JPS607967B2 - 利胆剤 - Google Patents

利胆剤

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JPS607967B2
JPS607967B2 JP10970979A JP10970979A JPS607967B2 JP S607967 B2 JPS607967 B2 JP S607967B2 JP 10970979 A JP10970979 A JP 10970979A JP 10970979 A JP10970979 A JP 10970979A JP S607967 B2 JPS607967 B2 JP S607967B2
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JP
Japan
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patrinocide
methanol
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JP10970979A
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JPS5634627A (en
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茂文 竹田
正樹 油田
平八郎 田口
徹 遠藤
一郎 吉岡
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Tsumura and Co
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Tsumura Juntendo Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、構造式 (式中、RはHまたはグルコースである)で表わされる
化合物を有効成分とする利胆剤である。
Rがグルコースである式(1)で表わされる化合物はパ
トリノサィド(Patrinoside)を称され、こ
のパトリノサイドを3ーグルコシダーゼで分解すると、
R=日である式(1)で表わされる化合物が得られる。
上記化合物パトリノサィドは、オミナエシ料の植物であ
るマルバキシレィカ、オミナエシ、オトコヱシなどから
得られ、オミナエシおよびオトコェシは漢方において敗
醤と称され、消炎、排膿、解毒等の薬効が期待されてい
る。そしてパトリノサィドは、本発明者等の内、田口、
遠藤らによりはじめてオミナエシ(Patrinjas
cabiosaefoliaFisher)より単離さ
れたものである〔日.Tag比hi and T.En
do、Chem.Phann.Bull.22巻、19
35頁〜1937頁、i974年:日.Taguchi
、T.Endo、1.Yoshioka and Y.
liねka、Chem.Pharm.B洲.27巻、1
275頁〜1276頁1979年〕。
即ち、オミナエシをメタノールで温時抽出し、これを濃
縮して得たエキスを水に溶解し、その水溶液をエーテル
にて抽出したのち、残澄をn−ブタノールにて抽出する
。この抽出液を濃縮して得たエキスを活性炭を用いたカ
ラムクロマトグラフィーに付し、水、メタノールの順で
展開し、メタノール港出部からメタノールを留去して約
3.2%の収率で粗配糖体部を得る。さらに、この粗配
糖体部をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフイー
に付し、クロロホルム・メタノール混合溶剤で展開し、
クロロホルム・メタノール(100:8〜10)の溶出
部から溶剤を留去して約0.8%の収率でパトリノサイ
ドを得る。また、パトリノサイドはマルバキンレイカ(
PamniagbbosaNね×im)より得ることが
できる。
即ち、マルバキンレィカの根を粉砕し、メタノールで温
時抽出し、これを濃縮して得たエキスを水に溶解した水
溶液をn−ブタノールにて抽出する。得られたエキスを
活性炭を用いたカラムクロマトグラフイーに付し、水、
メタノールの順で展開し、メタノ−ル熔出部からメタノ
ールを蟹去することを1回以上行なって約5.4%の収
率で粗配糖体部を得る。さらにこの粗配糖体部をシリカ
