JPH0114769B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0114769B2
JPH0114769B2 JP7270883A JP7270883A JPH0114769B2 JP H0114769 B2 JPH0114769 B2 JP H0114769B2 JP 7270883 A JP7270883 A JP 7270883A JP 7270883 A JP7270883 A JP 7270883A JP H0114769 B2 JPH0114769 B2 JP H0114769B2
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JP
Japan
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pomace
rotating body
cutter
outlet
juice
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Application number
JP7270883A
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JPS59197219A (ja
Inventor
Keisuke Ihara
Susumu Tanioka
Shoji Hoshino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59197219A publication Critical patent/JPS59197219A/ja
Publication of JPH0114769B2 publication Critical patent/JPH0114769B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はジユーサに係り、切削刃にて被調理材
料を切削、粉砕し、搾り部にて圧搾してジユース
を搾るようにした構成に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来この種ジユーサは、例えば実公昭45−
32604号公報に記載されているような遠心分離か
ごの内底部に切削刃を有するカツターを配設し、
投入口から投入した被調理材料を回転しているカ
ツターにて切削、粉砕し、遠心分離かごの回転で
ジユース分とかすの固形分を遠心分離する構成が
採られていた。この従来の遠心分離方式のジユー
サでは、ジユースに気泡が混入し、ビタミンが破
壊され易く、また気泡の上昇によつてジユースが
二層に分離するなどの欠点を有していた。さらに
従来の遠心分離方式のジユーサでは、ジユースの
抽出効果を高めるために遠心分離かごの回転速度
を10000回/毎分程度としているため搾りかすの
付着によるバランスくずれによつて振動、騒音が
発生し易い欠点を有していた。
このため例えば特開昭56−72813号公報に記載
されているような螺旋状の切削、粉砕部とこの切
削、粉砕部に連続した圧搾部とを形成した回転体
をケース体にて囲繞し、このケース体の投入口か
ら投入された被調理材料を回転体の回転により切
削、粉砕部で切削、粉砕して圧搾部に送り込み、
圧搾部で切削、粉砕された被調理材料を圧搾して
ジユースを搾る構成のジユーサが開発された。こ
のような圧搾搾り方式のジユーサではジユース内
に気泡が混入されることがなく、またジユースが
分離することがないとともに振動、騒音も小さい
が、被調理材料を徐々に粉砕するため、材料の加
工処理時間が長く、材料を押し潰す力が必要であ
り、特に被調理材料の投入口面積を拡げて材料の
供給量を多くして処理時間を短縮するようにする
と、電動機のトルクを大きくする必要があり、高
価となる欠点を有している。
〔発明の目的〕
本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、回転
体の上面に設けたカツターの切削刃にて被調理材
料を切削、粉砕し、この切削、粉砕された被調理
材料を回転体の周面に形成した螺旋状の搾り部に
て圧搾してジユーサ分を分離するようにしてジユ
ース加工処理時間を短縮でき、ジユース内に気泡
が混入することがなく、かつ振動、騒音が極めて
小さく、搾り効率を向上でき、連続してジユース
加工ができるジユーサを提供するものである。
〔発明の概要〕
本発明は切削刃を有する板状のカツターを上面
に有し周面に螺旋状の搾り部を形成し垂直軸を中
心として回転する回転体と、この回転体の搾り部
を小間隙をもつて囲繞し調理室を形成する囲繞部
を有しこの調理室にジユース流出口と搾りかす排
出口とを形成したケース体と、このケース体の上
