JPH09234402A - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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Publication number
JPH09234402A
JPH09234402A JP8043925A JP4392596A JPH09234402A JP H09234402 A JPH09234402 A JP H09234402A JP 8043925 A JP8043925 A JP 8043925A JP 4392596 A JP4392596 A JP 4392596A JP H09234402 A JPH09234402 A JP H09234402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
support
rotation
bevel gear
coating gun
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8043925A
Other languages
English (en)
Inventor
Azuma Hisayasu
東 久安
Shizuya Iki
静也 木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP8043925A priority Critical patent/JPH09234402A/ja
Publication of JPH09234402A publication Critical patent/JPH09234402A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動モータ53の出力側近傍に減速機54を
接続し、その出力側に歯車列などからなる伝達部55を
介して塗装ガン支持体51を連結しているので、歯車間
のバックラッシュや歯車軸間の隙間などが積算され、こ
れが塗装ガン支持体51に伝わり、がたつきとして発生
してしまい、塗装パターンの正確な制御ができない。 【解決手段】 回転用駆動モータM1と塗装ガン支持体
3との間に、第一回転歯車機構17、第二回転歯車機構
18および第三減速機14を配置し、第三減速機14は
塗装ガン支持体3側に配置することにより、回転用駆動
モータM1の回転が塗装ガン支持体3に正確に伝わり、
塗装パターンの正確な制御ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の塗装装置は、図3に示すように、
塗装アーム本体50の先端部に、塗装ガンを支持するた
めの塗装ガン支持体51が所定の支軸回りに回転自在に
設けられ、この塗装ガン支持体51に、これを支軸52
回りに回転させるための駆動モータ53が、伝達機構を
介して連結され、この伝達機構は、駆動モータ53の出
力側近傍に接続した減速機54と、この減速機54と塗
装ガン支持体51との間に接続した歯車列やタイミング
ベルトなどの伝達部55とから構成されている。
【0003】そして、この塗装装置において、駆動モー
タ53を駆動することにより、塗装ガン支持体51を支
軸52回りに回転させ、被塗装物を塗装するようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の塗装装置で
は、駆動モータ53の出力側近傍に減速機54を接続
し、その出力側に歯車列(場合によってはタイミングベ
ルト)などからなる伝達部55を介して塗装ガン支持体
51を連結しているので、歯車間のバックラッシュや歯
車軸間の隙間などが積算され、これが塗装ガン支持体5
1に伝わり、がたつきとして発生してしまい、従って塗
装パターンの正確な制御ができなくなってしまう。
【0005】そこで本発明は、上記課題を解決し得る塗
装装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、塗装ガンを支持するための塗装ガ
ン支持体が、塗装アーム本体の先端部に所定の支軸回り
に回転自在に設けられ、塗装アーム本体が屈曲可能な複
数のアーム部材の連結構造とされ、所定のアーム部材に
塗装ガン支持体を回転させるための駆動モータが内装さ
れ、この駆動モータの駆動を塗装ガン支持体に伝達する
ための伝達機構が設けられ、この伝達機構は、駆動モー
タの出力側近傍に連結された歯車列または/およびタイ
ミングベトからなる伝達部と、この伝達部の出力側に連
結された減速機とから構成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1の全体断面図および図2の概略図に基づいて説明す
る。
【0008】本発明の実施の形態に係る塗装装置1は、
塗装ガン2を支持するための塗装ガン支持体3が、塗装
アーム本体(手首部ともいう)4の先端部に所定の支軸
回りに回転自在に設けられている。
【0009】この塗装アーム本体4は、屈曲可能な複数
のアーム部材の連結構造であって、図示しないアーム支
持部に取付けられた第一アーム部材5と、この第一アー
ム部材5の先端部に、第一支軸6回りに回転自在に支持
された第二アーム部材7と、この第二アーム部材7に挿
通されたフレーム状の取付け部材8と、この取付け部材
8の先端部に揺動軸受け9を介して取付けられた支持さ
れるとともに、第一支軸6と直交する第二支軸10回り
に揺動自在に支持された第三アーム部材11とを備えて
いる。
【0010】第一アーム部材5に、塗装ガン支持体3を
第一支軸6回りに回転させるための回転用駆動モータM
