JP3381982B2 - チョッパ折り装置 - Google Patents

チョッパ折り装置

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JP3381982B2
JP3381982B2 JP26647693A JP26647693A JP3381982B2 JP 3381982 B2 JP3381982 B2 JP 3381982B2 JP 26647693 A JP26647693 A JP 26647693A JP 26647693 A JP26647693 A JP 26647693A JP 3381982 B2 JP3381982 B2 JP 3381982B2
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    • B65H45/00Folding thin material
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    • Y10T74/18272Planetary gearing and slide

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平面内を走行する刷
本を進行方向で縦折りするチョッパ折り装置に関するも
のである。
【0002】本発明は、輪転印刷の分野、特に、刷本に
付加的な折り目を形成するため、折り機ラインの終りに
用いるのが、特に効果的である。
【0003】
【従来の技術】US−4,509,938の文書に既に
開示されているチョッパ折り装置は、刷本の前進方向と
平行に配置されたチョッパブレードを有し、このブレー
ドにより、前記進行方向と平行な2つの回転ローラの間
へ前記刷本が突込れ、それによて縦折りが行なわれる。
このチョッパ折り装置は、2つの駆動クランクから吊下
げられている。これらクランクは、等方向に、かつまた
等速で平行的に、2つの付加回転クランクによって回転
駆動される。これらの付加回転フランクは、回転軸を介
して前記駆動クランクのそれぞれ一端に連結されてい
る。特に、2つの第1平行軸線を中心としてそれぞれ回
転駆動さる2つの付加クランクは、自体が回転しなが
ら、これらクランクの外端に配置された2つの平行な回
転軸を中心として前記駆動クランクを等方向に駆動す
る。前記付加クランクが、、前記第1の回転軸線を中心
として回転すると、前記固定取付けされた軸が、これら
の軸線を中心として、平行して円を描く。この運動の
間、駆動クランクは、前記軸を中心として回転し、同時
に前記付加クランクの前記第1平行回転軸を中心として
回転する。このようにすることにより、チョッパブレー
ドを保持する駆動クランクは底部位置と頂部位置との間
で前記チョッパブレードを鉛直運動させる。更に、US
−4,509,939による装置は、前記回転軸に回転
可能に取付けられた2個の釣合錘を有しているので、駆
動クランクが、付加クランクの平行回転軸線を中心とし
て円を描くと同時に、前記軸を中心として回転すると、
釣合錘が等方向に軸を中心として回転し、同時に前記平
行軸線を中心として等方向に円を描く。
【0004】この装置の大きな欠点は、鉛直に運動する
チョッパブレードにより鉛直方向に発生する力に対抗す
る目的の釣合錘自体が、その円運動によって、前記ブレ
ードの変位方向と直角方向の力を生じさせ、これによっ
て装置全体が振動せしめられる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この欠点を克服ため、本
発明は次のようなチョッパ折り装置を提案する。すなわ
ち、刷本の前進方向と平行に配置されたチョッパブレー
ドが備えられ、刷本上方にこのチョッパブレードが、ブ
レードの2つの鉛直自由縁に近い水平上縁区域に位置す
る2つの対向端部を介して2個の軸により吊下げられて
おり、これらの軸が前記ブレードに対して自由に回転で
き、かつまた連結ロッド25,35の一方の端部にそれ
ぞれ固定結合され、前記連結ロッドは反対側の端部が、
縦軸線を中心として回転する2個の水平かつ平行の軸に
よりそれぞれ逆方向に回転駆動され、前記回転軸が2個
の水平かつ平行の中心軸線を中心としてそれぞれ反対方
向に同時回転駆動される結果、2個の回転軸が、前記平
行中心軸線を中心として完全回転すると、連結ロッドに
