JPS608154Y2 - 自動車用点火信号発生装置 - Google Patents
自動車用点火信号発生装置Info
- Publication number
- JPS608154Y2 JPS608154Y2 JP11834881U JP11834881U JPS608154Y2 JP S608154 Y2 JPS608154 Y2 JP S608154Y2 JP 11834881 U JP11834881 U JP 11834881U JP 11834881 U JP11834881 U JP 11834881U JP S608154 Y2 JPS608154 Y2 JP S608154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- power generation
- blade
- generation coil
- magnetic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車点火信号発生装置に係り、特に基準位
置信号発生器を備えた点火信号発生装置に関するもので
ある。
置信号発生器を備えた点火信号発生装置に関するもので
ある。
従来、この種の点火信号発生装置は第1図および第2図
に示すように機関によって回転される回転軸1に点火信
号用の第1のロータ21および基準位置信号用等の第2
のロータ22が取付られている。
に示すように機関によって回転される回転軸1に点火信
号用の第1のロータ21および基準位置信号用等の第2
のロータ22が取付られている。
第1および第2のロータ21,22は鉄等の磁性体によ
って形成されている。
って形成されている。
第1のロータ21には等間隔に配置された複数(ここで
は4枚)の羽根31が形成されている。
は4枚)の羽根31が形成されている。
これらの羽根31と対向する位置に第1の発電コイル4
1が配置されている。
1が配置されている。
第1の発電コイル41は鉄心61に巻回されたコイル5
1およびマグネット71で構成されている。
1およびマグネット71で構成されている。
第2のロータ22には第1の羽根31の1つと一定の位
相差θ0をもった第2の羽根32が形成されている。
相差θ0をもった第2の羽根32が形成されている。
そして、この第2の羽根32と対向し、第1の発電コイ
ル41の反対側に第2の発電コイル42が配置されてい
る。
ル41の反対側に第2の発電コイル42が配置されてい
る。
第2の発電コイル42は第1の発電コイル41と同様に
コイル52、鉄心62、マグネット72によって構成さ
れている。
コイル52、鉄心62、マグネット72によって構成さ
れている。
機関により回転軸1が駆動されると第1のロータ21お
よび第2のロータ22の間にリラクタンス(磁気抵抗)
変化が生じ、この磁束変化によって第1の発電コイル4
1および第2の発電コイル42には第3図に示すような
電圧が発生する。
よび第2のロータ22の間にリラクタンス(磁気抵抗)
変化が生じ、この磁束変化によって第1の発電コイル4
1および第2の発電コイル42には第3図に示すような
電圧が発生する。
信号1は第1のロータ21の回転によるもので第1の羽
根31の数と等しいパルスが発生する。
根31の数と等しいパルスが発生する。
信号2は第2のロータ22の回転によるもので1回転に
1個のパルスが発生する。
1個のパルスが発生する。
しかし、上記の構成に於いては第2の発電コイル42が
第1の発電コイル41と反対側に配置されている為に、
第1のロータ21の羽根31が第1の発電コイル41と
対向した時、マグネット71の磁束が第1のロータ21
を介して漏洩し、その結果、第3図の信号2に於いてV
nで示すように第2の発電コイル42にノイズが発生す
る。
第1の発電コイル41と反対側に配置されている為に、
第1のロータ21の羽根31が第1の発電コイル41と
対向した時、マグネット71の磁束が第1のロータ21
を介して漏洩し、その結果、第3図の信号2に於いてV
nで示すように第2の発電コイル42にノイズが発生す
る。
この為、点火装置の電子回路を誤動作させることがあっ
た。
た。
本考案は、第2の発電コイルに発生するノイズをなくす
為になされたので、第2の発電コイルにノイズと極性が
異なる信号を発生させてノイズを打消し、点火装置を誤
動作させない点火信号発生装置を提供するものである。
為になされたので、第2の発電コイルにノイズと極性が
異なる信号を発生させてノイズを打消し、点火装置を誤
動作させない点火信号発生装置を提供するものである。
第4図乃至第7図は本考案に係る点火信号発生装置を示
すもので、従来例と同じ箇所には同一符号で示した。
すもので、従来例と同じ箇所には同一符号で示した。
本考案に於いて、第2のロータ20は第2の羽根30を
除いてその外周を樹脂等の非磁性体8で囲撓され略筒状
に形成されている。
除いてその外周を樹脂等の非磁性体8で囲撓され略筒状
に形成されている。
そして、この非磁性体8には第1のロータ21の羽根3
1に対応する位置にワイヤ等の磁性体9を埋設しである
。
1に対応する位置にワイヤ等の磁性体9を埋設しである
。
