JPS6072759A

JPS6072759A - カラ−プリンタの印刷駆動方法及びそのカラ−インクシ−ト

Info

Publication number: JPS6072759A
Application number: JP18069483A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Oki; 宏志沖; Masaaki Nakayama; 正昭中山; Masaru Isawa; 優石和; Yukio Tokunaga; 徳永　幸生; Toshihiro Fukada; 深田　俊博
Original assignee: Fujitsu Ltd; Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Fujitsu Ltd; Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1983-09-30
Filing date: 1983-09-30
Publication date: 1985-04-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】＋１１　発明の技術分野本発明は、カラープリンタに関し、特に、感熱転写カラ
ープリンタにおける印刷駆動方法及びそれに用いるカラ
ーインクシートに関するものである。

（２）技術の背景一般に、感熱転写カラープリンタは、画信号を熱に変換
する感熱ヘッドと、プラテンとが対向配置すれ、感熱ヘ
ッドをプラテンに所定圧で押圧し、この両者間にカラー
インクシートと記録紙（普通紙）とを重合して挟入送給
し、熱と圧力によって記録紙に画像を転写印刷するよう
に構成されている。例えば、イエロー（以下、Ｙという
）、マゼンタ（以下、Ｍという）、及びシアン（以下、
Ｃという）のインクが所定面積毎に順次塗布（面順型に
塗布）され一連に連続したカラーインクシートを用いて
記録（転写印刷）を行う場合は、次のような印刷工程が
採られる。先づＹのカラーインクシートと記録紙を重ね
合せて両者を共に前進させてＹの記録を行い、この記録
が終了すると、インクシートはＭが転写できる位置まで
前進移動されている。そして、記録紙はプラテンとその
補助ローラに依ってＹで記録した最初の給紙位置に単独
で巻き戻されて（後進させられて）再設定され、今度は
、Ｙで記録された記録紙の上にＭのカラーインクシート
ラ重ね合せてこれら両者を共に前進させてＭの記録が行
われる。さらに、Ｃを記録する場合も前記と同様な動作
がくり返えされる。この場合、記録時におけるカラーイ
ンクシートは記録紙と共に前進し、別に配設された巻取
軸に巻き取られる。このようにして、Ｙ、Ｍ％Ｃの記録
が一順すると、記録紙への記録が終了し、その記録紙だ
けが、更に取り出される（巻き取られる）。

上述したように、この種のカラープリンタにおいては、
カラーインクシートは一方向のみに前進及び停止がくり
返され、一方記録紙は前進、停止、後進が必要とされる
。従って、この種のカラープリンタにおいては、記録と
カラーインクシートの印刷駆動方法ができるだけ簡略化
され、かつカラーインクシートもその方法に合致し得る
ものであることが望ましい。

（３）従来技術と問題点第４図と第２図は、この種のカラープリンタにおける従
来の印刷駆動方法及びカラーインクシートを説明するた
めの図である。第１図は従来のカラーインクシート１の
斜視図であり、符号Ｙ、Ｍ。

Ｃは、前述したように、それぞれイエロー、マゼンタ、
シアンのカラーインクシート部分を示す。

すなわち、このカラーインクシートはＹ、Ｍ、Ｃが所定
長り毎に一連に連続して形成されている。

第２図は第１図のカラーインクシートを用いた場合の印
刷工程線図であり、符号ｔは時間経過を示す。

さて、第２図を参照して、従来の印刷駆動方法を説明す
る。先づ、プリント信号がＯＮされると、前述したよう
に、重合されたインクシートと記録紙が同期的に前進駆
動されると共に画信号が送出され、ａ点からＹが記録さ
れる。−そして、Ｙの記録が終了すると、インクシート
は停止し、画信号は休止し、この間に記録紙は単独後進
（巻き戻し）され、（このとき、感熱ヘッドはプラテン
から退行状態にされる）、Ｙで記録した最初の給紙位置
（ｂ点）に再設定される。次にＹの場合と同様にしてＭ
が記録される。このようにして、最後にＣの記録が０点
で終了し、インクシートと画信号はそれぞれ停止及び休
止するが、記録紙だけは引き続きｄ点まで前進する。す
なわち、０点とｄ点間が、記録紙の取出し区間（巻き取
り区間）に相当する。このように、従来の印刷駆動方法
は、Ｃ点〜ｄ点間において、記録紙とカラーインクシー
トとの動作が異なっている。つまり、インクシート駆動
は停止しているのに対して、記録紙駆動は記録を終了し
た記録紙をプリンタ装置外部に送出するため駆動を続け
なければならない。従って、従来の印刷駆動方法におい
ては、インクシート駆動と記録紙駆動に対して、それぞ
れ、個別のモータ全般けるとか、あるいは電磁クラッチ
等を設けるとかして、駆動源を個別に設ける必要があり
、このため、印刷駆動方法が煩雑であり、また、プリン
タ装置のコストアップを招くといった好ましくない問題
を含んでいる。