面開口部を覆い前記カツターに対向して被調理材
料投入口を形成した蓋体とを具備し、前記ケース
体は前記搾りかす排出口に連通する搾りかす排出
室を形成し、この搾りかす排出室に形成した搾り
かす排出吐出口のかす排出方向と前記搾りかす排
出口のかす排出方向とを異なる方向としてなり、
投入口から投入された被調理材料を回転体の上面
に設けたカツターの切削刃にて切削、粉砕し、こ
の切削、粉砕された被調理材料を回転体の周面の
搾り部にて圧搾し、ジユースを分離してジユース
をジユース流出口から流出させるようにし、また
搾りかす分は搾りかす排出口から搾りかす排出室
に導出させ、この搾りかす排出室に導入された搾
りかすはかす排出口のかす排出方向と異なる方向
に移動方向を変えられて抵抗を受け吐出口から吐
出され、調理室内の圧搾力を高めたものである。
〔発明の実施例〕
次に本発明の一実施例の構成を説明する。
1は調理機基台で、第1図に示すようにこの基
台1の一側には電動機2の収納部3が突出形成さ
れ、上面はケース受台部4に形成されている。こ
の基台1の電動機収納部3の上端部を固定した電
動機2の下部に駆動軸5が突出され、この駆動軸
5に設けた径小のプーリ6と回転軸7の下端に設
けた径大のプーリ8とにベルト9が懸回されてい
る。この回転軸7は基台1内に突出した突起10
と前記電動機2とに橋架固定した支持板11に設
けられた軸受12によつて垂直に回転自在に支持
されている。
次に13は前記基台1のケース受台部4に着脱
自在に載置されるケース体で、第2図、第3図に
示すようにこのケース体13は上面に開口した円
筒状の回転体囲繞部14が上方に向つて拡開形成
され、この囲繞部14にて形成される調理室15
の底面16の中央部には回転軸挿通孔17が開口
され、この挿通孔17の周縁から筒状部18が内
方に向つて一体に突出されている。
またこのケース体13の囲繞部14の一側には
ジユース流出口19が上端から底部まで切欠き開
口され、このジユース流出口19の両側には上下
方向のリブ20,21が調理室15に向つて突出
されている。
さらにこのケース体13には前記ジユース流出
口19の下部に連続して囲繞部14の底面16に
凹段部22を形成し、このジユース流出口19お
よび凹段部22に連通し上面に開口したジユース
流出室23が調理室15の外側に一体に隣接形成
されている。そしてこのジユース流出口19の両
側には相対してフイルタ装着溝24が形成され、
この装着溝24に金属板材などにて成形され多数
の小孔25を形成したフイルタ26の両側が着脱
自在に係合され、このフイルタ26の内面と囲繞
部14の内面とは略同一としフイルタ26にて囲
繞部14の内側の調理室15とジユース流出室2
3とは仕切られている。
またこのフイルタ26の下端には前記調理室1
5の底面16に形成した凹段部22を覆うフイル
タ27が一体に折曲形成され、このフイルタ27
の上面と調理室15の底面16とは略同一面に形
成される。そしてこのフイルタ27にも多数の小
孔28が形成されている。
また前記ジユース流出室23の底面29は調理
室15の底面16に形成した凹段部22と略同一
面に形成されるようになつている。
さらに第2図、第3図に示すように前記ケース
体13の囲繞部14の下部には前記ジユース流出
口19と略対向する反対側位置に調理室15の底
面16に下縁が位置される搾りかす排出口30が
開口され、この搾りかす排出口30に連通され上
面に開口した搾りかす排出室31が調理室15に
隣接して一体に形成され、この搾りかす排出室3
1の底部には前記搾りかす排出口30の水平方向
のかす排出方向と略直角方向に搾りかすの移動方
向を変えるようにかす排出吐出口32がかす排出
方向を下方として下方に開口され、かす排出口3
0のかす排出方向とかす排出吐出口32のかす排
出方向とは異なる方向となつている。
また前記ジユース流出室23の底部には第1図
に示すようにジユース吐出口33が開口され、こ
のジユース流出室23および前記かす排出室31
の下方に形成されるケース体13と基台1の受台
部4との間に形成される空間部34に位置してジ
ユース吐出口33および搾りかす排出吐出口32
から吐出されたジユースおよび搾りかすをそれぞ
れ受ける容器35,35aが配置されるようにな
つている。
次に36は回転体で、第1図、第3図に示すよ
うに前記ケース体13の調理室15に嵌合できる
ように下端部がやや径小の略円筒体にて構成され
ている。この回転体36の下面中央部には前記ケ
ース体13の調理室15の突設した筒状部18に
嵌合される嵌合部37が形成されている。そして
この嵌合部37の中央部には前記回転軸7に挿脱
自在に嵌合され回転方向に結合されるカツプリン
グ部38が垂直方向に突出されている。またこの
回転体36の上面中心部には前記カツプリング部
38と同心上に位置して軸39が突出されてい
