JPS62193717A - 回転加工装置 - Google Patents

回転加工装置

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JPS62193717A
JPS62193717A JP3263986A JP3263986A JPS62193717A JP S62193717 A JPS62193717 A JP S62193717A JP 3263986 A JP3263986 A JP 3263986A JP 3263986 A JP3263986 A JP 3263986A JP S62193717 A JPS62193717 A JP S62193717A
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spindle
drive wheel
revolving
axis
housing
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Hiroshi Terao
寺尾 汎
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 +1)  産業上の利用分野 本発明は、回転加工装置、特に単一の刃具で加工径を変
化させ得る回転加工装置に関する。
(2)従来の技術 従来、加工径を変化させるためには、加工径に見合った
刃具を用いるか、数値制御によってX。
Y軸を変化させるようにしたものがある。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところが、刃具を交換するものでは、その交換作業に時
間がかかり、作業能率が劣るものであり、また数値制御
によるものは装置が複雑となって、高価である。
本発明の第1目的は、軌道直径を変化可能な公転軌道上
で刃具を公転させながら自転させることにより、加工径
を容易に変化させ得るようにした回転加工装置を提供す
ることである。
また本発明の第2の目的は、第1の目的を達成した上で
、軌道直径を変化させるため機構の構成を簡単にした回
転加工装置を提供することである。
B1発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 筒1の本発明装置は、固定の枠体と;基本的に円筒状で
あって該枠体に回転自在に支承される公転スピンドルと
;公転スピンドル内に偏心可能にして配置される円筒状
ハウジングと;該ハウジングにより同一軸線まわりに回
転自在に支承される自転スピンドルと;該自転スピンド
ルの先端に取付けられる刃具と;前記自転スピンドルの
軸線と平行な軸線まわりに回動自在にして一端が公転ス
ピンドルに支承されるとともに中間部がノ1ウジングに
連結される揺動アームと;公転スピンドルに固設される
第1駆動輪と;相対回転自在にして公転スピンドルに装
着される第2駆動輪と;第2駆動輪および前記揺動アー
ム間を連結するリンクと;前記自転スピンドルに自在継
手を介して連結される自転駆動モータと;前記第1駆動
輪に連結される公転駆動モータと;第1駆動輪に対して
第2駆動輪を相対角変位せしめるとともに第1駆動輪と
同一の回転速度での第2駆動輪の回転を許容して第2駆
動輪に連結される調整用駆動源と;を備える。
また第2の本発明装置では、第1の発明の主要構成部に
加えて、公転駆動モータには第1伝動機構を介して第1
駆動輪が連結され、第1伝動機構の途中に連結される第
2伝動機構と、第2駆動輪に連結される第3伝動機構と
は、第1および第2駆動輪に相対角変位を生じさせるべ
く差動歯車機構の出力側に連結され、該差動歯車機構の
入力側にステッピングモータが連結される。
(2)作 用 第1の発明の構成によれば、調整用駆動源により第2駆
動輪および公転スピンドルに相対角変位させると、リン
クにより揺動アームが揺動し、自転スピンドルが公転ス
ピンドルの軸線からずれる。
この状態で自転駆動用および公転駆動用モータを作動す