（４）発明の目的本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑み、印刷駆動方
法を簡略化すると共にこれに合致するカラーインクシー
トを案出し、これによりプリンタ装置のコストダウンが
可能なカラープリンタの印刷駆動方法及びそのカラーイ
ンクシートを提供することＫある。

（５）発明の構成そして、この目的を達成するために、本発明に依れば、
画信号を熱に変換する感熱ヘッドと、該感熱ヘッドに対
向して配性されたプラテンとを具備し、前記感熱ヘッド
とプラテン間に、複数種のカラーインクが面順次型に塗
布され一連に連続したカラーインクノートと、記録紙と
を重ね合せて挟入送給することにより、画像を前記記録
紙に転写印刷するように構成されたカラープリンタの印
刷駆動方法において、前記プラテンと、カラーインクシ
ートの巻取軸とを共通の単−駆動源に依って回転駆動し
、前記記録紙とカラーインクシートの両者全共に前進移
動させて画＠を転写印刷し、さらに転写印刷終了後にお
ける記録紙の取り出し時において、該記録紙と前記カラ
ーインクシートとを共に前進移動させることにより、該
記録紙を取り出すようにしたことを特徴とするカラープ
リンタの印刷駆動方法が提供される。

また、本発明に依れば、画信号を熱に変換する感熱ヘッ
ドと、該感熱ヘッドに対向して配置されたプラテンきを
具備し、前記感熱ヘッドとプラテン間に、複数種のカラ
ーインクが面順次型に塗布され一連に連続したカラーイ
ンクシートと、記録紙とを重ね合せて挟入送給すること
により、画像全前記記録紙に転写印刷するように構成さ
れたカラープリンタにおけるカラーインクシートにおい
て、複数種のカラーインクシートの一巡部分’ｋ　−絹
とし、これら各組相互間毎に余白部を介在配置して形成
したことを特徴とするカラーインクシートが提供される
。

（６）発明の実施例以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第３図から第６図は本発明の詳細な説明するための図で
ある。第３図は本発明の印刷駆動方法全実施するための
感熱転写カラープリンタを概略的に示す側面断面図、第
４図は第３図の矢印Ｐ方向からみた概略的平面断面図、
第５図は本発明に依るカラーインクシートの斜視図、第
６図は第３図のカラープリンタに第５図のカラーインク
シートを用いた場合の印刷工程線図である。

第３図と第４図を参照して、本発明の印刷駆動ンタ装置
の筐体を示し、１１は後述するよう々本発明に依るカラ
ーインクシート、ｌｌａ、ｌｌｂはインクシートの巻取
軸、１２はインクシートカセット、１３は記録紙（普通
紙）、１３ａは記録紙の巻取軸、１４は感熱ヘッド、１
５はプラテン、１６は補助ローラ、１７はモータ、１８
は感熱ヘッド押圧ばね、１９は制御回路をそれぞれ示す
。

カラーインクシート１１は、その両端側からそれぞれ巻
取軸１１ａ、ｌｌｂに巻着され、インクシートカセット
１２内に内蔵されている。巻取軸１１ａ、ｌｌｂは、中
空円筒状に形成され、カセット１２内において回動自在
に支承されている。

そして、巻取軸１１ａとプラテン１５は、第４図に示す
ように、共通の単一モータ１７に依って共に回転駆動さ
れる。すなわち、プラテン１５は、順に、プーリ２０、
ベルト２１及びプーリ２２′ｆ：介して駆動され、巻取
軸１１ａは、さらにプーリ２３、ベルト２４、プーリ２
５、プーリ２５と同軸に固定された歯車２６、歯車２６
（！：噛合する歯車２７、支持ｔ１４１＋２９　ａ及び
嵌合ヘッド２８ａ’５介して駆動される。脊椎１１１１
１１ａ、ｌｌｂは、それぞれ、その両端に嵌合ヘッド２
８ａ、２８ｂ。