1(図2参照)および第三アーム部材11を第二支軸1
0回りに揺動させるための揺動用駆動モータM2が内装
されている。
【0011】第二アーム部材7は、第一アーム部材5に
第一減速機12および第一減速機12に取付けた取付け
部材8の基端部を介して連結され、第三アーム部材11
は、第二アーム部材7に第二減速機13および揺動軸受
け9を介して取付けられ、塗装ガン支持体3は、第三ア
ーム部材11の先端部に第三減速機14を介して連結さ
れている。
【0012】また第一支軸6を軸心とするとともに回転
用駆動モータM1の出力軸に連結された第一筒体15が
第一減速機12内を挿通して第二アーム部材7まで延長
され、この第一筒体15に基端側塗料供給管Aが挿通さ
れ、第三アーム部材11内で基端側塗料供給管Aの先端
部に、屈曲した中間塗料供給管Bが接続され、同じく第
三アーム部材11の先端側に塗装ガン2側に開口を有す
る先端側塗料供給管Cが配置され、この先端側塗料供給
管Cは中間塗料供給管Bに接続されるとともに第三減速
機14内を挿通されている。
【0013】第一筒体15の回転を第三減速機14の入
力側に伝達して、塗装ガン支持体3を第一支軸6回りに
回転させるための回転伝達機構16が設けられ、この回
転伝達機構16は、第一筒体15の回転に連動する第一
回転歯車機構17と、第三減速機14の入力側に取付け
られる第二回転歯車機構18と、第一回転歯車機構17
および第二回転歯車機構18に介装されて第一回転歯車
機構17の駆動を第二回転歯車機構18に伝達するため
の回転タイミングベルト機構19とから構成されてい
る。
【0014】第一回転歯車機構17は、第一筒体15の
途中に外嵌固定された駆動傘歯車20と、この駆動傘歯
車20に噛合するとともに取付け部材8の基端側に軸部
21が軸受け22を介して支持された従動傘歯車23と
から構成されている。
【0015】第二回転歯車機構18は、取付け部材8の
先端側に軸部25が軸受け26を介して支持された駆動
傘歯車27と、この駆動傘歯車27に噛合するとともに
先端側塗料供給管Cの途中に遊嵌して第三減速機14の
入力側に取付けられる従動傘歯車28とから構成されて
いる。
【0016】また回転タイミングベルト機構19は、従
動傘歯車23の軸部21および駆動傘歯車27の軸部2
6に取付けられた大小のプーリ30,31と、各プーリ
30,31に巻回された回転用ベルト32とから構成さ
れている。
【0017】第一筒体15の基部に、揺動用モータに連
結された第二筒体35が遊嵌され、この第二筒体35の
回転を第三アーム部材11に伝達してこれを揺動させる
ための揺動伝達機構36が設けられ、この揺動伝達機構
36は、第二筒体35の回転に連動する揺動歯車機構3
7と、この揺動歯車機構37の駆動を第三減速機14の
入力側に伝達するための揺動タイミングベルト機構45
とから構成されている。
【0018】揺動歯車機構37は、第二筒体35の途中
に外嵌固定された揺動用駆動傘歯車38と、この揺動用
駆動傘歯車38に噛合するとともに、取付け部材8の基
端側に軸部39が軸受け40を介して支持された揺動用
従動傘歯車41とから構成され、揺動タイミングベルト
機構45は、揺動用従動傘歯車41の軸部39および取
付け部材8の先端側に配置した第二減速機13の入力部
に取付けられた大小のプーリ46,47と、各プーリ4
6,47に巻回された揺動用ベルト49とから構成され
ている。
【0019】上記構成において、回転用駆動モータM1
を駆動すると、第一筒体15が第一支軸6回りに回転し
て、この回転が、駆動傘歯車20から従動傘歯車23に
伝達され、回転タイミングベルト機構19を介して第二
回転歯車機構18の駆動傘歯車27から従動傘歯車28
へ伝達され、この従動傘歯車28の回転数N1i が第三減
速機14によって回転数N1o に減速されて塗装ガン支持
体3が第一支軸6回りに回転する。
【0020】また、揺動用駆動モータM2を駆動する
と、第二筒体35が第一支軸6回りに回転して、この回
転が揺動用駆動傘歯車38から揺動用従動傘歯車41、
さらに揺動タイミングベルト機構45に伝達され、揺動
用ベルト49の回転数N2i が第二減速機13によって減
速されて回転数N2o として第三アーム部材11に伝達さ
れ、第三アーム部材11が第二支軸10回りに揺動し、
塗装状況に応じて被塗装物を塗装することができる。
【0021】ところで、本発明の実施の形態における第
三減速機14の出力変位Xobは、下記(1)式となる。
【0022】
【数1】
【0023】ここで、 Xi:回転用駆動モータの入力変位 BL:BLG(歯車列バックラッシュ) +BLT(タイミングベル
トのたるみ) n1: 歯車列減速比 n2: 減速機減速比 n3: タイミングベルトによる減速比 また、図3に示す従来構成における減速機54での出力
変位Xは下記(2)式となる。
【0024】
【数2】
【0025】そして、従来構成における歯車列を考慮し
た出力変位Xoaは、下記(3)式である。
【0026】
【数3】
【0027】ここで、本発明の実施の形態における出力
変位Xobから従来構成における出力変位Xoaを減じる
と、下記(4)式のようになる。
【0028】
【数4】
【0029】すなわち、第一筒体15と塗装ガン支持体
3とが第一回転歯車機構17および第二回転歯車機構1
8を介して連結されていたとしても、バックラッシュに
よる出力変位が(4)式の値だけ従来に比べて少なくな
っていることが分かる。
【0030】すなわち、本発明の実施の形態の方が従来
より見掛け上の剛性が増したことになり、回転用駆動モ
ータM1の駆動に対する応答性が向上することになり、
