JPS6082338A - 長尺フイルムの熱処理方法 - Google Patents
長尺フイルムの熱処理方法Info
- Publication number
- JPS6082338A JPS6082338A JP19013983A JP19013983A JPS6082338A JP S6082338 A JPS6082338 A JP S6082338A JP 19013983 A JP19013983 A JP 19013983A JP 19013983 A JP19013983 A JP 19013983A JP S6082338 A JPS6082338 A JP S6082338A
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- JP
- Japan
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- film
- heat treatment
- wound
- long
- spacers
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- Pending
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は長尺フィルムの熱処理方法に関し、特に、光学
的用途に使用するプラスチックフィルムの熱処理に有用
なものである。
的用途に使用するプラスチックフィルムの熱処理に有用
なものである。
長尺フィルムの熱処理には、通常、フィルムを加熱炉に
通過させる方法を用いている。この方法において、フィ
ルムの熱処理時間、すなわち、フィルムが加熱炉内に滞
在せる時間を長くするには、加熱炉の長さを長くするか
、フィルムの走行速度を低速にする必要があるが、前者
では設備の高１騰が避けられず、又、後者では、単位時
間当りのフィルム処理量が著しく少なくなって長尺フィ
ルムの処理に長時間を要するといった不利がある。
通過させる方法を用いている。この方法において、フィ
ルムの熱処理時間、すなわち、フィルムが加熱炉内に滞
在せる時間を長くするには、加熱炉の長さを長くするか
、フィルムの走行速度を低速にする必要があるが、前者
では設備の高１騰が避けられず、又、後者では、単位時
間当りのフィルム処理量が著しく少なくなって長尺フィ
ルムの処理に長時間を要するといった不利がある。
か＼る不利の解消のため、長尺フィルムをコアに巻回し
、この巻回体を熱処理することが考えられるが、熱収縮
、特にフィルムとコアとの熱収縮差のためにいわゆる巻
締りが発生し、フィルム巻回層の界面に大きな接触圧力
が作用し、フィルムがブロッキング現象を起したり、細
い傷を発生したりすることがある。か＼る事態は、フィ
ルムを特に光学的用途に用いる場合、致命的な欠陥とな
る。
、この巻回体を熱処理することが考えられるが、熱収縮
、特にフィルムとコアとの熱収縮差のためにいわゆる巻
締りが発生し、フィルム巻回層の界面に大きな接触圧力
が作用し、フィルムがブロッキング現象を起したり、細
い傷を発生したりすることがある。か＼る事態は、フィ
ルムを特に光学的用途に用いる場合、致命的な欠陥とな
る。
本発明は、上記ブロッキング現象、傷付けを４Ｊ１除し
て長尺フィルムを巻回体の形態で熱処理することを可能
とする方法を提供するものである。
て長尺フィルムを巻回体の形態で熱処理することを可能
とする方法を提供するものである。
すなわち、本発明に係る長尺フィルムの熱処理方法は、
長尺フィルムを巻回し、しかも巻回層間にはフィルム両
端のそれぞれに沿ってスペ−ザを介在させ、次いで、該
巻回体を熱処理することを特徴とする方法である。
長尺フィルムを巻回し、しかも巻回層間にはフィルム両
端のそれぞれに沿ってスペ−ザを介在させ、次いで、該
巻回体を熱処理することを特徴とする方法である。
本発明はフィルムの各種加工における加熱工程、例えば
、化学コーテング、真空蒸着、スパッタリング等により
フィルムに薄膜をコーテングしたのち、薄膜の１ｌｊＪ
熱性、耐湿性の向上のために熱処理を施す場合に使用で
きる。
、化学コーテング、真空蒸着、スパッタリング等により
フィルムに薄膜をコーテングしたのち、薄膜の１ｌｊＪ
熱性、耐湿性の向上のために熱処理を施す場合に使用で
きる。
フィルムについては、熱処理を必要とするものであれば
、特に制約はない。例えば、ポリエステルフィルム、ポ
リスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、高密
度ポリエチレンフィルム、ポリイミドフィルム、ポリア
ミドイミドフィルム等があり、上記化学コーテング等に
対する前処理として、サンド７ツート処理、高周波スパ
ッタエツチング処理、高周波グロー放電処理等の表面処
理を行うこともできる。