２８ｃ　、２８ｄが嵌合することにより支承される。

嵌合ヘッド２８ａは駆動用ヘッドとしての投割を果すも
ので、支持軸２９ａの内側端部に固定され、他の嵌合ヘ
ッド２８ｂ　、２８　ｃ　、２８ｄは支承用ヘッドであ
って、それぞれ回動自在に支持軸２９ｂ。

２９ｃ、２９ｄに支承されている。そして嵌合ヘッド２
８ｃ　、２８ｄは、それぞれ支持軸２９ｃ。

２９ｄと共に筐体１０の内外側方向に移動可能に支持さ
れ適宜な抑圧部拐（図示なし）によって巻取軸１１ａ、
１ｌｂｅ嵌合ヘッド２８ａ、２８ｂに対向して押圧して
いる。さて、嵌合ヘッド２８ａの支持軸２９ａの外側端
部は歯車２７にワンウェイクラッチ（図示なし）を介し
て結合されている。

この結果、嵌合ヘッド２８ａは、歯車２７に依って、第
３図に示す矢印Ｒ方向（反時計方向）のみに回転駆動さ
れるように設定されている。従って、第３図に示すよう
に、プラテン１５が矢印Ｑ方向（時計方向）に駆動され
る際に、嵌合ヘッド２８ａは支持軸２９ａと共に、歯車
２７に依って、矢印Ｒ方向（反時計方向）に駆動される
。これにより、嵌合ヘッド２８ａは、巻取軸１１ａに矢
印Ｒ方向の回転駆動力を与えてカラーインクシート１１
を巻き取らせる。そして、プラテン１５が矢印Ｑの逆方
向に逆転（反時計方向）される際には、歯車２７は支持
軸２９ａに対して空転し、このため、巻取軸１１ａは矢
印Ｒの逆方向（時計方向）に回転駆動きれない。一方、
感熱ヘッド１４は、支承軸３０に回動自在に支承され、
押圧ばね１２によって、カラーインクシート１１と記録
紙１３を介してプラテン１５に所定圧で押圧されている
。そして、この感熱ヘッド１４は、記録紙１３が巻き戻
される際には、リンク部材３１、カム３２、及び該カム
３２に固着され支−０３２に回動自在に支承されている
リンク部材３４を介して、ソレノイド３５によって、押
圧ばね１８に抗してプラテン１５から退行移動される。

第５図に示す本発明に依るカラーインクシートは、前出
の第１図に示した従来のカラーインクシート１と同様な
要領で、Ｙ（イエロー）、Ｍ（マゼンタ）、Ｃ（シアン
）のカラーインクシート部分が所定長り毎に一連に連続
して形成され、さらに、−巡のＹ、Ｍ、Ｃのカラーイン
クシート部分音−組として、これら各組相互間毎に所定
長ｔ５ｆもつ余白部（ダミ一部）ｌｌｃｉ介在配置して
形成されたものである。

さて、第６図を参照して、このカラーインクシート１１
を第３図と第４図に示すカラープリンタに装填して行う
場合の印刷駆動方法を説明する。

第６図において、ａ点から０点の区間における一巡のＹ
、Ｍ、Ｃの転写印刷は、前出の従来例（第２図）の場合
と同様の印刷駆動方法で行われて印刷が終了する。しか
し、本実施例の場合は、印刷終了時点の０点から、記録
紙１３の取り出し終了時点の６点１での区間においても
、さらに記録紙駆動とインクシート駆動が同期的に行わ
れて、カラーインクシート１１と記録紙１３とが、第３
図に矢印Ｓで示すように、共に前進移動され、ｄ点にお
いて、同一タイミングで停止される。このｄ点で、印刷
終了後の記録紙１３の取り出しく送り出し）が終了する
と共に、カラーインクシート１１は次の転写印刷の開始
位置、すなわち、Ｙのカラーインクシート部分の前端が
印刷開始位置に設定される。つまり、この０点からｄ点
までの区間に相当するように、余白部１１ｃが予め設定
されたｔなる寸法をもってカラーインクシート１１に設
けられている。前述したように、従来例（第２図参照）
では、このＣ点〜ｄ点区間において、記録紙駆動とイン
ク７−ト駆Ｎｊ１のタイミングを相違させる必要があっ
たが、本実施例では、上記のようにカラーインクシート
１１に余白部１１ｃｉ介在させて設けることにより、記
録紙駆動とインクシート駆動のタイミングを同一にして
印刷駆動することが可能である。この結果、カラープリ
ンタ装置におけるカラーインクシート１１と記録紙１３
の駆動源を、第４図に示すように、両者に共通のモータ
１個のみで構成することが可能となり、印刷駆動方法が
簡略化されると共に、装置における駆動系の構成を簡略
化することができる。

