JPH0872337A - カラーサーマルプリンタ - Google Patents
カラーサーマルプリンタInfo
- Publication number
- JPH0872337A JPH0872337A JP21111694A JP21111694A JPH0872337A JP H0872337 A JPH0872337 A JP H0872337A JP 21111694 A JP21111694 A JP 21111694A JP 21111694 A JP21111694 A JP 21111694A JP H0872337 A JPH0872337 A JP H0872337A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- holding table
- color
- thermal
- thermal head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーマルヘッドの圧接及び退避によるプリン
トムラやレジズレの発生を防止する。 【構成】 カラー感熱記録紙15は、剛性の高い保持テ
ーブル23上に載置され、真空吸着により固定される。
保持テーブル23は、下面に形成されたラックギヤ2
9,ラックギヤ29に噛合するピニオンギヤ30,ピニ
オンギヤ30を駆動するモータ31,モータ31の回転
を減速して伝達するギヤ列32により図中右方に搬送さ
れ、その途中で各サーマルヘッド34〜36が順次に下
降し、カラー感熱記録紙15に圧接して熱記録を行う。 【効果】 サーマルヘッドがカラー感熱記録紙に圧接す
ると、搬送負荷が急激に大きくなるが、保持テーブルは
剛性が高いので歪み等によるプリントムラやレジズレは
発生しない。
トムラやレジズレの発生を防止する。 【構成】 カラー感熱記録紙15は、剛性の高い保持テ
ーブル23上に載置され、真空吸着により固定される。
保持テーブル23は、下面に形成されたラックギヤ2
9,ラックギヤ29に噛合するピニオンギヤ30,ピニ
オンギヤ30を駆動するモータ31,モータ31の回転
を減速して伝達するギヤ列32により図中右方に搬送さ
れ、その途中で各サーマルヘッド34〜36が順次に下
降し、カラー感熱記録紙15に圧接して熱記録を行う。 【効果】 サーマルヘッドがカラー感熱記録紙に圧接す
ると、搬送負荷が急激に大きくなるが、保持テーブルは
剛性が高いので歪み等によるプリントムラやレジズレは
発生しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーサーマルプリン
タに関し、更に詳しくは、複数個のサーマルヘッドを用
い、記録紙を一方向へ搬送しながらフルカラー画像を熱
記録するカラーサーマルプリンタに関するものである。
タに関し、更に詳しくは、複数個のサーマルヘッドを用
い、記録紙を一方向へ搬送しながらフルカラー画像を熱
記録するカラーサーマルプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラーサーマルプリンタには、大別する
と感熱記録タイプと熱転写タイプとがあり、どちらも複
数の発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドが
用いられている。感熱記録タイプでは、本出願人から発
売されたTA方式のカラーサーマルプリンタが知られて
いる。このカラーサーマルプリンタでは、支持体上に外
側からイエロー感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,シア
ン感熱発色層が順次層設されたカラー感熱記録紙が用い
られ、サーマルヘッドで各感熱発色層に順次熱記録を行
うことにより、フルカラーのプリントが得られる。ま
た、熱転写タイプでは、イエロー,マゼンタ,シアンの
3色のインクエリアを交互に形成したカラーインクリボ
ン又はシートが用いられ、記録紙に各インクリボン等の
インク又は染料を熱転写することによりフルカラーのプ
リントが得られる。
と感熱記録タイプと熱転写タイプとがあり、どちらも複
数の発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドが
用いられている。感熱記録タイプでは、本出願人から発
売されたTA方式のカラーサーマルプリンタが知られて
いる。このカラーサーマルプリンタでは、支持体上に外
側からイエロー感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,シア
ン感熱発色層が順次層設されたカラー感熱記録紙が用い
られ、サーマルヘッドで各感熱発色層に順次熱記録を行
うことにより、フルカラーのプリントが得られる。ま
た、熱転写タイプでは、イエロー,マゼンタ,シアンの
3色のインクエリアを交互に形成したカラーインクリボ
ン又はシートが用いられ、記録紙に各インクリボン等の
インク又は染料を熱転写することによりフルカラーのプ
リントが得られる。
【0003】このようなカラーサーマルプリンタには、
1個のサーマルヘッドに記録紙を3回通して熱記録を行
う3パス1ヘッド方式や、3個のサーマルヘッドに記録
紙を1回通して行なう1パス3ヘッド方式等がある。1
パス3ヘッド方式は、3パス1ヘッド方式に比べ、サー
マルヘッドを3個用いることにより部品点数が増加する
