに設置した場合において、それら容器本数検査装置及び重量検査装置を互いに大きく離して設置しているため、ケース内に容器が規定本数収容されていない場合にケースをライン外に排除するケース排除装置と、ケースの全重量を検査してその重量が所定重量に満たない場合にケースをライン外へ排除するケース排除装置とを別個に設置し、さらに、排除されたケースを搬送するリジェクト搬送ラインを2本設けていた。このため、ケース内の容器本数及び重量の検査効率が悪いばかりでなく、検査装置に要するコストも高価であった。
(2)容器本数検査装置での検査において、ケース内に収容された容器の本数が変わるとき、例えば、ビールの大びんを収容したケース内の大びんの本数(20本)を検査してからビールの小びんを収容したケース内の小びんの本数(30本)を検査するときには、容器検出センサを、少数用のものから多数用のものに機械的に取り替える必要があり、その取替え作業が面倒であるばかりでなく、センサの取り替えに伴ってセンサ感度を合わせたりする必要が生じ、取替え作業に長時間を要し、検査時間の長期化を招いていた。
(3)容器本数検査装置での検査において、ケース内に収容された容器の高さが変わるとき、例えば、ビールの大びんを収容したケース内の大びんの本数を検査してからビールの小びんを収容したケース内の小びんの本数を検査するときには、大びんと小びんとでは高さが約95mm違うため、容器検出センサの検出感度を良好とするために、センサの高さ方向の位置を変更する必要があり、その変更作業が面倒であるばかりでなく、検査時間の長期化を招いていた。
(4)容器本数検査装置での検査においては、搬送ラインを構成するコンベアを駆動させて複数の容器を収容したケースを移動させながら容器検出センサで容器の本数を検出しているが、コンベアからの振動で容器が揺れて本数が正確に検出できないことがあった。
【0006】
従って、本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、容器本数検出手段及び重量検出手段を同一の搬送ラインに設置した場合において、1つのケース排除手段で容器の本数が所定本数に満たない場合又はケースの全重量が所定重量に満たない場合にケースを排除できるケース選別装置を提供することにある。
【0007】
また、本発明の他の目的は、ケース内に収容された容器の本数が変わるときに、容器検出センサ装置の機械的な取り替えが不要で、容易且つ短時間で容器検出センサ装置の切り替えを行ってケース内の容器本数の検出を行うことができるケース選別装置を提供することにある。
さらに、本発明のもう一つ他の目的は、ケース内に収容された容器の高さが変わるときに、容器検出センサ装置の高さを変更することなく、短時間でケース内の容器本数の検出を行うことができるケース選別装置を提供することにある。
【0008】
加えて、本発明のもう一つ他の目的は、振動で容器が揺れてもケース内の容器の本数が正確に検出するケース選別装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係るケース選別装置は、複数の容器を収容したケースを上流側から下流側に向けて搬送する搬送ラインに設置されたケース選別装置であって、前記ケース内の容器の本数を検出する容器本数検出手段と、該容器本数検出手段の下流側に設置され、前記容器本数検出手段で前記容器の本数が検出された前記ケースの全重量を検出する重量検出手段と、該重量検出手段の下流側に設置され、前記容器本数検出手段で検出された容器の本数が所定本数に満たない場合又は前記重量検出手段で検出されたケースの全重量が所定重量に満たない場合に前記ケースを前記搬送ラインの外に排除するケース排除手段とを具備したことを特徴としている。
【0010】
本発明のうち請求項2に係るケース選別装置は、請求項1記載の発明において、前記容器本数検出手段が、前記ケース内の容器の有無を検出する容器有無検出手段と、該容器有無検出手段からの容器有無信号に基づき前記容器の本数をカウントする本数カウント手段と、該本数カウント手段でカウントされた前記容器の本数が前記所定本数を満たすか否かを判定する本数判定手段とを備えていることを特徴としている。
【0011】
本発明のうち請求項3に係るケース選別装置は、請求項2記載の発明において、前記容器有無検出手段が、前記ケース内に収容された少数の容器の有無を検出するために、前記搬送ラインを横断する方向に沿って1列状に設置された複数の少数容器検出センサ装置と、前記ケース内に収容された多数の容器の有無を検出するために、前記少数容器検出センサに対して並列に設置された前記少数容器検出センサ装置よりも数の多い多数容器検出センサ装置とを備え、前記少数容器検出センサ装置及び前記多数容器検出センサ装置に、作業者からの容器本数選定情報に基づいて、前記少数容器検出センサ装置を作動させるか前記多数容器検出センサ装置を作動させるかの決定を行うと共に、前記少数容器検出センサ装置及び前記多数容器検出センサ装置の作動を制御するセンサ制御装置を設けたことを特徴としている。
