JPH0697889B2 - ポツトシ−トへの播種灌水装置 - Google Patents
ポツトシ−トへの播種灌水装置Info
- Publication number
- JPH0697889B2 JPH0697889B2 JP19525684A JP19525684A JPH0697889B2 JP H0697889 B2 JPH0697889 B2 JP H0697889B2 JP 19525684 A JP19525684 A JP 19525684A JP 19525684 A JP19525684 A JP 19525684A JP H0697889 B2 JPH0697889 B2 JP H0697889B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- soil
- sheet
- pot sheet
- seedling
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、田植機等の一植付分に相当する育苗ポット
を多数有する育苗用ポットシートへの播種灌水装置に関
するものである。
を多数有する育苗用ポットシートへの播種灌水装置に関
するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕 ポットシートは、パルプ材等の腐触性の良い材質で上方
へ突出する壺穴状に形成される多数の育苗ポットによっ
て形成されるが、該育苗ポットは上壁の葉茎の伸長孔以
外は周囲を囲われており、又、育苗ポット相互間に目土
を供給する為に、該育苗ポット内に播種される種子に発
芽に必要な十分な灌水を行なう事が困難であり、しか
も、これらと同時に消毒液の散布も行なわなくてはなら
ない。この発明は、これらの作業を十分効果的に行なお
うとするものである。
へ突出する壺穴状に形成される多数の育苗ポットによっ
て形成されるが、該育苗ポットは上壁の葉茎の伸長孔以
外は周囲を囲われており、又、育苗ポット相互間に目土
を供給する為に、該育苗ポット内に播種される種子に発
芽に必要な十分な灌水を行なう事が困難であり、しか
も、これらと同時に消毒液の散布も行なわなくてはなら
ない。この発明は、これらの作業を十分効果的に行なお
うとするものである。
この発明は、上方に向け突出し上壁(1)に葉茎の伸長
孔(2)を有する育苗ポット(3)を多数連結するポッ
トシート(4)を反転させて該ポット(3)の底面開口
部(5)を介して上方から覆土、播種、床土の順に供給
し、続いて再びポットシート(4)を反転させるととも
に、該ポットシート(4)を前方から灌水装置(6),
目土供給装置(7),消毒液散布装置(8)の順に位置
させるコンベア(9)上に搭載可能に構成してなるポッ
トシートへの播種灌水装置の構成とする。
孔(2)を有する育苗ポット(3)を多数連結するポッ
トシート(4)を反転させて該ポット(3)の底面開口
部(5)を介して上方から覆土、播種、床土の順に供給
し、続いて再びポットシート(4)を反転させるととも
に、該ポットシート(4)を前方から灌水装置(6),
目土供給装置(7),消毒液散布装置(8)の順に位置
させるコンベア(9)上に搭載可能に構成してなるポッ
トシートへの播種灌水装置の構成とする。
多数の育苗ポット(3)を連結して構成するポットシー
ト(4)を反転させ、該育苗ポット(3)の底面開口部
(5)を介して上方から覆土,播種、床土の順に供給し
てポットシート苗床を作成する。
ト(4)を反転させ、該育苗ポット(3)の底面開口部
(5)を介して上方から覆土,播種、床土の順に供給し
てポットシート苗床を作成する。
続いて、該ポットシート(4)を再反転させて育苗姿勢
に修正してコンベア(9)上に搭載する。該コンベア
(9)に搭載され移送されるポットシート(4)は、ま
ず灌水装置(6)によって灌水されるが、この時点では
目土はまだ供給されていない為、育苗ポット(3)の全
周に散水でき発芽の為の十分な灌水を行なう。
に修正してコンベア(9)上に搭載する。該コンベア
(9)に搭載され移送されるポットシート(4)は、ま
ず灌水装置(6)によって灌水されるが、この時点では
目土はまだ供給されていない為、育苗ポット(3)の全
周に散水でき発芽の為の十分な灌水を行なう。
続いて、目土供給装置(7)から各育苗ポット(3)の
間隔部に目土を供給し、この後、消毒液散布装置(8)
によって、目土と育苗ポット(3)上方から消毒液を散
布し土壌の消毒と後灌水を行なう。
間隔部に目土を供給し、この後、消毒液散布装置(8)
によって、目土と育苗ポット(3)上方から消毒液を散
布し土壌の消毒と後灌水を行なう。
従って、この発明は、目土を供給する前のポットシート
(4)上方から灌水装置(6)によって灌水する為、育
