JP2004230376A - 検査・振り分け装置、検査ユニット、および振り分けユニット - Google Patents

検査・振り分け装置、検査ユニット、および振り分けユニット Download PDF

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【課題】 異常物品や未検査の物品が振り分けユニットをすり抜けて後工程に流れていく不具合が抑えられる検査・振り分け装置を提供する。
【解決手段】 検査・振り分け装置は、重量判定ユニット2と、振り分けユニット4とを備えている。重量判定ユニット2は、物品の正常/異常を検査し、検査した物品が正常であることを示す正常信号を、振り分けユニット4に送る。振り分けユニット4は、重量判定ユニット2から搬送されてくる物品を正規の搬送路から別の場所に振り分ける振り分け動作を行う。また、振り分けユニット4は、正常信号に基づいて振り分け動作の要否を決める。
【選択図】 図2

Description

本発明は、検査・振り分け装置、検査ユニット、および振り分けユニットに関する。
包装された食品などの物品を生産する生産ラインにおいては、従来から、物品の品質を検査するために種々の検査ユニットが用いられている。例えば、物品の重量を検査する重量チェッカー、物品や包装袋の中に異物が混入していないかを検査する金属検出器やX線検査機器、物品の包装状態を検査するシールチェッカーなどが、生産ラインの各所に検査ユニットとして配置されている。
また、このような検査ユニットの物品搬送下流側には、検査に合格しなかった物品を生産ラインの外に振り分ける振り分けユニットが配備されていることが多い。振り分けユニットは、アーム式、エアージェット式、フィン式、ドロップフラップ式、ドロップベルト式など種々の方式があるが、いずれも正規の物品搬送路(生産ライン)から不良品を外に振り分ける機能を有している。
例えば、特許文献1には、計量コンベアの下流側に振り分けコンベアが配置され、軽量あるいは過量の製品(物品)が振り分け機構によって振り分けられる装置が開示されている。また、特許文献2にも、同様の装置が開示されている。
特開2002−079186号公報 特開平8−10717号公報
上記の特許文献1や特許文献2に開示されている装置もそうであるが、検査ユニットの下流側に振り分けユニットが配置される従来の検査・振り分け装置では、検査ユニットにおいて物品が正常ではなく異常である(不良である)と判断されると、検査ユニットから振り分けユニットに対して物品が異常であるという信号(以下、異常信号という。)が送られ、その異常信号に基づいて振り分けユニットが物品を振り分ける処理を行う。すなわち、振り分けユニットは、検査ユニットが出す異常信号を受け、それに従って振り分け動作を行っている。これにより、検査結果が正常であった物品は振り分けユニットを通過し、検査結果が異常であった物品は振り分けユニットにより振り分けられるようになっている。また、振り分けユニットは、検査ユニットに隣接している場合であっても検査ユニットと搬送コンベアなどにより結ばれている場合であっても、通常、検査ユニットで検査を終えてから振り分けユニットに物品が搬送されてくるまでの時間を考慮した上で、異常信号を基にして異常物品の振り分け動作を行う。
しかし、検査ユニットから振り分けユニットまでの物品の搬送が、何らかの理由で遅れることがある。例えば、途中の搬送路で物品が詰まったり搬送コンベア上を物品がスリップしたりすると、検査ユニットを出た物品が振り分けユニットに搬送されてくるタイミングが遅れることがあり得る。このように振り分けユニットへの物品の搬送遅れが生じると、振り分けユニットにおける振り分け動作が物品を捉えられない現象が起こり、検査結果が異常と判定された物品が振り分けユニットを素通りしてしまうことが出てくる。
また、物品の生産ラインの設置場所には、種々の検査ユニットなどの機械だけではなく、機械の監視や手作業を行う作業者も存在する。したがって、作業者の不注意等によって、生産ラインの外にある物品が検査ユニットと振り分けユニットとを結ぶ搬送路上に載せられてしまう恐れも存在する。この場合、検査ユニットから振り分けユニットには異常信号が送られていないため、未検査で途中から生産ラインに混入してきた物品が振り分けユニットを通過してしまうという不具合が生じる。すなわち、作業者が誤って生産ライン外から物品を生産ラインに載せた場合には、その未検査の物品が正常な物品として振り分けユニットをすり抜けて後工程に流れていく可能性がある。
本発明の課題は、異常物品や未検査の物品が振り分けユニットをすり抜けて後工程に流れていく不具合が抑えられる検査・振り分け装置、検査ユニット、および振り分けユニットを提供することにある。
本願発明者は、まず、異常物品が搬送遅れによって振り分けユニットをすり抜けてしまう不具合を解消させる目的で、振り分けユニットの入口に物品の存在を検知する検知センサを設け、検査ユニットから異常信号を受けた場合には、物品が搬送されてくる予想時刻に振り分け動作を行うのではなく、検知センサで物品を検知して確実に物品が振り分けユニットに来たことを確認してから振り分け動作を行うという装置を考案している。
このような装置ならば、検査ユニットで異常と判断されてから振り分けユニットに到着するまでの間で搬送遅れが生じ、通常のタイミングよりも遅れて振り分けユニットに異常物品が入ってきた場合であっても、振り分け動作が確実に物品を捉えることができるようになる。
また、この装置では、正常物品については、異常信号が出されないため、通常のタイミングよりも遅れて振り分けユニットに正常物品が入ってきた場合であっても、間違って振り分けユニットで振り分けられてしまう恐れがない。
しかしながら、このように振り分けユニットの入口に検知センサを設けたとしても、作業者の不注意で生産ラインの外にある物品が検査ユニットと振り分けユニットとを結ぶ搬送路上に載せられた場合には、それに関する異常信号は当然のことながら出されていないため、そのような未検査の混入物品が正常物品として振り分けユニットを素通りしてしまうことがあり得る。
そこで、本願発明者は、特許請求の範囲に示すような検査・振り分け装置、検査ユニット、および振り分けユニットを考案した。
請求項1に係る検査・振り分け装置は、検査ユニットと、振り分けユニットとを備えている。検査ユニットは、物品の正常/異常を検査する。また、検査ユニットは、検査した物品が正常であることを示す正常信号を、振り分けユニットに送る。振り分けユニットは、振り分け動作を行う。この振り分け動作は、検査ユニットから搬送されてくる物品を正規の搬送路から別の場所に振り分ける動作である。また、振り分けユニットは、正常信号に基づいて振り分け動作の要否を決める。
