JPS6076547A - ポリオレフインを多量に含むポリフエニレンエ−テル樹脂組成物 - Google Patents

ポリオレフインを多量に含むポリフエニレンエ−テル樹脂組成物

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JPS6076547A
JPS6076547A JP59155636A JP15563684A JPS6076547A JP S6076547 A JPS6076547 A JP S6076547A JP 59155636 A JP59155636 A JP 59155636A JP 15563684 A JP15563684 A JP 15563684A JP S6076547 A JPS6076547 A JP S6076547A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 ポリフェニレンエーテルは、高い溶融粘度と軟化点をも
ち、そのだめに耐熱性が望まれる多くの用途に有用であ
る高性能エンジニアリング熱可塑性プラスチックとして
知られている。 これらの材料はHayの米国特許第3
30乙J2グ号及び第3306よ7j号及びStama
toffの米国特許第jJ!2352号及び第323;
7,33;?号を含む多くの刊行物に記載されている。
しかしながら、ポリフェニレンエーテルのある性質は、
いくつかの用途にとって望ましくない。 例えばポリフ
ェニレンエーテル樹脂から成形された部品は衝撃強さが
足りないためややもろく、それで破壊又は粉砕しやすい
。 また、重合体の溶融粘度及び軟化点が比較的高いこ
とは、加工を困難にする場合もある。 樹脂を溶かし流
れを良好にするのに高温が必要であるため、特殊な装置
が必要になることが多い。 さらに、そのような高温で
は樹脂は分解及び変色をよシ受けやすい。
ポリフェニレンエーテル(脂の性質は、その他の樹脂材
料と混合することにょシ本質的に変えうろことは現在よ
く知られている。 例えばC1zekはポリフェニレン
エーテル樹脂及びポリスチレン樹脂の組成物を開示して
おり、これは成形中及び成形後の両方における改良され
た性質を特徴とする。 米国特許第33と3グ3タ号参
照。
またポリエチレン(ポリオレフィン414 脂の7種)
をポリフェニレンエーテル樹脂及び組成物に導入すると
メルトフロ〜及びその他の性質が実質的に改良されるこ
とも知られている。 しかし、得られる成形物品に層割
れ及びもろさを生じるため、導入されるポリエチレンの
量は通常ごくわずかである。
最近、ある種のエラストマー性トリブロック共重合体が
組成物中に存在すると、より多量のポリオレフィン樹脂
をポリフェニレンエーテル樹脂にうまく導入できること
が見出された。
良好なメルトフロ〜及び耐衝撃性をもつそのような組成
物は米国特許第乞//3乙、0タタ号(Lee、 Jr
)に記載されている。
発明の概要 ここに、アルケニル芳香族化合物と共役ジエンのジブロ
ック又はラジアルテレブロック共重合体が存在すると、
ポリオレフィンを多量にポリフェニレンエーテル樹脂と
均一に混和しうろことが見出された。 ジブロック共重
合体とラジアルテレブロック共重合体はそれぞれ、ポリ
オレフィンの0相溶性付与剤”として働き、ポリオレフ
ィンがポリフェニレンエーテルと相当な割合で均質にブ
レンドされることを可能にする。
組成物中に多量のポリオレフィンがあると、性能は上昇
する。 さらにその組成物から成形された部品は、多量
のポリオレフィンの使用で通常生じる層割れ及び/又は
もろさを示さない。
発明の記載 本発明組成物において有用なポリフェニレンオキシド樹
脂は前述のように個々によく知られておシ、′容易に入
手できる。 しかしながら、好ましい組成物成分には種
々ある。
好ましいボリフ、エニレンエーテル類ハ次式の単独及び
共重合体である。
式中Q、Q’、Q’及びQ′は独立に、水素、炭化水素
基、ハロゲン原子とフェノール核の間に少くとも2個の
炭素原子を有するハロハイドロカーボン基、ハイドロカ
ーボンオキシ基及びハロゲン原子とフェノール核の間に
少くとも一個の炭素原子を有するハロハイドロカーボン
オキシ基から成る群より選ばれ、Q′、Q′及びQ″は
さらにハロゲンであってもよく、Q及びQ′は好ましく
は第3炭素原子をもたず、nは単量体1基の総数を表わ
し、少くとも!θの整数である。
特に好ましいのはポリ(,2,J −ジメチル−/、ク
ーフェニレン)エーテルである。
アルケニル芳香族化合物”A″及び共役ジエン”B”の
ジブロックA−B共重合体は次式を有するアルケニル芳
