JPS607818A - ジユ−サ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はジューサに係り、切削刃にて被調理材料を切削
、粉砕し、搾り部にて圧搾してジュースを搾るようにし
た構成に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来この穏ジューサは、例えば実公昭＃５−３２６０１
１号公報に記載されているような遠心分離かごの内底部
に切削刃を有するカッターを配設し、投入口から投入し
た被３１ｑ材料を回転しているカッターにで切削、粉砕
し、遠心分離かどの回転でジュース分とかすの固形分を
遠心分離する構成が採られていた。この従来の遠心分離
方式のジューサでは、ジュースに気泡が混入し、ビタミ
ンが破壊され易（、また気泡の上昇によってジュースが
二層に分離するなどの欠点を有していた。

さらに従来の遠心分離方式のジューサでは、ジュースの
抽出効果を高めるために遠心分離かどの回転速度を１０
０００回／分程度としているため搾りかすの付着による
バランス（ずれによって振動、騒音が発生し易い欠点を
有していた。

このため例えば特開昭５６−７２８１′５号公報に記載
されているような螺旋状の切削、粉砕部とこの切削、粉
砕部に連続した圧搾部とを形成した回転体をケース体に
て囲繞し、このケース体の投入口から投入された被調理
材料を回転体の回転により切削、粉砕部で切削、粉砕し
て圧搾部に送り退入、圧搾部、切削、粉砕された被調理
材料を圧搾してジュースを搾る構成のジューサが開発さ
れた。とのよ５な圧縮搾り方式のジューサではジュース
内に気泡が混入されることがな（、またジュースが分離
することがないとともに振動、騒音も小さいが、被調理
材料を徐々に粉砕するため、材料の加工処理時間が長（
、材料を押し潰す力が必要であり、特に被調理材料の投
入口面積を拡げて材料の供給量を多（して処理時間を短
縮するようにすると、電動機のトルクを太き（する必要
があるという欠点を有している。

このため回転体の上面に設けたカッターの切削刃にて被
調理材料を切削、粉砕し、この切削、粉砕された材料を
回転体の上部にカッターの周縁に位雷して設けた呼び込
み具部にて回転体の局面の螺旋状の搾り部に送り込み、
この搾り部にて材料を圧搾してジュースを抽出分離し、
ジュース内に気泡が混入することがな（、また振動騒音
の小さいジューサが開発されたが、このジューサでは搾
り効率を高めるにはかす排出部の面積を狭めなくてはな
らず、負荷が太き（なる欠点を有している。

〔発明の目的〕

本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、回転体の上面
に設けたカッターの切削刃にて被調理材料を切削、粉砕
し、この切削、粉砕された利料を回転体の局面に形成し
た搾り部にて圧搾してジュースを抽出分離するようにし
たジューサにおいて、回転体と囲繞部とに形成した段差
部の水平面での圧搾力を高め、搾り効率を高めるととも
にかす排出を円滑にし負荷を軽減できるジューサを提供
するものである。

〔発明の概要〕

本発明は、切削刃を有する板状のカッターを上面に有し
局面に螺旋状の搾り部を形成し垂直軸を中心として回転
する回転体と、この回転体の搾り部を小間隙をもって囲
続し調理室を形成する囲繞部にジュース流出部とかす排
出部とを形成したケース体と、このケース体のジュース
流出部に設けられ液分と固形分とに分離抽出するフィル
タと、このケース体の上面開口部を覆い前記板状カッタ
ーに対向して被調理材料投入口を形成した蓋体とを具備
し、前記囲繞部に前記かす排出部より上方に位置して水
平面を有する段差部を形成し、この段差部に対向して前
記回転体の外周に水平面を有する段差部を形成してなり
、投入口から投入した被調理材料をカッターの切削刃に
て切削、粉砕し、この切削、粉砕された材料を回転体の
外周面の搾り部に送り込み、搾り部にて材料を圧搾しジ
ュースを抽出するとともに段差部にて材料の送り速度を
遅（して圧搾力を高め、ジュースをジュース流出部より
流出させるとともにかす排出部からかすを排出させるよ
５にしたものである。

〔発明の実施例〕

次に本発明の一実施例の構成を図面について説明する。

（１）は調理機基台で、才１図に示すようにこの基台（
１）の−側には電動＠　ｆ２１の収納部（３）が突出形
成され、上面はケース受台部（４）に形成されている。

この基台（１）の電動機収納部（３）に上端部を固定し
た電動機（２）の下部に駆動軸（５）が突出され、この
駆動軸（５）に設けた径小のプーリ１６＋と回転軸（７
）の下端に股げた径大のプーリ（８）とにベルト（９）
が懸回されている。この回転軸（７）は基台（１）内に
突出した突起（Ｈｌと前記電動機（２）とに橋架固定し
た支持板１１１に設けられた軸受α２によって垂直に回
転自在に支持されている。