ここでは、従来のように検査ユニットから異常信号を出させるのではなく、検査ユニットから振り分けユニットへと正常信号を出させている。そして、振り分けユニットは、その正常信号に基づいて振り分け動作をするか否かを決めている。したがって、従来においては物品が異常であるか否かによって振り分け動作を行っていたのに対し、請求項1の装置では物品が正常であるか否かによって振り分け動作を行うことができるようになる。すなわち、請求項1の装置では、正常物品以外の物品は、異常物品であろうが未検査の混入物品であろうが、全て振り分けユニットで振り分けられるようになる。これにより、異常物品や未検査の物品が振り分けユニットをすり抜けて後工程に流れていく不具合が抑えられる。
なお、正常物品が振り分けユニットに着くタイミングでのみ振り分けユニットが正常信号を持つように設定した場合には、正常物品であっても搬送遅れが生じた物品は振り分けユニットで振り分けられるようになる。この場合には、正常物品であり且つ搬送遅れなく振り分けユニットに着いた物品だけが振り分けユニットを通過することができるということになる。
請求項2に係る検査・振り分け装置は、請求項1に記載の検査・振り分け装置であって、振り分けユニットは、正常信号に対応する物品に対して振り分け動作を行わず、それ以外の物品に対して振り分け動作を行う。
ここでは、正常信号に対応する物品は振り分けユニットを通り抜けることができるが、それ以外の物品は、異常物品であろうが未検査の混入物品であろうが、振り分け動作が行われ振り分けユニットを通り抜けられない。すなわち、発想の転換を図り、従来のように異常物品と判定されたものを振り分けるという考え方ではなく、確実に正常物品と判定されているもの以外は全て振り分けるという新しい考え方を採用しているため、異常物品や未検査の物品が振り分けユニットをすり抜けて後工程に流れていく不具合がより確実に抑えられることになる。
請求項3に係る検査・振り分け装置は、請求項1又は2に記載の検査・振り分け装置であって、振り分けユニットは、第1検知センサを有している。この第1検知センサは、検査ユニットから搬送されてくる物品の存在を検知するセンサである。そして、振り分けユニットは、正常信号が送られてきておらず且つ第1検知センサにより物品が検知されたときに振り分け動作を行い、それ以外のときには振り分け動作を行わない。
ここでは、振り分け動作を行う条件として、正常信号が送られてきていないという第1条件と、第1検知センサにより物品が検知されたという第2条件とを設け、両方の条件が満たされたときにだけ振り分け動作を行うようにしている。これにより、無駄な振り分け動作が少なくなり、振り分けユニットの物理的な寿命を延ばすことができるようになる。すなわち、正常信号が送られてきていないからといって常に振り分けユニットにおいて振り分け動作を行っていると無駄な駆動などによって振り分けユニットの物理的な寿命が縮む恐れがあるが、ここでは正常信号が送られてきていないという第1条件が満たされ且つ何らかの物品を検知したという第2条件が満たされた場合にのみ振り分け動作を行うことにしているため、物品もきていないのに振り分けユニットが不要な振り分け動作を行う不具合がなくなる。
請求項4に係る検査・振り分け装置は、請求項1から3のいずれかに記載の検査・振り分け装置であって、以下の(1)〜(3)のいずれかの特徴を有する。
(1)検査ユニットは、検査した物品が正常であることを示す正常信号を、その物品が振り分けユニットに到着する予定時刻まで送り続ける。
(2)振り分けユニットは、検査ユニットからの正常信号を、正常信号に対応する物品が到着する予定時刻まで保持し続ける。
(3)検査ユニットは、検査した物品が正常であることを示す正常信号を、その物品が振り分けユニットに到着するタイミングで振り分けユニットに送る。
ここでは、(1)〜(3)のいずれかの構成を有することによって、検査ユニットから搬送されてくる物品が振り分けユニットに到着するであろう時間帯において、到着する物品が正常である場合には、振り分けユニットが確実に正常信号を保持している状態となる。したがって、正常である物品が振り分けられてしまう不具合が抑えられるようになる。
また、正常信号に対応する物品が到着する予定時刻を過ぎた場合に振り分けユニットが正常信号を解除するように設定してやれば、搬送遅れが生じた物品や搬送路に外部から混入した物品などについては、正常であることが保証されていない物品として振り分け動作が行われ、振り分けユニットを通過しないようになる。
なお、上記の正常信号に対応する物品が到着する予定時刻や物品が振り分けユニットに到着するタイミングについては、ある程度の幅を持った時刻やタイミングであってもよい。このように時刻やタイミングに少し幅を持たせることによって、多少の搬送遅れなどは許容できるようになる。
請求項5に係る検査・振り分け装置は、請求項1から4のいずれかに記載の検査・振り分け装置であって、搬送ユニットをさらに備えている。この搬送ユニットは、検査ユニットと振り分けユニットとの間に配置され、検査ユニットから振り分けユニットへと物品を搬送する。
ここでは、検査ユニットと振り分けユニットとの間に搬送ユニットが存在するため、物品が検査ユニットから振り分けユニットへと搬送される途中で搬送遅れが生じる確率が高く、また作業者が未検査の物品を搬送ユニットへと混入させてしまう恐れも高くなる。しかし、本発明では、予定通り搬送されてきた正常物品以外の物品を全て振り分けユニットで振り分けるようにすることができるため、正常物品以外のものが振り分けユニットをすり抜ける不具合が少なくなる。
請求項6に係る検査・振り分けユニットは、請求項1から5のいずれかに記載の検査・振り分け装置であって、振り分けユニットにおいて振り分けられた物品を、振り分けユニットの下流側で検知する第2検知センサをさらに備えている。
ここでは、振り分けユニットにおいて振り分けられた物品が正常に振り分けられているか否かの検査を行うために、振り分けユニットの下流側に第2検知センサを備えている。このため、振り分けられた物品について、例えば、通過タイミングや正常な物品であるか否か等の検査を行うことで、振り分けが正常に行われているかチェックすることができる。
なお、この第2検知センサは、振り分けユニットの下流側において、正常品振り分け側の位置、あるいは異常な物品の振り分け側の位置のいずれか一方に設けられていてもよいし、両方に設けられていてもよい。
請求項7に係る検査・振り分けユニットは、請求項6に記載の検査・振り分け装置であって、第2検知センサは、物品の通過タイミングを検知する。
ここでは、第2検知センサが、例えば、振り分けユニットの上流側に配置された第1検知センサにおける検知タイミングとコンベアによる物品の搬送速度とに基づいて、第2検知センサにおいて検知されるべき物品の通過タイミングを検知する。
