JPH0149486B2 - - Google Patents

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JPH0149486B2
JPH0149486B2 JP58070669A JP7066983A JPH0149486B2 JP H0149486 B2 JPH0149486 B2 JP H0149486B2 JP 58070669 A JP58070669 A JP 58070669A JP 7066983 A JP7066983 A JP 7066983A JP H0149486 B2 JPH0149486 B2 JP H0149486B2
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JP
Japan
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rotating body
cutter
shaft
squeezing
youth
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Application number
JP58070669A
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English (en)
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JPS59194716A (ja
Inventor
Keisuke Ihara
Susumu Tanioka
Shoji Hoshino
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP7066983A priority Critical patent/JPS59194716A/ja
Publication of JPS59194716A publication Critical patent/JPS59194716A/ja
Publication of JPH0149486B2 publication Critical patent/JPH0149486B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、被調理材料を切削するとともに、こ
の切削した被調理材料を圧搾してジユース加工を
行うジユーサに関する。
(従来の技術) 従来のこの種、例えば特開昭56−72813号公報
に記載されているように、螺旋状の切削部と圧搾
部とを周面に連続的に形成した回転体を軸方向に
水平状にしてケース体内に軸支し、投入口から投
入された被調理材料を回転されている回転体の螺
旋状の切削部で切削し、圧搾部で圧搾してジユー
スを搾るようにしたジユーサが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来のジユーサでは、被調理材料を圧縮し
てジース加工をすることにより、ジユースに気泡
が混入することがないため、ビタミンの破壊が少
なく、また気泡の発生によりジユースが二層に分
離することもなく、振動も少ない利点を有してい
るが、ジユースが回転体の周面に形成されている
螺旋状の切削部で被調理材料を切削してから圧搾
するため、被調理材料の切削に時間が掛り、切削
加工処理時間が長い問題があり、被調理材料を回
転体の周面に押付ける投入口の面積を拡げて、被
調理材料の供給量を多くして処理時間を短縮する
ようにすると、回転体を回転させるトルクを大き
くする必要がある問題を有している。
そこで、ジユースに気泡が混入することがな
く、ビタミンの破壊、また気泡の発生による分離
がなく、振動も少ないジユーサとして、ジユース
加工時間を短縮するために、予め、被調理材料を
切削してから圧搾することが考えられる。そし
て、このようなジユーサとして、切削面積の大き
いカツターを用いるために、回転体の端面にカツ
ターを取付け、この回転体の周面に形成した螺旋
状の搾り部でジユース加工をする構成として、回
転体を軸方向を垂直状にしてケース体内に回転自
在に支持し、回転体の上端面にカツターを設けた
ジユーサが提案された。しかしながら回転体を軸
方向を垂直方向にしてケース体内に支持し、回転
体の周面にて圧搾するようにし、さらに、回転体
を下側から上方に向かつて拡径するようにして、
ケース体の上面開口部から回転体を抜き外し易く
すると、回転体の周面に形成した螺旋状の搾り部
とケース体の内面との間〓における被調理材料の
圧搾力、さらには、ジユースを搾つたかす分がケ