次にＵは前記基台（１）のケース受台部１４）に着脱自
在に載置されるケース体で、このケース体（１３には上
面に開口した円筒状の回転体囲繞部（１４１が上方に向
って拡開形成され、との囲繞部Ｉにて形成される調理室
（１５１の底面（１６１の中央部には回転軸挿通孔αη
が開口され、この挿通孔（１７１の周縁から筒状部（１
８が内方に向って一体に突出されている。

またこのケース体０３の囲繞部Ｉの一側にはジュース流
出部Ｈが上端から底部ｆで切欠き開口され、さらにとの
囲繞部（１４１には下側を縮径した水平面を有する段差
部（２２ｉｚ）　（２２ｋ）が形成されている。

さらにケース体（１３１には前記ジュース流出部（１Ｇ
によって調理室Ｑ急に連通ずるジュース流出室（ハ）が
形成されている。

さらに囲繞部Ｉには下側の段差部（２２４）の下方に位
置して下縁が調理室（１５）の底面（ＩＰに位置する搾
りかす排出部ｃ！勾がケース体０の外面に開口されてい
る。

次に（ハ）は金属板材にて成形されたフィルタで、この
フィルタ翰には多数の小孔（２５１が形成され、このフ
ィルタ（ハ）の内面と囲繞部（１４）の内面とは略同−
面とし、このフィルタ（４）にてｆｉｌ！ｌ理室０９と
ジュース流出水翰とは仕切られている。

また前記ジュース流出室（２３１の底部には第１図に示
すようにジュース吐出口（至）が開口され、このジュー
ス吐出口Ｑから吐出されたジュースは、ケース体α３の
ジュース流出室（ハ）に形成される空間部Ｃ３４＋に位
置して繭記受台部１４）に載置された容器０９に滴下さ
れるようになっている。

次に（ト）は回転体で、第１図、第２図に示すように前
記ケース体ＯＪの調理室（１５１に嵌合できるよ５に下
端側がやや径小の略円筒体にて構成されている。

この回転体０６）の下面中央部には前記ケース体ａ３の
調理室（１５１に突設した筒状部Ｕに嵌合される嵌合部
Ｃ３７１が形成されている。そしてこの嵌合部Ｃ３７）
の中央部には前記回転軸（７１１Ｃ挿脱自在に嵌合され
回転方向に結合されるカップリング部弼が垂直方向に突
出されている。またこの回転体（ト）の上面中心部には
前記カップリング部（至）と同心上に位置して軸の９が
突出されている。

また前記回転体（ト）の外周面には前記囲繞部α滲の段
差部（ｚｚａ）（２２＋）に対向して水平面（＋５ｃＬ
）（４５４）を有する段差部（４４４）（４４４）が形
成されている。そしてこの回転体（至）の外周面には上
端から下側の段差部（４４４）まで螺旋翼００を形成し
た搾り部（４１）が形成され、この螺旋Ｒ６Ｇは回転体
（至）の回転方向に対し下方に向い、この螺旋翼１４［
）間の螺旋溝＃Ａ２１は下方に向うに従って漸次浅く形
成され、各段差部（４４ｚ）（４４Ｊ）の上部で深さが
な（なるようになっている。

そして回転体（３）の下側の段差部（４４Ｊ）より下方
には螺旋溝（４２１が形成されていない。

次に（４９１は円盤状のカッターで、才２図に示すよう
に中心部に前記回転体（ト）の上面に突出した軸Ｃ３１
に嵌合される中心孔睡が形成され、この中心孔６１１の
周辺部の平面部６Ｂを除いて切削刃６ｚがこのカッター
嘔の回転方向に対して遅れ角をもって放射状に形成され
切削、粉砕した材料を外周方向に送り出す形状をしてい
る。そしてこのカッターｆ４９１は中心孔（５Ｇに軸Ｃ
３’Ｊに嵌合して回転体■の上面に一体に取付けられて
いる。

このカッター（４９の外周部には中心から対称位置に前
記搾り部（４１）の螺旋溝（４７Ｊに連通ずる切入部（
４９α）が形成されている。

次にＱは前記調理室叫とジュース流出室（ハ）の上面開
口部を覆う蓋体で、この蓋体６３には才１図に示すよう
に内面には、前記回転体圓の軸四を回転目゛在に挿通支
持する軸支孔（５５ａ）を有する軸受艶が設けられ、こ
の軸支孔（５５α）の内端は閉塞されている。