尚、第５図に示した本発明のカラーインクシー）１１に
おけるＹ、Ｍ、Ｃの配列順序は上記実施例に限定される
ものでなく、任意の順序で配列してもよい。

（７）　発明の効果以上、詳細に説明したように、本発明に依るカラープリ
ンタの印刷駆動方法及びそのカラーインクシートは、転
写印刷終了後における記録紙の取り出しく巻き出し）時
において、記録紙とカラーインクシートの駆動を同一タ
イミングで前進、停止させる方法を採り、これに合致し
て印刷駆動されるようにカラーインクシートに余白部を
設けることにより、記録紙とカラーインクシートの駆動
源を両者共通の単一駆動源で構成することを可能とし、
印刷駆動方法の簡略化、駆動系の構成の簡酪化、駆動制
御の容易化、駆動用エネルギ（例えば、電力）の省力化
、等を実現することができ、安価なカラープリンタ装置
を提供することができるといった効果大なるものがある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のカラーインクシートの斜視図、第２図は
第１図のカラーインクシートを用いた場合の従来の印刷
工８線図、第３図は本発明の印刷駆動方法を実施するた
めの感熱転写カラープリンタの概略側面断面図、第４図
は第３図の矢印Ｐ方向からみた概略平面断面［シ１、第
５図は本発明のカラーインクシートの斜視図、第６図は
第３図のカラープリンタに第５図のカラーインクシート
を用いた場合の印刷工程線図である。１１・・・本発明のカラーインクシート、１１ａ１１１
ｂ・・・カラーインクシート１１の巻取ｒｋｈ、ｕｃ・
・・カラーインクシート１１に設けた余白部、１２・・
・インシートカセット、１３・・・記録紙（普通紙）、
１４・・・感熱ヘッド、１５・・・プラテン、１６・・
・補助ローラ、１７・・・モータ（単−駆動源）、Ｙ・
・・イエローのインクシート部分、Ｍ・・・マゼンタの
インクシート部分、Ｃ・・・シアンのインシート部分。特許出願人富士通株式会社日本電信電話公社特許出願代理人弁理士　青　木　朗弁理士　西　舘　和　之弁理士　内　１）幸　男弁理士　山　口　昭　之

Claims

【特許請求の範囲】１、　画信号を熱に変換する感熱ヘッドと、該感熱ヘッ
ドに対向して配置されたプラテンとを具備し、前記感熱
ヘッドとプラテン間に、複数種ノカラーインクが面順次
型に塗布され一連に連続したカラーインクシートと、記
録紙とを重ね合せて挟入送給することにより、画像を前
記記録紙に転写印刷するように構成されたカラープリン
タの印刷駆動方法において、前記プラテンと、カラーイ
ンクシートの巻取軸とを共通の単一駆動源に依って回転
駆動し、前記記録紙とカラーインクシートの両者を共に
前進移動させて画像を転写印刷し、さらに転写印刷終了
後における記録紙の取り出し時において、該記録紙と前
記カラーインクシートとを共に前進移動させることによ
り、該記録紙を取り出すようにしたことを特徴とするカ
ラープリンタの印刷駆動方法。２、　画信号を熱に変換する感熱ヘッドと、該感熱ヘッ
ドに対向して配置されたプラテンとを具備し、前記感熱
ヘッドとプラテン間に、複数種のカラーインクが面順次
型に塗布され一連に連続したカラーインクシートと、記
録紙とを重ね合せて挟入送給することにより、画像を前
記記録紙に転写印刷するように構成されたカラープリン
タにおけるカラーインクシートにおいて、複数種のカラ
ーインクシートの一巡部分を一組とし、これら各組相互
間毎に余白部を介在配置して形成したことを特徴とする
カラーインクシート。