JPS607876Y2 - 連続鋳造設備におけるモ−ルド振動装置 - Google Patents

連続鋳造設備におけるモ−ルド振動装置

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JPS607876Y2
JPS607876Y2 JP17768677U JP17768677U JPS607876Y2 JP S607876 Y2 JPS607876 Y2 JP S607876Y2 JP 17768677 U JP17768677 U JP 17768677U JP 17768677 U JP17768677 U JP 17768677U JP S607876 Y2 JPS607876 Y2 JP S607876Y2
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JP
Japan
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mold
shaft
gear
rotating
arm
Prior art date
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Expired
Application number
JP17768677U
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English (en)
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JPS54100920U (ja
Inventor
八十男 大島
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は連続鋳造設備におけるモールドの振動装置に関
する。
従来、モールド振動方式として、第1図に示すようなリ
ンク・レバ一方式あるいは第2図に示すような直接クラ
ンク方式等がある。
しかしいずれの方式もモールド1の倒れを防止するため
、該モールド1から案内ガイド2を垂下し、該ガイド2
を位置固定のローラ3で受ける必要がある。
ところが上記ガイド2が設けられているモールド1直下
の箇所は蒸気およびパウダー等の塵埃雰囲気中にあり、
ガイド2が摩耗されやすく、モールド1の正規の運動位
置を狂わせるという問題がある。
そこで本考案は案内ガイドを設けることなく、モールド
を正確に直線上下運動せしめ得る振動装置を提供するも
のである。
以下、本考案の一実施例を第3図〜第6図に基いて説明
する。
まず第3図に基いて作動原理を説明すると、固定点Oを
中点として矢印イ方向に回転するアームAを設け、該ア
ームAの遊端aを中心として矢印口方向に回転するアー
ムBを設け、両アームA、 Bの長さを同じにしたとす
る。
そして上記アームBの自転速度をアームAの2倍の角速
度でアームAの回転方向イと逆方向口へ回転させると、
アームBの遊端すは垂直線Y上を上下動することになる
換言すれば、θ=2αの関係が成立するようにアームB
を回転させればよい。
したがって上記遊端すにモールド1を連結すれば、この
モールド1は垂直線に沿って上下動することになる。
次に本考案の実施例を第4図〜第6図に基いて説明する
この実施例は鋳片を垂直方向に引き抜く連続鋳造設備に
関し、モールド1下面の四角から垂下された4固のブラ
ケット5と、該各ブラケット5に形成された孔6内に軸
受7を介して回転自在に配設された筒体8と、該筒体8
に形成された偏心孔9内に軸受10を介して回転自在に
配設された支軸11と、該支軸11の両端面に突設され
た回転軸12とを有し、該回転軸12の軸心13(第3
図のOに相当〉と支軸11の軸心14(第3図のaに相
当)とをα量(第3図のアームAの長さに相当〉ずらせ
、また支軸11の軸心14と筒体8の軸心15(第3図
のbに相当〉とを同じくα量〈第3図のアームBの長さ
に相当〉ずらせである。
16は一方の回転軸12上に軸受17を介して配設され
ると共にハウジング18に突設されたブラケット19に
キー止めされた固定歯車、20は該固定歯車16と支軸
11との間において回転軸12上にキー止めされたアー
ム、21は該アーム20の先端に回転自在に支持された
上記回転軸12と平行するピン、22は該ピン21の一
端上に固着されると共に上記固定歯車16に噛合する駆
動側遊転歯車、23は上記ピン21の他端上に固着され
ると共に前記筒体8の外周上に形威された歯車24に噛
合する受動側遊転歯車である。
25はハウジング18に突設されたブラケットであって
、一方の回転軸12を軸受26を介して回転自在に支持
している。
27は減速機28および分配ギヤーボックス29を介し
て回転軸12を回転せしめる駆動モータである。
また前記歯車16,22,23,24の歯数を各々Z□
、Z2゜Zst Z4(!:すルト、Zi/ZzXZq
/Za=2i::ナルヨウ歯数比を設定するものとする
上記構成において、駆動モータ27を作動せしめて、回
転軸12を矢印へ方向に回転せしめると、アーム20お
よび支軸11も同方向に回転せしめられ、支軸11は偏
心運動をおこなう。
またアーム20の回転に伴って歯車22が固定歯車16
上を転動し、この歯車22は矢印二方向に回転せしめら
れる。
そしてその回転はピン21を介して受動側歯車23に伝
えられ、この歯車23により歯車24を介して筒体8が
回転軸12の2倍の自転速度でこの回転軸12の回転方
向へとは逆方向へ回転せしめられる。
したがって、第3図で述べたと同じ作動がおこなわれて