ると、自転スピンドルすなわち刃具は公転軌道上を公転
しながら自転して加工作動する。
また第2の発明の構成によれば、第1の発明の作用に加
え、ステッピングモータの作動により、差動歯車機構な
らびに第2および第3伝動機構を介して公転スピンドル
および第2駆動輪に相対角変位を生じさせることができ
、機構が簡単であるとともに、偏心量を任意に調整して
加工径の変化に容易に対処することができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず、第1図、第2図および第3図において、この回
転加工装置は、固定の枠体1と、公転スピンドル2と、
ハウジング3と、自転スピンドル4と、刃具としてのカ
ッタ5と、一対の揺動アーム6と、第1駆動輪としての
第1プーリ7と、第2駆動輪としての一対の第2プーリ
8と第2プーリ8および揺動アーム6間を連結する一対
のリンク9と、自在継手10を介して自転スピンドル4
に連結される自転駆動モータ1)と、第1伝動機構12
を介して第1プーリ7に連結される公転駆動モータ13
と、第1伝動機構12の途中に連結される第2伝動機構
14と、第2プーリ8に連結される第3伝動機構15と
、第2および第3伝動機構14.15に連結される差動
歯車機構16と、差動歯車機構16に連結される調整用
駆動源としてのステッピングモータ17とを備える。
枠体1は、基盤18上に固定されており、この枠体1に
は、両端をそれぞれ側方に突出するようにして、基本的
に円筒状の公転スピンドル2が、軸受19,20を介し
て水平軸線まわりに回転自在に支承される。
公転スピンドル2内には、円筒状のハウジング3が軸線
を平行にして配置されており、このハウジング3は公転
スピンドル2内で偏心自在である。
ハウジング3には一対ずつの軸受21,22およびシー
ル部材23.24を介して、自転スピンドル4が同一軸
線まわりに回転自在に支承されており、ハウジング3か
ら突出した自転スピンドル4の先端にカッタ5が取付け
られる。また、ハウジング3から突出した自転スピンド
ル4の後端には、自在継手10の一端が連結される。一
方、枠体1の後方(第1図の右方)で基盤18上に固設
された支持枠25には、自転スピンドル4と平行な出力
軸26を有する自転駆動モーター1が固定されており、
該自転駆動モータ1)の下方で支持枠25により回転自
在に支承された伝動軸27と前記出力軸26とは、プー
リ2B、29および無端状ベルト30を介して連結され
る。しかも伝動軸27は自在継手10を介して自転スピ
ンドル4に連結される。したがって自転駆動モータ1)
の作動に応じて、自転スピンドル4が軸線まわりに回転
し、ハウジング3すなわち自転スピンドル4の公転スピ
ンドル2内での偏心も自在継手10によって許容される
両揺動アーム6は、ハウジング3の両端に配置されてお
り、各揺動アーム6の一端は、ハウジング3の軸線と平
行にして公転スピンドル2に植設された揺動軸31に、
軸受32を介してそれぞれ支承される。したがって、各
揺動アーム6は、自転スピンドル4の軸線と平行な軸線
まわりに回動自在にして一端が公転スピンドル2に支承
されることになり、各揺動アーム6の中間部はハウジン
グ3に固定的に連結される。
第1プーリ7は、公転スピンドル2の後端部に同心に固
設される。一方、第21−リ8は、第1l−I77と同
一径に形成されており、公転スピンドル2の両端に軸受
33を介してそれぞれ装着される。したがって、第1ブ
ーIJ 7と、一対の第21−I78とは相対回転自在
である。
各第21−リ8には、その軸線と平行にピン34がそれ
ぞれ植設されており、各揺動アーム6の他端には、それ
らのピン34と平行なピン35がそれぞれ植設される。
リンク9は、それらのピン34.35を介して、揺動ア
ーム6の他端と、第21−I78とを連結する。
このような揺動アーム6およびリンク9の構成により、
公転スピンドル2と第2ブーIJ 8とが相対角変位し
たときには、第2図で示すようにハウリンク3および自
転スピンドル4の軸線が公転スピンドル2の軸線と一致