この為、第2のロータ20が回転した時、磁性体9によ
る第2の発電コイル40に発生する電圧は第7図の信号
3に示す波形となり、信号2のノイズVnを打消すこと
になる。
る第2の発電コイル40に発生する電圧は第7図の信号
3に示す波形となり、信号2のノイズVnを打消すこと
になる。
この様にして、全くノイズのない信号4を発生させるこ
とができ、点火装置の誤動作を防止できる。
とができ、点火装置の誤動作を防止できる。
尚、磁性体9の長さ直径等の形状を必要に応じて選ぶこ
とによって信号3の波形を自由に変えノイズを打消すの
に最も都合の良い条件を得る。
とによって信号3の波形を自由に変えノイズを打消すの
に最も都合の良い条件を得る。
以上詳述するように、本考案は第2のロータを非磁性体
で囲撓し、その非磁性体に第1のロータの羽根と対応す
る位置に磁性体を埋設したから第1のロータを介した第
1の発電コイルの漏洩磁束による第2の発電コイルに発
生したノイズを打消すことができ、点火装置の誤動作を
防止できる。
で囲撓し、その非磁性体に第1のロータの羽根と対応す
る位置に磁性体を埋設したから第1のロータを介した第
1の発電コイルの漏洩磁束による第2の発電コイルに発
生したノイズを打消すことができ、点火装置の誤動作を
防止できる。
また、第2のロータの非磁性体に埋設した磁性体の形状
を任意に変えることができるから、第1のロータと第2
のロータを近づけてノイズが大きくなってもそれを打消
す信号を発生でき、装置を小型にできる。
を任意に変えることができるから、第1のロータと第2
のロータを近づけてノイズが大きくなってもそれを打消
す信号を発生でき、装置を小型にできる。
第1図、第2図は従来例を示す側面図および平面図。
第3図はその電圧波形図。第4図、第5図、第6図は本
考案の1実施例を示す側面図、平面図および要部斜視図
。 第7図はその電圧波形図である。 符号の説明、1・・・・・・回転軸、21・・・・・・
第1のロータ、20,22・・・・・・第2のロータ、
31・・・・・・第1の羽根、30,32・・・・・・
第2の羽根、41・・・・・・第1の発電コイル、40
,42・・・・・・第2の発電コイル、8・・・・・・
非磁性体、9・・・・・・磁性体。
考案の1実施例を示す側面図、平面図および要部斜視図
。 第7図はその電圧波形図である。 符号の説明、1・・・・・・回転軸、21・・・・・・
第1のロータ、20,22・・・・・・第2のロータ、
31・・・・・・第1の羽根、30,32・・・・・・
第2の羽根、41・・・・・・第1の発電コイル、40
,42・・・・・・第2の発電コイル、8・・・・・・
非磁性体、9・・・・・・磁性体。
Claims (1)
- 等間隔に配置された複数の第1羽根を有する第1のロー
タと、第1のロータと同軸上に配置され第1の羽根の1
つと一定の位相差をもつ第2の羽根を有する第2のロー
タと、第1の羽根に対向する第1の発電コイルと、第1
の発電コイルの反対側で第2の羽根に対向する第2の発
電コイルとを備え、第2のロータは第2の羽根を除(外
周を非磁性体によって囲繞されると共に、非磁性体の第
1の羽根に対応する位置に磁性体を埋設したことを特徴
とする自動車用点火信号発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11834881U JPS608154Y2 (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | 自動車用点火信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11834881U JPS608154Y2 (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | 自動車用点火信号発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5824474U JPS5824474U (ja) | 1983-02-16 |
JPS608154Y2 true JPS608154Y2 (ja) | 1985-03-20 |
Family
ID=29912489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11834881U Expired JPS608154Y2 (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | 自動車用点火信号発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608154Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-08-11 JP JP11834881U patent/JPS608154Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5824474U (ja) | 1983-02-16 |
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