ここで、第2検知センサにおいて物品を検知したタイミングが、所定のタイミングと一致する場合には、振り分けユニットにおいて正常な振り分けが行われたことを認識できる。一方、第2検知センサにおいて物品を検知したタイミングが、所定のタイミングからずれている場合には、振り分けユニットにおいて正常な振り分けが行われなかったものと認識できる。これにより、振り分け異常が発生した場合には、早急に装置の動作を停止させる等の措置を採ることが可能になる。
請求項8に係る検査・振り分けユニットは、請求項6または7に記載の検査・振り分け装置であって、第2検知センサによる検知結果に基づいて、振り分けユニットにおいて正常な振り分けが行われているか否かを判定する判定部をさらに備えている。
ここでは、第2検知センサにおける検知結果に基づいて、判定部が、振り分けユニットにおいて正常な振り分けが行われているか否かについての判定を行う。これにより、判定部における判定結果に基づいて、装置の動作停止、警報の発令等の措置を採ることが可能になる。
請求項9に係る検査・振り分け装置は、請求項8に記載の検査・振り分け装置であって、判定部による判定結果を表示する表示装置をさらに備えている。
ここでは、判定部による振り分け異常の判定結果を表示部が表示することで、作業者に振り分け異常があったことを視覚的に認識させることができる。
請求項10に係る検査ユニットは、物品を正規の搬送路から別の場所に振り分ける振り分け動作を行う振り分けユニットの物品搬送上流側に配置されるユニットであって、第1検査部と、正常信号送信部とを備えている。第1検査部は、物品の正常/異常を検査する。正常信号送信部は、検査した物品が正常であることを示す正常信号を、振り分けユニットに送る。
ここでは、検査ユニットが、振り分けユニットに対して、異常信号を送るのではなく正常信号を送っている。したがって、振り分けユニットは、その正常信号に基づいて振り分け動作をするか否かを決めることになる。すなわち、本請求項の検査ユニットと対になる振り分けユニットは、従来においては物品が異常であるか否かによって振り分け動作を行っていたのに対し、ここでは物品が正常であるか否かによって振り分け動作を行うことになる。このため、正常物品以外の物品は、異常物品であろうが未検査の混入物品であろうが、全て振り分けユニットで振り分けられるようになる。これにより、異常物品や未検査の物品が振り分けユニットをすり抜けて後工程に流れていく不具合が抑えられる。
請求項11に係る検査ユニットは、物品を正規の搬送路から別の場所に振り分ける振り分け動作を行う振り分けユニットの近傍に配置される検査ユニットである。また、本検査ユニットは、振り分けユニットの上流側に配置されており、物品の正常/異常を検査する第1検査部と、検査した物品が正常であることを示す正常信号を振り分けユニットに送る正常信号送信部とを備えている。
ここでは、検査ユニットが、振り分けユニットに対して、異常信号を送るのではなく正常信号を送っている。したがって、振り分けユニットは、その正常信号に基づいて振り分け動作をするか否かを決めることになる。すなわち、本請求項の検査ユニットと対になる振り分けユニットは、従来においては物品が異常であるか否かによって振り分け動作を行っていたのに対し、ここでは物品が正常であるか否かによって振り分け動作を行うことになる。このため、正常物品以外の物品は、異常物品であろうが未検査の混入物品であろうが、全て振り分けユニットで振り分けられるようになる。これにより、異常物品や未検査の物品が振り分けユニットをすり抜けて後工程に流れていく不具合が抑えられる。
請求項12に係る検査ユニットは、請求項11に記載の検査ユニットであって、振り分けユニットの下流側に配置されており、物品の通過タイミングを検査する第2検査部をさらに備えている。
ここでは、振り分けユニットにおいて振り分けられた物品が正常に振り分けられているか否かの検査を行うために、振り分けユニットの下流側に第2検査部を備えている。このため、振り分けられた後の物品について、例えば、通過タイミングや正常品であるか否か等の検査を行うことで、振り分けが正常に行われているかチェックすることができる。
なお、この第2検査部は、振り分けユニットの下流側において、正常品振り分け側の位置、あるいは異常な物品の振り分け側の位置のいずれか一方に設けられていてもよいし、両方に設けられていてもよい。
請求項13に係る検査ユニットは、請求項12に記載の検査ユニットであって、第2検査部による検査結果に基づいて、振り分けユニットにおいて正常な振り分けが行われているか否かを判定する判定部をさらに備えている。
ここでは、第2検査部における検査結果に基づいて、判定部が、振り分けユニットにおいて正常な振り分けが行われているか否かについての判定を行う。これにより、判定部における判定結果に基づいて、装置の動作停止、警報の発令等の措置を採ることが可能になる。
請求項14に係る検査ユニットは、請求項13に係る検査ユニットであって、判定部による判定結果を表示する表示装置をさらに備えている。
ここでは、判定部による振り分け異常の判定結果を表示部が表示することで、作業者に振り分け異常があったことを視覚的に認識させることができる。
請求項15に係る振り分けユニットは、物品の正常/異常を検査する検査ユニットに対して物品搬送下流側に配置されるユニットであって、振り分け部と、制御部とを備えている。振り分け部は、検査ユニットから搬送されてくる物品を正規の搬送路から別の場所に振り分ける振り分け動作を行う。制御部は、検査ユニットにおける物品が正常であるという検査結果に基づき、振り分け部における振り分け動作の要否を決める。
ここでは、従来のように検査ユニットにおける物品が異常であるという検査結果に基づくのではなく、物品が正常であるという検査ユニットの検査結果に基づいて、振り分け動作の要否が決められる。したがって、従来においては物品が異常であるか否かによって振り分け動作を行っていたのに対し、本請求項の振り分けユニットでは物品が正常であるか否かによって振り分け動作を行うことができるようになる。すなわち、ここでは、正常物品以外の物品は、異常物品であろうが未検査の混入物品であろうが、全て振り分け部において振り分けられるようにすることができる。これにより、異常物品や未検査の物品が振り分けユニットをすり抜けて後工程に流れていく不具合が抑えられる。
請求項16に係る振り分けユニットは、請求項15に記載の振り分けユニットであって、検査ユニットから搬送されてくる物品の存在を検知する物品検知部をさらに備えている。そして、制御部は、物品検知部が物品の存在を検知しており且つその物品に対して検査ユニットが正常であるという検査結果を出しているときに振り分け動作を行い、それ以外のときには振り分け動作を行わない。
