JPS6075203A - ポツト容器用播種装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はポット容器用播種装置に関するもので、詳し
くは、中心部分に苗が発芽イ１三育する孔が明けられた
底面とその外周に外方へ向って立設する側壁面とからな
る紙製の独立したボットがその上端周縁で連続し、平面
視が方形状をしだ育苗ボット容器へ床土を入れて播種す
る播種装置に関する。ところで−播の播種装置は、育苗
箱を移送中に上方から床土を詰めて播ｆΦしたのち覆土
して汗に水するよう、それらの装置が搬送装置の上方で
上手側から並んでおればよく、また、消毒の必要もなか
った。

ところが、紙製の育苗ボット容器に底部に明けた孔から
苗が生育するよう播種するには、育苗ボットの底部へ平
滑な受板を敷いてから移送し、最初に覆土して播種し床
土詰めをしたのち育苗箱を被せて天地返しをしたのち受
板を除去して各ポット間に土を詰めるという作業が必要
である。ところが、紙製の育苗ボット容器では、紙１〕
体に雑菌がイ」き易く、育苗時いろいろなカビが発生し
て生育阻害を来たすことが多いため播種時に消宥液をか
ける必要がある。ところが天地返しをするまでの工程で
消＃液ヲかけるとポット全体が吸水のために変形し易く
なって、覆土詰めや床上詰め作業が困難であり、また、
目上を入れたのちで（ｄポットに直接消毒液を含浸でき
ないために消毒効果が悪いことがわかった。

この発明は上記の観点から次の技術手段をｉ：Ａしたも
のである。

即ち、この発明は、育苗ボッ１−容器（１）の下面を移
送反転受板（７）に載置ならしめ、この移送反転受板（
７）ごと移送する搬送装置αつと、この搬送装置の上方
部に上手側から覆土詰め装置θ東、播種装＠（１４）、
床」−詰め装置αつを設け、その後に育１′１いｕ’６
　（５１を被せて前記移送反転受板（７）側が上位にな
るよう天地返しを行う反転操作区間（Ｌ）を設け、続い
て消毒剤散布装置（凶、各ポット間隙（ト）に土を詰め
る目上詰装置（１７１を設け、その後の最終工程で晶水
装置（２］）を設けたポット容器用播種装置の構成とし
た。

この発明の一実施例を図面に基づいて詳述すると、（１
）は育苗ボッ１−容器で、底面（２）の中心部に７〜１
０ミリ程度の円形状の孔（３）を明けて、底面外周縁に
外方へ広がるよう立設した高さが約２０〜２７ミリの側
壁面（４）を設けたボッｌ−（ｌａ）の上端縁ｆ：他の
ボッ）　（１，ａ）と互に連続させて第１図に示した通
り平面視が方形状となるよう設けたものである。尚、図
中Ｏうは各ポット間の間隙を示している。

（５）は育苗箱で、前記育苗ポット容器（１）を嵌合で
きる大きさに底板（５ａ）と側板（５１））とで構成し
、底板（５ａ）には多数の小さい孔（６）を穿っである
。

（７）は移送反転受板で、第６図のようにｉｉＪ記育醒
ボット容器（１）の底面（２）を受けるフラットな板体
（７ａ）とその外周を囲む立設板（７ｂ）とからなって
いて、前記育苗ボ、１−容器＜１）ｆ：２個並べて嵌合
できるよう設けると共に前記育苗箱（５）内に嵌合挿入
できるよう設けられている。

（８）は播種台で、左右−７１の支枠（８１１）・（８
ａ）を横桟（８ｂ）・（８ｂ）・・で連結し、これに脚
（８Ｃ）・（８Ｃ）・・・を付けたものである。そして
、この播種台（８）には、前側部と後側部とに搬送ベル
Ｉ・（９）と（１（ｌとが前後方向に夫々巻回され、ま
た、その中間部には多数のローラθυ・０υ・−が軸架
され、全体として一連の搬送装Ｗ　Ｑ２を構成している
。

ｕ３は覆土詰め装置、０４）は播種装置、０＄は床土詰
め装置で、これらは前記搬送装置（１２１の前側部の搬
送ベルト（９）　ｕ−の」二手側から順に配設されてい
て、夫々、ホッパ一部と繰出ローラ部とから出来ている
。αＱは上記各装置（ｌ■・（１４）・ａｏを支える支
架枠である。０ηは搬送装置後側部の搬送ベルトｏＯ上
に配設された目上詰め装置で、前記床上詰め装置０均な
どと同じ形態のホッパーと繰出ローワとからできている
。０８）はこの目上４砺置αカを支える支架枠である。