している状態から、第4図で示すようにハウジング3お
よび自転スピンドル4の軸線が公転スピンドル2の軸線
からずれ、自転スピンドル4が公転スピンドル2内で偏
心する。
枠体1の上部には、公転スピンドル2と平行な出力軸3
6を有する公転駆動モータ13が固定される。この公転
駆動モータ13の出力軸36と第1ブーI77とが第1
伝動機構12を介して連結される。
第1伝動機構12は、第1)−リ7と平行な軸線まわり
に回転自在にして枠体1に支承される第31−U 37
と、前記出力軸36に固設される公転用駆動プーリ38
と、第1プーリ7、第31−IJ 37および公転用駆
動ブーIJ38に巻回される無端状の第1歯付ベルト3
9とから成り、公転用駆動プーリ38および第3ブーI
ノ37間で第1歯付ベルト39は枠体1で回転自在に支
承されたテンションプーリ40にも巻き懸けられる。
第31−IJ37は、円筒状の第1回転軸41の一端に
固設されたものであり、該回転軸41は、第3ブーI7
37を外方に突出させるようにして、一対の軸受42を
介して枠体lで回転自在に支承される。
枠体1には、前記第1回転軸41と平行な第2回転軸4
3が、軸受44,45を介して回転自在に支承されてお
り、この第2回転軸43の軸線まわりに回転可能な第1
ギヤ46と、前記第1回転軸41の内端に固設されると
ともに第1ギヤ46に噛合する第2ギヤ47とにより、
第2伝動機構14が構成される。
また、軸受49を介して第1回転軸41に支承されると
ともに軸受50を介して枠体1に支承される第3回転軸
48の両端に第4ブーI751がそれぞれ固設されてお
り、これらの第41−リ51と、各第41−リ51およ
び各第2プーリ8に巻回される一対の無端状第2歯付ベ
ルト52と、第2回転軸43の軸線まわりに回転可能な
第3ギヤ53と、第3回転軸48の中間部に固設される
とともに第3ギヤ53に噛合する第4ギヤ54とで、第
3伝動機構15が構成される。
一対の第4ブーIJ51は、第31−リ37と同一径に
形成される。また第4ギヤ54は、第2ギヤ47と同一
径であって同一歯数を有するように形成される。さらに
第3ギヤ53は、第1ギヤ46よりもわずかに多い歯数
、たとえば第1ギヤ46の歯数が100のとき、第3ギ
ヤ53の歯数がlotであるように形成される。
差動歯車機構16は、従来公知のものであり、第2回転
軸43に固設される楕円状のカム55と、そのカム55
の外周に嵌合した一対のボールヘアリング56と、外周
に歯を有してボールベアリング56の外輪に嵌合される
薄肉の金属弾性環57と、該弾性環57の外歯に噛合す
る内歯を有する第1および第2リング58.59とから
成る。金属弾性環57はボールベアリング56に嵌合し
た状態で楕円形となっており、第1および第2リング5
8.59はそれらの一直径線上の2点で金属弾性環57
に噛合する。しかも、金属弾性環57の外歯と第1リン
グ58の内歯とは同一歯数であり、第2リング59の内
歯の歯数はわずかに多く定められる。たとえば、第1リ
ング58の内歯および金属弾性環57の外歯の歯数が2
00であるときに、第2リング59の内歯の歯数は20
2である。
かかる差動歯車機構16は、第2回転軸43が回転作動
したときに、その動力を減速して第1および第2リング
58.59に伝えるが、第2リング59の回転速度が第
1リング58よりもわずかに遅れる。
第1リング58には、第2回転軸43およびカム55と
の間に軸受60,61を介在した第1ギヤ46が固設さ
れ、第2リング59には、第2回転軸43およびカム5
5との間に軸受62,63を介在した第3ギヤ53が固
設される。したがって、第2回転軸43の回転が、差動
歯車機構16、第2伝動機構14および第1伝動機構1
2を介して第1プーリ7に伝達されるとともに、差動歯
車機構16および第3伝動機構15を介して両筒2ブー
I78に伝達されるが、第1プーリ7すなわち公転スピ
ンドル2の角変位速度が第2ブーIJ 8の角変位速度
よりもわずかに速い。すなわち、第2図において、第2