る。
また前記回転体36の外周面には複数条の螺旋
翼40を形成した搾り部41が形成され、この螺
旋翼40は回転体36の回転方向に対して下方に
向い、この螺旋翼40間の螺旋溝42は下側に向
うに従つて漸次浅く形成され、また各螺旋翼40
の上端部は回転体36の上面より上方に延出され
た被調理材料の呼び込み翼部43が突出形成さ
れ、また各螺旋溝42は回転体36の下端近傍ま
で形成され、回転体36の外周面の下端部は螺旋
溝42が形成されていない部分44を有してい
る。
また第4図、第5図に示すように回転体36の
下面45には回転体36の回転方向に対して遅れ
角をもつて略放射状に形成したリブ46にて仕切
られている複数の凹部47が形成され、この各凹
部47は回転体36の回転方向に対して下流側に
位置して外周面に開口した搾りかす排出開口48
が形成されている。
また49は円盤状のカツターで、第1図、第2
図に示すように中心部に前記回転体36の上面に
突出した軸39に嵌合される中心孔50が形成さ
れ、この中心孔50の周辺部の平面部51を除い
て切削刃52がこのカツター49の回転方向に対
して遅れ角をもつて放射状に形成され切削、粉砕
した材料を外周方向に送り出す形成をしている。
そしてこのカツター49は中心孔50に軸39に
嵌合して回転体36の上面に一体に取付けられて
いる。
次に第1図に示す53は前記ケース体13の調
理室15、ジユース流出室23および搾りかす排
出室31との上面開口部を覆う蓋体で、この蓋体
53には調理室15に嵌挿した回転体36のカツ
ター49に対向する部分は内側に突出した突出面
54が形成され、この突出面54は前記カツター
49の外径と略同一または大きい径に形成されて
いる。そしてこの突出面54の中央部には前記回
転体36の軸39を回転自在に挿通支持する軸支
孔55aを有する軸受55が設けられ、この軸支
孔55aの内端は閉塞されている。そしてこの軸
受55は突出面54よりカツター49の平面部5
1に対向して突出されている。
さらに蓋体53の突出面54にはカツター49
の切削刃52に対して被調理材料投入口56が筒
状に形成され、この投入口に挿脱自在に挿入され
た押棒57にて被調理材料をカツター49の切削
刃52に押し付けるようになつている。
そしてケース体13の調理室15に上面開口部
から回転体36を嵌挿し、回転体36のカツプリ
ング部38を回転軸7に嵌合して回転軸7と回転
体36とを回転方向に結合する。この状態でケー
ス体13の調理室15に突出した筒状部18に回
転体36の嵌合部37が嵌合される。
次いでケース体13の上面開口部に蓋体53を
被嵌し、軸受55に回転体36の上面に突出した
軸39を結合し、回転体36の上面のカツター4
9に蓋体53の突出面54が対向される。
この状態では回転体36の搾り部41の外周面
とケース体13の囲繞部14との間は少許の間隙
に保持され、この回転体36の下面と調理室15
の底面16との間隙g1は回転体36の螺旋翼40
の外周面と囲繞部14の内面との間隙g2より小さ
く形成されている。
また回転体36の螺旋翼40とケース体13の
囲繞部14のリブ20,21とは少許の間隙を保
持され、このリブ20,21は回転体36に接触
されないようになつている。
また前記回転体36の螺旋溝42のない部分4
4の上端位置に囲繞部14に形成した搾りかす排
出口30の上縁が位置され、かす排出口30は囲
繞部14に形成したジユース流出口19の上縁よ
り下方に位置されている。
また前記囲繞部14のジユース流出口19に設
けたフイルタ26の有効部分は回転体36の上面
のカツター49の位置より低い位置から調理室1
5の底面16と略同一面位置まで形成されてい
る。
また回転体36に設けたカツター49の上方に
少許の間隙をもつてカツター49の外径より大き
い蓋体53の突出面54が対向され、軸受55の
下面とカツター49の中央平面部51との間の間
隙g3は、軸受55にカツター49の平面部51が
接触したときにカツター49の切削刃52が突出
面54に接触されないように切削刃52と突出面
54との間隙g4より狭く形成され、また軸受55
の内端と軸39の先端との間隙g5もカツター49
の切削刃52と突出面54との間隙g4より狭く形
成され、さらに軸受55とカツター49の中央平
面部51との間の間隙g3は蓋体53の内面と回転
体36の呼び込み翼部43の上面との間の間隙g6
より狭く形成されている。
次にこの実施例の作用について説明する。
基台1のケース体受角部4とケース体13のジ
ユース流出室23および搾りかす排出室31との
間の空間部34に挿入した容器35,35aをケ
ース受台部4上に載置してジユース吐出口33か
ら流下するジユースを容器35で受け、搾りかす
排出吐出口32から吐出する搾りかすを容器35