ース体の調理室の底部と回転体の下面との間に入
り込むことにより、回転体が浮上り易く、回転体
が浮上ると、回転体の周面に形成した螺旋状の搾
り部とケース体の内面との間〓が拡がり、搾り効
率が低下するばかりでなく、板状のカツターが蓋
体の内面に接触し、蓋体を削るとともにカツター
の切削刃が欠損する問題を有している。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、被
調理材料の切削効率を高め、ジユース加工時間を
短縮できるとともに、ジユースの搾り効率を高
め、カツターが蓋体を欠損したり、蓋体を削るお
それがなく、比較的小さいトルクでジユース加工
ができるジユーサを提供するものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明のジユーサは、切削刃を有する板状のカ
ツターと、このカツターを上面に設け周面に螺旋
状の搾り部を形成し垂直軸を中心として回転する
回転体と、この回転体の搾り部を小間〓をもつて
囲繞し調理室を形成する囲繞部を有しかつこの囲
繞部にフイルタを有するジユース流出部とかす排
出部を開口したケース体と、このケース体の上面
開口部を覆い前記回転体の上面に設けたカツター
に対向する被調理材料投入口を形成した蓋体とを
具備し、前記回転体は下端側を径小にして上方に
向かつて拡径した略円筒体に形成するとともに、
前記ケース体の囲繞部を下部を径小にし上方に向
かつて拡径した略円筒状に形成し、前記回転体の
下部を電動機により回転される回転軸に回転方向
に結合して保持するとともにこの回転体の上面に
設けた前記板状カツターより上方に突出した軸を
前記蓋体に設けた軸受の軸支孔に回転自在に支持
し、前記軸受とこの軸受に対向する部分に形成し
たカツターの平面部との間〓または、軸受の軸支
孔の内端と軸の先端との間〓のいずれか一方の間
〓を前記カツターの切削刃と蓋体の内面との間の
間〓より小さく形成したことを特徴とするもので
ある。
(作用) 本発明のジユーサは、被調理材料を蓋体の投入
口から投入し、カツターにて被調理材料を切削
し、この切削された被調理材料を回転体の螺旋状
の搾り部で圧搾し、搾りられたジユース分は囲繞
部の周面のジユース流出部からフイルタを通過し
て流出され、ジユース分はかす分と分離され、調
理室の下方に送り込まれたかす分は囲繞部の下部
のかす排出部から排出される。そして回転体が周
面の搾り部による被調理材料圧搾、または調理室
の下方に送り込まれたかす分によつて回転体が浮
上つても、軸受とこの軸受に対向する部分に形成
したカツターの平面部との接触または、軸受の軸
支孔の内端と軸の先端との接触により、カツター
の切削刃と蓋体の内面とが接触することがなく、
カツターの切削刃が欠損したり、蓋体の内面が削
られることがなく、さらに回転体の浮上りを抑え
ることにより、回転体の周面の搾り部とケース体
の囲繞部の内面との間〓は所定間〓に保持され、
ジユースの搾り効率が高められる。
(実施例) 次に本発明の一実施例の構成を図面について説
明する。
1は調理機基台で、第1図に示すようにこの基
台1の一側には電動機2の収納部3が突出形成さ
れ、上面はケース受台部4に形成されている。
この基台1の電動機収納部3に上端部を固定し
た電動機2の下部に駆動軸5が突出され、この駆
動軸5に設けた径小のプーリ6と回転軸7の下端
に設けた径大のプーリ8とにベルト9が懸回され
ている。この回転軸7は基台1内に突出した突起
10と前記電動機2とに橋架固定した支持板11
に設けられた軸受12によつて垂直に回転自在に
支持されている。
次に13は前記基台1のケース受台部4に着脱
自在に載置されるケース体で、第1図、第3図に
示すようにこのケース体13は上面に開口した円
筒状の回転体囲繞部14が上方に向つて拡開形成
され、この囲繞部14にて形成される調理室15
の底面16の中央部には回転軸挿通孔17が開口
され、この挿通孔17の周縁から筒状部18が内
方に向つて一体に突出されている。
またこのケース体13の囲繞部14の一側には
ジユース流出部19が上端から底部まで切欠き開
口され、このジユース流出部19の両側には上下
方向のリブ20,21が調理室15に向つて突出
されている。
さらにこのケース体13には前記ジユース流出
部19の下部に連続して囲繞部14の底面16に
凹段部22を形成し、このジユース流出部19お
よび凹段部22に連通するジユース流出室23が
囲繞部14の外側に一体に形成されている。そし
てこのジユース流出部19の両側には相対してフ
イルタ装着溝24が形成され、この装着溝24に