モールド1が垂直線に沿って振動するものである。
ここで軸心14及び歯車23の軸心、即ちピン21の中
心は、回転軸心13の周囲を同一距離を保ちながら同時
に公転する。
又、歯車23の自転、公転力の反力は固定歯車16にて
受持たれているから、この反作用として歯車24は軸心
14上を自転する。
即ち軸心15を軸心14の廻りに自転させることが可能
である。
従って本機構は可能である。なお上記実施例において、
回転のバランスをとるため、第7図に示すごとく前記ア
ーム20に代えて中央部を回転軸12にキー止めされた
アーム30を設け、該アーム30の両端にそれぞれ駆動
側歯車22とバランスウェイトとしての歯車31とを設
けてもよい。
また上記実施例では鋳片を垂直方向に引き抜くタイプの
モールド1を例に上げて説明したが、鋳片を円弧方向に
引き抜くタイプのモールドにも適用することができるも
のである。
すなわち第8図において、S/R=S1/R□=S2/
R2となるよう設定すればよい。
ただし R:鋳造半径、 R1:前側のブラケット32位置における半径、 R2:後側のブラケット33位置における半径、 S:Rにおけるモールド34のストローク、S□:R□
におけるモールド34のストローク、S2:R2におけ
るモールド34のストローク、ここで一般的に鋳造半径
とストロークとの比、すなわちS/Rは非常に小さい(
約171000)ので、第9図に示すごとく正規の円弧
曲線とストローク直線との間のずれ量δはほとんどなく
、無視できるものである。
以上述べたごとく本考案の連続鋳造設備におけるモール
ド振動装置によれば、筒体と支軸と回転軸とで二重偏心
軸機構を形威し、上記回転軸を一方向に回転せしめる駆
動装置を設けると共に上記筒体を回転軸の回転方向とは
逆の方向に2倍の速度で回転せしめる駆動体を設けであ
るから、モールドを直線上下運動させることができ、従
来必要であったモールドを直線上下運動させるための案
内ガイドが不用となり、モールド直下の蒸気やパウダー
等の塵埃雰囲気に影響されることなく、モールドを正確
に直線上下運動させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ従来例を示す概略図、第3図
〜第6図は本考案の一実施例を示し、第3図は作動原理
図、第4図は装置全体の斜視図、第5図は要部の縦断面
図、第6図は要部の概略側面図である。 第7図は上記実施例の変形例を示す側面図、第8図およ
び第9図は本考案の他の実施例を示す概略説明図である
。 1.34・・・・・・モールド、5,32,33・・・
・・・ブラケット、訃・・・・・筒体、9・・・・・・
偏心孔、11・・・・・・支軸、12・・・・・・回転
軸、13,14.15・・・・・・軸心、16・・・・
・・固定歯車、20,30・・・・・・アーム、21・
・・・・ゼン、22・・・・・・駆動側歯車(駆動体)
、23・・・・・・受動側歯車、24・・・・・・歯車
、27・・・・・・駆動モータ(駆動装置)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モールド下面から適当数突設されたブラケットと、該各
    ブラケットに回転自在に支持された筒体と、該筒体内に
    回転自在に配設された支軸と、該支軸に固着された回転
    軸とを有し、該回転軸と支軸の軸心および該支軸と筒体
    の軸心をそれぞれ同量づつずらせ、上記回転軸を一方向
    に回転せしめる駆動装置を設けると共に上記筒体を回転
    軸の回転方向とは逆の方向に2倍の速度で回転せしめる
    駆動体を設けたことを特徴とする連続鋳造設備における
    モールド振動装置。
JP17768677U 1977-12-27 1977-12-27 連続鋳造設備におけるモ−ルド振動装置 Expired JPS607876Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17768677U JPS607876Y2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 連続鋳造設備におけるモ−ルド振動装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17768677U JPS607876Y2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 連続鋳造設備におけるモ−ルド振動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54100920U JPS54100920U (ja) 1979-07-16
JPS607876Y2 true JPS607876Y2 (ja) 1985-03-18

Family

ID=29187418

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JP17768677U Expired JPS607876Y2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 連続鋳造設備におけるモ−ルド振動装置

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JPS54100920U (ja) 1979-07-16

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