塗装ガン支持体3に伝わるがたつきが少なくなって、塗
装パターンの正確な制御ができる。
【0031】また第三アーム部材11は、揺動用駆動モ
ータM2に揺動歯車機構37および揺動タイミングベル
ト機構45を介して連結されているが、この構成で、揺
動用駆動モータM2を駆動して第三アーム部材11を揺
動させる場合であっても、上記と同様に、従来に比べて
応答性が向上し、塗装パターンの正確な制御ができる。
【0032】このように本発明の実施の形態によれば、
回転用駆動モータM1と塗装ガン支持体3との間に、第
一回転歯車機構17、第二回転歯車機構18および第三
減速機14を配置し、第三減速機14は塗装ガン支持体
3側に配置したので、回転用駆動モータM1の回転が塗
装ガン支持体3に迅速に伝わり、また揺動用駆動モータ
M2と第三アーム部材11との間に揺動歯車機構37お
よび揺動タイミングベルト機構45を配置し、第二回転
歯車機構18は第三アーム部材11側に設けたので、揺
動用駆動モータM2の回転が第三アーム部材11に迅速
に伝わり、塗装パターンの正確な制御ができる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、塗装ガン支持体を、屈曲可能な複数のアーム部材の
連結構造からなる塗装アーム本体の先端部に、所定の支
軸回りに回転自在に設け、所定のアーム部材に塗装ガン
支持体を回転させるための駆動モータを内装し、この駆
動モータの駆動を塗装ガン支持体に伝達するための伝達
機構を設け、この伝達機構は、歯車列またはタイミング
ベトからなる伝達部と減速機とから構成し、伝達部を駆
動モータの出力側近傍に連結し、減速機を伝達部の出力
側に連結したので、伝達部で生じるバックラッシュなど
の変位を少なくでき、従って、駆動モータの回転を塗装
ガン支持体により正確に伝えることができ、塗装パター
ンの制御の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一形態を示す塗装装置の内部
機構を示す全体断面図である。
【図2】同じく駆動伝達系を示す概略図である。
【図3】従来の塗装装置の駆動伝達系を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 塗装装置 2 塗装ガン 3 塗装ガン支持体 4 塗装アーム本体 5 第一アーム部材 6 第一支軸 7 第二アーム部材 8 取付け部材 10 第二支軸 11 第三アーム部材 12 第一減速機 13 第二減速機 14 第三減速機 15 第一筒体 16 回転伝達機構 17 第一回転歯車機構 18 第二回転歯車機構 19 回転タイミングベルト機構 20 駆動傘歯車 23 従動傘歯車 27 駆動傘歯車 28 従動傘歯車 30 プーリ 32 回転用ベルト 35 第二筒体 36 揺動伝達機構 37 揺動歯車機構 45 揺動タイミングベルト機構 M1 回転用駆動モータ M2 揺動用駆動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装ガンを支持するための塗装ガン支持
    体が、塗装アーム本体の先端部に所定の支軸回りに回転
    自在に設けられ、塗装アーム本体が屈曲可能な複数のア
    ーム部材の連結構造とされ、所定のアーム部材に塗装ガ
    ン支持体を回転させるための駆動モータが内装され、こ
    の駆動モータの駆動を塗装ガン支持体に伝達するための
    伝達機構が設けられ、この伝達機構は、駆動モータの出
    力側近傍に連結された歯車列または/およびタイミング
    ベルトからなる伝達部と、この伝達部の出力側に連結さ
    れた減速機とから構成されたことを特徴とする塗装装
    置。
JP8043925A 1996-03-01 1996-03-01 塗装装置 Pending JPH09234402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8043925A JPH09234402A (ja) 1996-03-01 1996-03-01 塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8043925A JPH09234402A (ja) 1996-03-01 1996-03-01 塗装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09234402A true JPH09234402A (ja) 1997-09-09

Family

ID=12677287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8043925A Pending JPH09234402A (ja) 1996-03-01 1996-03-01 塗装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09234402A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105750121A (zh) * 2016-04-12 2016-07-13 绍兴益森工程机械有限公司 一种新型喷涂机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105750121A (zh) * 2016-04-12 2016-07-13 绍兴益森工程机械有限公司 一种新型喷涂机

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