より駆動されるブレードの2つの対向端部がチョッパブ
レードの下方位置と上方位置との間で直線の2つの平行
鉛直部分を描き、下方位置での前記ブレードが2個の折
込みローラの間の刷本に突込まれ、前記刷本が縦折りさ
れ、そのさいには、前記折込みローラが前記刷本の前進
方向と平行に前記刷本の下に配置され、互いに反対方向
に回転駆動されており、更に、チョッパ折り装置が、運
動するチョッパブレードにより発生せしめられる動的な
力を平衡化するシステムを有し、この平衡化システムが
2個の連結ロッドを回転するため軸にそれぞれ回転可能
に取付けられた2個の不釣合体を有するようにすること
により、これらの不釣合体が前記軸の回転縦軸線に対し
て偏心的に連結ロッドから吊下げられているチョッパブ
レードにより生ぜしめられる不釣合の力に抗して作用
し、更に、これら2つの不釣合体が前記軸の回転縦軸線
を中心としてそれぞれ反対方向に回転し、同時に、それ
ぞれ反対方向に2つの中心軸線を中心として2つの円を
描き、そのときには2つの回転軸が前記中心軸線を中心
として完全に回転するようにされたチョッパ折り装置で
ある。
【0006】本発明による折り装置は、したがって、チ
ョッパブレードを下方位置と上方位置との間で鉛直運動
させることができ、かつブレードの運動で生じる鉛直方
向の動的な力に抗することができる。更に、不釣合体
が、連結ロッドの回転軸を中心とする回転運動と、これ
と同時的な、中央軸線を中心とする回転運動とにより、
互いに反対に作用する水平方向の力を生じさせる。なぜ
ならこれらの2つの不釣合体は、反対方向に回転するか
らである。本発明によるこの運動装置は、したがって平
衡装置である。
【0007】
【実施例】以下では、添付図面の実施例につき本発明の
部材構成や製造形式を容易に理解できるように説明す
る。但し、図示の実施例は本発明を限定するものではな
い。図1及び図2に示されたチョッパ折り装置は、水平
面内を進行する刷本に進行方向で縦折りを形成する目的
の装置である。この装置は、等しいレベルに位置する2
つの水平支承部を有する鉛直の固定構造物を備えてい
る。これら水平支承部は、ころ軸受102,102′を
有し、これら軸受内には、2個の回転中心軸20a,3
0aが前記枠構造物100に対して直角に、かつ互いに
平行に組付けられている。これら2つの中心軸の片方3
0aはその縦軸線X1を中心としてころ軸受102′内
でベルト車により回転駆動せしめられる。このベルト車
は、周囲に水平のベルト101が巻掛けられ、装置後側
の、枠構造物100の外側に位置する、中心軸30aの
一方の端部に鉛直に取付けられている。更に、ベルト1
01は、折り機(図示せず)の連鎖機構に接続されてい
る。連鎖機構自体はモータ(図示せず)に接続されてい
る。第2の中心軸20aは、そのころ軸受102内に縦
軸線X1を中心として自由回転可能に組付けられてい
る。水平中心軸30aは、回転駆動され、装置前側の、
枠構造物100の外側に位置する他方の端部に鉛直の円
形フレーム30を中心部で保持している。このフレーム
30は周縁部に歯を有している。これらの歯は、2つの
中心軸線X1のほぼ中間の区域103で、第2の自由回
転水平中心軸aにより中心部が保持された等直径の他方
の円形フレーム20周縁部に設けられた歯と噛合ってい
る。かくして、中心軸30aにより回転駆動される円形
フレーム30自体は、その中心回転軸線X1を中心とし
て他方の円形フレーム20を駆動するので、2つのフレ
ーム20,30が等速で逆方向に回転する。更に、各中
心軸20a,30aの周囲には主歯車21,31が鉛直
に配置され、枠構造物100に対して固定されている。
詳言すると、第1の主歯車21は枠構造物100と円形
フレーム20との間に直角方向に配置され、枠構造物1
00と、中心軸20aを保持するころ軸受102との間
に固定取付けされた水平スリーブ21aにより保持され
ている。同じように、第2の主歯車31は、枠構造物1
00と円形フレーム30との間に鉛直に配置され、枠構
造物100と、中心軸30aを保持するころ軸受10
2′の間に固定取付けされた水平スリーブ31aにより
保持されている。
【0008】円形フレーム30は2つの水平かつ平行な
回転軸34,34′を保持している。これらの回転軸3
4,34′は、前記フレーム30に固定取付けされたこ
ろ軸受内に縦軸線X3,X2を中心として回転可能に取付