またこの蓋体（５Ｊにはカッター０９の切削刃５ｚに対
して被調理材料投入口００が筒状に形成され、この投入
口６Ｇ）に挿脱自在に挿入された押棒Ｃ）７１にて被調
理材料をカッター（４９１の切削刃＠に押付けるように
なっている。そしてこの投入０６１の内径のカッター（
４９０回転中心より最大径部の位置より外側位置に前記
切欠部（４９ａ）は形成されている。

そしてケース体Ｑ３１の調理室（１５１に上面開口部か
ら回転体（３）を嵌挿し、回転体□□□）のカップリン
グ部（至）を回転軸（７）に嵌合して回転軸（７）と回
転体（３ωとを回転方向に結合する。この状態でケース
体いの調理室α９に突出した筒状部０４Ｇに回転体（９
）の嵌合部０７１が嵌合される。

次いでケース体Ｑ３１の上面開口部に蓋体６３）を被嵌
し、軸受６噴に回転体（ト）の上面に突出した軸田を結
合し、回転体（ハ）の上面のカッター（ａ　Ｋ蓋体的の
突出面（５４）が対向される。

この状態では回転体（ハ）の搾り部（４１）の外周面と
ケース体１３１の囲繞部α４との間、は少許の間隙に保
持され、螺旋翼（４υの外周面と囲繞部０りの内面との
間の間隙（ｙ、）より回転体Ｃ３Ｇ＋の段差部（４４ｚ
）（４４４）１７）水平面（４５ｃＬ）　（４５Ｊ）と
囲繞部（１４１１７）段差部（２２す（２２４）　ノ水
平面との間の間隙（！Ｉ、）が小さくなるようになって
いる。

回転体４３６１の下側の段差部（４４４）より下側に位
置してかす排出部Ｃ２４）が対向されている。

また前記囲繞部圓のジュース流出部鱈に設けたフィルタ
ｃ！６）の有効部分は回転体［相］の上面のカッター　
（４９１の位置より低い位置から調理室α５の底面珀と
略同−位置まで形成されている。

また回転体間に設けたカッター（ＩＩ偶の上方に少許の
間隙をもって蓋体５３１の内面が対向される。

次にこの実施例の作用について説明する。

′基台（１）のケース受台部（４）とケース体０３のジ
ュース流出室のとの間の空間Ｃ３４１に挿入した容器６
９をケース受台部ｔ４）上に載置してジュース吐出口（
ハ）から流下するジュースを受けるようにする。

次いで電動機（２）をスイッチ操作で駆動すると、駆動
軸（５）のブー１月６１と回転軸（７）に設けたブー１
月８）とに懸回したベルト（９）によって回転軸（７）
は例えば毎分２０００回乃至３０００回に減速回転され
る。

この状態で投入口６０から被調理材料を投入して押棒６
ηにて被調理材料をカッター０９に押付ける。

このとき回転体（至）は回転軸（７）とカップリング部
間との結合で回転され、カッター（４９１も回転体（支
）と一体に回転されており、この被調理材料はカッター
四の切削刃５ｚにて切削、粉砕される。この切削刃５２
にて切削、粉砕された材料は、切削刃■が外周方向に送
り出す形状で回転方向に対して放射状に遅れ角をもって
形成されているため、外周方向に押し出され、このとき
カッター（４９１の外周縁と調理室ａ９の内面の間隙が
小さいため、材料は切欠部（４９α）から回転体廁とケ
ース体αＪの囲繞部（１４１との間に送り込まれる。そ
して切欠部（４９ｚ）より大きい材料はカッター（４（
ト）にて切削、粉砕されるまでカッター（４９１と蓋体
（５３１との間に残溜され、小さく切削、粉砕されてか
ら切入部（４９α）より回転体（３印の搾り部（４１）
の呪旋溝（４３に送り込まれて囲繞部Ｉと回転体（至）
との間に送り込まれる。そしてこの囲繞部Ｉと回転体ｔ
３Ｇｉとの間に送り込まれた材料は搾り部（４１）で囲
繞部（１４）に圧接され、果汁分と、固形分とが分離さ
れ、螺旋具＋４０の間の螺旋溝（４２１にて下方に移送
され、この侶旋溝（４２）は各段差部（４４α）（４４
４）に向って漸次浅く段差部（４４ａ）　（４４４）の
上部で深さがなくなるように形成されているため材料は
順次圧搾される。そして分離した果汁分はフィルタ（ト
）の小孔−によってｒ過され、ジュース流出部（１１か
らジュース流出定日に流入される。

