JPS6075260A - 模造数の子の製造方法 - Google Patents
模造数の子の製造方法Info
- Publication number
- JPS6075260A JPS6075260A JP58181620A JP18162083A JPS6075260A JP S6075260 A JPS6075260 A JP S6075260A JP 58181620 A JP58181620 A JP 58181620A JP 18162083 A JP18162083 A JP 18162083A JP S6075260 A JPS6075260 A JP S6075260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- herring roe
- eggs
- herring
- smelt
- roe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は模造数の子の製造方法に関し、詳細にはシシャ
モの卵を用いて数の子様の食品を安価に提供することの
できる方法に関するものである。
モの卵を用いて数の子様の食品を安価に提供することの
できる方法に関するものである。
数の子とはにしんの卵巣を水洗後約1週間素干ししだも
のであり、正月料理の素材として欠かせないものとなっ
ている。ところかにしんの減少に伴う不漁続きにより数
の子は極めて高価なものとなってきておシ、こうした傾
向は今後もますます強まって行くものと考えられる。
のであり、正月料理の素材として欠かせないものとなっ
ている。ところかにしんの減少に伴う不漁続きにより数
の子は極めて高価なものとなってきておシ、こうした傾
向は今後もますます強まって行くものと考えられる。
本発明者停はこの様な事情に着目し、数の子を安価に提
供すべくその模造品の開発を期して研究を進めてきた。
供すべくその模造品の開発を期して研究を進めてきた。
その結果シシャモの卵を原料として特定の処理を施せば
、外観及び味覚共に数の子に酷似したものが得られるこ
とを知)、絃に本発明を完成した。即ち本発明に係る模
造数の子の製造方法は、シシャモの卯をほぐして食塩水
に浸漬した後水切シし、これに魚肉すシ身と殿粉及び食
塩を含む水性ベーストを加えて混練し、次いで数の子状
に整形した後蒸煮又は水煮するところに要旨を有するも
のである。
、外観及び味覚共に数の子に酷似したものが得られるこ
とを知)、絃に本発明を完成した。即ち本発明に係る模
造数の子の製造方法は、シシャモの卯をほぐして食塩水
に浸漬した後水切シし、これに魚肉すシ身と殿粉及び食
塩を含む水性ベーストを加えて混練し、次いで数の子状
に整形した後蒸煮又は水煮するところに要旨を有するも
のである。
周知の様にシシャモは、国内では北海道釧路地方で現在
も大量に収穫され比較的安価に入手し得る海産物であ)
、産卵期の雌は大量の卵を持っている。このシシャモ卵
は、卵巣全体としてはその形状及び大きさ共に数の子と
は著しく異なっているが、個々の卯は外観、大きさ共に
数の子と酷似している。そこで本発明ではこのシシャモ
卵を原料とし、加工法を工夫することによって模造数の
子を安価に製造しようとするものである。
も大量に収穫され比較的安価に入手し得る海産物であ)
、産卵期の雌は大量の卵を持っている。このシシャモ卵
は、卵巣全体としてはその形状及び大きさ共に数の子と
は著しく異なっているが、個々の卯は外観、大きさ共に
数の子と酷似している。そこで本発明ではこのシシャモ
卵を原料とし、加工法を工夫することによって模造数の
子を安価に製造しようとするものである。
以下その加工法を詳細に説明する。
まずシシャその腹部から卵巣を摘出し、巣幕を破って卵
を露出させた後5〜10q6程度の食塩水中で#猛ぐし
、5〜10時間程時間面する。次いで十分に水切シした
後、再成形用接合剤を加えて均一に混練する。この接合
剤は最終製品の風味を数の子に近似させると共に、砥ぐ
した卵を再び接合させて数の子様に成形するうえで極め
て重要なものであり、魚肉すり身と殿粉及び食塩を含む
水性ペーストが使用される。最も好ましい接合剤につい
てより詳細に説明すると、スケソー鱈等のすり身100
重量部に対し水20〜30重量部、殿粉3〜5部、食塩
2〜5部を均一に混練したもので、この接合剤を使用す
ると最終製品に数の子によく似た歯ごたえが与えられる
と共に、外観や塩味も数の子に酷似したものとなる。尚
食塩は上記の如く製品に適度の塩味を与える他、シシャ
モ卵の浸透圧差による脱水変形を防止するうえで重要な
配合成分である。まだ魚肉すシ身源としては安価で大量
入手の可能なスケソー鱈が最も一般的であるが、勿論こ
れに限定される訳ではなく、卵を摘出した残シのシシャ
モ母体或は雄シシャモ更には他の魚肉ずシ身を使用する
こともできる。
を露出させた後5〜10q6程度の食塩水中で#猛ぐし
、5〜10時間程時間面する。次いで十分に水切シした
後、再成形用接合剤を加えて均一に混練する。この接合
剤は最終製品の風味を数の子に近似させると共に、砥ぐ
した卵を再び接合させて数の子様に成形するうえで極め
て重要なものであり、魚肉すり身と殿粉及び食塩を含む
水性ペーストが使用される。最も好ましい接合剤につい
てより詳細に説明すると、スケソー鱈等のすり身100