けられている。2つの軸のうちの一方の軸34′は、主
歯車31と噛合う直径の中間歯車32を保持し、他方の
軸34は、中間歯車32と噛合う鉛直の副次歯車33を
保持している。この歯車は中間歯車32と噛合ってい
る。この副次歯車33は、主歯車31の半径Rに等しい
直径D1を有している。同じ形式で、他方の円形フレー
ム20も2つの水平かつ平行の回転軸24,24′を保
持している。回転軸24,24′は、その縦軸線X3
2を中心として回転可能にころ軸受内に配置されてい
る。これら2つの回転軸24,24′は、それぞれ鉛直
に中間歯車22と副次歯車23とを保持している。中間
歯車22は、主歯車21と、また副次歯車23は中間歯
車22と噛合っている。第2歯車23の直径D1は主歯
車21の半径Rと等しい。
【0009】軸線X3を中心として回転し、かつ2つの
副次歯車22,23を保持する2個の軸24,34は、
また、装置前面の、円形フレーム20,30の外側に位
置する前端に、2個の連結ロッド25,35をその端部
の一方を介して保持している。これらの扁平な連結ロッ
ド25,35は、前記水平軸に対して直角の、かつまた
円形フレームと歯車組とを含む、鉛直平面と平行の鉛直
平面内に延びている。これら連結ロッド25,35のそ
れぞれは、その反対側の端部に水平のピボット27,3
7を保持している。これら2個の水平ピボット27,3
7はチョッパブレード10に固定取付けされたころ軸受
11a,12a内を自由回転可能に取付けられている。
【0010】図3に更に詳しく示されているようにこの
チョッパブレード10は、刷本400の前進方向と平行
に刷本上方に位置する水平のブレードである。刷本は、
前進方向と平行な折込みスロットを有する折込みテーブ
ル200上に載せられている。折込みテーブル200は
チョッパブレード10と向い合って配置されている。ピ
ボット27,37により支持されたころ軸受11a,1
2aは、それぞれブレード10の反対側の2つの端部
に、より詳しく言えば、ブレード10の鉛直自由縁10
b,10cの近くの、上縁10aのすぐ下のところに配
置されている。
【0011】ここで強調しておく必要がある点は、各回
転軸24,34の回転軸線X3と、各ピボット27,3
7の回転軸線X4との間隔dは、各中心軸20a,30
aの中心軸線X1と各軸24,34の回転軸線X3との間
隔に等しい点である。
【0012】更に、図3、図4、図5から分かるよう
に、2つの回転軸24,34は副次歯車23,33を保
持し、これら副次歯車23,33が、その前端区域に、
扁平な構成要素である2つの等しい不釣合体26,36
を有している。これらの不釣合体は鉛直の対称軸線Δに
関して対称的な部分円板の形状を有している。この部分
円板は上方の円弧状部と、これに向い合う下方の底辺部
とにより形成されている。底辺部の長さは、配属されて
いる副次歯車23,33の直径より長い。特に、各不釣
合体26,36は縦軸線X3を中心として回転可能に各
軸24,34に取付けられているので、各軸24,34
の各縦軸線X3が、対称軸線Δと直角に各不釣合体2
6,36の底辺部区域に位置している。更に、各連結ロ
ッド25,35は、各不釣合体26,36の対称軸線Δ
に沿って2つの回転軸線X3,X4の間を延びている図示
されていない一実施例の場合には、各不釣合体26,3
6と所属の連結ロッド25,35とが、鉛直の対称軸線
に関して対称的な茸形状を有する単一の扁平な構成部材
から形成されている。この茸形状の構成部材の頭部は円
弧状の上縁と、これに向い合った下縁とから成り、脚部
が連結ロッドとして機能している。この連結ロッドは、
回転軸線X3が位置する頭部下縁から対称軸線Δに沿っ
てピボット27,37のところまで延びている。
【0013】不釣合体26,36は、チョッパ折り装置
が運動する場合に、チョッパブレード10により生ぜし
められる動的力を平衡化するシステムを形成する。これ
については後述する。
【0014】更に、図3、図4、図5について、より詳
細に本発明によるチョッパ折り装置、の作用形式を説明
する。
【0015】円形フレーム30が、中心軸線X1を中心
として中心軸30aにより回転駆動され、ころ軸受10
2内を回転する自由中心軸20aに取付けられた円形フ
レーム20と噛合う。かくして、2つの円形フレーム2
0,30は、等速で、かつまた逆方向に中心軸線X1