苗ポット(3)に集中的に発芽に十分な灌水が手早く行
なわれ灌水むらや、余分な水の漏落等が少なく、続いて
目土供給装置(7)によって目土を供給した後、消毒液
散布装置(8)によって消毒液を散布するので、育苗ポ
ット(3)内の床土が十分湿潤しており、消毒液の浸透
がよく、又、目土も灌水と消毒を行なえるものである。
(4)上方から灌水装置(6)によって灌水する為、育
苗ポット(3)に集中的に発芽に十分な灌水が手早く行
なわれ灌水むらや、余分な水の漏落等が少なく、続いて
目土供給装置(7)によって目土を供給した後、消毒液
散布装置(8)によって消毒液を散布するので、育苗ポ
ット(3)内の床土が十分湿潤しており、消毒液の浸透
がよく、又、目土も灌水と消毒を行なえるものである。
なお、図例において、育苗ポット(3)は、パルプ材等
の腐触性のよい材質で上方内向きに傾斜する四面の周囲
壁(10)(10)と葉茎の伸長孔(2)を有する上壁
(1)とによって台形筒状に形成するとともに、周囲壁
(10)(10)下縁と隣接のポット周囲壁(10)(10)下
縁を互いに連結して一枚のポットシート(4)を構成し
てある。又、該育苗ポット(3)の底面は開口(5)し
てある。(11)は反転板であって、ポットシート(4)
を反転して搭載するものである。
の腐触性のよい材質で上方内向きに傾斜する四面の周囲
壁(10)(10)と葉茎の伸長孔(2)を有する上壁
(1)とによって台形筒状に形成するとともに、周囲壁
(10)(10)下縁と隣接のポット周囲壁(10)(10)下
縁を互いに連結して一枚のポットシート(4)を構成し
てある。又、該育苗ポット(3)の底面は開口(5)し
てある。(11)は反転板であって、ポットシート(4)
を反転して搭載するものである。
(12)は播種、灌水装置であって、複数の支脚上に横架
する側枠(13)上には、前方から、覆土供給装置(1
4),播種機(15),床土供給装置(16)の順に搭載さ
れ、側枠(13)(13)間に配設されるコンベア(9)に
搭載され矢印(イ)方向に移送される反転状態のポット
シート(4)にそれぞれ、覆土,種子,床土を供給可能
に構成してある。
する側枠(13)上には、前方から、覆土供給装置(1
4),播種機(15),床土供給装置(16)の順に搭載さ
れ、側枠(13)(13)間に配設されるコンベア(9)に
搭載され矢印(イ)方向に移送される反転状態のポット
シート(4)にそれぞれ、覆土,種子,床土を供給可能
に構成してある。
更に、該側枠(13)(13)の延長部上には前方からポッ
トシート(4)全幅に散水可能のノズル(17)を有する
灌水装置(6),ホッパー(18)内の土を繰出ベルト
(19)によってポットシート(4)全幅へ散布する目土
供給装置(7),薬液タンク(20)内の薬液をノズル
(21)からポット(4)全幅へ散布可能の消毒液散布装
置(8)の順に配設してある。又、(22)はポットシー
ト(4)を収納する苗箱である。
トシート(4)全幅に散水可能のノズル(17)を有する
灌水装置(6),ホッパー(18)内の土を繰出ベルト
(19)によってポットシート(4)全幅へ散布する目土
供給装置(7),薬液タンク(20)内の薬液をノズル
(21)からポット(4)全幅へ散布可能の消毒液散布装
置(8)の順に配設してある。又、(22)はポットシー
ト(4)を収納する苗箱である。
まず、ポットシート(4)を反転板(11)上に搭載する
とともにコンベア(3)上に供給し矢印(イ)方向に移
送しながら、上方の覆土装置(14),続いて播種機(1
5),床土供給装置(16)から夫々育苗ポット(3)
(3)内に覆土,種子,床土を供給しポットシート苗床
を完成させる。
とともにコンベア(3)上に供給し矢印(イ)方向に移
送しながら、上方の覆土装置(14),続いて播種機(1
5),床土供給装置(16)から夫々育苗ポット(3)
(3)内に覆土,種子,床土を供給しポットシート苗床
を完成させる。
次に、反転板(11)によって反転させながら、該ポット
シート(4)を苗箱(22)に収納する。
シート(4)を苗箱(22)に収納する。
続いて、該ポットシート(4)を収納する育苗箱(22)
を延長部のコンベア(9)上に供給すると、該育苗箱
(22)は矢印(イ)方向に移送されながら、上方の灌水
装置(6)のノズルからの散水を受け、露出する育苗ポ
ット(3)(3)の全周及び上壁(1)の伸長孔(2)
から内部の床土に発芽に十分な水分が浸透する。又、育
苗ポット(3)への灌水のみでよいから灌水むらや余分
な水の漏落もない。
を延長部のコンベア(9)上に供給すると、該育苗箱
(22)は矢印(イ)方向に移送されながら、上方の灌水
装置(6)のノズルからの散水を受け、露出する育苗ポ
ット(3)(3)の全周及び上壁(1)の伸長孔(2)