ここでは、振り分け動作を行う条件として2つの条件を設け、両方の条件が満たされたときにだけ振り分け動作を行うようにしている。これにより、無駄な振り分け動作を少なくし、振り分け部の物理的な寿命を延ばすことができる。すなわち、検査ユニットが正常であるという検査結果を出していいないからといって常に振り分け部において振り分け動作を行っていると無駄な駆動などによって振り分け部の物理的な寿命が縮む恐れがあるが、ここでは物品検知部が物品の存在を検知しているという第2の条件が満たされた場合にのみ振り分け動作を行うことにしているため、物品もきていないのに振り分け部が不要な振り分け動作を行うという不具合がなくなる。
請求項17に係る振り分けユニットは、請求項15に記載の振り分けユニットであって、検査ユニットから搬送されてくる物品の存在を検知する物品検知部をさらに備えている。そして、制御部は、物品検知部が物品の存在を検知しており且つその物品に対して検査ユニットが正常であるという検査結果を出しているときに振り分け動作を行わず、それ以外のときに振り分け動作を行う。
ここでは、振り分け動作を行う条件として2つの条件を設け、両方の条件が満たされたときにだけ振り分け動作を行うようにしている。これにより、無駄な振り分け動作を少なくし、振り分け部の物理的な寿命を延ばすことができる。すなわち、検査ユニットが正常であるという検査結果を出していいないからといって常に振り分け部において振り分け動作を行っていると無駄な駆動などによって振り分け部の物理的な寿命が縮む恐れがあるが、ここでは物品検知部が物品の存在を検知しているという第2の条件が満たされた場合にのみ振り分け動作を行うことにしているため、物品もきていないのに振り分け部が不要な振り分け動作を行うという不具合がなくなる。
本発明では、検査ユニットから振り分けユニットへと正常信号を出させ、振り分けユニットでは、その正常信号に基づいて振り分け動作をするか否かを決めている。したがって、正常物品以外の物品は全て振り分けユニットで振り分けられるようになり、異常物品や未検査の物品が振り分けユニットをすり抜けて後工程に流れていく不具合が抑えられる。
<検査・振り分け装置の構成概略>
本発明の一実施形態に係る検査・振り分け装置を、図1に示す。この検査・振り分け装置1は、食品などの物品Bを生産する生産ラインに設置されるものであり、主として、重量判定ユニット2と、搬送ユニット3と、振り分けユニット4とを備えている。各ユニット2,3,4は、コンベア2a,3a,4aを有している。検査・振り分け装置1は、前工程から搬入コンベア8aにより搬送されてくる物品Bに対して、重量検査を施し、正常なもの以外を搬送路から振り分ける。検査・振り分け装置1を通過できた物品Bは、搬出コンベア9aによって後工程へと搬送されていく。これらのコンベア8a,2a,3a,4a,9aは、連続的に配置されており、それらの上が物品Bの正規の搬送路となる。ここでは、図1に示すように、コンベア8a,2a,3a,4a,9aが1列に並んでいる。
<検査・振り分け装置の動作概略>
搬入コンベア8aに載って物品Bが検査・振り分け装置1に運ばれてくると、まず物品Bの重量がコンベア2a上において測定される。そして、物品Bの重量が許容されている所定範囲内にあるか否かによって、物品Bの正常/異常が判定される。この判定が正常であれば、搬送ユニット3のコンベア3aを介して振り分けユニット4のコンベア4aへと載り移った物品Bは、そのまま搬出コンベア9aへと流されることになる(図1(b)の白抜き矢印A2参照)。一方、重量判定ユニット2における判定が異常である場合には、搬送ユニット3のコンベア3aから振り分けユニット4のコンベア4aへと載り移った物品Bは、振り分けユニット4の振り分け動作によって、正規の搬送路であるコンベア4aの上から側方へと振り分けられることになる(図1(a)の白抜き矢印A1参照)。詳しい動作(制御)については、後述する。
<重量判定ユニットの構成>
重量判定ユニット2は、主として、コンベア2aと、そのコンベア2aを支えるとともにコンベア2a上の物品Bの重量を測定する計量秤2bと、判定制御装置21とから構成されている。コンベア2aは、搬入コンベア8aの下流に配置されており、駆動モータにより作動する。計量秤2bは、ロードセルを備えており、コンベア2aおよびコンベア2a上の物品Bの重量を計測する。
また、重量判定ユニット2には、搬入コンベア8aからコンベア2aに物品Bが載り移ったことを検知するための第1光電管(第1検査部)6が設けられている。この第1光電管6は、投光器及び受光器から成る光電センサである。第1光電管6が物品Bを検知すると、計量秤2bにより物品Bの重量が計測され、計測データが判定制御装置21に送られる。判定制御装置21については、後に詳述する。
<搬送ユニットの構成>
搬送ユニット3は、コンベア3aと、そのコンベア3aを作動させるための駆動モータを制御する搬送制御装置31とから構成されている。コンベア3aは、重量判定ユニット2のコンベア2aの下流側に配置されている。
<振り分けユニットの構成>
振り分けユニット4は、主として、コンベア4aと、振り分けアーム4bと、振り分け制御装置41とから構成されている。コンベア4aは、搬送ユニット3のコンベア3aの下流側に配置されており、駆動モータにより作動する。振り分けアーム4bは、図1に示すように、往復回動運動によってコンベア4a上を流れる物品Bを必要に応じてコンベア4aの側方へと振り分ける。この振り分けアーム4bは、振り分け制御装置41からの指令によって作動し、コンベア4a上の物品Bを振り分ける。
なお、ここでは振り分けアーム4bを使ったアーム式の振り分け機構が採用されているが、エアージェット式、フィン式、ドロップフラップ式、ドロップベルト式など、他の振り分け機構を代わりに採用することもできる。
また、振り分けユニット4には、コンベア3aからコンベア4aに物品Bが載り移ったことを検知するための第2光電管(第1検知センサ)7が設けられている。この第2光電管7も、第1光電管6と同じく、投光器及び受光器から成る光電センサである。
さらに、本実施形態の検査・振り分け装置1では、振り分けユニット4における振り分け後のチェック機構として、振り分けユニット4が、振り分けられた物品について正常な振り分けが行われているか否かを検出するためのチェック機構を備えている。
このチェック機構の具体的な構成としては、図1(a)および図1(b)に示すように、第3光電管(第2検知センサ、第2検査部)16と第4光電管(第2検知センサ、第2検査部)17とがある。
第3光電管16は、図1(a)に示すように、振り分けアーム4bによって振り分けられた異常な物品Bが搬送される搬送路側に配置されており、第3光電管16による検出地点を通過する異常な物品Bを検知する。