回転軸43が回転したときに、第1および第3ギヤ46
.53も同一方向に回転し、第3プーリ37が第1回転
軸41のまわりに角変位するとともに、第4プーリ51
がそれよりも小さい角変位量だけ角変位する。これに応
じて第1プーリ7および公転スピンドル2が角変位量α
だけ角変位し、第2ブーI78は角変位量αよりも小さ
い角変位量βだけ角変位する。したがって、公転スピン
ドル2および第2プーリ8間には、相対角変位量γが生
じ、この相対角変位に応じてリンク9により揺動アーム
6が回動し、第4図で示すように、自転スピンドル4の
軸線が公転スピンドル2の軸線から変位量εだけ偏心す
る。
ところで、第2回転軸43が停止している状態で、公転
スピンドル2が回転すると、第2伝動機構14から差動
歯車機構16および第3伝動機構15を介して第2プー
リ8に動力が伝達されるが、このときの公転スピンドル
2および第2プーリ8の回転速度が同一となるように、
各伝動機構14゜15および差動歯車機構16の噛合歯
数の組合せが設定されている。
ステッピングモータ17は、第2回転軸43と平行な出
力軸64を有して枠体1の上部に固設される。しかも該
出力軸64には、調整用駆動プーリ65が固設されてお
り、枠体1から突出した第2回転軸43の端部に固設さ
れた第5プーリ66と、前記調整用駆動ブーIJ65と
には、無端状の第3歯付ベルト67が巻き懸けられる。
ところで、公転スピンドル2内で偏心させた状態で、公
転スピンドル2を回転しながら自転スピンドル4を回転
すると、軸受19,20の偏摩耗が生じたり、がたつき
音が生じる上、加工精度にも悪影響を及ぼすので、自動
バランス装置70が、ハウジング3および公転スピンド
ル2間に配設される。
第5図において、自動バランス装置70は、公転スピン
ドル2を囲繞する円環状のバランスウェイト71と、ハ
ウジング3、公転スピンドル2およびバランスウェイト
71間を連結するリンク機構72と、公転スピンドル2
およびバランスウェイ)71間を連結する支持アーム7
3とから成る。
バランスウェイト71は、公転スピンドル2を囲繞する
厚肉の短円筒状に形成される。また支持アーム73は、
公転スピンドル2と自転スピンドル4とが同心位置にあ
るときに揺動アーム6を支承している揺動軸31と反対
側の外側面から、前記公転スピンドル2および自転スピ
ンドル4の軸線ならびに揺動軸31を結ぶ仮想直線に沿
う外方に向けて公転スピンドル2から突設されており、
支持アーム73の外端が、公転スピンドル2と平行な軸
線を有する軸74を介してバランスウェイト7に連結さ
れる。
リンク機構72は、ハウジング3に突設された支持突部
75の先端にピン76を介して一端が連結される第1連
結杆77と、中間部がピン78を介して公転スピンドル
2に枢支されるとともにその一端にピン79を介して第
1連結杆77の他端が連結される揺動杆80と、一端が
ピン81を介して揺動杆80の他端に連結されるととも
に他端かピン82を介してバランスウェイト71に連結
される第2連結杆83とから成る。
ピン76.78,79,81.82は、自転スピンドル
4の軸線と平行であり、揺動杆80を公転スピンドル2
に枢支するピン78は、支持アーム73の突出方向とは
直交する公転スピンドル2の一直径線上で公転スピンド
ル2に配設される。
また揺動杆80は略V字状に形成されており、その屈曲
部がピン78を介して公転スピンドル2に枢支される。
バランスウェイト71と、公転スピンドル2とには、リ
ンク機構72の作動を許容するための開口部84.85
が設けられ、さらにバランスウェイト71には支持アー
ム73のバランスウェイト71に対する回動動作を許容
するための開口部86が設けられる。
かかる自動バランス装置70では、第6図で示すように
ハウジング3および自転スピンドル4が揺動軸31のま
わりに回動して公転スピンドル2から偏心すると、リン
ク機構71によりバランスウェイ)71が偏心方向とは
逆方向に押され、支持アーム73の先端の軸74のまわ
りにバランスウェイト71が回動する。したがって、公