【0012】
本発明のうち請求項4に係るケース選別装置は、請求項3記載の発明において、各々の前記少数容器検出センサ装置及び各々の前記多数容器検出センサ装置が、前記容器に対して測定波を送信する送信部と前記容器から反射した測定波を受信する受信部とを有する反射型センサを備えていることを特徴としている。
本発明のうち請求項5に係るケース選別装置は、請求項4記載の発明において、各々の前記少数容器検出センサ装置及び各々の前記多数容器検出センサ装置が、前記搬送ラインを横断する方向に沿って位置する前記容器1つに対して互いに測定波の周波数が異なる2つの反射型センサを備えていることを特徴としている。
【0013】
本発明のうち請求項6に係るケース選別装置は、請求項2記載の発明において、前記本数カウント手段は、前記容器有無検出手段からの容器有信号を受信した時から所定時間内に容器有無信号を繰り返し受信したときに、前記容器を1本としてカウントすることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係るケース選別装置の概略平面図である。図2は図1に示すケース選別装置のブロック図である。図3は図1に示すケース選別装置の概略側面図である。図4は少数容器検出センサ装置及び多数容器検出センサ装置を構成する反射型センサの側面図である。
【0015】
図1において、ケース選別装置1は、20本のビール用の大中ビン101を収容したビールケース102及び30本のビール用の小びん103を収容したビールケース104を上流側から下流側に向けて搬送する搬送ライン2に設置されている。搬送ライン2は、複数のローラで前記ビールケース102,104を搬送するコンベアで構成されている。
【0016】
そして、ケース選別装置1は、搬送ライン2の上流側に設置された容器本数検出装置(容器本数検出手段)10と、この容器本数検出装置10よりも下流側に設置された重量検出装置(重量検出手段)20と、この重量検出装置20よりも下流側に設置されたケース排除装置(ケース排除手段)30とを備えている。
ここで、容器本数検出装置10は、図2に示すように、20本のビール用の大中ビン101を収容したビールケース102内の大中びん101の本数及び30本のビール用の小びん103を収容したビールケース104内の小びん103の本数の双方を検出可能に構成され、ビールケース102、104内の各々のびん101、103の有無を検出する容器有無検出手段13と、容器有無検出手段13からの容器有無信号に基づきびん101、103の本数をカウントする本数カウント装置(本数カウント手段)14と、本数カウント装置14でカウントされた大中びん101、小びん103の本数が所定本数を満たしているか否かを判定する本数判定装置(本数判定手段)12とを具備している。ビールケース102内には、図1に示すように、搬送ライン2を横断する方向に大中びんが4本、搬送ライン2の搬送方向に大中びんが5本収容された計4×5=20本の大中びん101が収容されている。また、ビールケース104内には、図1に示すように、搬送ライン2を横断する方向に小びんが5本、搬送ライン2の搬送方向に小びんが6本収容された計5×6=30本の小びん103が収容されている。
【0017】
ここで、容器有無検出手段13は、図1に最もよく示すように、ビールケース102内に収容された少数の大中びん101の有無を検出するために、搬送ライン2を横断する方向に沿って所定ピッチで1列状に設置された4個の少数容器検出センサ装置15aと、ビールケース104内に収容された多数の小びん103の有無を検出するために、少数容器検出センサ15aに対して並列に所定ピッチで設置された少数容器検出センサ装置15aよりも数の多い5個多数容器検出センサ装置15bとを備えている。少数容器検出センサ装置15aは、ビールケース102内の搬送ライン2を横断する方向に4本収容された大中びん101の各々につき1個設けられる。また、多数容器検出センサ装置15bは、ビールケース104内の搬送ライン2を横断する方向に5本収容された小びん103の各々につき1個設けられる。少数容器検出センサ15a及び多数容器検出センサ装置15bは、搬送ライン2上を搬送されるビールケース102、104上方において、搬送ライン2を横断する方向に設けられたフレーム17の下流側及び上流側のそれぞれに取り付けられ、フレーム17は、搬送ライン2の両側に設置された1対のフレーム18に取り付けられている。