JPH0641876U - 選別装置 - Google Patents

選別装置

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JPH0641876U
JPH0641876U JP8555392U JP8555392U JPH0641876U JP H0641876 U JPH0641876 U JP H0641876U JP 8555392 U JP8555392 U JP 8555392U JP 8555392 U JP8555392 U JP 8555392U JP H0641876 U JPH0641876 U JP H0641876U
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JP
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drive
air nozzle
air
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JP8555392U
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English (en)
Inventor
力 稲岡
俊則 山本
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二個の物品が一体的に接触している場合、ま
たは物品が破損し正常なものより短くなっている場合に
おいてもこれを確実に排除し得る選別装置を提供する。 【構成】 選別対象物品(1)を搬送する搬送手段
(2)及び搬送手段(2)により搬送される選別対象物
品(1)の少なくとも長さを検知する検査手段(12)
を設ける。搬送手段(2)から放出された選別対象物品
(1)の落下経路に臨むエア噴出口(9a)を有し、落
下途中の選別対象物品(1)に対して圧縮空気を噴出す
るエアノズル(9)と、検査手段(12)からの検知信
号を受けて所定のタイミングでエアノズル(9)を駆動
する駆動手段(6)とを設ける。そして、検査手段(1
2)からの長さの検知信号に応じてエアノズル(9)の
駆動時間及び/又は駆動遅れ時間を変更せしめる駆動時
間変更手段(6d)を駆動手段(6)に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、医薬品(錠剤,カプセル),食品,機械部品,電子部品等の小物 物品における不良品を選別するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上述した小物物品における不良品を選別するための装置として、出願人は既に 図4に示す装置について出願している(実願平3−8627号)。同図に示すよ うにこの装置は選別対象物品(1)(以下単に物品という)を搬送する搬送手段 (2)と、該搬送手段(2)の搬送路(2a)上の物品(1)を検知する検知セ ンサ(5)と、前記搬送路(2a)の終端(3)から空中に放出された前記物品 (1)の落下経路にエア噴出口(9a)が臨み、前記物品(1)を前記落下経路 外へ吹き飛ばすエアノズル(9)と、前記検知センサ(5)からの検知信号を受 けて所定のタイミングで前記エアノズル(9)よりエアを吹き出させる駆動手段 (6)と、放出された前記物品(1)の落下経路上に設けた良品受口(4)と、 前記エア噴出口(9a)に対向する不良品受口(11)とを備えたものであり、 前記駆動装置(6)は入力部(6a)、遅れ時間発生タイマ(6b)、駆動信号 出力部(6c)からなる。 而して、良品の前記物品(1)は前記搬送手段(2)によりその搬送路(2a )上を所定速度で搬送せしめられ、搬送路(2a)の終端(3)で慣性により空 中に所定速度で放出された後、所定の放物線軌道を描いて落下し、前記良品受口 (4)に収納される。
【0003】 一方、前記物品(1)が検査装置(図示せず)により不良品と判断された場合 には、前記入力部(6a)に不良信号が入力される一方、搬送路(2a)の上方 に設けた検知センサ(5)が排出対象の物品(1)を検知した後、検知信号が入 力部(6a)に入力される。そして、不良信号と検知信号の双方が前記入力部( 6a)に入力されると、遅れ時間発生タイマ(6b)がスタートし、所定時間( 検知センサが物品を検知した後物品がエアノズルに到達するまでの時間であり、 以下「遅れ時間」という)経過後にオン信号を駆動信号出力部(6c)に出力す る。ついで駆動信号出力部(6c)は予め設定された時間だけエアノズル(9) に開信号を出力する。エアノズル(9)はこの開信号を受けて圧縮空気を噴出し 、丁度同部を通過する不良品をその落下経路外に飛び出させ、下方の不良品受口 (11)内に落とし込むのである。
