JPS6075238A - 家畜飼料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改良された優良な飼料を得ることに関するも
ので、飼料として発酵微生物によって生成される酵素組
成物等を含有させ、これを使用して乳牛、肥育牛、ブロ
イラー鶏、豚などの家畜を育成し、それらの健康状態、
飼育環境を良化し、良負で多量の乳や肉類などを経済的
に得られるようにするものである。

」１記発酵微生物としては、汚染性も刺激性もなく無害
なものであって、リパーゼ、セルラーゼ、プロテアーゼ
、アミラーゼの他バチルス・ズブチリス菌その他を含ん
でいるものが好適である。例えば、このようなものとし
て［ＥＴ置−ＰＩらＴＥｊ（商品名・大阪市淀用区加島
グー／２−３／、微生物的環境技術研究新製）がある。

その中で、例えば「ＥＴ置−ＰＥＴＥ　／／乙０」は、
セルロース、ヘミセルロース、タンパク質、脂肪、リグ
ニン、ペクチン、炭水化物などを分解する上記の各種酵
素等を産生ずる微生物及びバチルス・ズブチリス菌など
を含有しており、いずれも植物由来のものである。また
、アヌペルギルヌＳ、Ｐを含んだものも同様に有効であ
る。

この発酵微生物の混合物は、その少散を直接家畜に与え
ることもできるが、これを増殖しても用いる。例えば、
トクモロコシ粉末オθ０Ｉ（７、フスマ２００　ＫＱに
水３♂０ｔを加え、１ｊｌｉＸ度の低い場合には適宜加
温して約グ０℃前後となるようにしながら混合すると、
水分が約グθ係程度で、軽＜１屋ると−まとまりになる
が、すぐにパラリと分れる程度のものとなるから、この
中に上記１［Ｔ置・１）　Ｅ　Ｔ　Ｉう／／乙０」を約
／〜１０Ｋり、通例７〜３　ｉｃｇ程度加えてよく混合
し、これを発酵槽に入れて発酵を行わせる。この場合、
発酵槽として各種のものが使用できるが、例えば市販の
回転ドラム式の発酵槽を使用することができ、７日に約
５分間位づつ攪拌を行うと発酵作用によって熱が発生す
るので特に加温する必要もなく、氾昼夜程度発酵を行う
と、菌体も増殖し、水分が約３０％程度のものとなる。

これを、運搬、販売等に都合のよし）７０〜３０に７位
づつに分けて包装する。この場合、従来は包装に先立っ
て加熱乾燥等を行い、含水ｌ全減少させて包装していた
が、特に乾燥を行うことなくビ１接に真空包装法により
包装を行ったところ、含水ｌも比較的多い状態で保存で
き、開封して直ちに使用することができ、封入されてい
る微生物、酵素類の活性も高く、保存性にも秀れていて
良好な結果が得られた。

この飼料は、家畜に直接少量づつ与えることもできるが
、通例市販の配合飼料の中（二混合して用いるのが便利
であり、例えば市販の配合飼料／ｌに対して３−　ｊ　
ＯＫｆを混合して用いる。実験の結果によれは、本飼料
の使用を始めた当初は、これをや５多目に配合すると家
畜の成育等に好結果が得られることが判っている。

上記微生物の増殖に際して、トウモロコシ粉末等の代り
に若しくはこれと併せて米ヌカを使用することができ、
また粉粒状にしだ祖陽石等の無機質材料を多い場合で全
体の３割程度になるまでの適宜量を製造の適当な段階で
加えることもある。

氷晶は上記の家畜の他、動物園の動物その他の動物に与
えるとその健康の維持、飼育環境の良化等に好結果を得
ることができる。

以下、氷晶を使用して飼育した場合の結果について述べ
る。

（１）供試飼料 トウモロコシ粉末７００に９、フスマグθＫｇに水７０
　ｔ　ヲ加え、Ｅ　Ｔ　Ｔ　１うＬ−ＦＥＴＥ／／乙０
を￥００７加えて混合し、第／１］に夕分間、第２日に
７分間攪拌を行い、二昼夜発酵を行い、これを７０に９
ずつ分けて真空包装をしてλケ月間保管した。これを各
種家畜用の市販の配合飼料／ｌに対して、最初の７ケ月
間（ブロイラーの場合は半月間）は２０　Ｋｆ、それ以
降は１０Ｋ４を加えて混合したものを使用し、これを各
々本発明区とした。

対照区としては、上記と同じ配合飼料で、氷晶を加えな
いものを用いた。

（２）結果 （イ）　乳牛（ボルスタイン種）の場合■　対照区にあ
っては悪臭が激しかったが、本発明区においてはその臭
いがずっと少く、特に硫化水素系の臭いが減少した。ま
た対照区に比べて本発明区では牛舎内のノ・工、力が太
ｌ］に減少した。これによって飼育環境が良化した。

■　本発明区では、乳中の脂肪含量が」−昇しており、
また搾乳中の脂肪含量の経時変化が少くなっている。又
、無脂固形分の含量が増加し、蛋白質の含量も多くなっ
ており、乳刊が向」ニジた。

■　本発明区では、病気予防の為の薬剤を殆んど使用す
る必要がなく、薬剤の使用量が減少した。

■　総合的に見て、乳牛の健康状態も良好で、特に上記
■〜■の事項が顕著に見られたところである。

（ロ）　ブロイラー鶏の場合 ■　ブロイラーにおいては、多数の鶏を過密状態に平飼
いし〔おり、飼育途中で除糞をしないのであるが、本発
明区におし１ては、従ｉ１ｊと同じ対照区に比べて、鶏
舎中のＷ　ＶＮがハエや力の発生も太１」に減少し、飼
育場内の臭いも少くなって空気も浄化され、飼育環境が
良化された。

■　従来から、規格雌鶏は、３０日飼育（＝よって出荷
されていたが、本発明区（二あってはｊ３−日又１まｊ
乙［コで規格品（二まで成長ｔ７、対照区よりもグ目又
は５日速く出荷することができ、鶏の成長速度が速くな
った。

■　鶏の生存率が、従来からの対照区（＝比べて、本発
明区では３〜５％程度上昇した。

■　総合的に見て、病害の発生も少く、成育が速くなる
ことによって経済性が大巾（１向」ニしている。

し９　養豚の場合 ■　本発明区においては、豚舎内の慈臭が減少し、ハエ
や力の発生も少なくなり、飼育の環境が良化されたこと
は上記（イ）、（ロ）の場合と同様である。

■　養豚においては、出荷迄の飼育期間は平均約７２０
日前後であるが、本発明区によれば、５〜７日間程度短
かく乱準の重附く−達し、早く出荷することができ、成
長速度が速くなった。

■　対照区に比較して、本発明区にあっては脂肪が乗り
すぎず、赤身肉が増して自費が高級化され向」ニした。

ｑ）総合的に見て、肉Ｔ４の向上と飼育の短縮化が果せ
、飼育の経済化が達成できた。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／　プロテアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ、リパーゼ
   を含む酵素組成物とバチルス・ズブチリス菌を含むこと
   を特徴とする家畜飼料。 認」１記飼料は、比較的に含水量の多い状態で真空包装
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第７項に記
   載の家畜飼料。