JPS6081161A - グアニジン誘導体またはその酸付加塩および農園芸用殺菌剤 - Google Patents

グアニジン誘導体またはその酸付加塩および農園芸用殺菌剤

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JPS6081161A
JPS6081161A JP18923283A JP18923283A JPS6081161A JP S6081161 A JPS6081161 A JP S6081161A JP 18923283 A JP18923283 A JP 18923283A JP 18923283 A JP18923283 A JP 18923283A JP S6081161 A JPS6081161 A JP S6081161A
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JP
Japan
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agricultural
compound
formula
sulfate
addition salt
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JP18923283A
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English (en)
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Hiroshi Morimoto
弘 森本
Akio Oura
大浦 昭雄
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なグアニジン誘導体またはその自り付加
塩およびそれを有効成分として含有する農園芸用殺菌剤
に関する。
植物病害、特にカビによる植物病害を防除するための農
園芸用殺菌剤としてグアニジノ化合物が知られている。
例えば過去において農薬として広く用いられた’ Cy
prex ” (商標名)は次式%式% で示されるグアニジノ化合物である。このものはいくつ
かの病原菌に殺菌作用を有することが知られているが、
その薬効は十分と言えず、使用濃度をあげて薬効を高め
ようとすると、植物への薬害が顕著となる問題があった
。しかも農園芸用殺菌剤を散布または塗布して用いる場
合には、散布後溶媒の蒸発によって使用濃度が高くなる
ことは避けられないため、使用、展度を上げることによ
る植物への薬害発生は、農薬としては致命的な欠陥とな
る。こうして’ CypreX ’はその薬効にもかか
わらず、植物を枯死させる薬害のため現在では使用中止
に至っている寅情である。
で示されるジー(8−グアニジノオクチル)アミンも薬
効を有することが知られている(例えば特公昭42−1
6607号公報)が、その効果等は十分でなく、日本で
はまだ農薬として登録されていない。
本発明の目的は、十分な薬効を有し、かつ薬害を惹起す
ることのない雇1刈芸用殺菌剤の有効成分となり得る新
規なグアニジン誘導体を提供することにある。さらtこ
本発明の目的はそのような農園芸用殺菌剤を提供するこ
とにある。
すなわち、本発明は、次式(I)で示されるグアニジン
誘導体またはその岐イー1加塩であり、さらに、不発明
は次式(1)で示さILるグアニジン−棉体を有効成分
として含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤である
以下1本発明を説明するが、まず本発明化合物の製法に
ついて述べ、次いで本発明化合物を説明し、最後に本発
明化合物の薬効について述べる。
本発明化合物は、7−(5/−アミノペンチル)3.4
.5.6−テトラヒドロ−2H−アゼピンと例えば次式 (ここでRはメチル、エチル、ブチル等のアルキル基、
ベンシル基、アラルキlv基を示ス)で示されるイソチ
オ尿素誘導体を反応させることをこまって得られる。
これらのイソチオ尿索評導体は硫酸塩、硝fli2塩。
塩酸塩、炭酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、プロ上ピオン酸塙、
ンユウ岐塩、フマル酸塩、クエン[112塩等の強1疫
91Aとして用いる。
実用的にはS−メチルイソチオウロニウム硫酸塩が最も
好ましく用いられるが、0−アルキIレインウロニウム
塩やンアナミドを用いることも1丁能である。
7− (5’−アミノペンチル)3,4,5.6−テト
ラヒドロ−2H−アゼピンは既知の方法によって製造で
きる。例えばε−カプロラクタムをアルカリ金属あるい
はアルカリ土類金属の酸化物や水酸化嘲弄の強塩基のも
とて600℃以上の高温に加熱することによって製造さ
れる(特開昭56−59066七公報)。
例えばイソチオ尿素誘導体を用いる場合、反応に供する
7 −(5/−アミノペンチル)3+4+5+6−テト
ラヒドロ−2H−アゼビ/とイソチオ尿素誘導体のモル
比は特に制限はなく、どちらが過剰でもよいが通常は量
論量近辺が適当である。
反応は溶媒の存在下または不存在下で行なう。
温媒ヲ用いる場合は、水、メタノール、エタノール、1
0パノー/L/等のアルコール 合物が好ましく用いられる。
例工ば、S−メチルイソチオ尿素硫酸塩を用いる場合、
7−(5’−アミノペンチル) 3,4,5,6−テト