金属板材などにて成形され多数の小孔25を形成
したフイルタ26の両側が着脱自在に係合され、
このフイルタ26の内面と囲繞部14の内面とは
略同一面としフイルタ26にて囲繞部14の内側
の調理室25とジユース流出室23とは仕切られ
ている。
またこのフイルタ26の下端には前記調理室1
5の底面16に形成した凹段部22を覆うフイル
タ27が一体に折曲形成され、このフイルタ27
の上面と調理室15の底面16とは略同一面に形
成される。そしてこのフイルタ27にも多数の小
孔28が形成されている。
また前記ジユース流出室23の底面29は調理
室15の底面16に形成した凹段部22と略同一
面に形成されるようになつている。
さらに第2図、第3図に示すように前記ケース
体13の囲繞部14には前記ジユース流出部19
に隣接しこのジユース流出部19の上縁より下方
に位置して例えば底面16に下縁が位置する搾り
かす排出部30が開口され、この搾りかす排出部
30に連通する搾りかす溜め部31が一体に形成
され、この搾りかす溜め部31と前記ジユース流
出室23とは仕切壁32を介して隣接され、それ
ぞれ上面は開口されている。
また前記ジユース流出室23の底部には第1図
に示すようにジユース吐出口33が開口され、こ
のジユース吐出口33から吐出されたジユース
は、ケース体13のジユース流出室23およびか
す溜め部31の下方に形成される空間部34に位
置して前記受台部4に載置された容器35に滴下
されるようになつている。
次に36は回転体で、第1図、第3図に示すよ
うに前記ケース体13の調理室15に嵌合できる
ように下端側がやや径小の略円筒体にて構成され
ている。この回転体36の下面中央部には前記ケ
ース体13の調理室15に突設した筒状部18に
嵌合される嵌合部37が形成されている。そして
この嵌合部37の中央部には前記回転軸7に挿脱
自在に嵌合され回転方向に結合されるカツプリン
グ部38が垂直方方向に突出されている。またこ
の回転体36の上面中心部には前記カツプリング
部38と同心上に位置して軸39が突出されてい
る。
また前記回転体36の外周面には複数条の螺旋
翼40を形成した搾り部41が形成され、この螺
旋翼40は回転体36の回転方向に対して下方に
向い、この螺旋翼40間の螺旋溝42は下側に向
うに従つて漸次浅く形成され、また各螺旋翼40
の上端部は回転体36の上面より上方に延出され
た被調理材料の呼び込み翼部43が突出形成さ
れ、また各螺旋溝42は回転体36の下端近傍ま
で形成され、回転体36の外周面の下端部は螺旋
溝42が形成されていない部分44を有してい
る。
また第4図、第5図に示すように回転体36の
下面45には、嵌合部37の周縁の内周部に形成
した環状のリブ45aと、このリブ45aと同一
高さに突出される回転体36の下面外周に形成し
た環状のリブ45bとにて凹部47が形成され、
この凹部47は回転体36の回転方向に対して遅
れ角をもつて略放射状に形成され前記内外周のリ
ブ45a,45bと同一高さでこの両リブ45
a,45bに両端を接続したリブ46にて仕切ら
れ、このリブ46にて分割形成された凹部47の
各区劃47aの外周リブ45bと放射方向のリブ
46との接続部の回転体36の回転対向側となる
回転体36の回転方向の下流側に位置して外周リ
ブ45bに切欠き開口した搾りかす排出開口48
が形成されている。
また49は円盤状のカツターで、第1図、第3
図に示すように中心部に前記回転体36の上面に
突出した軸39に嵌合される中心孔50が形成さ
れ、この中心孔50の周辺部の平面部51を除い
て切削刃52がこのカツター49の回転方向に対
して遅れ角をもつて放射状に形成され切削、粉砕
した材料を外周方向に送り出す形状をしている。
そしてこのカツター49は中心孔50に軸39に
嵌合して回転体36の上面に一体に取付けられて
いる。
次に53は前記ケース体13の調理室15、ジ
ユース流出室23および搾りかす溜め部31との
上面開口部を覆う蓋体で、この蓋体53には第1
図に示すように調理室15に嵌挿した回転体36
のカツター49に対向する部分は内側に突出した
突出面54が形成され、この突出面54は前記カ
ツター49の外径と略同一または大きい径に形成
されている。そしてこの突出面54の中央部には
前記回転体36の軸39を回転自在に挿通支持す
る軸支孔55aを有する軸受55が設けられ、こ
の軸支孔55aの内端は閉塞されている。そして
この軸受55は突出面54よりカツター49の平
面部51に対向して突出されている。
さらに蓋体53の突出面54にはカツター49
の切削刃52に対して被調理材料投入口56が筒