【0004】 この装置によれば、搬送路(2a)の終端(3)から水平に飛び出す速度が一 定である限り、物品(1)の大きさや形状にかかわらずその落下経路は一定であ り、常に同じ位置でエアノズル(9)により不良の物品(1)を排除することが できるため、装置の構成が簡単となるとともに、高速且つ不規則なピッチで搬送 される物品(1)についても確実に選別処理できるという利点がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の装置には以下に説明する不具合があった。 即ち、良品の物品と不良品の物品が接触し一体的に搬送される場合、検査装置 により形状的異常と検知され、選別装置はこれを不良品と見做して排除するが、 その際、良品が先、不良品が後になっている場合に、検知センサ(5)がこれを 検知して遅れ時間経過後に駆動装置(6)がエアノズル(9)を開くと、先の良 品のみが不良品受口に収納され、後の不良品は良品受口に回収されるという不具 合である。
【0006】 また、安定して不良品を不良品受口に収納するには、不良品の略重心位置(即 ち、物品の移動方向における当該物品の中心点)に前記エアノズル(9)からの 圧縮空気を当てる必要があり、かかる観点から前記遅れ時間を決定しているが、 不良の物品が正常なものの半分以下の長さのものであれば、これを検知して遅れ 時間経過後に前記エアノズル(9)から圧縮空気を噴出せしめたのでは、既に物 品が通過した後に圧縮空気が噴出せられることになり、この場合には不良品を排 除できないという不都合があった。
【0007】 本考案は以上の実情に鑑みなされたものであって、二個の物品が一体的に接触 している場合、または物品が破損し正常なものより短くなっている場合において もこれを確実に排除し得る選別装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、選別対象物品を搬送する搬送手段と、該 搬送手段により搬送される前記選別対象物品の少なくとも長さを検知する検査手 段と、前記搬送手段から放出された選別対象物品の落下経路に臨むエア噴出口を 有し、落下途中の前記選別対象物品に対して圧縮空気を噴出するエアノズルと、 前記検査手段からの検知信号を受けて所定のタイミングで前記エアノズルを駆動 する駆動手段とからなる装置において、該駆動手段が前記検査手段からの長さの 検知信号に応じて前記エアノズルの駆動時間及び/又は駆動遅れ時間を変更せし める駆動時間変更手段を備えたことを要旨とする。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例につき、添加図面に基づいて説明する。図1は本考案の 一実施例を示す説明図である。 同図に示すように、実施例装置は図3に示す従来の装置に、CCDラインセン サカメラ(10),データ処理部(11),演算部(6d)の各部を設けたもの であって、他の構成は従来の装置と同様であるので、同一の部位には同一の符号 を付してその詳しい説明を省略する。尚、従来例における検知センサ(5)を含 み、前記ラインセンサカメラ(10)及びデータ処理部(11)を検査手段(1 2)としている。
【0010】 前記CCDラインセンサカメラ(10)は搬送手段(2)の上方であり且つ、 搬送方向である矢示A方向における検知センサ(5)より上流側に設けられるも ので、搬送される物品(1)を撮像してアナログデータを出力するものである。
【0011】 また、前記データ処理部(11)は、CCDラインセンサカメラ(10)から 出力されるアナログデータにA/D変換,微分処理等の処理を行い、物品(1) の大きさ,長さ,形状,印刷情報等の良否を判定し異常信号を出力するものであ る。尚、本例では、不良信号及び長さモード(基準長さをl0 ,実測長さをlと したときの、l/l0 ≦0.5,0.5<l/l0 ≦1.5,l/l0 >1.5 の3モードである。)を出力する。
【0012】 前記演算部(6d)は前記データ処理部と接続し、前記長さモードを入力して 、前記遅れ時間発生タイマ(6b)の設定時間、駆動信号出力部(6c)の出力 時間を演算する。その具体的処理を図2に示すフローチャートに基づいて説明す る。
【0013】 まず、演算部(6d)は前記データ処理部(11)から不良時の長さモードを 入力する(ステップS1)。尚、この長さモードは前述の通り、基準長さをl0 ,実測長さをlとしたときの、l/l0 ≦0.5,0.5<l/l0 ≦1.5, l/l0 >1.5の3モードである。
【0014】 ついで、l/l0 ≧1.5を満足するか否かを判断し(ステップS2)、満足 する場合にはステップS3に進み、満足しない場合にはステップS4に進む。