重量部に対し水20〜30重量部、殿粉3〜5部、食塩
2〜5部を均一に混練したもので、この接合剤を使用す
ると最終製品に数の子によく似た歯ごたえが与えられる
と共に、外観や塩味も数の子に酷似したものとなる。尚
食塩は上記の如く製品に適度の塩味を与える他、シシャ
モ卵の浸透圧差による脱水変形を防止するうえで重要な
配合成分である。まだ魚肉すシ身源としては安価で大量
入手の可能なスケソー鱈が最も一般的であるが、勿論こ
れに限定される訳ではなく、卵を摘出した残シのシシャ
モ母体或は雄シシャモ更には他の魚肉ずシ身を使用する
こともできる。
上記接合剤のシシャモ卵に対する配合率は10〜30重
量%の範囲が好ましく、配合率が少な過ぎると保形性が
乏しくなる他、簑用時の歯ごたえも数の子とは異質のも
のとなる。一方配合率が多すぎると、シシャモ卵の相対
的配合率が少なくなシすぎ、外観や風味等において模造
数の子とは言い難いものとなる。
量%の範囲が好ましく、配合率が少な過ぎると保形性が
乏しくなる他、簑用時の歯ごたえも数の子とは異質のも
のとなる。一方配合率が多すぎると、シシャモ卵の相対
的配合率が少なくなシすぎ、外観や風味等において模造
数の子とは言い難いものとなる。
本発明では食塩水に浸漬後水切りしたシシャモ卵を上記
の様な接合剤と均一に混載し、数の子形状に整形した後
70〜80℃の温度で10〜30分程度蒸煮又は水煮す
ることによって最終製品とする。即ちとの蒸煮又は水煮
工程は、接合剤中の殿粉を糊化せしめバインダーとして
の機能を有効に発揮させると共に、シシャモ卵を黄変さ
せて数の千秋に着色さぜる工程として行なわれるもので
、処理温度が低すぎ或は処理時間が短すぎると、上記の
効果が有効に発揮されず成形物の保形性が乏しくなって
形削れし易くなる傾向があシ、一方温度が高すぎ或は処
理時間が長すぎるとシシャモ卵が白色化し、数の子様の
外観が得られなくなる。
の様な接合剤と均一に混載し、数の子形状に整形した後
70〜80℃の温度で10〜30分程度蒸煮又は水煮す
ることによって最終製品とする。即ちとの蒸煮又は水煮
工程は、接合剤中の殿粉を糊化せしめバインダーとして
の機能を有効に発揮させると共に、シシャモ卵を黄変さ
せて数の千秋に着色さぜる工程として行なわれるもので
、処理温度が低すぎ或は処理時間が短すぎると、上記の
効果が有効に発揮されず成形物の保形性が乏しくなって
形削れし易くなる傾向があシ、一方温度が高すぎ或は処
理時間が長すぎるとシシャモ卵が白色化し、数の子様の
外観が得られなくなる。
この様にして得られる成形煮処理物は、色彩を含めた外
観が数の子に酷似したものであシ、しかも数の子と龜は
同様の調理を施すことによって、本物の数の子料理とほ
ぼ同等の味覚、風味、歯ごたえ等を有する調理食品を得
るととができる。しかも本発明の模造数の子を製造する
過程で、接合剤中に適当な調味料を配合しておけば、調
理済みのバック商品として提供することも可能となる。
観が数の子に酷似したものであシ、しかも数の子と龜は
同様の調理を施すことによって、本物の数の子料理とほ
ぼ同等の味覚、風味、歯ごたえ等を有する調理食品を得
るととができる。しかも本発明の模造数の子を製造する
過程で、接合剤中に適当な調味料を配合しておけば、調
理済みのバック商品として提供することも可能となる。
本発明は概略以上の様に構成されておシ、漁獲量の激減
によって著しく高級品化した数の子とほぼ同等の品を、
安価なシシャモ卵から廉価に製造し安価に市場へ提供す
ることを可能にした意義は頗る大きいものがある。
によって著しく高級品化した数の子とほぼ同等の品を、
安価なシシャモ卵から廉価に製造し安価に市場へ提供す
ることを可能にした意義は頗る大きいものがある。
出願人 日本ハム株式会社
Claims (1)
- シシャモの卵をほぐして食塩水に浸漬した後水切シし、
これに魚肉すり身と殿粉及び食塩を含む水性ベーストを
加えて混練し、次いで数の子状に整形した後蒸煮又は水
煮することを特徴とする模造数の子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58181620A JPS6075260A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 模造数の子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58181620A JPS6075260A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 模造数の子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6075260A true JPS6075260A (ja) | 1985-04-27 |
Family
ID=16103975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58181620A Pending JPS6075260A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 模造数の子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6075260A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62220173A (ja) * | 1986-03-22 | 1987-09-28 | Okamura Shokuhin Kogyo:Kk | 魚卵粒を用いた薄板状塩蔵食品 |