ゲルを用いたカラムクロマトグラフイーに付し、クロロ
ホルムに対しメタノールの混合割合を順次増加させたク
ロロホルム・メタノール混合溶剤で展開し、クロロホル
ム・メタノール(100:15)の溶出部から溶剤を蟹
去して約2.3%の収率でパトリノサィドを得る。この
方法によるパトリノサィドの製造の具体例を示すと次の
如くである。マルバキンレイカの根の粉砕物10.6k
9を30夕のメタノールで温時3回抽出し、このメタノ
ール液を合せて減圧濃縮し、1.72kgのエキスを得
る。このエキスを水3夕に溶解し、この溶液を2等分し
、それぞれ分液ロート中で3そのnープタノールで3回
ずつ抽出を行ない、このn−ブタノール液を合せてn−
ブタノールを蟹去し、約1.24k9のエキスを得る。
このエキスを活性炭2k9を用いたカラムクロマトグラ
フイーに付し、水100そで展開して糖を除いた後、メ
タノールで展開し、メタ/ール溶出部からメタノールを
留去して570夕の粗配糖体部を得る。さらに、この粗
配糖体部をシリカゲル5k9を用いたカラムクロマトグ
ラフイーに付し、クロロホルムに対しメタノールの混合
割合を順次増加させたクロロホルム・メタノール混合溶
剤で展開して1〆づつ分取し、クロロホルム・メタノー
ル(100:15)の溶出部のうち、薄層クロマトグラ
フィーにより単一成分であることがわかった溶出部から
溶剤を蟹去して白色固体のパトリノサィド38夕を得、
そしてまた他の溶出部から溶剤を留去してパトリノサィ
ドを含む粘樹液を得る。この粘樹液を再びシリカゲル4
kgを用いたカラムクロマトグラフィーに付し、上記と
同様にクロロホルム・メタノール混合溶剤で展開し、ク
ロロホルム・メタノール(100:15)の溶出部から
溶剤を留去して白色固体のパトリノサィド209夕を得
た。次にこのパトリノサイドを3−グルコシダーゼで分
解することによりR=日である式(1)で表わされる新
規な化合物を得ることができる。
この製造法の具体例を示すと次の如くである。即ち、パ
トリノサィド42夕を酢酸緩衝液(pH=5.0)2夕
に溶解し、この溶液にBーグルコシダーゼを1夕加えて
溶解し、37℃で3岬時間放置する。
その後、この反応液を分液ロート中で2その酢酸エチル
ヱステルで2回抽出を行ない、酢酸エチルェステル液を
合せて溶剤を留去して白色固体のR=日である式(1)
で表わされる化合物16.11夕を得た。次に、パトリ
ノサィドおよびR=日である式(1)で表わされる化合
物が利胆作用を有することについての実験例を挙げて説
明する。
ラットをペントバルビタール・ナトリウム麻酔(50の
9/kg、腹腔内注射)下で開腹し、総胆管の4・陽に
近い部位に小穴を開け、そこからポリエチレンカニュー
レを挿入する。
このカニューレから流出する胆汁を3び分間ずつ2回採
取したのち、パトリノサィドまたはR=日である式(1
)で表わされる化合物の水溶液を静脈内投与あるいは十
二指腸内投与し、その後30分間毎に胆汁を採取し、胆
汁の量をそれぞれ測定した。その結果は図面に示す如く
である。
即ち、第I図は静脈内投与におけるパトリノサィドの利
胆作用の成績を示す図であり、第2図は十二指腸内投与
におけるパトリノサィドの利胆作用の成績を示す図であ
り、第3図は静脈内投与におけるR=日である式(1)
で表わされる化合物の利胆作用の成績を示す図であり、
そして第4図は十二指腸内投与におけるR=日である式
(1)で表わされる化合物の利胆作用の成績を示す図で
ある。図面に示す結果から、パトリノサイドおよびR=
日である式(1)で表わされる化合物は明らかに利胆作
用があることが認められる。
そして特にパトリノサィドは静脈内投与では短時間に著
しい利胆作用を示し、十二指腸内投与では持続的に著し
い利胆作用を示すことが明らかに認められる。また実験
の結果、両化合物の経口投与における利胆作用の成績は
、十二指腸内投与における利胆作用の成績とほぼ同じで
あることが認められた。次にパトリノサイドおよびR=
日である式(1)で表わされる化合物の急性毒性につい
て実験例を示して説明する。
パトリノサィドまたはR=日である式(1)で表わされ
る化合物の水溶液をマウスに静脈内、皮下、および経口
的にそれぞれ投与し、7細寿間後の生死判定によりLD
5oを算出した。
計算にはリッチフイルドーウイルコクソン(Litch
field−Wilcoxon)法を用いたりその結果