aで受けるようにする。
次いで電動機2をスイツチ操作で駆動すると、
駆動軸5のプーリ6と回転軸7に設けたプーリ8
とに懸回したベルト9によつて回転軸7は例えば
毎分2000回乃至3000回に減速回転される。この状
態で投入口56から被調理材料を投入して押棒5
7にて被調理材料をカツター49に押し付ける。
このとき回転体36は回転軸7とカツプリング部
38との結合で回転され、カツター49も回転体
36と一体に回転されており、この被調理材料は
カツター49の切削刃52にて切削、粉砕され
る。この切削刃52にて切削、粉砕された材料
は、切削刃52が外周方向に送り出す形状で回転
方向に対して放射状に遅れ角をもつて形成されて
いるため外周方向に押し出され、回転体36とケ
ース体13の囲繞部14との間に送り込まれる。
このとき回転体36の螺旋翼40より延出した呼
び込み翼部43の上面は蓋体53の内面との間の
間隙g6が狭いため、この呼び込み翼部43にて材
料は確実に囲繞部14と回転体36との間に送り
込まれる。そしてこの囲繞部14と回転体36と
の間に送り込まれた材料は搾り部41で囲繞部1
4に圧接され、果汁分と固形分とが分離され、螺
旋翼40間の螺旋溝42にて下方に移送され、こ
の螺旋溝42は下方に向つて漸次浅く形成されて
いるため材料は順次圧搾される。そして分離した
果汁分はフイルタ26の小孔によつて過され、
ジユース流出口19からジユース流出室23に流
入される。そしてこのジユース流出室23の両側
にはリブ20,21が形成されているため、材料
は回転体36の回転によつて順次下方に移送され
るときに回転体36の回転方向の上流側のリブ2
0に材料が引掛り、材料の移動が抑制され、材料
に対する圧搾力が大きくなり、果汁の抽出分離が
促進され、さらに回転体36の回転方向の下流側
のリブ21にて再び固形かす分は移動を抑制さ
れ、フイルタ26に押し付けられ、果汁は固形か
す分に再び含浸されることなく、フイルタ26の
小孔25から果汁はジユース流出口19を経てジ
ユース流出室23に流入される。そしてフイルタ
26はリブ20,21によつて大きな圧搾力は作
用されない。このようにして順次材料は搾られな
がら下方に送り込まれ、分離抽出されたジユース
は第1図矢指に示すとおり液分はジユース流出口
19でフイルタ26にて過されてジユース流出
室23に流入され、ジユースはジユース吐出口3
3から容器35内に滴下流入される。また回転体
36の搾り部41で囲繞部14に押圧された材料
から分離された果汁は下方に流れ、調理室15の
底面16上のフイルタ27にて過され、凹段部
22に滴下してジユース流出室23に流入され
る。
また被調理材料が回転体36の回転で下方に移
送され、螺旋翼40のない部分44に至つたとき
には殆んど果汁分を分離した状態で搾りかす分と
なり、搾りかす排出口30から搾りかす排出室3
1に導入される。そしてこの搾りかす排出室31
に導入されたかす分は略直角方向に向きを変えて
下方に向つて開口した搾りかす排出吐出口32か
ら容器35aに流出されるため、かすの流出に抵
抗が加わり、調理室15内の圧搾力が高まる。
また回転体36の下面に調理室15の底面16
との間隙g1は回転体36の螺旋翼40の外周面と
囲繞部14の内面との間の間隙g2より小さいので
搾りかす分は回転体36の下面と調理室15の底
面16との間に入りにくく、果汁を充分に搾り切
れない材料が回転体36の下面に侵入することが
ないので搾り率が低下することがなく、また回転
体36の下面に入り込んだ材料によつて回転体3
6が浮き上ることがなく、回転体36の搾り部4
1による材料の搾り力が低下することがない。ま
た回転体36の下面に侵入した搾りかす分は回転
体36の下面の凹部47にて中心方向への流速が
低下し、しかも各凹部47を仕切るリブ46が回
転体36の回転方向に遅れ角を有しているため、
かす分を回転体36の外周方向に送り出しかす排
出開口48から送り出しかす分が回転体36の下
面と調理室15の底面との間にかす分が溜ること
がない。
また回転体36の下面と調理室15の底面16
との間に入り込んだ果汁分、搾りかす分は回転体
36の嵌合部37に嵌挿されるケース体13の筒
状部18によつて搾りかす分はケース体13の外
方への流出が阻止される。
また回転体36は下部をカツプリング部38に
て回転軸7にて支持され上端は軸39にて支持さ
れ、回転体36は搾り部41の下部における圧搾
力を最大に保持し、軸39は軸受55の内端を閉
塞した軸支孔55aに支持されているため、回転
体36は軸39と軸支孔55aの内端との接触で
上方への浮き上りが抑止され、またカツター49
の中央平面部51と軸受55との間隙g5はカツタ
ー49の切削刃52と蓋体53の突出面54との
間隙g4より狭いため切削刃52が蓋体53の突出
