JPS60818Y2 - 多目的鍋 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一つの鍋てたこ焼き、お焼き、お好焼、目玉
焼き、魚焼き、肉焼き等が出来る便利な多目的鍋に係る
ものにして、その構成も添付図面を参照に詳述すると次
の通りある。

底部中心に火焔口１を有する器体２の開口縁寄りに載置
段部３を形威し、この火焔口１の周囲数個所に受台４を
設け、この受台４上に火焔口１よりも少し径大の傘状火
焔分散−５を設け、更に器体２の周囲数個所に放熱孔６
を穿孔する。

この傘状火焔分散盤５には小さな火焔孔１０を散在して
いる。

この載置段部３上に魚、肉、野菜等を焼く焼き網７や目
玉焼き、たこ焼き、お焼き、お好焼き等を焼く多種類の
焼皿８を着脱自在に載置する。

図中９は把手である。

本考案は、上述のように構成したから次の様は特長を有
するものである。

１ 魚、肉、野菜等を焼く時には、第２図に示すように
傘状火焔分散盤５を下向きにして受台４上に載置し、載
置段部３上に焼き網７を載置することにより、火焔は傘
状火焔分散盤５の斜面に添ってストレートに上昇し、焼
き網７上の魚、肉、野菜等を焼き上げることになる。

２ 逆に第３図に示すように傘状火焔分散盤５を上向き
にして受台４上に載置し、載置段部３に焼皿８を載置す
ることにより、火焔は傘状火焔分散盤５の逆斜面により
ストレートに上昇することを阻止されるため熱気が器体
２中にこもり、焼皿８を良く加熱して焼皿８内の物を良
く、焼き上げることになり、目玉焼き、たこ焼き、お好
焼き、お焼き等が良く焼けることになる。

また器体２内の必要以上の熱気は周囲の放熱孔６から外
部に放熱されて丁度良い焼き加減になると共に器体２内
に熱がこもらないから過熱防止されて器体２の変胎が防
止され耐久的に使用出来る多目的鍋を提供する。

３ この焼き網７、焼皿８、傘状火焔分散盤５は器体２
より離れるから使用後の洗滌も容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は分解斜面図、第２，３図は本案品の使用状態を
示す正断面図である。 １・・・・・・火焔口、２・・・・・・器体、３・・・
・・・載置段部、４・・・・・・受台、５・・・・・・
傘状火焔分散盤、６・・・・・・放熱孔、７・・・・・
・焼き網、８・・・・・・焼皿。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 底部中心に火焔口を有する器体の開口線寄りに載置段部
   を形成し、この火焔口の周囲数個所に受台を設け、この
   受台上に火焔口よりも少し径大の傘状火焔分散盤を着脱
   自在に設け、更に器体の周囲数個所に放熱孔を穿孔し、
   この載置段部上に魚、肉、野菜等を焼く焼き網や目玉焼
   き、たこ焼き、お焼き、お好焼き等を焼く多種類の焼皿
   を着脱自在に載置した事を特徴とする多目的鍋。