また、少数容器検出センサ装置15a及び多数容器検出センサ装置15bには、図2に示すように、作業者からのビールびん本数選定情報に基づいて、少数容器検出センサ装置15aを作動させるか多数容器検出センサ装置15bを作動させるかの決定を行うと共に、少数容器検出センサ装置15a及び多数容器検出センサ装置15bの作動を制御するセンサ制御装置16が設けられている。従って、ケース内に収容された容器の本数が変わるときに、本実施形態の場合には、ビールの大中びん101を収容したビールケース102内の大中びんの本数(20本)を検査してからビールの小びん103を収容したビールケース104内の小びんの本数(30本)を検査するときには、作業者はセンサ制御装置16に対して容器本数選定情報を変更するだけでよく、容器検出センサ装置15a,15bの機械的な取り替えが不要で、容易且つ短時間で容器検出センサ装置15a,15bの切り替えを行ってビールケース内の容器本数の検出を行うことができる。
【0018】
なお、1対のフレーム18の内側であってフレーム17よりも上流側には、図1に示すように、ビールケース102あるいは104が通過した際に、センサ制御装置16に対してびん本数検出の開始信号を送出する検出開始センサ19aが設けられている。また、1対のフレーム18の内側であってフレーム17よりも下流側には、図1に示すように、ビールケース102あるいは104が通過した際に、センサ制御装置16に対してびん本数検出の終了信号を送出する検出終了センサ19bが設けられている。これら検出開始センサ19a及び検出終了センサ19bの各々は、透過型の光電センサで構成されている。
【0019】
各々の少数容器検出センサ装置15a及び各々の多数容器検出センサ装置15bは、図1及び図3に示すように、フレーム17に取り付けられたブラケット15cの下面に、搬送ライン2を横断する方向に沿って位置する1つのビールびん101あるいは103に対して互いに測定波の周波数が異なる2つの反射型センサ15d,15eを備えている。これにより、1つの反射型センサでビールびん101,103の検出を行う場合よりも検出ミスを少なくすることができ、検出精度を向上させることができる。また、2つの反射型センサ15d,15eは互いに測定波の周波数が異なるので、互いに接近して設置しても測定波が干渉することはない。
【0020】
反射型センサ15d,15eの各々は、ビールびん101,103の王冠101a,103aに対して測定波を送信する送信部15fと、王冠101a,103aから反射した測定波を受信する受信部15gとを有する反射型光電センサで構成されている。このため、ビールケース102,104内に収容されたビールびん101,103の高さが変わるときに、容器検出センサ装置15a,15bの高さを変更することなく、短時間でビールケース102,104内のビールびんの本数の検出を行うことができる。反射型センサ15d,15eの王冠101a,103aに対する位置決めに際しては、送信部15fからの測定波がセンサに対して直角方向に送信されるため、図4に示すように、送信部15f側を受信部15g側に対して約5°程度下げて置くことが好ましい。これにより、王冠101a,103aの有無を正確に検出することができる。
【0021】
また、本数カウント装置14は、容器有無検出手段13からの容器有無信号に基づきびん101、103の本数をカウントするが、具体的には、各々の少数容器検出センサ装置15aあるいは各々の多数容器検出センサ装置15bからの容器有無信号に基づき、ビールケース102内の大中びん101の本数あるいはビールケース104内の小びん103の本数をカウントするようになっている。そして、本数カウント装置14は、各々の少数容器検出センサ装置15aあるいは各々の多数容器検出センサ装置15bからの容器有信号を受信した時から所定時間内(例えば、0.35秒内)に容器有無信号を繰り返し受信したときには、大中びん101あるいは小びん103の本数を1本としてカウントするタイマーを有している。このため、びん101,103が振動等によって揺れて本数カウント装置14が、各々の少数容器検出センサ装置15aあるいは各々の多数容器検出センサ装置15bからの容器有信号を受信した時から所定時間内に容器有無信号を繰り返し受信たとしても(チャタリングが発生しても)、本数カウント装置14はびん101,103を1本としてカウントすることになる。従って、チャタリングが発生した場合に、ビールびんの本数の誤カウントを防止することができる。そして、本数カウント装置14でカウントされたびん101,103の本数の情報は本数判定装置12に送出される。