US5397590A (en) * | 1994-03-21 | 1995-03-14 | Scott; George W. | Preparation of caviar-like compositions |
WO1998042212A1 (es) * | 1997-03-20 | 1998-10-01 | Transucrania, S.A. | Procedimiento para la obtencion de analogo de caviar de esturion y producto asi obtenido |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51148061A (en) * | 1975-06-13 | 1976-12-18 | Hideaki Takahara | Method of preserving treating overflowed spawn of hokkaido surfsmelt |
JPS548752A (en) * | 1977-06-15 | 1979-01-23 | Nichiro Gyogyo Kk | Production of fish egg lumpy food made of fish egg particle |
JPS56113276A (en) * | 1980-02-06 | 1981-09-07 | Okamura Shokuhin Kogyo:Kk | Herring roelike food made from smelt roe |
JPS56148263A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-17 | Okamura Shokuhin Kogyo:Kk | Beautifully formed spawn of smelt |
JPS58138359A (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-17 | Shigeo Yasuno | 人工数の子 |
JPS58179465A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-20 | Hokkaido Horikawa:Kk | 数の子風魚卵加工食品の製造方法 |
-
1983
- 1983-09-28 JP JP58181620A patent/JPS6075260A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51148061A (en) * | 1975-06-13 | 1976-12-18 | Hideaki Takahara | Method of preserving treating overflowed spawn of hokkaido surfsmelt |
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JPS58138359A (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-17 | Shigeo Yasuno | 人工数の子 |
JPS58179465A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-20 | Hokkaido Horikawa:Kk | 数の子風魚卵加工食品の製造方法 |
Cited By (5)
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JPH0461628B2 (ja) * | 1986-03-22 | 1992-10-01 | Okamura Shokuhin Kogyo Kk | |
US5397590A (en) * | 1994-03-21 | 1995-03-14 | Scott; George W. | Preparation of caviar-like compositions |
WO1998042212A1 (es) * | 1997-03-20 | 1998-10-01 | Transucrania, S.A. | Procedimiento para la obtencion de analogo de caviar de esturion y producto asi obtenido |
US6291010B1 (en) | 1997-03-20 | 2001-09-18 | Transucrania, S.A. | Process for obtaining sturgeon caviar analog, and product thus obtained |
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