、特に制約はない。例えば、ポリエステルフィルム、ポ
リスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、高密
度ポリエチレンフィルム、ポリイミドフィルム、ポリア
ミドイミドフィルム等があり、上記化学コーテング等に
対する前処理として、サンド７ツート処理、高周波スパ
ッタエツチング処理、高周波グロー放電処理等の表面処
理を行うこともできる。
以下、図面により本発明を説明する。
第１図において、１は薄膜コーテング工程を、２は巻取
り機の回転コアを、３，３はスペーサをそれぞれ示して
おり、薄膜コーテングを施したフィルムＦを回転コア２
で巻取ると共にスペーサ供給リールから６スペーサ３，
３を第２１ｆｆｌにも示すようにフィルムの両端に沿っ
てフィルト巻回層間に介在させていく。フィルムを巻取
りコアで巻取った。のちは、この巻回体をバッチ式の加
熱炉に入れ、所定の加熱条件で熱処理を行い、而るのち
は、フィルムの両端を切断しスペーサを除去しつつ巻き
替えを行えばよい。
り機の回転コアを、３，３はスペーサをそれぞれ示して
おり、薄膜コーテングを施したフィルムＦを回転コア２
で巻取ると共にスペーサ供給リールから６スペーサ３，
３を第２１ｆｆｌにも示すようにフィルムの両端に沿っ
てフィルト巻回層間に介在させていく。フィルムを巻取
りコアで巻取った。のちは、この巻回体をバッチ式の加
熱炉に入れ、所定の加熱条件で熱処理を行い、而るのち
は、フィルムの両端を切断しスペーサを除去しつつ巻き
替えを行えばよい。
上記において、フィルムの熱処理時、フィルム巻回体の
巻層間にはフィルム両端に沿いスペーーリを介在させで
あるから、熱収縮があっても、その熱収縮力はスペーサ
とフィルムとの接触箇所で支承でき、他のフィルム面は
何ら圧迫されることがない。従って、フィルム面でのブ
ロッキングの発生、傷の発生を防止できる。
巻層間にはフィルム両端に沿いスペーーリを介在させで
あるから、熱収縮があっても、その熱収縮力はスペーサ
とフィルムとの接触箇所で支承でき、他のフィルム面は
何ら圧迫されることがない。従って、フィルム面でのブ
ロッキングの発生、傷の発生を防止できる。
」−記スペーザには熱処理中でも軟化せず、上記熱収縮
力に耐え得る（厚さを保持し得る）ものを使用すること
が望ましい。又、スペーサの巾並びに厚さは大きくする
ほど、フィルム面間での上記接触圧力の軽減に有利であ
るが、上記したスペーサ除去のためのフィルム端の切断
中が増大し、従って、ロスが増大したり、又はフィルム
巻回体の径が増大したりするから不利である。従って、
スペーサの巾はフィルム巾の−１０−〜」＝、厚さは５
０１１ｍ〜５００μｍとすることが００ 望ましい。
力に耐え得る（厚さを保持し得る）ものを使用すること
が望ましい。又、スペーサの巾並びに厚さは大きくする
ほど、フィルム面間での上記接触圧力の軽減に有利であ
るが、上記したスペーサ除去のためのフィルム端の切断
中が増大し、従って、ロスが増大したり、又はフィルム
巻回体の径が増大したりするから不利である。従って、
スペーサの巾はフィルム巾の−１０−〜」＝、厚さは５
０１１ｍ〜５００μｍとすることが００ 望ましい。
」−記の熱処理時、フィルム層間に空気中の酸素を供給
する必要がある場合、スペーサには通気性のものを使用
すればよい。このスペーサとしては、織布又ＧＪ通気溝
を設けたテープを使用できる。
する必要がある場合、スペーサには通気性のものを使用
すればよい。このスペーサとしては、織布又ＧＪ通気溝
を設けたテープを使用できる。
実施例
透明電極用フィルムを得るために、巾３３０ｍ、厚さ１
１００１ｚ、長さ２００ｍのポリエステルフィルムにス
パッタリングにＪ： ＩＩ） Ｉｎ２ｏ５（１ｏ％５ｎ
０２添加）（透明導電膜）を厚さ４００ Ｘでｆ＝Ｊ加
した。
１００１ｚ、長さ２００ｍのポリエステルフィルムにス
パッタリングにＪ： ＩＩ） Ｉｎ２ｏ５（１ｏ％５ｎ
０２添加）（透明導電膜）を厚さ４００ Ｘでｆ＝Ｊ加
した。
このフィルムを、フィルム両端のそれぞれに１］１０關
、厚さ２００／１ｍのポリエステル製リボン状スペーサ
を沿わせてロール状に巻回し、この巻回体を加熱炉で１
６０°Ｃ×２４時間にて加熱した。而るのち、フィルム
両端のそれぞれを巾２０間で切断してスペーサを除去し
た。このようにして得た透明電極用フィルムにつき導電
膜を観察したが何らの傷の発生もなかった。
、厚さ２００／１ｍのポリエステル製リボン状スペーサ
を沿わせてロール状に巻回し、この巻回体を加熱炉で１
６０°Ｃ×２４時間にて加熱した。而るのち、フィルム
両端のそれぞれを巾２０間で切断してスペーサを除去し
た。このようにして得た透明電極用フィルムにつき導電
膜を観察したが何らの傷の発生もなかった。
上述した通り、本発明に係る長尺フィルムの熱処理方法
によれば、フィルムをロール状に蓚回して熱処理する場