香族化合物から誘導される。
式中R1及びR2は水素及び炭素数/〜乙の低級アルキ
ル又はアルケニル基から成る群より選ばれ、R3及びR
4は塩素、臭素、水素及び炭素数/〜乙の低級アルキル
基から成る群より選ばれ、R5及びR6は水素、炭素数
/〜乙の低級アルキル及びアルケニル基から成る群よシ
選ばれるか、あるいはR5及びR6はハイドロカルビル
基と共に連結してナフチル基を形成することもある。
アルケニル芳香族単量体の具体例にはスチレン、パラ−
メチルスチレン、ブロモスチレン、クロロスチレン、α
−メチル−スチレン、ビニルキシレン、ジビニルベンゼ
ン、ビニルナフタレン、及ヒビニルトルエンがある。
これらは例えば/、3−ブタジェン、スーメチルー/、
3−ブタジェン及び/、3−ペンタジェンから誘導され
たポリジエンBと共重合する。
A−Bブロック共重合体は当分野でよく知られておシ、
また例えば英国特許第1/4tj923号などの特許文
献に記載されている操作に従って製造できる。 これら
の重合体はまた、例えばシェルビス(Shellvis
) 60の商標名でシェルケミカルズ(Shell (
::hemicals)より市販されている。 これら
は好ましくは、ブロックB中のように脂肪族不飽和基が
水素化により減少したジブロック共重合体である。 こ
れらの共重合体は、好ましくは初期の値のコθチ以下よ
り好ましくは/θチ以下に減少したゴムブロックBの平
均不飽和基を有する。
水素化は、珪藻土上のニッケル、ラニーニッケル、銅ク
ロマイト硫化モリブデン、及び担体上の微粒白金又は他
の貴金属のような種々の水素化触媒を用いて行なう。
水素化は2グ時間以下の時間で例えば大気圧から30θ
θpsig及び7タ°〜乙θO″Fの範囲の、実質的に
任意の所望温度又は圧力でなしうる。 このような操作
法はよく知られている。
6ラジアルテレブロツク共重合体′”の用語は、よく知
られた種類の材料を意味する。 これらは市販のものを
利用するかあるいは米国特許第3J9Jβ4t、2号及
び第乞θ9492ご号のような特許文献に記載された操
作によシ製造できる。
例を示すと、ブタジェンのような共役ジエンとスチレン
のようなビニル芳香族化合物は、n−ブチルリチウムの
ような有機金属化合物の存在下で共重合して、リチウム
のような活性金属原子で末端が停止する鎖を有する共重
合生成物となる。
これらの共重合体は、重合体鎖上の末端金属原子と反応
して置きかわることができる7以上の活性部位を有する
結合剤と反応する。 生成する共重合体は、中央に位置
する結合剤を有し、そこから種々の方向へ共重合体の、
鎖がいくつか伸びているような構造を特徴とする。 水
素化が望ましければ、共重合体は次いで既知の方法、例
えばpe vanltの米国特許第j!乙9乙、0♂♂
号に記載の方法によって水素化しうる。
ポリオレフィンは通常、ポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリイソブチレン、エチレンプロピレン共重合体、そ
の化エチレン酢酸ビニル、エチレンアクリル酸エチル、
エチレンアクリル酸メチル等のようなエチレンと有機エ
ステルの共重合体である。 これらは市販のものでよく
、あるいは既知の技術で製造してもよい。
ポリフェニレンエーテル樹脂及び相溶性付与剤は広範な
割合で存在するが、通常は、ポリフェニレンエーテル:
相溶性付与剤(ジブロック共重合体又はラジアルテレブ
ロック共重合体)はy:/〜/:2の重量で存在する。
最も有効であるには、ポリフェニレンエーテル、相溶性
付与剤及びポリオレフィンの合計に対して少くとも認θ
、より普通には30〜g0重量部のポリオレフィンが含
まれるべきでちる。
組成物中にはその他の成分も含んでよい。これらは充て
ん剤及び/又は補強剤、強化繊維、可塑剤、着色剤、染
料、難燃剤、酸化防止剤、顔料、離型剤のようなプラス
チックに慣用の添加剤より選ばれる。 普通、組成物全
重量の7〜50重量部の範囲の少量だが有効な量が選ば
れる。
組成物は、既知の操作法のいずれによっても製造できる
。 そのような操作法の7つは、成分の予備混合物を形
成し、グθ0〜夕jθ°Fの温度で単軸又は二軸スクリ
ュー押出機で押出し、より小さく切断又は粉砕し、<1
0θ〜j00°Fで射出成形して所望の形状、大きさに
する。。
均一に導入しうる多量のポリオレフィンによって、組成
物は良好なメルトフローを特徴とし、加工がより容易に
なる。
以下に示す実施例において本発明を説明する。
これらは本発明の最良の具体例であり、決して本発明を
限定するものではない。 部はすべて重量を基準とする