【0015】 ステップS3ではエアノズル(9)のエア噴出時間tを基準のエア噴出時間t 0 の2倍に設定し、遅れ時間Tを基準の遅れ時間T0 に設定する。ここに、エア 噴出時間tはエアノズル(9)を開き圧縮空気を噴出させる時間であり、基準の エア噴出時間t0 は長さが正常な物品を安定して排除し得る圧縮空気の噴出時間 である。また、遅れ時間Tは検知信号(5)が不良物品を検知してからエアノズ ル(9)が実際に開くまでの間の時間であり、不良物品が検知センサ(5)を通 過してからエアノズル(9)に到達するまでの時間に等しい。
【0016】 一方、ステップS4ではl/l0 ≦0.5を満足するか否かを判断し、満足す る場合にはステップS6に進み、満足しない場合即ち、0.5<l/l0 <1. 5の場合にはステップS5に進む。
【0017】 そして、ステップS5ではtをt0 ,TをT0 に設定し、ステップS6ではt をt0 ,TをT0 −ΔTに設定する。ここに、ΔTは遅れ時間を短縮するための 時間量であり、この例では検知センサ(5)が不良物品を検知した後当該不良物 品の先端がエアノズル(9)に到達するまでの時間がT0 −ΔTとなるようにΔ Tを設定した。
【0018】 ついで、ステップS7ではステップS3,ステップS5又はステップS6で設 定したエア噴出時間tを駆動信号出力部(6c)に、遅れ時間Tを遅れ時間発生 タイマ(6b)に夫々出力する。これにより、駆動信号出力部(6c)のエア噴 出時間、遅れ時間発生タイマ(6b)の設定時間が変更される。
【0019】 而して、本実施例装置によれば図3に示すように、正常品と不良品が極めて接 近している場合には、エアノズル(9)のエア噴出時間を通常の場合の2倍に設 定しているのでこれを確実に排除できる。尚、延長されるエア噴出時間を本例で は通常の場合の2倍に設定したが、CCDラインセンサカメラ(10)及びデー タ処理部(11)で検知される物品の長さに応じて適宜に設定すれば良い。
【0020】 また、長さが正常品の半分以下のものについても遅れ時間TをΔTだけ短く設 定したのでこれを確実に排除できる。尚、本例では物品の先端がエアノズル(9 )のエア噴出位置に到達したときに、エアが噴出されるようにΔTを設定した。
【0021】 尚、本例では検査手段(12)としてCCDラインセンサカメラ(10)及び 検知センサ(5)を並設したが、これに限るものではなく、検知センサ(5)を 省略しCCDラインセンサカメラ(10)からの信号を検知信号として前記入力 部(6a)に入力し、この信号をもってエアノズル(9)を作動させるようにし てもよいことは言うまでもないことである。
【0022】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、検査手段により検査される対象物品の長 さに応じてエアノズルの駆動時間及び/又は駆動遅れ時間を変更させることとし たので、排除対象物品の長さの長短に拘らずこれを確実に排除することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す説明図である。
【図2】実施例の演算部の処理を示すフローチャートで
ある。
【図3】実施例におけるエアノズルの噴射時期を示す説
明図である。
【図4】従来の装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 選別対象物品 2 搬送手段 3 終端 4 良品受口 5 検知センサ 6 駆動手段 6a 入力部 6b 遅れ時間発生タイマ 6c 駆動信号出力部 9 エアノズル 9a エア吹き出し口 11 不良品受口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選別対象物品(1)を搬送する搬送手段
    (2)と、該搬送手段(2)により搬送される前記選別
    対象物品(1)の少なくとも長さを検知する検査手段
    (12)と、前記搬送手段(2)から放出された選別対
    象物品(1)の落下経路に臨むエア噴出口(9a)を有
    し、落下途中の前記選別対象物品(1)に対して圧縮空
    気を噴出するエアノズル(9)と、前記検査手段(1
    2)からの検知信号を受けて所定のタイミングで前記エ
    アノズルを駆動する駆動手段(6)とからなる装置にお
    いて、該駆動手段(6)が前記検査手段(12)からの
    長さの検知信号に応じて前記エアノズル(9)の駆動時
    間及び/又は駆動遅れ時間を変更せしめる駆動時間変更
    手段(6d)を備えたことを特徴とする選別装置。
JP8555392U 1992-11-17 1992-11-17 選別装置 Pending JPH0641876U (ja)

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