JP7359749B2 - 搬送装置、物品検査装置および振分け装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1実施形態に係る搬送装置は、図1-3に示すように、上流側装置であるX線異物検出方式等の検査装置10と下流側の振分け装置50の間に介在する中継搬送装置20として構成されている。
より具体的には、制御ユニット30の制御・演算部33は、まず、搬送条件設定時の中継コンベア21の搬送速度を必要に応じて補正できるように、図2に示すような製品長さ基準の下限製品ピッチP0と中継コンベア21上に載る合計個数分の合計質量とを、次式〔1〕、〔2〕により算出する。
製品長さ基準_合計個数=コンベア長Lt/製品長さ基準_下限製品ピッチP0
=合計個数(整数部)+合計個数(小数部) ・・・〔2〕
なお、ここにいう製品間隔Lb[mm]は、検査装置10での物品検査や振分け装置50での選別動作を実行可能にするために必要な動作時間相当の間隔であるが、搬送中のワークWに対する物品検査装置や振り分け装置の作業スペースとして要求される間隔等、他の要求事項により必要となる間隔であってもよく、任意設定も可能とする。
半製品長さ基準_下限製品ピッチPh[mm]=
製品長さ基準_下限製品ピッチP0[mm]×合計個数(小数部)・・・〔3a〕
半製品搬送割合 =
(半製品長さ基準_下限製品ピッチPh[mm] )/(製品長La[mm] ) ・・・〔3b〕
半製品搬送割合 ≧1の場合(半製品長さ基準_下限製品ピッチに製品1個分が載る)
└ 製品長さ基準_合計質量[g] =
(合計個数(整数部)+1)×製品質量[g] ・・・〔3c〕
半製品搬送割合<1の場合(半製品長さ基準_下限製品ピッチに製品1個分が載らない)
└ 製品長さ基準_合計質量[g] =
(合計個数(整数部)+半製品搬送割合)×製品質量[g] ・・・〔3d〕
そして、制御・演算部33は、製品長さ基準の合計質量と最大搬送質量の比較結果に応じ、次の(a1)-(a3)に場合分けして、下限製品ピッチの設定処理を実行するようになっている。
製品長さ基準の下限製品ピッチP0を、下限製品ピッチとする。
製品質量基準の下限製品ピッチP1を、下限製品ピッチとする。
コンベア搬送不可であるので、操作部31でアラーム表示し、制御・演算部33からのアラーム出力を実行する。
= 合計個数(整数部)+合計個数(小数部) ・・・〔4〕
半載製品長[mm]= 製品長[mm]× 合計個数(小数部) ・・・〔5〕
製品質量基準_下限製品ピッチP1[mm]
=(コンベア長Lt-半載製品長)/合計個数(整数部)[個] ・・・〔6〕
次に、制御・演算部33は、下限製品ピッチP1又はP0[mm]と選別能力[個/min]とから、最大搬送質量を満たす下限コンベア速度[mm/min]を、次式〔7〕により計算する。このとき、速度安全率は、1ないし1.2とする。
次に、制御・演算部33は、操作部31で指定した指定コンベア速度が下限コンベア速度以上になるように、中継コンベア21の搬送速度を次のように場合分けしつつ補正する。
制御ユニット30の制御・演算部33は、中継コンベア21の上流端付近の物品検知センサ22で後続ワークWの通過毎に検出される生産中の製品ピッチ時間[s]を基に、以下の計算によって、生産中製品ピッチP2[mm]と最大搬送質量を超過しないコンベア速度とを求め、コンベア速度を自動調整するようになっている。
生産中選別能力[個/min]=60/生産中製品ピッチ時間[s] ・・・〔9〕
生産中製品ピッチP2[mm]
=生産中製品ピッチ時間[s]×コンベア速度[mm/s] ・・・〔10〕
すなわち、制御・演算部33は、生産中の製品の搬送ピッチ相当の物品検知時間間隔をバッチ毎に平均化した生産中製品ピッチ時間[s]として測定し、それに対応するバッチ毎の生産中選別能力および生産中製品ピッチのデータを取得する。
=下限製品ピッチ[mm]×生産中選別能力[個/min]×速度安全率・・・〔11〕
このときの速度安全率は、1-1.2である。
(c1)生産中製品ピッチ≧下限製品ピッチ[mm]の場合、コンベア速度を指定コンベア速度に決定する。
(c2)生産中製品ピッチ<下限製品ピッチ[mm]の場合、コンベア速度を生産中コンベア速度に決定する。
図11は、本発明の第2実施形態に係る物品検査装置の概略構成を示している。
図12は、本発明の第3実施形態に係る物品検査装置の概略構成を示している。