中心として回転する。逆方向に回転するこれら2つの円
形フレーム20,30は、したがって、その運動によ
り、2つの集合体を駆動する。これらの集合体は、それ
ぞれ2つの回転軸24,34,24′,34′から成っ
ている。これら回転軸は、逆方向に中心軸線X1を中心
として円運動をする2つの歯車23,33,22,32
を保持している。このように、縦軸線X2を中心として
自由回転するように軸24′,34′によって保持され
た中間歯車22,23は、一方では、固定主歯車21,
31と噛合い、それにより主歯車21,31が逆方向に
軸線X1を中心とする半2Rの円を描く。他方では、中
間歯車22,32は副次歯車23,33と噛合い、これ
らの歯車と所属の軸23,33とを縦軸線X3を中心と
して逆方向に回転駆動させる。軸線X3を中心として回
転駆動される軸24,34は、したがって、連結ロッド
25,35を、縦軸線X3を中心として逆方向に回転運
動させ、かつまた同時に中心軸線X1を中心として逆方
向の円運動を行なうようにさせる。前記連結ロッド2
5,35が、同時に中心軸線X1と縦軸線X3とを中心と
して完全1回転を行なうと、他方の端部11,12にチ
ョッパブレード10を吊下げるピボット27,37を保
持する連結ロッド25,35の一方の端部が、平行で垂
直の部分直線を描き、この線分の長さが中心線分X1
所属の縦軸線X3との間隔の4倍の値に等しい。かくし
て、円形フレーム20,30が中心軸線X1を中心とし
て完全1回転すると、フレーム20,30は、チョッパ
ブレード10に、図3の下方位置と図5の上方位置との
間で直線的な往復鉛直運動を生じさせる。より詳しく言
えば、図3、図4、図5に示されているように、回転集
合体が半回転すると、チョッパブレード10は、下方位
置から上方位置へ移動する途中で、図4に示した中間位
置を通過する。ブレード10は、下方位置に在る場合に
は、折込みスロットを介して刷本400内に突込まれ
て、2つの折込みローラ150の間に位置している。折
込みローラ150は、折込みテーブル200の下に刷本
の前進方向と平行に配置され、その軸151を中心とし
てそれぞれ反対方向に回転駆動され、刷本400を縦折
りする。
【0016】更に、チョッパブレード10はが、回転縦
軸線X3に対し偏心的に連結ロッド25,35から吊下
げられているため、ブレード10の鉛直運動によりチョ
ッパ折り装置全体にわたって鉛直の動的力が生ぜしめら
れる。不釣合体26,36は、それゆえ、回転軸24,
34に取付けられており、これにより前記動的な力が克
服される。実際には、ブレードの 1/2の質量が回転軸線
4に集中するので、各軸線X3を中心として回転する連
結ロッドと 1/2ブレードとから成る各システムは、回転
軸線X3より軸線X4に近い重心を有しているため、回転
集合体が運動すると、不釣合な力が生ぜしめられる。回
転集合体の再平衡化のため、回転軸24,34に取付け
られる各不釣合体26,36は 1/2ブレードと所属連結
ロッドと一緒に、回転軸線X3を中心として等速回転す
る集合体を形成する。この集合体の重心は回転軸線X3
に在り、このことによりこの集合体の回転中に鉛直方向
での不釣合な力が除去される。加えて、縦軸線X3を中
心として反対方向に同時的に回転運動を行なう連結ロッ
ドと同じ形式で、回転軸24,34に固定取付けされた
不釣合体26,36が、円形フレーム20,30により
駆動され、中心軸線X1を中心として反対方向に円運動
を行なう。中心軸線X1を中心として2つの不釣合体2
6,36が完全1回転する間に、これら不釣合体26,
36は、互いに最も離間する位置(図示せず)と、互い
に最も接近する位置(図示せず)とを通過する。その場
合、2つの不釣合体26,36は互いに正接し、2つの
対称軸線Δは整線されることになる。各不釣合体は、中
心軸線X1を中心とする円運動により、ブレード10の
鉛直移動方向に対して水平方向の動的力をそれぞれ発生
させる。不釣合体26,36は逆方向に回転するため、
水平方向のこれらの動的な力は互いに補償される。これ
によって、全体的に釣合のとれた運動のシステムが得ら
れる。
【0017】ここで強調しておかねばならない点は、不
釣合体26,36と連結ロッド25,35とが単一の構
成要素を形成する場合も、全体の運動は変らないという
点である。実際、各単一構成要素は、縦軸線X3を中心