【0022】
本数判定装置12では、作業者からのビールびん本数選定情報が入力され、選定されたびんの本数と本数カウント装置14でカウントされたびん101,103の本数とを比較判定し、カウントされたびん101,103の本数が選定されたびんの本数に満たない場合にはその不適合信号がケース排除装置30に送出されるようになっている。
【0023】
また、重量検出装置20は、容器本数検出装置10でびん101,103の本数が検出されたビールケース102,104の全重量を検出するロードセル21と、ロードセル21で検出されたビールケース102,104の全重量が所定重量に満たすか否かを判定する重量判定装置22とを備えている。重量判定装置22では、作業者からのケース重量選定情報が入力され、選定されたケース規定重量とロードセル21で検出されたビールケース102,104の全重量とを比較判定し、検出されたビールケース102,104の全重量が選定されたケース規定重量に満たない場合にはその不適合信号がケース排除装置30に送出されるようになっている。
【0024】
更に、ケース排除装置30は、ロードセル21の下流側であって搬送ライン2の側方に設置されたプッシャーで構成され、容器本数検出装置10で検出されたビールびん101,103の本数が所定本数に満たない場合又は重量検出装置20で検出されたビールケース102,104の全重量が所定重量に満たない場合、即ち、本数判定手段12からの前記不適合信号を受信したときか、あるいは重量判定手段22からの前記不適号信号を受信したときに、ビールケース102,104を搬送ライン2を挟んで反対側に押し出すようにしている。搬送ライン2を挟んで反対側には、図1に示すように、リジェクト搬送ライン40が設けられ、このリジェクト搬送ライン40は搬送ライン2から押し出されたビールケース102,104を搬送するようになっている。このように、容器本数検出装置10及び重量検出装置20を同一の搬送ライン2に設置した場合において、1つのケース排除装置30でビールケース102,104内のビールびん101,103の本数が所定本数に満たない場合又はビールケース102,104の全重量が所定重量に満たない場合にビールケース102,104を排除でき、ビールケース102,104内にビールびん101,103が規定本数収容されていない場合にビールケース102,104をライン2外に排除するケース排除装置と、ビールケース102,104の全重量を検査してその重量が所定重量に満たない場合にビールケース102,104をライン2外へ排除するケース排除装置とを別個に設置する必要はなく、ビールケース102,104内のびん本数及び重量の検査効率を良好にすることができると共に、検査装置に要するコストも安価にすることができる。
【0025】
次に、図5を参照してケース選別装置の処理フローについて説明する。
先ず、ビールびんをビールケースへ投入するためのケーサー(図示せず)によってビールケース102又は104内へビールびん101又は103を投入する(ステップS101)。次いで、作業者は、容器本数検出装置10及び重量検出装置20の各々の操作盤において、投入されたビールびんが大びんか、中びんか、あるいは小びんかの選択を行う(ステップS102)。すると、この選択情報に基づいて、容器本数検出装置10のセンサ制御装置16及び本数判定装置12には、ビールびん本数選定情報が送出される。具体的には、投入されたビールびんが大びん及び中びんの場合には、センサ制御装置16及び本数判定装置12へはビールびん本数選定情報として20本が送出される。また、投入されたビールびんが小びんの場合には、30本が送出される。また、前記の選定情報に基づいて、重量検出装置20の重量判定装置22には、ケース重量選定情報が送出される。具体的には、投入されたビールびんが大びんの場合には、ケース規定重量として26.7kg、中びんの場合には、21.2kg、小びんの場合には、21.8kgの情報が送出される。
【0026】
その後、大びん、中びん、あるいは小びんが投入されたビールケースが搬送ライン2によって容器検出装置10に搬送される(ステップS103)。この際に、センサ制御装置16は、作業者からのビールびん本数選定情報に基づいて、少数容器検出センサ装置15aを作動させるか多数容器検出センサ装置15bを作動させるかの決定を行う。具体的には、投入されたビールびんが大びん及び中びんでビールびん本数選定情報が20本の場合には、センサ制御装置16は、少数容器検出センサ装置15aを作動させる決定をし、投入されたビールびんが小びんでビールびん本数選定情報が30本の場合には、センサ制御装置16は、多数容器検出センサ装置15bを作動させる決定をする。そして、ビールケース(投入されたビールびんが大中びん101の場合には図1におけるビールケース102、投入されたビールびんが小びん103の場合にはビールケース104)が検出開始センサ19aを通過すると、検出開始センサ19aは、センサ制御装置16に対してびん本数検出の開始信号を送出し、センサ制御装置16は作動が決定された少数容器検出センサ装置15aあるいは多数容器検出センサ装置15bを作動させる。