状に形成され、この投入口56に挿脱在に挿入さ
れた押棒57にて被調理材料をカツター49の切
削刃52に押付けるようになつている。
そしてケース体13の調理室15に上面開口部
から回転体36を嵌挿し、回転体36のカツプリ
ング部38を回転軸7に嵌合して回転軸7と回転
体36とを回転方向に結合する。この状態でケー
ス体13の調理室15突出した筒状部18に回転
体36の嵌合部37が嵌合される。
次いでケース体13の上面開口部に蓋体53を
被嵌し、軸受55に回転体36の上面に突出した
軸39を結合し、回転体36の上面のカツター4
9に蓋体53の突出面54が対向される。
この状態では回転体36の搾り部41の外周面
とケース体13の囲繞部14との間は少許の間隙
に保持され、この回転体36の下面と調理室15
の底面16との間隙g1は回転体36の螺旋翼40
の外周面と囲繞部14の内面との間隙g2より小さ
く形成されている。
また回転体36の螺旋翼40とケース体13の
囲繞部14のリブ20,21とは少許の間隙を保
持され、このリブ20,21は回転体36に接触
されないようになつている。
また前記回転体36の螺旋溝42のない部分4
4の上端位置に囲繞部14に形成した搾りかす排
出部30の上縁が位置され、かす排出部30は囲
繞部14に形成したジユース流出部19の上縁よ
り下方に位置されている。
また前記囲繞部14のジユース流出部19に設
けたフイルタ26の有効部分は回転体36の上面
のカツター49の位置より抵い位置から調理室1
5の底面16と略同一面位置まで形成されてい
る。
また回転体36に設けたカツター49の上方に
少許の間隙をもつてカツター49の外径より大き
い蓋体53の突出面54が対向され、軸受55の
下面とカツター49の中央平面部51との間の間
隙g3は、軸受55にカツター49の平面部51が
接触したときにカツター49の切削刃52が突出
面54に接触されないように切削刃52と突出面
54との間隙g4より狭く形成され、また軸受55
の内端と軸39の先端との間隙g5もカツター49
の切削刃52と突出面54との間隙g4り狭く形成
され、さらに軸受55とカツター49の中央平面
部51との間の間隙g3は蓋体53の内面と回転体
36の呼び込み翼部43の上面との間の間隙g6
り狭く形成されている。
次にこの実施例の作用について説明する。
基台1のケース受台部4とケース体13のジユ
ース流出室23および搾りかす溜め部31との間
の空間34に挿入した容器35をケース受台部4
上に載置してジユース吐出口33から流下するジ
ユースを受けるようにする。
次いで電動機2をスイツチ操作で駆動すると、
駆動軸5のプーリ6と回転軸7に設けたプーリ8
とに懸回したベルト9によつて回転軸7は例えば
毎分2000回乃至3000回に減速回転される。この状
態で投入口56から被調理材料を投入して押棒5
7にて被調理材料をカツター49に押付ける。こ
のとき回転体36は回転軸7とカツプリング部3
8との結合で回転され、カツター49も回転体3
6と一体に回転されており、この被調理材料はカ
ツター49の切削刃52にて切削、粉砕される。
この切削刃52にて切削、粉砕された材料は、切
削刃52が外周方向に送り出す形状で回転方向に
対して放射状に遅れ角をもつて形成されているた
め、外周方向に押出され、回転体36とケース体
13の囲繞部14との間に送り込まれる。このと
き回転体36の螺旋翼40より延出した呼び込み
翼部43の上面は蓋体53の内面との間の間隙g6
が狭いため、この呼び込み翼部43にて材料は確
実に囲繞部14と回転体36との間に送り込まれ
る。そしてこの囲繞部14と回転体36との間に
送り込まれた材料は搾り部41で囲遡14に圧接
され、果汁分と、固形分とが分離され、螺旋翼4
0間の螺旋溝42にて下方に移送され、この螺旋
溝42は下方に向つて漸次浅く形成されているた
め材料は順次圧搾される。そして分離した果汁分
はフイルタ26の小孔25によつて過され、ジ
ユース流出部19からジユース流出室23に流入
される。そしてこのジユース流出部19の両側に
はリブ20,21が形成されているため、材料は
回転体36の回転によつて順次下方に移送される
ときに回転体36の回転方向の上流側のリブ20
に材料が引掛り、材料の移動が抑制され、材料に
対する圧搾が大きくなり、果汁の抽出分離が促進
され、さらに回転体36の回転方向の下流側のリ
ブ21にて再び固形かす分は移動を抑制され、フ
イルタ26に押付けられ、果汁は固形かす分に再
び含浸されることなく、フイルタ26の小孔25
から果汁はジユース流出部19を経てジユース流