第4光電管17は、図1(b)に示すように、正常な物品Bが搬送される正規の搬送路側に配置されており、第3光電管16による検出地点を通過する正常な物品Bを検知する。この第3光電管16および第4光電管17により、それぞれの検知地点を通過する正常あるいは異常があった物品Bを検知し、その検知結果を後述する判定制御装置21に送信することで、振り分けユニット4において正常な振り分けが行われているか否かのチェックを行うことができる。
この第3光電管16および第4光電管17における検知結果は、図2に示すように、振り分け制御装置41を介して後述する判定制御装置21に送信され、振り分けユニット4において正常な振り分けが行われているか否かの判定が行われる。
具体的には、判定制御装置21は、第2光電管7における物品Bを検知した時間から、コンベア4aによる物品の搬送速度を考慮して、第3光電管16あるいは第4光電管17において振り分け後の物品Bが検知されるべき時間と、実際に第3光電管16あるいは第4光電管17において振り分け後の物品Bが検知された時間とを比較する。ここで、上記物品Bが検知されるべき時間と、実際に物品Bが検知された時間とが所望の時間差の範囲内である場合には、振り分けユニット4において正常な振り分けが行われたと判定する。一方、上記物品Bが検知されるべき時間と実際に物品Bが検知された時間とが所望の時間差の範囲を超えるものである場合には、振り分けユニット4において正常な振り分けが行われていないと判定する。
本実施形態の検査・振り分け装置1では、上記判定制御装置21における正常な振り分けが行われているか否かの判定結果を、図2に示す表示部51が表示するとともに、警告音を発生させる。これにより、振り分けユニット4において、正常な振り分けが行われているか否かを作業者に視覚的に認識させることができるとともに、警告音によって異常発生を作業者にすぐに知らせることができる。
<各ユニットの制御装置の構成および動作>
上記各ユニット2,3,4の判定制御装置21,搬送制御装置31,振り分け制御装置41は、検査・振り分け装置1が設置される生産ラインの監視盤に接続されており、物品Bの搬送や各ユニットの作動をコントロールする。以下に、判定制御装置21および振り分け制御装置41について詳述する。
判定制御装置21および振り分け制御装置41は、それぞれ、CPU、ROM、RAM、ディスプレイ表示制御回路等を備えており、各構成要素がアドレスバス,データバス等のバスラインを介して相互に接続されている。
判定制御装置21は、物品Bの重量値が許容される所定範囲内に収まっているか否か(正常か異常か)を検査・判定するプログラムを有しており、物品Bが正常である場合には正常信号送信部21aから振り分け制御装置41へと正常信号を送信する。具体的には、図3に示す制御フローに従って、物品Bの正常/異常の判定等を行う。図3に示すように、判定制御装置21は、物品Bが重量判定ユニット2に入ってきたことを第1光電管6により確認すると、すなわち図1に示すポイントP1を物品Bが通過したことを確認すると、ステップS1からステップS2に移り、物品重量の計測を行う。そして、この計量(重量計測)が終わると、その計量値(物品Bの重量値)が許容の所定範囲内に収まっているか否かを判定する(ステップS3)。この判定が完了するときの物品Bの位置は、図1に示すポイントP2である。ここで、計量値が所定範囲内に収まっており物品Bが正常と判断される場合には、ステップS4に移行する。ステップS4では、正常と判定した物品Bがコンベア2a,3aによって振り分けユニット4に到着するタイミングで、一定時間(前記タイミングの前後の時間帯を含む一定時間)だけ正常信号を振り分け制御装置41に送信する。一方、計量値が所定範囲から外れていて物品Bが異常と判断される場合には、振り分け制御装置41に対して何も送信しない。
振り分け制御装置41は、正常信号送信部21aから送られてくる正常信号と、第2光電管7からの物品検知信号に基づいて、振り分けアーム4bを動かして物品Bを振り分ける振り分け動作を行うか否か、言い換えれば、定常状態では図1(a)に示す位置にある振り分けアーム4bを、図1(b)に示す位置に移動させるか否か、を決定する。具体的には、図4に示す制御フローに従って、振り分け動作の要否を決める。図4に示すように、振り分け制御装置41は、物品Bが搬送ユニット3から振り分けユニット4に入ってきたことを第2光電管7により確認すると、すなわち図1に示すポイントP3を物品Bが通過したことを確認すると、ステップS11からステップS12に移る。ステップS12では、正常信号送信部21aから正常信号が送られてきているか否かを判断し、正常信号が送られてきていれば、図1(b)に示す位置に振り分けアーム4bを動かして物品Bをコンベア4aから搬出コンベア9aへと送る。すなわち、振り分けユニット4に入ってきた物品Bがあるときに、正常信号送信部21aから正常信号が送られてきていれば、振り分け動作を行わないように、振り分けアーム4bを図1(b)に示す位置に移動させ、その物品Bが正常なものであるとして搬出コンベア9aへと送り出す。一方、振り分けユニット4に入ってきた物品Bがあるときに、正常信号送信部21aから正常信号が送られてきていなければ、振り分けアーム4bを移動させず図1(a)に示す位置のまま、ステップS12からステップS13へと移行して物品Bを振り分ける。振り分け動作により物品Bが振り分けアーム4bに捉えられる位置は、図1に示すポイントP4である。
つまり、本実施形態の振り分け制御装置41では、第2光電管7から検知信号を受信し、かつ正常信号送信部21aから正常信号を受信した場合にのみ、図1(b)に示す位置に振り分けアーム4bを移動させて振り分けを行わずに下流側の搬出コンベア9aに物品Bを搬送する。一方、第2光電管7から検知信号を受信しない場合、あるいは正常信号送信部21aから正常信号を受信しない場合には、振り分けアーム4bが図1(a)に示す定常位置のままで物品Bをコンベア4aの側方へ振り分ける。
<検査・振り分け装置の特徴>
(1)
検査・振り分け装置1では、従来のように重量判定ユニットから異常信号を出させるのではなく、重量判定ユニット2の判定制御装置21から振り分けユニット4の振り分け制御装置41へと正常信号を出させている。そして、振り分けユニット4の振り分け制御装置41は、その正常信号に基づいて振り分け動作をするか否かを決めている。したがって、従来においては物品が異常であるか否かによって振り分け動作を行っていたのに対し、検査・振り分け装置1では物品Bが正常であるか否かによって振り分け動作を行うことができるようになっている。
言い換えれば、検査・振り分け装置1では、正常物品以外の物品Bは、異常物品であろうが未検査の混入物品であろうが、全て振り分けユニット4で振り分けられるようになる。これにより、異常な物品Bや未検査の物品Bが振り分けユニット4をすり抜けて後工程に流れていく不具合が抑えられる。