【0027】
投入されたビールびんが大中びん101の場合、少数容器検出センサ装置15aが作動し、各少数容器検出センサ装置15aによりビールケース102内の大中びん101の有無が検出され、その容器有無信号が容器本数カウント装置14に送出されてビールケース102内の大中ビン101の本数がカウントされる。一方、投入されたビールびんが小びん103の場合、多数容器検出センサ装置15bが作動し、各多数容器検出センサ装置15bによりビールケース104内の小びん103の有無が検出され、その容器有無信号が容器本数カウント装置14に送出されてビールケース104内の子ビン103の本数がカウントされる。
【0028】
容器本数カウント装置14でカウントされた大中びん101あるいは小びん103の本数の情報は、本数判定装置12に送出される。
本数判定装置12では、投入されたびんが大中びん101で選定されたびんの本数が20本の場合には、カウントされた大中びんが20本以上あるかを判定し、投入されたびんが小びん103で選定されたびんの本数が30本の場合には、カウントされた小びんが30本以上あるかを判定する(ステップS104)。
【0029】
そして、この判定が「YES」の場合には、ビールケース102あるいは104は搬送ライン2により重量検出装置20に搬送される(ステップS105)。一方、前記判定が「NO」の場合には、ビールケース102あるいは104は搬送ライン2により重量検出装置20に搬送される(ステップS108)が、カウントされた大中びん101あるいは小びん103の本数が選定されたびんの本数(20本あるいは30本)に満たないとしてその不適合信号がケース排除装置30に送出される。
【0030】
重量検出装置20では、ビールケース102あるいは104の全重量をロードセル21で検出し、ロードセル21で検出されたビールケース102あるいは104の全重量の情報は、重量判定装置22に送出される。そして、重量判定装置22では、投入されたびんが大びんで選定されたケース規定重量が26.7kgの場合には、検出された大びん101を収容したビールケース102の全重量が26.7kg以上あるかを判定し、投入されたびんが中びん101で選定されたケース規定重量が21.2kgの場合には、検出された中びん101を収容したビールケース102の全重量が21.2kg以上あるかを判定し、投入されたびんが小びん103で選定されたケース規定重量が21.8kgの場合には、検出された小びん103を収容したビールケース104の全重量が21.8kg以上あるかを判定する(ステップS106、ステップS109)。
【0031】
ステップS104で「YES」の判定がなされ、即ちびんの本数が所定本数以上であると判定がなされ、かつ、ステップS106で「YES」の判定がなされ、即ちビールケースの全重量が規定重量以上あるとされた場合には、パレターザーへのビールケース102あるいは104の搬送がなされる(S107)。
一方、ステップS104で「NO」の判定がなされ、即ちびんの本数が所定本数に満たないと判定された場合、ステップS108でビールケース102あるいは104は搬送ライン2により重量検出装置20に搬送され、ステップS109でビールケースの全重量が規定重量以上あるか否かの判定がなされるが、この判定が「YES」の場合でも「NO」の場合でも、カウントされた大中びん101あるいは小びん103の本数が選定されたびんの本数(20本あるいは30本)に満たないとしてその不適合信号がケース排除装置30に送出されているため、ビールケース102あるいは104は不適合品としてケース排除装置30によりコンベア外へ排除される(ステップS110、ステップS111)。
【0032】
なお、ステップS104で「YES」の判定がなされ、即ちびんの本数が所定本数以上であると判定がなされ、かつ、ステップS106で「NO」の判定がなされ、即ちビールケースの全重量が規定重量を満たさないとされた場合には、ステップS110へ移行し、ビールケース102あるいは104は不適合品としてケース排除装置30によりコンベア外へ排除される。
【0033】
