JPH03292628A - 磁気記録媒体の製造装置 - Google Patents

磁気記録媒体の製造装置

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Publication number
JPH03292628A
JPH03292628A JP9562590A JP9562590A JPH03292628A JP H03292628 A JPH03292628 A JP H03292628A JP 9562590 A JP9562590 A JP 9562590A JP 9562590 A JP9562590 A JP 9562590A JP H03292628 A JPH03292628 A JP H03292628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
main drum
base body
roll
width
Prior art date
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Pending
Application number
JP9562590A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Nakada
純司 中田
Hideaki Takeuchi
英明 竹内
Tadashi Yasunaga
正 安永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP9562590A priority Critical patent/JPH03292628A/ja
Publication of JPH03292628A publication Critical patent/JPH03292628A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は長尺の高分子基体上に真空蒸着法を用いて磁性
層を形成する磁気記録媒体の製造装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 近年の高密度記録化に対応して薄膜型磁気テープが注目
されており、このような薄膜型磁気テープを真空蒸着法
を用いて製造する技術が知られている。この技術は長尺
の基体を回転している冷却用のメインドラムに巻きかけ
ながら該基体上に磁性材料を蒸着し、この蒸着により薄
膜磁性層を形成された基体を巻取ロールに巻取るように
したものである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記基体をメインドラムに巻きかける際にお
ける上記基体の長さ方向の張力が小さすぎると該基体に
縦じわが生じ、この状態でメインドラム周面へ巻きかけ
られるため、このしわの部分が冷却されず熱ダメージを
受けて孔があくおそれがある。
特に、このような装置では基体の送出しから巻取りに到
るまでの処理は全て真空雰囲気中で行なわれるため、−
旦しわが発生するとこれを伸ばすことが困難となるため
、上述した縦じわの発生は大きな問題となっている。
このようなしわの発生を防止するためには、上記基体の
張力を大きくすればよいが、この張力を大きくするとこ
の基体を巻取ロールに巻取る際に、しわを形成すること
なく巻き取ることが難しいとう問題があり、また、巻回
された基体が上下互いにはりついて(いわゆる「ハリツ
キ」)後工程における取扱いが難しいという問題が生じ
る。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、該
基体長さ方向の張力を大きくすることなく、縦じわが発
生していない長尺の高分子基体を冷却用のメインロール
に巻きかけることができる磁気記録媒体の製造装置を提
供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の磁気記録媒体の製造装置は、長尺の高分子基体
を巻きかけられる基体冷却用のメインドラムと、この基
体がこのメインドラムに巻きかけられる直前においてこ
の基体を支持する入口側ロールとの相対位置を規定する
もので、上記メインドラムとこの入口側ロールの1つの
共通内接線の両接点間の距離りをW/2(但し、Wは上
記基体の幅)としたことを特徴とするものである。すな
わち、本発明の磁気記録媒体の製造装置は、長尺の高分
子基体を送出する送出しロールと、この送出された基体
を巻きかけられ、該基体を回転搬送する基体冷却用のメ
インドラムと、上記巻きかけられた基体上に磁性材料を
真空蒸着して磁性層を形成する蒸着手段と、該磁性層を
形成された基体を巻き取る巻取ロールと、上記送出しロ
ールから送出された基体を上記メインドラムに巻きかけ
る直前において該基体を支持する入口側ロールを備えた
磁気記録媒体の製造装置において、上記基体の厚みが6
〜20μm、この基体の搬送速度が20〜2007rL
/l04n 、この基体が上記メインドラムに巻きかげ
られる際の該基体長さ方向の張力が8〜25Kg150
0as幅であるとき、上記入口側ロールと上記メインド
ラムとの1つの共通内接線の両接点間の距離りがW/2
以下(但し、Wは上記基体の幅)となるような位置に上
記入口側ロールが配設されてなることを特徴とするもの
である。
(作  用) 上記構成によれば、基体の厚みが6〜20μm1この基
体の搬送速度が20〜200 TrL/a+in %こ
の基体がメインドラムに巻きかけられる際の基体長さ方
向の張力が8〜25八g1500m!IJ幅であるとき
、入口側ロールとメインドラムとの1つの共通内接線の
両接点間の距MLをこの基体の幅Wの1/2以下として
いる。すなわち、基体か搬送される際に、入口側ロール
を離れてメインドラムに接触するまでの長さが1/2W
以下とされている。
通常、送出しロールから送出された基体は入口側ロール
でその幅方向に伸ばされるが、その後この入口側ロール
から離れると、−度伸ばされた基体がその幅方向に縮み
、搬送される間に縦じわが発生し、この縦じわが発生し
た状態でメインドラムの周面にこの基体が巻きつけられ
るとこの縦じわの部分が冷却不良となって熱ダメージを
受ける。
そこで、上記構成においては、上述したような条件の下
、入口側ロールから離れてメインドラムに接触するまで
の距離を上述したように短距離としており、幅方向に縮
む基体に大きな縦じわが発生する前にメインドラム周面
に巻きつけるようにしているので、この巻きつけられた
基体はその幅方向の張力差が小さくなり、この基体の長
さ方向の張力を増大させることなくこの基体表面を均一
に冷却することができる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第2図は本発明の磁気記録媒体の製造装置を示す概略図
であり、第1図はその一部を拡す概略図である。この装
置は、原反から長尺の高分子基体1を送出する送出しロ