なお、正常と判定した物品Bがコンベア2a,3aによって振り分けユニット4に到着するタイミングで振り分け制御装置41に正常信号が送られるため、正常な物品Bであってもコンベア2aやコンベア3aにおいてスリップ等により搬送遅れが生じた物品Bは、振り分けユニット4で振り分けられることになる。すなわち、正常な物品Bであり且つ搬送遅れなく振り分けユニット4に辿り着いた物品Bだけが、振り分けユニット4を通過することができる。
このように、適当なタイミングで搬送されてきた正常な物品以外の物品Bは全て振り分けユニット4で振り分けられるようになっているため、物品Bが搬送ユニット3などでスリップして搬送遅れとなったり、生産ラインの作業者が搬送ユニット3のコンベア3a上に未検査の物品Bを混入させてしまったりしたときに、正常でないとされたこれらの物品Bは、正規の搬送路から振り分けられることになる。
(2)
検査・振り分け装置1では、振り分けユニット4において振り分け動作に関して、正常信号が送られてきていないという第1条件と、第2光電管7により物品Bが検知されたという第2条件とを設け、両方の条件が満たされたときにだけ、図1(b)に示す位置に振り分けアーム4bを移動させ、その物品Bを正常品として下流側の搬送コンベア9aに搬送する。(図4のステップS11,ステップS12参照)。これにより、無駄な振り分け動作が少なくなり、振り分けユニット4の振り分けアーム4bを動かす駆動装置の物理的な寿命を延ばすことができている。すなわち、正常信号が送られてきていないからといって常に振り分けユニット4において振り分け動作を行っていると振り分けユニット4の寿命が縮む恐れがあるが、ここでは正常信号が送られてきていないという第1条件が満たされ且つ何らかの物品Bを検知したという第2条件が満たされた場合にのみ、振り分けアーム4bを移動させることにしているため、正常品である物品Bが搬送されてきていないのに振り分けユニット4が振り分けアーム4bを移動させるという無駄な動きをなくすことができる。
(3)
検査・振り分け装置1では、重量判定ユニット2から搬送されてくる物品Bが振り分けユニット4に到着するであろうタイミング(時間帯)において、到着する物品Bが正常である場合には、振り分けユニット4の振り分け制御装置41が確実に正常信号を保持している状態となる。したがって、正常である物品Bが振り分けられてしまうことはない。
一方、正常信号に対応する物品Bが到着するタイミング(時間帯)を過ぎると、あるいはそのタイミング(時間帯)の前であると、判定制御装置21から振り分け制御装置41への正常信号の送信がない。このため、搬送遅れが生じた物品Bや搬送路(搬送ユニット3のコンベア3a上など)に外部から混入した物品Bについては、正常であることが保証されていない物品Bとして振り分けユニット4で振り分け動作が行われ、振り分けユニット4を通過しないようになっている。
(4)
本実施形態の検査・振り分け装置1では、振り分けユニット4における振り分け後の物品Bについて、正常な振り分けが行われているか否かをチェックするチェック機構として、第3光電管16と第4光電管17とを備えている。
これにより、振り分けユニット4における正常な物品と異常な物品との振り分けが正常に行われているか否かのチェックを行うことで、振り分け異常があった場合には、検査・振り分け装置1の動作を停止させる、警報を発令する等の措置を採ることができる。よって、振り分けに異常がある状態のままで運転が続いて大きな不具合が発生することを防止できる。
(5)
本実施形態の検査・振り分け装置1では、第3光電管16および第4光電管17が、振り分け後の物品Bを検知したタイミングと、第1光電管6あるいは第2光電管7において物品Bを検知したタイミングからコンベア4aの搬送速度を考慮して導出される所望のタイミングとが、所定の時間差の範囲内である場合には、振り分けユニット4において正常な振り分けが行われていることを認識している。一方、上記所望の時間差の範囲を超えたタイミングで物品Bを検知した場合には、振り分けユニット4において正常な振り分けが行われていないことを認識する。
これにより、第3光電管16、第4光電管17における物品Bの検知タイミングに基づいて、振り分け異常であるか否かを判定することができる。よって、振り分け異常が発生した場合には、すぐに検査・振り分け装置1の運転を停止させる、警報の発令等の措置を採ることができるため、振り分け異常が蓄積して大きな問題が発生することを防止できる。
(6)
本実施形態の検査・振り分け装置1では、上述した第3光電管16および第4光電管17における検知結果に基づいて振り分け異常の発生の有無を判定する判定制御装置21を備えている。
これにより、判定制御装置21における判定結果に基づいて、検査・振り分け装置1の動作停止、警報の発令等の措置を採ることが可能になる。
(7)
本実施形態の検査・振り分け装置1では、上記判定制御装置21における判定結果を表示する表示部51を備えている。
これにより、作業者に対して、振り分け異常による警告、動作停止等の情報を視覚的に認識させることができる。
[他の実施形態]
(A)
上記実施形態では、物品Bの重量が正常であるか異常であるかを判定する重量判定ユニット2およびその物品搬送下流側に配置される振り分けユニット4を例にとって本発明の実施形態を説明したが、振り分けユニット4の上流側に配置される物品を検査するユニットは重量判定ユニット2に限られない。重量判定ユニット2ではなく、食品のような物品に金属が混入しているか否か(異常か正常か)を判定する金属検出器、物品への異物混入を検査するX線検査機器、袋詰めされている物品の密閉度合いを検査するシールチェッカーなどが振り分けユニット4の上流側に配置される場合にも、同様に本発明を適用することができる。
(B)
上記実施形態では、判定制御装置21が、検査した物品Bが正常であることを示す正常信号を、その物品Bが振り分けユニット4に到着するタイミングで振り分け制御装置41に送っている。これにより、外部から正規の搬送路に未検査の物品Bが混入した場合にも、それをタイミングが合わないということで振り分けユニット4において振り分けることができている。
ただ、外部から正規の搬送路であるコンベア3a上に混入する未検査の物品Bを振り分けユニット4において振り分けさせる構成は上記の構成に限られるものではなく、例えば正常な物品Bが振り分けユニットに到着する予定時刻まで判定制御装置21が正常信号を振り分け制御装置41に送り続けるように構成してもよいし、物品Bを正常と判断した判定制御装置21が直ちに正常信号を振り分け制御装置41に送り、振り分け制御装置41で正常な物品Bが到着する予定時刻まで正常信号を保持し続けるように構成してもよい。
(C)