ラヒドロ−2Hーアゼピンを約7倍前後のアルコール 累硫酸塩を約3倍前後の水に,d解して前者の浴液を後
者の溶液に徐々に滴下する。
反応品度は室温から溶媒の沸点までの1(+1で任.は
に選択できるが、室温が好ましく、最後に沸点まで昇温
しで反応を完結させる。
反応圧力は常圧、減圧、加圧などいかなる圧力も採用で
きるが、常圧が好ましい。
原料を反応系に供給し、(−ヘ拌を続けることをこより
、本発明のグアニジン誘導体が生成する。
反応終了後、必要ならばば、塩酸、硝酸等の鉱ばを加え
て中相し、mWを留去して本発明化合物を単離すること
ができる。
得られた本発明のグアニジン誘導体の酸付加塩は再結晶
により精製することができる。
かくして得られたグアニジン誘導体は新規な化合物であ
り、例えば、硫敏塩の場合は融点241〜242℃の白
色結晶である。
本発明化合物が遊離のグアニジンである場合は1、不安
定であり、長時l111放置すると空気中の二酸化炭素
と反応して炭酸塩を形成する。従って、雁園芸用殺直4
すとして使用する場合には、安定な酸付加塩の形態にし
ておく方が好ましい。遊離のグアニジン誘導体もその酸
付加塩も薬効においては差異がない。むしろ酸付加塩の
中性化合物として使用する方が好ましい。原料として用
いるイソチオ尿累d導体を配付加塩の形jルで使用すれ
ば本発明化合物は同じ酸付加塩の形1諜で得らILる。
すなわち、例えば硫酸塩、硝酸塩、塩酸塩、炭酸塩、ギ
酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、シュウ酸塩、フマル酸
塩、クエン酸塩等の付加塩が得らオt る 。
本発明の化合物は、直鎖状の炭化水系鎖を分子骨格とし
、その両末端第1級炭素原子にグアニジ中央の6位には
カルボニル基を有している。
農園芸用抗生物質として周知であるストレプトマイシン
やプラストサイジンSと同様、公知のグアニジン化合物
もその活性点は分子中のグアニジノ基eこ存在すると考
えられており、本発明化合物のごとく1分子当りのグア
ニジノ基の多い化合物は、薬効の活性点が増し、浸れた
薬効が得られる。
そして、さらに実際の薬効や薬冨の発現の差異は分子中
のダアニジン基以外の部分との4j、雑な協萎、鰭抗に
よるものであり、一般にメチレン基を艮くすると油浴性
を増し、水、ld性を減するが、本発ヴ」の化合物はm
 IIなHL B (I(ydrophile −Li
pophile −Ba1ance )を呈するメチv
ンaの畏さを有しているため愛れた薬効が得られる。
かかる薬効を有する本発明化合物は、必要に応じて1通
常使用される不活性の担体もしくは希釈剤と混合し、さ
らに適宜な界面活性011等の補助剤を配合し7、水浴
液、懸濁液、乳ハ11 、油剤、永和削。
粉ri11、粒剤、錠剤、力粒、ペースト等の形態で使
用することができる。
不活性の担体もしくは希釈剤としては、種々の(°11
□土、カオリン、タルり、ケイソウ土、ンリカ、地石、
炭酸カルシウム、ベントナイト、臀゛の固体担体、水、
アルコール ーペン、植物油のごとき置体もしくは希釈剤が挙げらI
Lる。
補助剤としては各種の界面活性nす、)a色剤、安定i
ll、薬害軽減剤などが挙げられる。
本発明化合物は常法に従って、そのまま、またはン^釈
された形jtAで対象物に適用され、すぐれた効果を秦
する。
丈なわら、本発明の農園芸用殺菌剤は.アルタナリア(
 Alttynaria )属やベンチュリ7 ( V
enturia )属などの植物病原隣による病疾、例
えばナシ黒斑病、リンゴ斑点落葉病,いちご黒斑病、タ
バコ赤星病、リンゴ黒星病等の植物病害に対して顕著な
薬効を有する。
さらに、本ジd明の農園芸用殺菌剤は、イネいもち病に
対しても浚れた薬効を有する。
次に実施例をこより不発明の化合物およびその製法なら
びに効果について具体的に説明する0実施例1 (1.11−ジグアユジノ−6−ウンデカノン硫酸塩の
合成) 1梵拌磯を備えた1e三ツロ丸j氏フラスコにSーメチ
ルイソチオ尿素硫酸塩100 、2g( 0.7 2−
rニル)と蒸留水600ゴを仕込み、、遣拌を開始し溶
解した。
一方,7−(5’−アミノペンチル)5,4,5.6 
−テトラヒドロ−2H−アゼピン65.69(0.56
モ)V )をメクノール6 0 0 tqlに溶解して
滴下ロー1− In入れ、先の三ツロ丸匠フラスコに装
置# L T (11伴下に18〜25゛Cで1時間か
かつて滴下した。
滴下終了後そのままさらに1.8時間i4拌を続けた後
昇湿して、40℃で1時間攪拌を続けた。次にさらシこ
昇温して、2時間還流下( 6 7 ’C )でlit
拌をdげた。室温まで放冷後、析出固体を濾過し、水1
80 alで11.℃浄した。次いで105’C,5+
+1aHQ下で5.5時間乾燥して94.149の結晶
3得た。引き続ぎ、この結晶tこ水311 alを加え
て[1)結晶後、結晶を濾過し、水7f3111で洗浄
してから105CU、5;axHg下で7時間乾燥する
と融点241−242Cの白色結晶61.01 +1が
イ4)られた。この化合物の分析結果は次のとおりであ
った。。
元素分析lll1[CHNS 分析値 40.7 づ、0 21.!+ 8.2として
赤外吸収スペクトlし: 1100 ttn (So、
−)。
ム)。
核磁気共鳴スペクト7v(D20中) : 1,5pp
m(−CH2−,12H) 、2.5−2.6 ppm
 (−CH2−Co −14H) 、!1.1 −3.