出室23に流入される。そしてフイルタ26には
リブ20,21によつて大きな圧搾力は作用され
ない。このようにして順次材料は搾られながら下
方に送り込まれ、分離抽出されたジユースは第1
図矢指に示すとおり液分はジユース流出部19で
フイルタ26にて過されてジユース流出室23
に流入され、ジユースはジユース吐出口33から
容器35内に滴下流入される。また回転体36の
搾り部41で囲繞部14に押圧された材料から分
離された果汁は下方に流れ、調理室15の底面1
6と回転体36の下面との間に流入された果汁
は、調理室15の底面16上のフイルタ27にて
過され、凹段部22に滴下してジユース流出室
23に流入される。
また被調理材料が回転体36の回転で下方に移
送され、螺旋翼40のない部分44に至つたとき
には殆んど果汁分を分離した状態で搾りかす分と
なり、搾りかす排出部30から搾りかす溜め部3
1に導入される。
また回転体36の下面に調理室15の底面16
との間隙g1は回転体36の螺旋翼40の外周面と
囲繞部14の内面との間の間隙g2より小さいので
搾りかす分は回転体36の下面と調理室15の底
面16との間に入りにくく、果汁を充分に搾り切
れない材料が回転体36の下面に侵入することが
ないので搾り率が低下することがなく、また回転
体36の下面に入り込んだ材料によつて回転体3
6が浮き上ることがなく、回転体36の搾り部4
1による材料の搾り力が低下することがない。ま
た回転体36の下面に侵入した搾りかす分は回転
体36の下面の凹部47にて中心方向への流速が
低下し、しかも各凹部47を仕切るリブ46が回
転体36の回転方向に遅れ角を有しているため、
かす分を回転体36の外周方向に送り出しかす排
出開口48から送り出しかす分が回転体36の下
面と調理室15の底面16との間にかす分が溜る
ことがない。
また回転体36の下面と調理室15の底面16
との間に入り込んだ果汁分、搾りかす分は回転体
36の下面45の内周リブ45aにて中心の回転
軸7側への流動が抑制され、さらに回転体36の
嵌合部37に嵌挿されるケース体13の筒状部1
8によつて搾りかす分はケース体13の外方への
流出が阻止される。
また回転体36は下部をカツプリング部36に
て回転軸7にて支持され上端は軸39にて支持さ
れ、回転体36は搾り部41の下部における圧搾
力を最大に保持し、軸39は軸受55の内端を閉
塞した軸支孔55aに支持されているため、回転
体36は軸39と軸支孔55aの内端との接触で
上方への浮き上りが抑止され、またカツター49
の中央平面部51と軸受55との間隙g3はカツタ
ー49の切削刃52と蓋体53の突出面54との
間隙g4より狭いため切削刃52が蓋体53の突出
面54に接触して削ることは防止さされている。
なお前記実施例では回転体36の搾り部41の
螺旋溝42は上端部から下端部に向つて漸次浅く
なるように形成したが、の螺旋溝42は段階的に
浅く形成しても被調理材料に対する圧搾力を高め
ることができる。
また前記実施例ではケース体13の調理室15
の囲繞部14および底面16にジユース流出部1
9を形成したが、必ずしも底面16にジユース流
出部19を形成する必要はなく、また囲繞部14
に形成するジユース流出部19は1個所に限らず
複数個所に形成してもよい。
また前記実施例ではケース体13にジユース流
出室23と搾りかす溜め部31とを一体に形成し
たが別体としてもよく、さらにジユース流出室2
3と搾りかす溜め部31とを仕切る仕切壁32は
ケース体13と一体に形成せず、蓋体53から一
体に形成してもよく、またケース体13と蓋体5
3とから互いに突き合せてもよい。
また回転体36の下部には螺旋溝42を形成し
ない部分44をけ、この部分44に対して搾りか
す排出部30を形成した構造について説明した
が、この構造に限定されるものではなく、回転体
36の全体に螺旋溝42を形成してもよく、また
搾りかす排出部30は回転体36の上面に設けた
カツター49の下方でジユース流出部19の上縁
より下方であればよい。さらにカツター49は回
転体36の上面に着脱可能に設けることもでき
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、切削刃を有するカツターを上
面に設けるとともに周面に螺旋状の搾り部を形成
した回転体をケース体の囲繞部で囲繞して垂直軸
を中心として回転自在に設けたジユーサにおい
て、回転体は下端側を径小にして上方に向かつて
拡径した略円筒体に形成するとともに、ケース体
の囲繞部を下部を径小にし上方に向かつて拡径し
た略円筒状に形成し、回転体の下部を電動機によ