そして回転体（支））および囲繞部Ｉにはそれぞれ対向
して水平面を有する段差部（４４α）（４４ｋ）、（２
２α）（２２ｋ）が形成されているため、下方に移送さ
れる材料は回転体（３）の段差部（４４α）（４４Ａ）
と囲繞部Ｉの段差部（２２ｇ）　（２２４）との間に送
り込まれると送り速度が急激に低下し、圧搾力が増太し
、材料の搾りがさらに強（行われ、この動作が上下σ）
段差部（２２α）（２２４）、（４４α）（４４Ｊ）間
で行われ、しかもこの段差部（２２α）（２２４）、（
４４α）（４４Ｊ）の各水平面間の間隙（ｇ２）は回転
体のｌ１ｉｌの螺旋翼（４０の外周と囲繞部０４）の内
面との間の間隙（！Ｉ、）より小さい間隙のため、材料
の搾りがより確実に行われる。

また前述のフィルタ（ハ）にてｆ過されてジュース流出
室ｃ２３１に流入されたジュースはジュース吐出口Ｑか
ら容器０つ内に滴下流入される。

さらに搾られた材料は下側の段差部（ｚｚ４）（ａａｉ
）間を通過して殆んどジュース分を分離した状態で搾り
かす分となり、かす排出部（２４１からケース体ａ３の
外方にＩＩ−出され、基台（１）のケース受台部（４）
に載置したかす受容器（４７１内に落下収納される。

〔発明の効果〕

ケース体の囲繞部にかす排出部より上方に位置して水平
面を有する段差部を形成し、この段差部に対向して回転
体の外周に水平面を有する段差部を形成したので、カッ
ターの切削刃で切削、粉砕した材料を回転体の局面の搾
り部で圧搾し℃ジュースを抽出分離するジューサにおい
て、囲繞部と回転体との段差部の間にて搾り力が高めら
れ、搾り効率が向上し、材料は殆んどジュース分を分離
するためかす分の排出部の面精な大きくしてかす分の排
出を円滑にし、負荷を軽減することができ、かす分の排
出が円滑に行われるため、かす分が、回転体の軸部に入
り込むことを防止できるものである。

また囲繞部と回転体との段差部を複数形成することによ
り、回転体の搾り部全域にて圧力が増大しないため負荷
を小さくできるので回転体の回転の低下を防止でき、安
定したジュース加工ができる。

さらに回転体と囲繞部との段差部の間隙を回転体の外周
と囲繞部との内面との間の間隙より小さくし、或いは回
転体の搾り部の螺＃！溝を段差部の上部で深さがな（な
るようにすることにより、より搾り効率を高めることが
できるものである。

【図面の簡単な説明】

矛１図は本発明の一実施例を示すジューサの縦断面図、
才２図は同上回転体の斜視図である。 α３・・ケース体、Ｉ・・囲繞部、α５１ｅ啼調理室、
（Ｉ！Ｊ・・ジュース流出部、（２２ａ）（２２４）　
−＠囲繞部Ｑ４１の段差部、０４１Φ・かす排出部、弼
・・フィルタ、□□□・中回転体、（４１１＠Φ搾り部
、（４３・・螺旋溝、（４４α）（４４Ｊ）・・回転体
□□□の段差部、（４９・・カッター、Ｃ；３・・蓋体
、（イ）・・投入口。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）　切削刃を有する板状のカッターを上面に有し局
   面に螺旋状の搾り部を形成し垂直軸を中心として回転す
   る回転体と、この回転体の搾り部を小間隙をもって囲繞
   し調理室を形成する囲続部を有しかつこの囲続部にジュ
   ース流出部とかす排出部とを形成したケース体と、この
   ケース体のジュース流出部に設けられ液体と固形分とを
   分離抽出するフィルタと、このケース体の上面開口部を
   覆い前記板状カッターに対向して被訓埋材料投入口を形
   成した蓋体とを具備し、前記囲繞部に前記かす排出部よ
   り上方に位置して水平面を有する段差部を形成し、この
   段差部に対向して前記回転体の外周に水平面を有する段
   差部を形成したことをＩｎとするジューサ。
2. （２）　ケース体の囲続部および回転体の外周に設けた
   段差部は複数設けたことを特徴とする特許請求の範囲、
   ｉ−１項記載のジューサ。
3. （３）ケース体の囲繞部の内面と回転体の外周面との間
   の間隙より囲繞部と回転体の段差部の水平面間の間隙を
   小さくしたことを特徴とする特許請求の範囲矛１項また
   は才２項記載のジューサ。
4. （４）　回転体の外周面の螺旋状の搾り部を形成する螺
   旋溝は段差部の上部で深さがな（なるように形成したこ
   とを特徴とする矛１項、１・２項または才５項のいずれ
   かに記載のジューサ。