面54に接触して削ることは防止されている。
なお前記実施例では回転体36の搾り部41の
螺旋溝42は上端部から下端部に向つて漸次浅く
なるように形成したが、この螺旋溝42は段階的
に浅く形成しても被調理材料に対する圧搾力を高
めることができる。
さらに前記実施例では回転体36の軸39は蓋
体53に固定した軸受55の軸支孔55aに支持
したが蓋体53の軸支孔にて支持するようにする
こともできる。
また前記実施例ではケース体13の調理室15
の囲繞部14および底面16にジユース流出口1
9を形成したが、必ずしも底面16にジユース流
出口19を形成する必要はなく、また囲繞部14
に形成するジユース流出口19は1個所に限らず
複数個所に形成してもよい。
また回転体36の下部には、螺旋溝42を形成
しない部分44を設け、この部分44に対応して
搾りかす排出口30を形成した構造について説明
したが、この構造に限定されるものではなく、回
転体36の全体に螺旋溝42を形成してもよく、
また搾りかす排出口30は回転体36の上面に設
けたカツター49の下方でジユース流出口19の
上縁より下方であればよい。
さらにカツター49は回転体36の上面に着脱
可能に設けることもできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば切削刃を有するカツターを上面
に設けるとともに周囲に螺旋状の搾り部を形成し
た回転体をケース体の囲繞部で囲繞して垂直回転
軸を中心として回転自在に設け、前記ケース体に
ジユース流出口と搾りかす排出口とを形成し、こ
のかす排出口のかす排出方向と、この搾りかす排
出口に連通した搾りかす排出室のかす排出吐出口
のかす排出方向とを異なる方向に形成したので、
カツターの切削刃で切削、粉砕された被調理材料
は搾り部で搾られ、ジユース内に気泡が混入する
ことがなく、ビタミンなどの栄養分を破壊するこ
ともなく、ジユース分は分離されず、しかも搾り
かす分は搾りかす排出口から搾りかす排出室に導
出され、この搾りかす排出室に導入されたかす分
は移動方向を変えられて搾りかす排出吐出口から
流出されるため、かすの調理室からの排出に抵抗
を加えて調理室から排出されるかす分の排出速度
を低下させ、調理室における材料の圧搾力を高め
搾り効率を向上でき、搾りかす排出吐出口から放
出される容器の移し換えのみで連続してジユース
加工ができ、さらに振動、騒音も少く、しかもカ
ツターにて切削、粉砕された被調理材料を搾り部
で圧搾するため、回転体による押し潰し力に要す
るトルクを小さくでき、安価に得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すジユーサの縦
断面図、第2図は同上ケース体と回転体の斜視
図、第3図は同上ケース体の平面図、第4図は同
上回転体の斜視図、第5図は同上底面図である。 13……ケース体、14……囲繞部、15……
調理室、19……ジユース流出口、30……搾り
かす排出口、31……ジユース排出室、32……
搾りかす排出吐出口、36……回転体、41……
搾り部、49……カツター、52……切削刃、5
3……蓋体、56……投入口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 切削刃を有する板状のカツターを上面に有し
    周面に螺旋状の搾り部を形成し垂直軸を中心とし
    て回転する回転体と、この回転体の搾り部を小間
    隙をもつて囲繞し調理室を形成する囲繞部を有し
    この調理室にジユース流出口と搾りかす排出口と
    を形成したケース体と、このケース体の上面開口
    部を覆い前記カツターに対向して被調理材料投入
    口を形成した蓋体とを具備し、前記ケース体には
    前記搾りかす排出口に連通する搾りかす排出室を
    形成し、この搾りかす排出室に形成した搾りかす
    排出吐出口のかす排出方向と前記搾りかす排出口
    のかす排出方向とを異なる方向としたことを特徴
    とするジユーサ。
JP7270883A 1983-04-25 1983-04-25 ジユ−サ Granted JPS59197219A (ja)

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JP7270883A JPS59197219A (ja) 1983-04-25 1983-04-25 ジユ−サ

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KR100755440B1 (ko) * 2006-06-21 2007-09-05 김영기 착즙주스기

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