は第1表に示す如くである。第 1 表 パトリノサイドおよびR=日である式(1)で表わされ
る化合物のLD5o物/K夕注:表中の( )内は9
.5多信頼限界第1表に示すLD5。
値と利胆作用発現量とを比較した場合、両化合物利胆作
用の有効量に比べ急性毒性は弱いことが認められる。即
ち、パトリノサィドの方は静脈内投与ではLD5。値の
20分の1以下の投与量(25の9/kg)で、経口投
与ではLD5。値の1び分の1以下の投与量(200の
9′k9)で利胆作用を発現し、またR=日である式(
1)で表わされる化合物の方は静脈内投与ではLD5。
値の5分の1以下の投与量(25の9/kg)で、経口
投与ではLD5。値の5分の1以下の投与量(100の
9/kg)で利胆作用を発現し、両化合物の利胆作用の
有効量とLD歌値との間にかなりの差があることから上
記のことが認められる。つぎに、利胆作用のデータから
考えて、パトリノサィドの有効投与量は、静脈注射では
1回量25〜100の9、経口投与では1回量200〜
1000の9で症状に合せて1日3回までの服用が適当
と認められ、R=日である式(1)で表わされる化合物
の有効投与量は、静脈注射では1回量25の9、経口投
与では1回量200の9で症状に合せて1日3回までの
服用が適当と認められる。
パトリノサィドまたはR=日である式(1)で表わされ
る化合物は製剤に用いられる適当な溶剤、担体、増量剤
、補助剤などを使用して、製剤製造の常法にしたがって
液剤、注射剤、粉剤、顎粒剤、錠剤、カプセル剤などの
製剤をつくることができる。
次に実施例を示して本発明をさらに具体的に説明するが
、本発明はこれにより制限されるものではない。
実施例 1 パトリノサィド50夕を600Cに加溢した滅菌生理食
塩水5Aこ溶解し、無菌的にバィアルにパトリノサィド
が50の9含有する様に分配し、密封して注射剤を製造
した。
本注射剤は成人患者1日当り症状に応じて5〜30風土
静脈内投与する。
実施例 2 パトリノサィド100夕を細末とし「これを乳糖89夕
およびステアリン酸マグネシウム1夕と混合し、この混
合物を単発式スラッグ打錠機にて打錠して直径20肌、
重量約2.3夕のスラツグ錠を作り、これをオシレ−外
こて破砕し、整粒し、節別して20〜50メッシュの粒
子の良好な顎粒剤を得た。
この額粒剤は症状に合せて1回量1〜2夕(パトリノサ
イドとして500〜1000雌に相当)であり、1日に
3回服用する。
実施例 3 R=日である式(1)で表わされる化合物100夕を紬
末とし、これを微結晶セルロース20次およびステアリ
ン酸マグネシウム5夕と混合し、この混合物を単発式打
錠機にて打錠して径7側、重量125の9の錠剤を製造
した。
本錠剤1銭はR=日である式(1)で表わされる化合物
100の9を含有する。
本錠剤は1回2錠「1日3回服用する。実施例 4 パトリノサイド500脚を紬末とし、No.00のゼラ
チンカプセルに充てんしてカプセル剤を得た。
本カプセル剤は症状に合せて1回1〜2カプセル、1日
3回服用する。実施例 5 R=日である式(1)で表わされる化合物200の9を
紐末とし「No.2のゼラチンカプセルに充てんしてカ
プセル剤を得た。
本カプセル剤は1回1カプセル、1日3回服用する。
【図面の簡単な説明】
第1図は静脈内投与におけるパトリノサィドの利胆作用
の成績を示す図であり「第2図は十二指腸内投与におけ
るパトリノサィドの利胆作用の成績を示す図であり、第
3図は静脈内投与におけるR=日である式(1)で表わ
される化合物の利胆作用の成績を示す図であり、そして
第4図は十二指腸内投与におけるR=日である式(1)
で表オ)される化合物の利胆作用の成績を示す図である
。 溝之図鰭ー図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、RはHまたはグルコースである)で表わされる
    化合物を有効成分とする利胆剤。
JP10970979A 1979-08-30 1979-08-30 利胆剤 Expired JPS607967B2 (ja)

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JPS5634627A JPS5634627A (en) 1981-04-06
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