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、種々の変更を行うことができる。
例えば、容器本数検出装置10及び重量検出装置20の検出対象は、ビールケース内に収容されたビール用の大中びん及び小びんの本数及びビールケースの全重量に限定されるものではなく、ビール、牛乳、日本酒、ウィスキー等の飲料、及びみりん、醤油、ソース等の調味料などを入れた瓶を含む複数の容器を収容したケース内の容器の本数及びケースの全重量を検出対象とする。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1に係るケース選別装置によれば、ケース内の容器の本数を検出する容器本数検出手段と、該容器本数検出手段の下流側に設置され、前記容器本数検出手段で前記容器の本数が検出された前記ケースの全重量を検出する重量検出手段と、該重量検出手段の下流側に設置され、前記容器本数検出手段で検出された容器の本数が所定本数に満たない場合又は前記重量検出手段で検出されたケースの全重量が所定重量に満たない場合に前記ケースを前記搬送ラインの外に排除するケース排除手段とを具備しているので、容器本数検出手段及び重量検出手段を同一の搬送ラインに設置した場合において、1つのケース排除手段で容器の本数が所定本数に満たない場合又はケースの全重量が所定重量に満たない場合にケースを排除でき、ケース内に容器が規定本数収容されていない場合にケースをライン外に排除するケース排除装置と、ケースの全重量を検査してその重量が所定重量に満たない場合にケースをライン外へ排除するケース排除装置とを別個に設置する必要はなく、ケース内の容器本数及び重量の検査効率を良好にすることができると共に、検査装置に要するコストも安価にすることができる。
【0035】
また、本発明のうち請求項2に係るケース選別装置によれば、請求項1記載の発明において、前記容器本数検出手段が、前記ケース内の容器の有無を検出する容器有無検出手段と、該容器有無検出手段からの容器有無信号に基づき前記容器の本数をカウントする本数カウント手段と、該本数カウント手段でカウントされた前記容器の本数が前記所定本数を満たすか否かを判定する本数判定手段とを備えているので、ケース内の容器の本数を確実に検出し、容器本数の判定を行うことができる。
【0036】
さらに、本発明のうち請求項3に係るケース選別装置によれば、請求項2記載の発明において、前記容器有無検出手段が、前記ケース内に収容された少数の容器の有無を検出するために、前記搬送ラインを横断する方向に沿って1列状に設置された複数の少数容器検出センサ装置と、前記ケース内に収容された多数の容器の有無を検出するために、前記少数容器検出センサに対して並列に設置された前記少数容器検出センサ装置よりも数の多い多数容器検出センサ装置とを備え、前記少数容器検出センサ装置及び前記多数容器検出センサ装置に、作業者からの容器本数選定情報に基づいて、前記少数容器検出センサ装置を作動させるか前記多数容器検出センサ装置を作動させるかの決定を行うと共に、前記少数容器検出センサ装置及び前記多数容器検出センサ装置の作動を制御するセンサ制御装置を設けたので、ケース内に収容された容器の本数が変わるときに、例えば、ビールの大びんを収容したケース内の大びんの本数(20本)を検査してからビールの小びんを収容したケース内の小びんの本数(30本)を検査するときには、作業者はセンサ制御装置に対して容器本数選定情報を変更するだけでよく、容器検出センサ装置の機械的な取り替えが不要で、容易且つ短時間で容器検出センサ装置の切り替えを行ってケース内の容器本数の検出を行うことができる。
【0037】
本発明のうち請求項4に係るケース選別装置によれば、請求項3記載の発明において、各々の前記少数容器検出センサ装置及び各々の前記多数容器検出センサ装置が、前記容器に対して測定波を送信する送信部と前記容器から反射した測定波を受信する受信部とを有する反射型センサを備えているので、ケース内に収容された容器の高さが変わるときに、容器検出センサ装置の高さを変更することなく、短時間でケース内の容器本数の検出を行うことができる。
【0038】
また、本発明のうち請求項5に係るケース選別装置によれば、請求項4記載の発明において、各々の前記少数容器検出センサ装置及び各々の前記多数容器検出センサ装置が、前記搬送ラインを横断する方向に沿って位置する前記容器1つに対して互いに測定波の周波数が異なる2つの反射型センサを備えているので、1つの反射型センサで容器の検出を行う場合よりも検出ミスを少なくすることができ、検出精度を向上させることができる。また、2つの反射型センサは互いに測定波の周波数が異なるので、互いに接近して設置しても測定波が干渉することはない。