ール2と、この送出された基体1を周面に巻きかけられ
、この基体1を冷却しつつ搬送する冷却用メインドラム
3と、このメインドラム3に巻きかけられた上記基体1
に磁性材料を蒸着せしめる蒸着手段4と、上記メインド
ラム3に巻きかけられる上記基体1をこのメインドラム
3の入口側で支持する入口側ロール5と、この基体1を
このメインドラム3の出口側で支持する出口側ロール6
と、上記蒸着により磁性層を形成された上記基体1を巻
き取る巻取ロール7とからなっている。また、上記メイ
ンドラム3の下方には、上記蒸着手段4からの蒸気流8
の、上記基体1への入射角を規制する遮蔽板9が配され
ている。
また、上記基体1の幅Wは500m、厚みtは10μm
1表面粗さRaは200人程度であり、該基体1の搬送
速度は100 m/win 、該基体1が上記メインド
ラム3に巻きかけられる際の該基体1の長さ方向の張力
は8υ1500mに設定されている。
さらに、上記メインドラム3の直径DIはgoo m、
上記入口側ロール5の直径D2は80mである。なお、
上記蒸着手段4により該基体1上に形成される磁性層厚
は2000人である。
ところで、上記基体1を上記メインドラム3の周面に巻
きかける際にはこの基体1に縦じわが発生するのを防止
するため、この基体1の長さ方向の張力を大きく設定す
る必要があるが、この張力を大きく設定するとこの基体
1を上記巻取ロール7に巻きとる際において縦じわが発
生してしまう。
そこで上記実施例装置においては、この基体1が上記入
口側ロール5を離れてから上記メインドラム3に接触す
るまでの距離りをこの基体1の幅Wの1/′2以下、す
なわち250顛以下の適当な値となるように短距離に設
定している。これにより、この入口側ロール5に巻きか
けられている間にその幅方向に伸ばされ、この入口側ロ
ール5を離れてから徐々にその幅方向に縮む基体1に大
きな縦じわが発生しないうちにこの基体1を上記メイン
ドラム3の周面に密着させるようにしている。この結果
、上記メインドラム3によりこの基体1を均一に冷却す
ることができることとなり、この基体1の、その長さ方
向の張力を大きくすることなく、この基体1が熱ダメー
ジをうけるという事態を回避することが可能となる。
なお、本発明の磁気記録媒体の製造装置としては上述し
た実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が
可能である。例えば、長尺の高分子基体の厚みは6〜2
0μm1搬送速度は20〜200m/1n1メインドラ
ムに巻きかける際のこの基体の長さ方向の張力は8〜2
5Kg1500 trn幅の間で各々任意の値とすれば
よく、また、これに応じて入口側ロールとメインドラム
の共通接線上の2接点間の距[Lも上記基体の幅Wの1
/2以下という条件の下で適当な値を選択すればよい。
また、上記入口側ロールおよびメインドラムの直径とし
ても処理しやすい適当な値とすることが可能である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の磁気記録媒体の製造装置に
よれば、所定の条件の下、長尺の高分子基体が入口側ロ
ールを離れてからメインドラムに接触するまでの距離り
をその基体の幅の172以下という短距離に設定してい
るから、この基体に大きな縦じわが発生する前にこの基
体をメインドラムに密着させることができ、この基体長
さ方向の張力を増大させることなく、メインドラム上に
おける該基体の熱ダメージ発生を回避することが可能と
なる。なお、真空雰囲気中においては一度発生した上記
縦じわを除去することは困難であるから本発明の実用的
効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る磁気記録媒体の製造装置
の一部を示す概略図、第2図はこの製造装置の全体を示
す概略図である。 1・・・高分子基体     2・・・送出しロール3
・・・冷却用メインドラム 4・・・蒸着手段5・・・
入口側ロール    6・・・出口側ロール7・・・巻
取ロール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 長尺の高分子基体を送出する送出しロールと、この送出
    された基体を巻きかけられ、該基体を回転搬送する基体
    冷却用のメインドラムと、前記巻きかけられた基体上に
    磁性材料を真空蒸着して磁性層を形成する蒸着手段と、 該磁性層を形成された基体を巻き取る巻取ロールと、 前記送出しロールから送出された基体を前記メインドラ
    ムに巻きかける直前において支持する入口側ロールとを
    備えた磁気記録媒体の製造装置において、 前記基体の厚みが6〜20μm、この基体の搬送速度が
    20〜200m/min、この基体が前記メインドラム
    に巻きかけられる際の該基体長さ方向の張力が8〜25
    kg/500mm幅であるとき、前記入口側ロールと前
    記メインドラムとの1つの共通内接線の両接点間の距離
    LがW/2以下(但し、Wは前記基体の幅)となるよう
    な位置に前記入口側ロールが配設されてなることを特徴
    とする磁気記録媒体の製造装置。
JP9562590A 1990-04-11 1990-04-11 磁気記録媒体の製造装置 Pending JPH03292628A (ja)

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JP9562590A JPH03292628A (ja) 1990-04-11 1990-04-11 磁気記録媒体の製造装置

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JP9562590A Pending JPH03292628A (ja) 1990-04-11 1990-04-11 磁気記録媒体の製造装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6174143A (ja) * 1984-09-20 1986-04-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体の製造方法
JPS61214134A (ja) * 1985-03-19 1986-09-24 Hitachi Maxell Ltd 磁気記録媒体の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6174143A (ja) * 1984-09-20 1986-04-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体の製造方法
JPS61214134A (ja) * 1985-03-19 1986-09-24 Hitachi Maxell Ltd 磁気記録媒体の製造方法

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