10 検査装置(物品検査装置)
11 コンベア(上流側コンベア、検査部のコンベア)
11a 搬送路
12 X線検査部
13 X線ラインセンサ
14、22 物品検知センサ(物品検知部)
20 中継搬送装置(搬送装置)
21 コンベア(中継コンベア、搬送装置のコンベア、搬送手段)
21a 搬送路
30 制御ユニット
31 操作部(設定入力部)
32 記憶部
33 制御・演算部
34 画像処理部
35 画像記憶部
36 選別制御部
40 モータ部
41、43、45 モータ(搬送駆動モータ)
42 モータドライバ
50 振分け装置
51 コンベア(下流側コンベア、振分け装置のコンベア)
52 振分け機構
53 本体部
54 駆動回路
55 プッシャ部
La 製品長(搬送方向物品長さ)
Lb 製品間隔(製品間の離間距離)
Lb´ 製品間隔(補正後の製品間隔)
Lt コンベア長(コンベア搬送機長)
Ma 製品質量
Mtmax 最大搬送質量
P0 下限製品ピッチ(製品長さ基準の下限製品ピッチ)
P1 下限製品ピッチ(製品質量基準の下限製品ピッチ)
P2 生産中製品ピッチ(生産中の物品搬送ピッチ)
Ph 半製品長さ基準_下限製品ピッチ
W ワーク(物品、製品、被検査物品、被搬送物品、被振分け物品)
W1 ワーク(先行物品)
W2 ワーク(先行物品または後続物品)
W3 ワーク(後続物品)
Claims (7)
- 生産ラインに組み込まれたコンベアにより物品を搬送する搬送手段と、
前記コンベアの搬送速度および搬送駆動可能な最大搬送質量を指定する設定入力部と、
前記コンベアの搬送機長、前記物品の搬送方向長さおよび質量、前記物品の搬送能力に応じた前記生産ラインの生産能力を含む搬送条件を記憶する記憶部と、
前記最大搬送質量および前記搬送条件に基づいて、前記コンベア上の前記物品の搬送ピッチとして許容される下限ピッチを算出するピッチ算出部と、
前記下限ピッチから前記最大搬送質量を満たす下限コンベア速度を算出するコンベア速度算出部と、
前記設定入力部で指定された前記コンベアの搬送速度が前記下限コンベア速度より小さい場合には、前記下限コンベア速度となるように前記コンベアを駆動制御する制御部と、を備えたことを特徴とする搬送装置。 - 前記生産ラインに投入された前記物品を検知する物品検知部を有し、
前記ピッチ算出部は、前記物品検知部の複数の物品検知信号から得られる所定数の物品搬送ピッチのサンプルを基に生産中の物品搬送ピッチを算出し、
前記制御部は、前記生産中の物品搬送ピッチが前記下限ピッチ以上の場合に、指定されたコンベア速度となるように前記コンベアを駆動制御することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。 - 前記ピッチ算出部は、前記生産ラインに順次投入された一定個数の物品に対応する前記所定数の物品搬送ピッチのサンプルを取得し、前記所定数の物品搬送ピッチのサンプルを平均化処理して前記生産中の物品搬送ピッチを算出することを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
- 前記物品検知部が光電センサで構成され、
前記ピッチ算出部は、複数のうち先行する先行物品についての前記物品検知部による検知タイミングと該先行物品に後続する後続物品についての前記物品検知部による検知タイミングとに基づいて、前記生産中の物品搬送ピッチを算出することを特徴とする請求項2または3に記載の搬送装置。 - 前記物品検知部が、前記コンベアにより形成される搬送路を撮像する撮像手段を有するとともに、該撮像手段により撮像された画像の変化から前記物品が前記搬送路上の所定位置に到達するときに前記物品を検知することを特徴とする請求項2または3に記載の搬送装置。
- 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の搬送装置と、
前記生産ライン上の前記物品を検査する検査部と、を備える物品検査装置。 - 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の搬送装置と、
前記生産ライン上の前記物品を前記コンベアによる搬送方向とは異なる方向に振り分ける振り分け機構と、を備える振分け装置。
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