実施例 /〜3 以下の成分を混合機でブレンドし、得られるブレンドを
グ!θ°Fにおいて二軸スクリュー、2J’ +1IJ
Iウエルナー−フライトラ−(Werner−Pfle
iderer)押出機又は単軸スクリューブラベンダー (B rabender )押出機で押出し、グoθ°
Fの射出温度で試験片に成形する。 試験片について引
張シ強さと伸びを測定し、結果は表に示す。
比較のため、本発明に°よらないその他の組成物を製造
し、成形し、同じ条件下で試験する。これらも以下の表
に示される。
表、 成分、部9 ポリ(2,乙−ジメチル−゛Δダグ−ェニレンエーテル
)樹脂(PPO,ゼネラルエレクトリック社)スチレン
とブタジェンのA−Bジブロック共重合体(シェルビス
タ01水素化) スチレンとブタジェンのラジアルテレブロック共重合体
I(フィリップス社、ソルプジーンク//)(FMCの
クロニテックスタθ) ポリエチレン(レキセン/2.<) 本 組成物はすべてTiO2を3部含む中車対照、衝撃
改良剤を含まず 3θ 30 3θ 3θ 30 20 −− −− −− −− .20 −− −− −− 一〜 認θ−−−− /θ 10 10 −− /θ j0 夕0 jθ !0 j0 表(続き)、性質 伸び % 、22 2乙 7グ 〃/3対照のブレンド
A及びBに対して組成物/、認及び3の場合、伸びが著
しく改善され、一方引張強さはほぼ保持されることがわ
かった。
上記指示に照らして本発明のその他の改良や変形が可能
であることは明らかである。 例えば、ポリ(2,6−
シメチルー/lターフェニレン)エーテルの代わりにポ
リ(,2,に−ジメチルーコー認。
3、に−トリメチル−/、クーフェニレン)エーテル共
重合体を用いることができる。 さらに、慣用の補強剤
及び/又は充てん剤、難燃剤、安定剤、着色剤、衝撃改
良剤を通常の量用いることができる。 従って、前述の
発明の個々の具体例において、特許請求の範囲に明らか
にされた本発明の意図される完全な範囲内において変更
をなしうろことは轟然である。
特許出願人ゼネラル・エレクトリ、り・カンパz〜(代
理人 (7630) 生 沼 確 二 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)ポリフェニレンエーテル樹脂ト、(b)特性
    改質の組合せのポリエチレン樹脂及ヒアルケニル芳香族
    化合物と共役ジエンのジブロック共重合体との均質混合
    物から成り、該ポリエチレンが(a) +(b)の合計
    量に対して少くとも、20重量部存在する熱可塑性組成
    物。 ス ポリフェニレンエーテル樹脂がポリ(,2,g−ジ
    メチル−/、クーフェニレン)エーテルである特許請求
    の範囲第1項に記載の組成物。 3 ポリフェニレンエーテルとジブロック共重合体の重
    量比がり:/〜/:2である特許請求の範囲第1項に記
    載の組成物。 グ 重合体がスチレンとブタジェンのジブロック共重合
    体である特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 l ポリエチレンが(a) +(b)の合側量に対して
    30〜乙0重量部の量存在する特許請求の範囲第1項に
    記載の組成物。 乙 難燃剤、充てん剤、補強剤、強化繊維、可塑剤、顔
    料及び酸化防止剤の中から選ばれた7種又はそれ以上を
    含む特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 2 前記ジブロック共重合体が水素化されたものである
    特許請求の範囲第7項に記載の組成物。 、f Ga)ポリフェニレンエーテル樹脂と(b)特性
    改質の組合せのポリエチレン樹脂及び、アルケニル芳香
    族化合物と共役ジエンの非水素化ラジアルテレブロック
    共重合体と の均質混合物から成り、 該ポリエチレンが(a) +(b)の合計量に対して少
    くとも20重量部存在する熱可塑性組成物。 ワ アルケニル芳香族化合物と共役ジエンのジブロック
    又は非水素化ラジアルテレブロック共重合体である重合
    体を有効量混合することから成る、ポリエチレン樹脂及
    びポリフェニレンエーテル樹脂混合物の相溶性を改良す
    る方法。
JP59155636A 1983-07-29 1984-07-27 ポリオレフインを多量に含むポリフエニレンエ−テル樹脂組成物 Pending JPS6076547A (ja)

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