上記実施形態では、図2に示すように各ユニット2,3,4がそれぞれ制御装置21,31,41を備える構成を採っているが、図5に示すように各ユニット2,3,4に共通の制御装置(判定・振り分け制御部11)を配備する構成を採ることもできる。この場合にも、計量秤2bからの計量値に基づいて物品Bの正常/異常を判定する判定制御プログラム11aから、振り分けアーム4bの作動を制御する振り分け制御プログラム11bへと、物品Bが正常であることを示す正常信号が送られる。振り分け制御プログラム11bは、この正常信号と、第2光電管7の検知信号に基づいて、振り分け動作の要否を判断する。
(D)
上記実施形態では、重量判定ユニット2の判定制御装置21から振り分けユニット4の振り分け制御装置41へと正常信号を送ることを特徴とした検査・振り分け装置1について説明している。
ただ、このような装置1では、正常な物品Bであっても搬送遅れがあると振り分けユニット4を通過できないというデメリットが存在する。すなわち、搬送遅れがある場合には強制的に振り分け動作を行うという上記の検査・振り分け装置1は、外部から正規の搬送路(コンベア3aなど)に混入した物品Bを振り分けることができるというメリットを有する代わりに、搬送遅れの正常な物品Bまで振り分けてしまうというデメリットがある。
そこで、外部から正規の搬送路に未検査物品が混入する恐れが小さく、それよりも正常物品については搬送遅れのものでも振り分けずに後工程へと流したいという要請が強い生産ラインにおいては、以下に示すような装置を採用することが望ましい。
図6に示す装置では、重量判定ユニット2の判定制御装置22内の異常信号送信部22aが、物品が異常であることを示す異常信号を、異常判定後に直ちに、振り分けユニット4の振り分け制御装置42へと送る。そして、振り分け制御装置42では、従来と同じように、異常信号に基づいて振り分け動作の要否を決定する。但し、従来と違い、振り分け制御装置42では、図7に示す制御フローによって振り分け動作の要否を決める。図7に示すように、振り分け制御装置42は、物品が搬送ユニット3から振り分けユニット4に入ってきたことを第2光電管7により確認すると、ステップS21からステップS22に移る。ステップS22では、前回の振り分け動作後に異常信号を判定制御装置22から受けたか否かを判断し、異常信号を受けていなければ振り分け動作を行わず、異常信号を受けていればステップS23に移行して振り分け動作を行う。このような判定制御装置22および振り分け制御装置42の制御により、重量判定ユニット2で異常と判断されてから振り分けユニット4に到着するまでの間で搬送遅れが生じ、通常のタイミングよりも遅れて振り分けユニット4に物品が入ってきた場合にも、その物品が異常物品であれば振り分け動作が確実に物品を捉えることができ、その物品が正常物品であれば振り分け動作が為されない。言い換えれば、正常物品については判定制御装置22から異常信号が出されないため、通常のタイミングよりも遅れて振り分けユニット4に正常物品が入ってきた場合であっても、間違って振り分けユニット4で振り分けられてしまう恐れがない。
(E)
上記実施形態では、正常な物品と異常な物品とを振り分ける際に、正常な物品Bを振り分けずにそのまま正規の搬送路上で搬送する一方、異常な物品Bを振り分けユニット4の振り分け動作によって振り分けて正規の搬送路上から側方へ搬送する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、その反対に、正常な物品Bを振り分けユニット4の振り分け動作によって振り分ける一方、異常な物品Bを振り分けずにそのまま搬送してもよい。
この場合でも、当然に上記実施形態の検査・振り分け装置1と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、振り分けアーム4bが、定常状態において図1(a)に示す位置で異常な物品を振り分け、正常な物品が搬送されてきた場合に図1(b)に示す位置に移動する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、振り分けアーム4bの定常状態における位置が図1(b)に示す位置であって、異常な物品が搬送されてきた場合に図1(a)に示す位置に移動してもよい。
(F)
上記実施形態では、振り分け後のチェック機構として、振り分けアーム4bの下流側における、正常な物品が搬送される側、異常な物品が搬送される側に、それぞれ第3光電管16、第4光電管17を備えている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、正常な物品が搬送される搬送路側のみに第2検知センサ、第2検査部としての光電管を設けてもよいし、あるいは異常な物品が搬送される搬送路側のみに光電管を設けてもよい。
(G)
上記実施形態では、振り分け後のチェック機構として、第3光電管16および第4光電管17を設け、これらが振り分け後の物品を検知して、その検知タイミングに基づいて振り分け異常であるか否かを判定する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、振り分けユニット4の下流側に振り分け後の物品が正常であるか否かの検査を行う検査部を設けてもよい。
この場合には、正常な物品が異常のある物品が搬送される側に誤って振り分けられた不具合や、その反対の不具合の発生をすぐに検知して、運転停止等の措置を採ることができる。さらにこれ以外にも、物品を検知したタイミングと物品の異常検査という双方のチェックを行うために、振り分けユニット4の下流側に検知センサ、検査部の双方を配置してもよい。
(H)
上記実施形態では、第3光電管16および第4光電管17における実際の物品Bの検知タイミングと、第2光電管7における物品Bの検知タイミングとコンベア4aの搬送速度とに基づいて算出される第3光電管16および第4光電管17の検知地点位置を通過するタイミングとが、所望の時間差の範囲内である場合には正常な振り分けがされていると判定している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、時間差の範囲を決めることなく、所望のタイミングで検知されない場合には全て振り分け異常として判定してもよい。
ただし、本実施形態のように検知タイミングの時間差の範囲を決めておくことは、多少の搬送遅れ等まで振り分け異常として判定してしまうことを防止できるという面で、所定のタイミングで判定を行うよりも好ましい。
(I)