から内部の床土に発芽に十分な水分が浸透する。又、育
苗ポット(3)への灌水のみでよいから灌水むらや余分
な水の漏落もない。
又、ポットシート(4)は更に移送されて、上方の目土
供給装置(7)の繰出ベルト(19)から目土の供給を受
けて各育苗ポット(3)(3)の間隔部に供給充填され
る。
供給装置(7)の繰出ベルト(19)から目土の供給を受
けて各育苗ポット(3)(3)の間隔部に供給充填され
る。
続いて、消毒液散布装置(8)のノズル(21)から消毒
液を散布するが、既に育苗ポット(3)(3)には十分
な灌水が行なわれ水分が均等に侵透しているので、この
消毒液が均一に侵透しやすく効果的に消毒が行なわれる
とともに、目土にも消毒及び灌水作用が行なわれる。
液を散布するが、既に育苗ポット(3)(3)には十分
な灌水が行なわれ水分が均等に侵透しているので、この
消毒液が均一に侵透しやすく効果的に消毒が行なわれる
とともに、目土にも消毒及び灌水作用が行なわれる。
図は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は側
断面図、第2図は側面図、第3図は側断面図である。 図中、符号(1)は上壁、(2)は伸長孔、(3)は育
苗ポット、(4)はポットシート、(5)は開口部、
(6)は灌水装置、(7)は目土供給装置、(8)は消
毒液散布装置、(9)はコンベアを示す。
断面図、第2図は側面図、第3図は側断面図である。 図中、符号(1)は上壁、(2)は伸長孔、(3)は育
苗ポット、(4)はポットシート、(5)は開口部、
(6)は灌水装置、(7)は目土供給装置、(8)は消
毒液散布装置、(9)はコンベアを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】上方に向け突出し上壁に葉茎の伸長孔を有
する育苗ポットを多数連結するポットシートを反転させ
て該ポットの底面開口部を介して上方から覆土、播種、
床土の順に供給し、続いて再びポットシートを反転させ
るとともに、該ポットシートを前方から潅水装置,目土
供給装置,消毒液散水装置の順に位置させるコンベア上
に搭載可能に構成してなるポットシートへの播種潅水装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19525684A JPH0697889B2 (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | ポツトシ−トへの播種灌水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19525684A JPH0697889B2 (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | ポツトシ−トへの播種灌水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6174508A JPS6174508A (ja) | 1986-04-16 |
JPH0697889B2 true JPH0697889B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=16338106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19525684A Expired - Lifetime JPH0697889B2 (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | ポツトシ−トへの播種灌水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0697889B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0313427U (ja) * | 1989-06-26 | 1991-02-12 | ||
JP4963460B2 (ja) * | 2007-10-14 | 2012-06-27 | 株式会社スズテック | 播種方法および播種装置 |
CN116267327B (zh) * | 2023-02-20 | 2024-10-11 | 四川农业大学 | 一种户外露场低碳绿色机械育秧系统及方法 |
-
1984
- 1984-09-17 JP JP19525684A patent/JPH0697889B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6174508A (ja) | 1986-04-16 |
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