【0039】
さらに、本発明のうち請求項6に係るケース選別装置によれば、請求項2記載の発明において、前記本数カウント手段は、前記容器有無検出手段からの容器有信号を受信した時から所定時間内に容器有無信号を繰り返し受信したときに、前記容器を1本としてカウントするので、振動で容器が揺れてもケース内の容器の本数を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケース選別装置の概略平面図である。
【図2】図1に示すケース選別装置のブロック図である。
【図3】図1に示すケース選別装置の概略側面図である。
【図4】少数容器検出センサ装置及び多数容器検出センサ装置を構成する反射型センサの側面図である。
【図5】ケース選別装置の処理フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ケース選別装置
2 搬送ライン
10 容器本数検出装置(容器本数検出手段)
12 本数判定装置(本数判定手段)
13 容器有無検出手段
14 本数カウント装置(本数カウント手段)
15a 少数容器検出センサ装置
15b 多数容器検出センサ装置
15c ブラケット
15d,15e 反射型センサ
15f 送信部
15g 受信部
16 センサ制御装置
17 フレーム
18 フレーム
19a 検出開始センサ
19b 検出終了センサ
20 重量検出装置(重量検出手段)
21 ロードセル
22 重量判定装置
30 ケース排除装置(ケース排除手段)
40 リジェクト搬送ライン
101 大中びん
101a,103a 王冠
102 ビールケース
103 小びん
104 ビールケース

Claims (6)

  1. 複数の容器を収容したケースを上流側から下流側に向けて搬送する搬送ラインに設置されたケース選別装置であって、
    前記ケース内の容器の本数を検出する容器本数検出手段と、該容器本数検出手段の下流側に設置され、前記容器本数検出手段で前記容器の本数が検出された前記ケースの全重量を検出する重量検出手段と、該重量検出手段の下流側に設置され、前記容器本数検出手段で検出された容器の本数が所定本数に満たない場合又は前記重量検出手段で検出されたケースの全重量が所定重量に満たない場合に前記ケースを前記搬送ラインの外に排除するケース排除手段とを具備したことを特徴とするケース選別装置。
  2. 前記容器本数検出手段が、前記ケース内の容器の有無を検出する容器有無検出手段と、該容器有無検出手段からの容器有無信号に基づき前記容器の本数をカウントする本数カウント手段と、該本数カウント手段でカウントされた前記容器の本数が前記所定本数を満たすか否かを判定する本数判定手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載のケース選別装置。
  3. 前記容器有無検出手段が、前記ケース内に収容された少数の容器の有無を検出するために、前記搬送ラインを横断する方向に沿って1列状に設置された複数の少数容器検出センサ装置と、前記ケース内に収容された多数の容器の有無を検出するために、前記少数容器検出センサに対して並列に設置された前記少数容器検出センサ装置よりも数の多い多数容器検出センサ装置とを備え、前記少数容器検出センサ装置及び前記多数容器検出センサ装置に、作業者からの容器本数選定情報に基づいて、前記少数容器検出センサ装置を作動させるか前記多数容器検出センサ装置を作動させるかの決定を行うと共に、前記少数容器検出センサ装置及び前記多数容器検出センサ装置の作動を制御するセンサ制御装置を設けたことを特徴とする請求項2記載のケース選別装置。
  4. 各々の前記少数容器検出センサ装置及び各々の前記多数容器検出センサ装置が、前記容器に対して測定波を送信する送信部と前記容器から反射した測定波を受信する受信部とを有する反射型センサを備えていることを特徴とする請求項3記載のケース選別装置。
  5. 各々の前記少数容器検出センサ装置及び各々の前記多数容器検出センサ装置が、前記搬送ラインを横断する方向に沿って位置する前記容器1つに対して互いに測定波の周波数が異なる2つの反射型センサを備えていることを特徴とする請求項4記載のケース選別装置。
  6. 前記本数カウント手段は、前記容器有無検出手段からの容器有信号を受信した時から所定時間内に容器有無信号を繰り返し受信したときに、前記容器を1本としてカウントすることを特徴とする請求項2記載のケース選別装置。
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