として回転すると同時に中心軸線X1を中心として円運
動を行ない、そのようにしてチョッパブレード10に上
下位置間で鉛直方向運動を行なわせる。各単一構成要素
の頭部の形状は、既述の不釣合体のそれと同じままであ
るから、単一構成要素と 1/2ブレードにより構成される
集合体の重心は回転軸線X3上に在るので、システムの
平衡が維持される。
【0018】言うまでもなく本発明は前述の実施例に限
定されるものではなく、当業者には、本発明の思想にも
とづいて種々の変化形を、前述の実施例に加えることが
可能であろう。
【0019】たとえば、チョッパブレードが連結ロッド
から吊下げられ鉛直方向に移動できるようにされた回転
システムであって、縦軸線を中心として回転駆動される
2個の平行軸により中心部が保持された2個の等しいホ
イールから成る形式のものが考えられる。これら2個の
回転軸は、また、不釣合体と、ブレードが吊下げられて
いる連結ロッドとを保持している。各ホイールは、これ
らホイールを回転させる軸の縦軸線と、ブレードが吊下
げられている連結ロッドに固定されたピボットとの間隔
に等しい半径を有している。このため、各連結ロッド上
の各ブレード固定点が各ホイールの円形縁部区域に位置
している。更に、ホイールを回転させる軸は、それぞれ
同時に、ホイール半径の2倍に等しい半径の2つの等し
い固定円の中心点0を中心として逆方向の円運動するよ
うに駆動される。この結果、ホイールは、固定円内側を
反対方向にスリップすることなく回転する。このように
して、ホイールが、固定円内側を中心点0を中心として
完全1回転すると、チョッパブレードの固定点が、前記
固定円の直径に等し長さの鉛直部分直線を描く。回転軸
により駆動される不釣合体は、中心点0と前記軸の縦軸
線を中心として逆方向の回転運動を行ない、連結ロッド
と、可動ブレードとを組合せたシステムを平衡化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチョッパ折り装置の一実施例を水
平面に沿って切断した平面図。
【図2】本発明によるチョッパ折り装置の鉛直平面に沿
って切断した部分側面図。
【図3】図1のチョッパ折り装置の正面図で、チョッパ
ブレードが下方位置にある状態を示した図。
【図4】チョッパブレードが中間位置に在る状態を示し
た図3同様の平面図。
【図5】チョッパブレードが上方位置に在る状態を示し
た図3同様の正面図。
【符号の説明】
10 チョッパブレード 11,12 連結ロード端部 11a,12a ころ軸受 20,30 円形フレーム 20a,30a 中心軸 21,31 主歯車 21a,31a 水平スリーブ 22,32 中間歯車 23,33 副次歯車 24,24′ 回転軸 25,35 連結ロッド 26,36 不釣合体 27,37 ピボット 34,34′ 回転軸 100 枠構造物 101 ベルト車 102′ こを軸受 150 折込みローラ 151 軸 200 折込みテーブル 400 刷本
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェラール ブラディ フランス国 シレ−レ−ネロ アレ ド ゥ シャントラック 10 (72)発明者 エディ スメルタン フランス国 レンニュヴィル リュ フ ェドエルブ 131 (56)参考文献 特開 昭57−117459(JP,A) 特開 昭57−48563(JP,A) 実開 平4−96463(JP,U) 米国特許4509939(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 45/18 B41F 13/58

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の刷本(400)の場合に、この刷
    本の、水平面内での前進方向で縦折りを行なうためのチ
    ョッパ折り装置において、刷本の前進方向と平行に配置
    されたチョッパブレード(10)が備えられ、刷本上方
    にこのチョッパブレード(10)が、ブレードの2つの
    鉛直自由縁に近い水平上縁区域に位置する2つの対向端
    部(11,12)を介して2個の軸(27,37)から
    吊下げられており、これらの軸(27,37)は前記ブ
    レード(10)に対し自由に回転でき、かつまた連結ロ