転スピンドル2に対してハウジング3および自転スピン
ドル4が偏心したときに、その偏心方向とは逆方向にバ
ランスウェイト71が自動的に偏心することになる。こ
れにより、公転スピンドル2の軸線に関して対称的に重
量配分がなされることになる。
次にこの実施例の作用について説明すると、カッタ5に
対応する穴の加工を施すときには、公転スピンドル2の
軸線に自転スピンドル4の軸線を一致させた状態で、自
転駆動モータ1)のみを作動させる。そうすると、ハウ
ジング3で支承された自転スピンドル4が軸線を一定に
して回転し、カッタ5による穴加工が行なわれる。
次いで、カッタ5よりも大径の穴を加工する際には、ス
テッピングモータ17を予め定めた時間だけ作動せしめ
る。そうすると、差動歯車機構16、ならびに第2およ
び第3伝動機構14.15の働きにより、公転スピンド
ル2と第2ブーI78とが相対角変位しながら角変位駆
動され、リンク9および揺動アーム6の働きによりハウ
ジング3および自転スピンドル4が揺動軸31を中心に
して回動し、公転スピンドル2の軸線からずれて偏心す
る。
かかる状態で、ステッピングモータ17を停止したまま
、自転駆動モータ1)および公転駆動モータ13を作動
せしめる。そうすると、自在継手10を介して自転スピ
ンドル4がその軸線まわりに回転し、公転スピンドル2
は第1伝動機構12を介して公転駆動モータ13により
軸線まわりに回転駆動せしめられる。しかも第3プーリ
8も公転スピンドル2と同一速度で回転する。
これにより、第7図で示すように、カッタ5はその軸線
まわりに回転しながら、自転スピンドル4の公転スピン
ドル2からの偏心量εに応じて定まる公転軌道87に沿
って公転する。したがって、カッタ5よりも大径の穴8
8の加工を行なうことができる。
穴88の加工径を変化させるときには、偏心量εすなわ
ち公転スピンドル2と第2プーリ8との相対角変位量γ
を変化させればよく、その相対角変位量γとステッピン
グモータ17の作動時間とを予め関連付けておけば、加
工径の変化に極めて容易に対処することができ、カッタ
5を交換することが不要となる。
また自転スピンドル4が公転スピンドル2に対して偏心
していても、自動バランス装置70の働きにより、公転
スピンドル2の軸線に関して対称に重量配分がなされて
おり、軸受19.20の偏摩耗やがたつき音の発生を防
止し、加工精度を向上することができる。
C8発明の効果 以上のように第1の本発明装置は、固定の枠体と;基本
的に円筒状であって該枠体に回転自在に支承される公転
スピンドルと;公転スピンドル内に偏心可能にして配置
される円筒状ハウジングと;該ハウジングにより同一軸
線まわりに回転自在に支承される自転スピンドルと;該
自転スピンドルの先端に取付けられる刃具と;前記自転
スピンドルの軸線と平行な軸線まわりに回動自在にして
一端が公転スピンドルに支承されるとともに中間部がハ
ウジングに連結される揺動アームと;公転スピンドルに
固設される第1駆動輪と;相対回転自在にして公転スピ
ンドルに装着される第2駆動輪と;第2駆動輪および前
記揺動アーム間を連結するリンクと;前記自転スピンド
ルに自在継手を介して連結される自転駆動モータと;前
記第1駆動輪に連結される公転駆動モータと;第1駆動
輪に対して第2駆動輪を相対角変位せしめるとともに第
1駆動輪と同一の回転速度での第2%lit動輪の回転
を許容して第2駆動輪に連結される調整用駆動源と;を
備えるので、構成が比較的簡単であり、自転スピンドル
を公転スピンドルに対して自在に偏心させて、刃具をそ
の軸線まわりに自転させるとともに偏心量で定まる公転
軌道上を公転させることができ、単一の刃具で穴加工径
を容易に変化させることが可能になり、作業能率が向上
する。
また第2の本発明装置では、第1の発明の主要構成部に
加えて、公転駆動モータには第1伝動機構を介して第1
駆動輪が連結され、第1伝動機構の途中に連結される第
2伝動機構と、第2駆動輪に連結される第3伝動機構と