上記実施形態では、検査・振り分け装置1が、振り分けユニット4の上流側に搬送ユニット3を備えている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、搬送ユニット3がない構成であっても、上記と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、正常物品以外の物品は全て振り分けユニットで振り分けられるようになり、異常物品や未検査の物品が振り分けユニットをすり抜けて後工程に流れていく不具合が抑えられるという効果を奏することから、正常品か不良品かで物品の振り分けを行う装置等に広く適用可能である。
検査・振り分け装置の平面概略図。 検査・振り分け装置の制御概略図。 判定制御装置の制御フロー図。 振り分け制御装置の制御フロー図。 他の実施形態(C)の検査・振り分け装置の制御概略図。 他の実施形態(D)の検査・振り分け装置の制御概略図。 他の実施形態(D)の振り分け制御装置の制御フロー図。
符号の説明
1 検査・振り分け装置
2 重量判定ユニット(検査ユニット)
2b 計量秤
3 搬送ユニット
4 振り分けユニット
4a コンベア
4b 振り分けアーム(振り分け部)
6 第1光電管(第1検査部)
7 第2光電管(第1検知センサ)
16 第3光電管(第2検知センサ、第2検査部)
17 第4光電管(第2検知センサ、第2検査部)
21 判定制御装置(判定部)
21a 正常信号送信部
41 振り分け制御装置(制御部)
51 表示部(表示装置)

Claims (17)

  1. 物品の正常/異常を検査する検査ユニットと、
    前記検査ユニットから搬送されてくる物品を、正規の搬送路から別の場所に振り分ける振り分け動作を行う振り分けユニットと、
    を備え、
    前記検査ユニットは、検査した物品が正常であることを示す正常信号を前記振り分けユニットに送り、
    前記振り分けユニットは、前記正常信号に基づいて前記振り分け動作の要否を決める、
    検査・振り分け装置。
  2. 前記振り分けユニットは、前記正常信号に対応する物品に対して前記振り分け動作を行わず、それ以外の物品に対して前記振り分け動作を行う、
    請求項1に記載の検査・振り分け装置。
  3. 前記振り分けユニットは、前記検査ユニットから搬送されてくる物品の存在を検知する第1検知センサを有し、前記正常信号が送られてきておらず且つ前記第1検知センサにより物品が検知されたときに前記振り分け動作を行い、それ以外のときには前記振り分け動作を行わない、
    請求項1又は2に記載の検査・振り分け装置。
  4. 前記検査ユニットは、検査した物品が正常であることを示す正常信号を、その物品が前記振り分けユニットに到着する予定時刻まで送り続ける、
    あるいは、
    前記振り分けユニットは、前記検査ユニットからの前記正常信号を、前記正常信号に対応する物品が到着する予定時刻まで保持し続ける、
    あるいは
    前記検査ユニットは、検査した物品が正常であることを示す正常信号を、その物品が前記振り分けユニットに到着するタイミングで前記振り分けユニットに送る、
    請求項1から3のいずれかに記載の検査・振り分け装置。
  5. 前記検査ユニットと前記振り分けユニットとの間に配置され、前記検査ユニットから前記振り分けユニットへと物品を搬送する搬送ユニットをさらに備えた、
    請求項1から4のいずれかに記載の検査・振り分け装置。
  6. 前記振り分けユニットにおいて振り分けられた後の前記物品を、前記振り分けユニットの下流側で検知する第2検知センサをさらに備えている、
    請求項1から5のいずれかに記載の検査・振り分け装置。
  7. 前記第2検知センサは、前記物品の通過タイミングを検知する、
    請求項6に記載の検査・振り分け装置。
  8. 前記第2検知センサによる検知結果に基づいて、前記振り分けユニットにおいて正常な振り分けが行われているか否かを判定する判定部をさらに備えている、
    請求項6または7に記載の検査・振り分け装置。
  9. 前記判定部による判定結果を表示する表示装置をさらに備えている、
    請求項8に記載の検査・振り分け装置。
  10. 物品を正規の搬送路から別の場所に振り分ける振り分け動作を行う振り分けユニットの物品搬送上流側に配置される検査ユニットであって、
    物品の正常/異常を検査する第1検査部と、
    検査した物品が正常であることを示す正常信号を前記振り分けユニットに送る正常信号送信部と、
    を備えた検査ユニット。
  11. 物品を正規の搬送路から別の場所に振り分ける振り分け動作を行う振り分けユニットの近傍に配置される検査ユニットであって、
    前記振り分けユニットの上流側に配置されており、物品の正常/異常を検査する第1検査部と、
    検査した物品が正常であることを示す正常信号を前記振り分けユニットに送る正常信号送信部と、
    を備えた検査ユニット。
  12. 前記振り分けユニットの下流側に配置されており、前記物品の通過タイミングを検査する第2検査部をさらに備えた、
    請求項11に記載の検査ユニット。
  13. 前記第2検査部による検査結果に基づいて、前記振り分けユニットにおいて正常な振り分けが行われているか否かを判定する判定部をさらに備えている、
    請求項12に記載の検査ユニット。
  14. 前記判定部による判定結果を表示する表示装置をさらに備えている、
    請求項13に記載の検査ユニット。
  15. 物品の正常/異常を検査する検査ユニットに対して物品搬送下流側に配置される振り分けユニットであって、
    前記検査ユニットから搬送されてくる物品を、正規の搬送路から別の場所に振り分ける振り分け動作を行う振り分け部と、
    前記検査ユニットにおける物品が正常であるという検査結果に基づき、前記振り分け部における振り分け動作の要否を決める制御部と、
    を備えた振り分けユニット。
  16. 前記検査ユニットから搬送されてくる物品の存在を検知する物品検知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記物品検知部が物品の存在を検知しており且つその物品に対して前記検査ユニットが正常であるという検査結果を出しているときに前記振り分け動作を行い、それ以外のときには前記振り分け動作を行わない、
    請求項15に記載の振り分けユニット。
  17. 前記検査ユニットから搬送されてくる物品の存在を検知する物品検知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記物品検知部が物品の存在を検知しており且つその物品に対して前記検査ユニットが正常であるという検査結果を出しているときに前記振り分け動作を行わず、それ以外のときに前記振り分け動作を行う、
    請求項15に記載の振り分けユニット。

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