    ッド(25,35)の一方の端部にそれぞれ固定結合さ
    れており、前記連結ロッドは、反対側の端部が、縦軸線
    (X3)を中心として回転する2個の水平かつ平行の軸
    (24,34)によりそれぞれ逆方向に回転駆動され、
    前記回転軸(24,34)が、2個の水平かつ平行の中
    心軸線(X1)を中心としてそれぞれ反対方向に同時回
    転駆動される結果、2個の回転軸(24,34)が前記
    平行中心軸線(X1)を中心として完全回転すると、連
    結ロッド(25,35)により駆動されるブレード(1
    0)の2つの対向端部(11,12)が、チョッパブレ
    ード(10)の下方位置と上方位置との間で直線の2つ
    の平行鉛直部分を描き、下方位置での前記ブレード(1
    0)が2個の折込みローラ(150)の間で刷本に突込
    まれ、前記刷本(400)が縦折され、そのさい前記折
    込みローラ(150)は前記刷本の前進方向に前記刷本
    (400)の下に配置され、互いに反対方向に回転駆動
    されており、更に、チョッパ折り装置が、運動するチョ
    ッパブレード(10)により発生せしめられる動的な力
    を平衡化するシステムを有し、この平衡化システムが、
    2個の連結ロッド(25,35)を回転駆動するため軸
    (24,34)にそれぞれ回転可能に取付けられた2個
    の不釣合体(26,36)を有するようにすることによ
    り、これらの不釣合体(26,36)が、前記軸(2
    4,34)の回転縦軸線(X3)に対して偏心的に連結
    ロッド(25,35)から吊下げられているチョッパブ
    レードにより生ぜしめられる不釣合の力に抗して作用
    し、更に、これらの2つの不釣合体(26,36)が、
    前記軸(24,34)の回転縦軸線(X3)を中心とし
    てそれぞれ反対方向に回転し、同時に、それぞれ反対方
    向に2つの中心軸線(X1)を中心として2つの円を描
    き、そのときには2つの回転軸(24,34)が前記中
    心線(X1)を中心として完全に回転することを特徴と
    するチョッパ折り装置。
  2. 【請求項2】 各不釣合体(26,36)が、上部は円
    弧により、下部はこの円弧と向い合う弦により制限され
    た部分円板形状を有する平面的な構成要素であり、鉛直
    の対称軸線Δを有しており、各不釣合体(26,36)
    が各回転軸(24,34)の回転可能に取付けられてい
    ることにより、各軸(24,34)の各縦回転軸線(X
    3)が、各不釣合体(26,36)の対称軸線Δ上に、
    それも不釣合体下部のところに、直角方向に位置してい
    ることを特徴とする、請求項1記載のチョッパ折り装
    置。
  3. 【請求項3】 中心軸線(X1)を中心とする2つの不
    釣合体(26,36)の完全回転の間に、前記不釣合体
    が、互いに最も離間する位置と、互いに最も接近する位
    置とを通過し、その場合に、2つの不釣合体(26,3
    6)は互いに正接され、2つの対称軸線Δは整線される
    ことを特徴とする、請求項2記載のチョッパ折り装置。
  4. 【請求項4】 各不釣合体(26,36)と所属連結ロ
    ッド(25,35)とが、全体的に茸形の単一の平らな
    構成部材を形成しており、この茸形の部材は、鉛直軸線
    Δに関し対称的であり、その頭部(26,36)が円弧
    状の上部とこれに向い合った下辺とにより形成され、そ
    の脚部が連結ロッド(25,35)として機能してお
    り、各連結ロッドは頭部下辺から対称軸線Δに沿ってチ
    ョッパブレード(10)の方向に延び、更に、各軸(2
    4,34)の各回転軸線(X3)が、各頭部(26,3
    6)の下辺区域に、それも各平らな構成部材の各対称軸
    線Δ上に直角方向に位置しており、かつまた、連結ロッ
    ドを形成する各脚部が、その自由端部にチョッパブレー
    ド(10)に対して自由回転する軸(27,37)を保
    持することを特徴とする、請求項1から3までのいずれ
    か1項に記載のチョッパ折り装置。
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