合、フィルム層間のブロッキング、フィルムの偏角きを
確実に防止でき、長尺フィルムをロール状の形態で一度
に大バ［に熱処理することが可能である。
によれば、フィルムをロール状に蓚回して熱処理する場
合、フィルム層間のブロッキング、フィルムの偏角きを
確実に防止でき、長尺フィルムをロール状の形態で一度
に大バ［に熱処理することが可能である。
第１図は本発明において使用する長尺フィルムの巻取装
置を示す説明図、第２図は第１図におけるＩＩ −ＩＩ
断面説明図である。 図において、Ｆはフィルム、３，３はスペーサである。
置を示す説明図、第２図は第１図におけるＩＩ −ＩＩ
断面説明図である。 図において、Ｆはフィルム、３，３はスペーサである。
Claims (2)
- （１） 長尺フィルムを巻回し、しかも巻回層間にはフ
ィルム両端のそれぞれに沿ってスペーサを介在させ、次
いで、該巻回体を熱処理することを特徴とする長尺フィ
ルムの熱処理方法。 - （２） スペーサに通気性スペーサを使用することを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の長尺フィルムの熱
処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19013983A JPS6082338A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 長尺フイルムの熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19013983A JPS6082338A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 長尺フイルムの熱処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6082338A true JPS6082338A (ja) | 1985-05-10 |
Family
ID=16253046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19013983A Pending JPS6082338A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 長尺フイルムの熱処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6082338A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012063599A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Dainippon Printing Co Ltd | ロール状フィルム基材 |
| WO2012043174A1 (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-05 | 大日本印刷株式会社 | プラスチックフィルムの加熱方法、およびカラーフィルターの製造方法 |
| JP2012181258A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Dainippon Printing Co Ltd | パターン付ロール状基材の製造方法 |
-
1983
- 1983-10-12 JP JP19013983A patent/JPS6082338A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012063599A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Dainippon Printing Co Ltd | ロール状フィルム基材 |
| WO2012043174A1 (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-05 | 大日本印刷株式会社 | プラスチックフィルムの加熱方法、およびカラーフィルターの製造方法 |
| JP2012071540A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Dainippon Printing Co Ltd | プラスチックフィルムの加熱方法、およびカラーフィルターの製造方法 |
| JP2012181258A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Dainippon Printing Co Ltd | パターン付ロール状基材の製造方法 |
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