は、第1および第2駆動輪に相対角変位を生しさせるべ
く差動歯車機構の出力側に連結され、該差動歯車機構の
入力側にステッピングモータが連結されるので、第1の
発明の効果を達成した上に、自転スピンドルの公転スピ
ンドルに対する偏心量を変化させる機構が単純であり、
偏心量を容易に変化させて加工径の変化に対処すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は展
開縦断面図、第2図は第1図のn−n線断面図、第3図
は第1図のm−m線断面図、第4図は自転スピンドルを
偏心させた状態を示す第2図の部分図、第5図は第1図
のV−V線断面図、第6図は自転スピンドルを偏心させ
た状態を示す第5図に対応した断面図、第7図はカッタ
の軌跡を示す説明図である。 ■・・・枠体、2・・・公転スピンドル、3・・・ハウ
ジング、4・・・自転スピンドル、5・・・刃具として
のカッタ、6・・・揺動アーム、7・・・第1駆動輪と
しての第1プーリ、8・・・第2駆動輪としての第2プ
ーリ、9・・・リンク、10・・・自在継手、1)・・
・自転駆動モータ、12・・・第1伝動機構、13・・
・公転駆動モータ、14・・・第2伝動機構、15・・
・第3伝動機構、16・・・差動歯車機構、17・・・
調整用駆動源としてのステンピングモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定の枠体と;基本的に円筒状であって該枠体に
    回転自在に支承される公転スピンドルと;公転スピンド
    ル内に偏心可能にして配置される円筒状ハウジングと;
    該ハウジングにより同一軸線まわりに回転自在に支承さ
    れる自転スピンドルと;該自転スピンドルの先端に取付
    けられる刃具と;前記自転スピンドルの軸線と平行な軸
    線まわりに回動自在にして一端が公転スピンドルに支承
    されるとともに中間部がハウジングに連結される揺動ア
    ームと;公転スピンドルに固設される第1駆動輪と;相
    対回転自在にして公転スピンドルに装着される第2駆動
    輪と;第2駆動輪および前記揺動アーム間を連結するリ
    ンクと;前記自転スピンドルに自在継手を介して連結さ
    れる自転駆動モータと;前記第1駆動輪に連結される公
    転駆動モータと;第1駆動輪に対して第2駆動輪を相対
    角変位せしめるとともに第1駆動輪と同一の回転速度で
    の第2駆動輪の回転を許容して第2駆動輪に連結される
    調整用駆動源と;を備えることを特徴とする回転加工装
    置。
  2. (2)固定の枠体と;基本的に円筒状であって該枠体に
    回転自在に支承される公転スピンドルと;公転スピンド
    ル内に偏心可能にして配置される円筒状ハウジングと;
    該ハウジングにより同一軸線まわりに回転自在に支承さ
    れる自転スピンドルと;該自転スピンドルの先端に取付
    けられる刃具と;前記自転スピンドルの軸線と平行な軸
    線まわりに回動自在にして一端が公転スピンドルに支承
    されるとともに中間部がハウジングに連結される揺動ア
    ームと;公転スピンドルに固設される第1駆動輪と;相
    対回転自在にして公転スピンドルに装着される第2駆動
    輪と;第2駆動輪および前記揺動アーム間を連結するリ
    ンクと;前記自転スピンドルに自在継手を介して連結さ
    れる自転駆動モータと;第1駆動輪に第1伝動機構を介
    して連結される公転駆動モータと;第1伝動機構の途中
    に連結される第2伝動機構と;第2駆動輪に連結される
    第3伝動機構と;第1および第2駆動輪に相対角変位を
    生じさせるべく第2および第3伝動機構が出力側に連結
    される差動歯車機構と;差動歯車機構の入力側に連結さ
    れるステッピングモータと;を備えることを特徴とする
    回転加工装置。
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