（Ｌ）は反転操作区間で、前記ローラ（１］）・（１υ
・・が軸架された部分であり、この部分は作業者が搬送
ベルト（９）で送られてくる育苗ポット容器（１）に育
苗箱（５）を被せて移送反転受板（７）ごと天地返しし
、移送反転受板（７）を除去する操作部分になっている
。

θねは消毒剤散布装置で、前記目土詰め装置θηのＯ１
■１部分にあり、ポンプによって送られる消毒液が′ｉ
τ体（１８ａ）のノズル（１８ｂ）から霧状に噴出され
るよう設けられている。（１１はカバー、（４）は廃液
受けμｍｊ斗である。

いりは７ｍ水装置で、前記目土詰め装置０ηの後側部分
にあって、給水管（２１ａ）にノズル（２１ｂ）が取付
けられたもので、これにもカバー（イ）及び受け漏斗（
ハ）が設けられている。

尚、図中記号（財）・（ハ）はモータを示す。

上側の作用について説明すると、まず、覆土詰め装置θ
：や、床土ｒｉｉ！ｉめ装置（１９及び［１−１：’、
詰め装置０乃の各ホッパーに土を入れ、播種装置（１４
）のホッパーに種子を入れてモータ（ハ）・（ハ）で各
部を伝動回転させる一方、移送反転受板（７）内に育苗
ボ、／）容器（１）を２個並べて挿入したものを第１図
のように搬送ベルト（９）上に載置して連続的に移送す
る。すると、覆土詰め装置０３で先ず覆±（イ）が各ポ
ット（１ａ）・（１ａ）・・内に詰められ、その後に播
種装置（１４）で種子（ロ）が播かれ、更にその後に床
上（ハ）が詰められた第７図の状態で反転操作区間（Ｌ
）に達する。そして、作業者がここでは前述のように天
地返しをして育苗箱（５）を被せたのち移送反転受板（
７）を除去して第８図の状態で再び搬送ベル）　（＋４
上へのせて移送する。

すると、ここでは先ず消毒剤散布装置０８）で育苗ボッ
ト容器（１）全面が消毒液をかけられ、その後に目土詰
め装置０′ｉ）で各ボッｌ−（ｌａ）間の間隙（乃に目
土に）が詰められ、その後に湛水装置Ｑυで潅水されて
一連の播種作業が完了する。

以上、この発明は前記の１部成としたから、反転操作を
する作業前の覆土詰めや播種あるいは床土詰め時には育
苗ポット容器がか消毒されないために育苗ポット容器の
腰折れや変形が起らずに確実に覆土詰め、播種及び床上
詰めができ、続いて天地返しをする反転作業も消毒剤が
手や衣類につかず衛生的であり、天地返しをした後で的
確に育醒ボ、／　ｌ・容器全体の表面に直接消毒剤をか
け得るために有効に紙製の当該育苗ボット容器が消防で
きて育苗時の雑菌の発生を確実に防止でき、壕だ、消府
剤が１」土や潅水で育苗ボッ１〜容器内へ浸み込むのを
防害されないから特に消毒効果が良好になるという作用
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示したもので、第１図は播種
装置全体の側面図、第２図はその平面図、第３図は育苗
ボッ１−容器の斜面図、第４図はその要部の斜面図、第
５図は育苗箱の１部を欠除した斜面図、第６図は移送反
転受板の正断面図、第７図及び第８図は播種作業状態を
説明する要部の断面図である。 図中記号、（］）は育＾イボノド谷器、（１ｕ）はボッ
ト、（２）は底面、（３）は孔、（４）は側壁面、（５
）は育苗箱、（７）は移送反転受板、θつは搬送装置、
（１→は覆土詰め装置、０４）は播種装置、θ→は床土
詰め装置、θηは目上詰め装置、θ８）は消毒剤散布装
置、Ｑυは潅水装置、（ト）は反転操作区間、（Ｊ−′
ｌはボット間隙を示す。 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井　関　晶　孝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中心部分に苗が発芽生育する孔（３）が明けられた底面
   （２）とこの底面周縁から」二側外方へ広がる方向へ立
   設する０１１１壁而（４）とからなる紙製の独立したポ
   ｙ　）　（１３、）の夫々の上端縁周が連続していて全
   体として平面視が方形状をした育苗ボット容器（１）の
   下面を移送反転受板（７）に載置ならしめ、この移送反
   転受板（７）ごと移送する搬送装置αりと、この搬送装
   置θつの上方部に上手側から覆土詰め装置（１３、播種
   装置（１４）、床上詰め装置００を設け、その後に育前
   箱（５）を被せて前記移送反転受板（７）側が上位にな
   るよう天地返しを行う反転操作区間中）を設け、続いて
   消毒剤散布装置０８）、各ボット間隙（１カに土を詰め
   る目上Ａ置ａ７）を設け、その後に最終工程で潅水装置
   Ｑυを設けてなるボット容器用播種装置。