2 1)prll (−N−CH2−,4H)。
4.7 ppm (1(Do 、 10H)。
FAB (Fast Atom Bornbardme
nt ) −マ/K スペクトル: mHz 285 
(構造(I)の分子量+1)、m/zs s 5 (構
造(I) を砒酸塩の分子量+1)。
実施例2 (水和剤の調製) カオリン2.6gに識化ケイ素0.29およびポリオキ
シエチレンアルキlレフェニルエーテル型界面活性剤0
.2 gを加え、メノウ乳鉢でよく粉砕混合した。
こうして得た混合粉末0.50gを精秤してとり、例1
で示した1、11−ジグアユシノー6−ウンデカノン硫
酸塩(以下UDKG硫酸塩と記す)o、1部gを加えて
メノウ乳鉢で十分粉砕混合し、水44+ l4ilを得
た。
この水和剤を水で所定(濃度に希釈して薬効をテストし
た。例えば、この水和ml [J、i 0 Vを5O−
OJ/の蒸留水に希釈すれば、U D K LJ (l
Jlc1g塩は50ppmz虚度で含有されている。
実施例3 (各種のアルタナリア・アルタナ−2群(Altern
aria alternata )植物病原菌への薬効
)アルタナリア・アルタナータ群植物病原閑に由来する
各種の植物病に対して、UDKG硫酸塩の水和剤(実施
例2で調製したもの)の防除効果を常法により測定した
。結果を表1tこ示す。
表 1 実施例4 (二十毘紀ナシ黒斑病への効果−1)jIl場テステス
ト施例2で調製したUDKG硫酸塩水和=+の二十世紀
ナシ黒斑病への防除効果について、さらに1+hl場テ
ストを行った。58年4月下旬、第1回のテスIJ散布
から開始し、はぼ10日に1回散布しながら7月中旬ま
で合計8回散布して7月下旬病葉率を評価した。結果を
その他の対照渠illの結果と比較して表2に示す。
表 2 −X−1) 1.11−ジグアニジノウンデカン:ば1
数基25部、何りポノックスN CG ’ (Lion
co、) 5部、酸化ケイ素5部およびカオリン65部
を粉砕混合し、水にシフ11iiさせて所定濃度の水利
剤とした。
″に2) 6 a Mllにつき、6本の祠を供試した
。病葉率は1樹につき適当な10本の枝を選定し、全葉
数で病葉畝を除した値の平均値で示している。
×−3) 新葉力に1梢むという薬藺のため、病葉率の
6111足まで到らなかった。UDG硫酸塩を100 
pp’!’にして散布してみたが、やはり同様の薬吾を
認めた。一方、[JDKA硫ば塩はB o o ppr
nで散布して、何ら楽害を認めらオルなかった。
%4) やはり新葉が絹むという薬害が発生した。
特許出願人 東 し株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 次式(I)で示されるグラニシン誘導体または
    その酸イ」加塩。
  2. (2) 次式(+)で示されるグアニジン誘導体または
    そのa2付加塩を有効成分として含有することを特徴と
    する農園芸用膜Δ剤。 1〜HONH HJ C−NH−(GH2)5C(C,H2)g −N
    H−C−1iH2”、(I)
JP18923283A 1983-10-05 1983-10-12 グアニジン誘導体またはその酸付加塩および農園芸用殺菌剤 Pending JPS6081161A (ja)

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