り回転される回転軸に回転方向に結合して保持す
るとともにこの回転体の上面に設けた板状カツタ
ーより上方に突出した軸を蓋体に設けた軸受の軸
支孔に回転自在に支持し、カツターの軸受に対向
する部分に形成した平面部と軸受との間〓また
は、軸受の軸支孔の内端と軸の先端との間〓の少
なくともいずれか一方の間〓を前記カツターの切
削刃と蓋体の内面との間の間〓より小さく形成し
たので、回転体は上下部が支持されて回転中心が
保持された状態で回転され、板状のカツターにて
被調理材料は切削され、切削効率が高められ、ま
た回転体の搾り部での圧搾力が均一となり、また
回転体の搾り部による被調理材料の圧搾、また回
転体の下部に送り込まれたかす分により、回転体
に浮上り力が作用しても、カツターに形成した平
面部と軸受との接触または、軸受の軸支孔の内端
と軸の先端との接触で、回転体は浮上りが抑制さ
れ、カツターの切削刃が蓋体の内面に接触される
ことがなく、カツターの切削刃が欠損されたり、
切削刃で蓋体の内面を切削することがなく、また
回転体の螺旋状の搾り部と囲繞部の内面との間の
間〓は所定寸法に保持され、搾り効率が高めるこ
とができるとともに、ジユース加工時間を短縮で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すジユーサの縦
断面図、第2図は同上搾りかす溜め部の部分の縦
断面図、第3図は同上ケース体と回転体の斜視
図、第4図は同上回転体の斜視図、第5図は同上
底面図である。 7…回転軸、13…ケース体、14…囲繞部、
15…調理室、19…ジユース流出部、36…回
転体、41…搾り部、49…カツター、52…切
削刃、53…蓋体、5…軸受、55a…軸支孔、
56…投入口。
【特許請求の範囲】
1 切削刃を有する板状のカツターと、このカツ
ターを上面に設け周面に螺旋状の搾り部を形成し
垂直軸を中心として回転する回転体と、この回転
体の搾り部を小間〓をもつて囲繞し調理室を形成
する囲繞部を有しかつこの囲繞部にジユース流出
部とかす排出部を開口したケース体と、このケー
ス体のジユース流出部に設けられたフイルタと、
前記ケース体の上面開口部を覆い前記板状カツタ
ーに対向して被調理材料投入口を形成した蓋体と
を具備し、 前記フイルタの内面は前記囲繞部の内面と略同
一面として前記回転体の搾り部と囲繞部の内面と
の間の間〓と前記回転体の搾り部とフイルタの内
面との間の間〓とを略同一とし、このフイルタの
有効部の上縁を前記回転体の搾り部の上端部と略
同一高さ位置とするとともに下縁を前記調理室の
底面と略同一面としたことを特徴とするジユー
サ。

Claims (1)

  1. ユーサ。
JP7066983A 1983-04-21 1983-04-21 ジユ−サ Granted JPS59194716A (ja)

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JP7066983A JPS59194716A (ja) 1983-04-21 1983-04-21 ジユ−サ

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JPS59194716A JPS59194716A (ja) 1984-11-05
JPH0149486B2 true JPH0149486B2 (ja) 1989-10-25

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ID=13438300

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59164018A (ja) * 1983-03-09 1984-09-17 松下電器産業株式会社 調理機
JPS59194710A (ja) * 1983-04-20 1984-11-05 東芝テック株式会社 ジユ−サ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59164018A (ja) * 1983-03-09 1984-09-17 松下電器産業株式会社 調理機
JPS59194710A (ja) * 1983-04-20 1984-11-05 東芝テック株式会社 ジユ−サ

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JPS59194716A (ja) 1984-11-05

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