が、記録紙を1回通過させるだけでよく、プリント時間
が短縮されるという利点がある。
1個のサーマルヘッドに記録紙を3回通して熱記録を行
う3パス1ヘッド方式や、3個のサーマルヘッドに記録
紙を1回通して行なう1パス3ヘッド方式等がある。1
パス3ヘッド方式は、3パス1ヘッド方式に比べ、サー
マルヘッドを3個用いることにより部品点数が増加する
が、記録紙を1回通過させるだけでよく、プリント時間
が短縮されるという利点がある。
【0004】1パス3ヘッド方式の感熱記録式カラーサ
ーマルプリンタの概略を示す図5において、直線状の搬
送路に沿って3個のゴム製のプラテンローラ2〜4が配
置されている。各プラテンローラ2〜4に対向して、イ
エロー用サーマルヘッド6,マゼンタ用サーマルヘッド
7,シアン用サーマルヘッド8が配置されている。これ
らのサーマルヘッド6〜8は、ソレノイドやカム等によ
ってカラー感熱記録紙5から離れる退避位置と、カラー
感熱記録紙5に圧接する熱記録位置との間で移動され
る。
ーマルプリンタの概略を示す図5において、直線状の搬
送路に沿って3個のゴム製のプラテンローラ2〜4が配
置されている。各プラテンローラ2〜4に対向して、イ
エロー用サーマルヘッド6,マゼンタ用サーマルヘッド
7,シアン用サーマルヘッド8が配置されている。これ
らのサーマルヘッド6〜8は、ソレノイドやカム等によ
ってカラー感熱記録紙5から離れる退避位置と、カラー
感熱記録紙5に圧接する熱記録位置との間で移動され
る。
【0005】図中矢線方向にカラー感熱記録紙5が搬送
され、記録エリアの先端がイエロー用サーマルヘッド6
に到達すると、イエロー用サーマルヘッド6が熱記録位
置に移動され、イエロー用感熱発色層にイエロー画像を
熱記録する。そして、熱記録済みのイエロー感熱発色層
は、イエロー用光定着器10によって定着される。次に
記録エリアの先端がマゼンタ用サーマルヘッド7に到達
すると、マゼンタ用サーマルヘッド7が熱記録位置に移
動され、マゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像が熱記録さ
れる。更に、熱記録済みのマゼンタ感熱発色層はマゼン
タ用光定着器11によって定着される。次に、シアン用
サーマルヘッド8によってシアン感熱発色層にシアン画
像が熱記録され、カラー感熱記録紙5は排紙トレイ等に
排出される。
され、記録エリアの先端がイエロー用サーマルヘッド6
に到達すると、イエロー用サーマルヘッド6が熱記録位
置に移動され、イエロー用感熱発色層にイエロー画像を
熱記録する。そして、熱記録済みのイエロー感熱発色層
は、イエロー用光定着器10によって定着される。次に
記録エリアの先端がマゼンタ用サーマルヘッド7に到達
すると、マゼンタ用サーマルヘッド7が熱記録位置に移
動され、マゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像が熱記録さ
れる。更に、熱記録済みのマゼンタ感熱発色層はマゼン
タ用光定着器11によって定着される。次に、シアン用
サーマルヘッド8によってシアン感熱発色層にシアン画
像が熱記録され、カラー感熱記録紙5は排紙トレイ等に
排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように1パス
3ヘッド方式では、例えばイエロー感熱発色層にイエロ
ー画像が熱記録されている最中に、マゼンタ画像を熱記
録するためにマゼンタ用サーマルヘッドがカラー感熱記
録紙に圧接される。サーマルヘッドは、ソレノイドやカ
ム等によって退避位置から熱記録位置に急速に移動する
ため、カラー感熱記録紙に急激に、しかも強く押し付け
られる。この結果、カラー感熱記録紙の搬送に急激に大
きな負荷が掛かるから、プラテンローラに歪みが発生し
てカラー感熱記録紙の搬送が一時的に減速される。この
ときに、イエロー用サーマルヘッドは多重打ちをするか
ら、図6に示すようにスジ状のプリントムラ13が発生
したり、レジズレが発生するという問題があった。ま
た、圧接していたサーマルヘッドがカラー感熱記録紙か
ら退避する際にも、カラー感熱記録紙の搬送に影響を及
ぼすので、プリントムラ及びレジズレが発生する。
3ヘッド方式では、例えばイエロー感熱発色層にイエロ
ー画像が熱記録されている最中に、マゼンタ画像を熱記
録するためにマゼンタ用サーマルヘッドがカラー感熱記
録紙に圧接される。サーマルヘッドは、ソレノイドやカ
ム等によって退避位置から熱記録位置に急速に移動する
ため、カラー感熱記録紙に急激に、しかも強く押し付け
られる。この結果、カラー感熱記録紙の搬送に急激に大
きな負荷が掛かるから、プラテンローラに歪みが発生し
てカラー感熱記録紙の搬送が一時的に減速される。この
ときに、イエロー用サーマルヘッドは多重打ちをするか
ら、図6に示すようにスジ状のプリントムラ13が発生
したり、レジズレが発生するという問題があった。ま
た、圧接していたサーマルヘッドがカラー感熱記録紙か
ら退避する際にも、カラー感熱記録紙の搬送に影響を及
ぼすので、プリントムラ及びレジズレが発生する。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、サーマルヘッドの圧接及び退避による負荷の急激
な変動でプリントムラやレジズレが発生するのを防止し
たカラーサーマルプリンタを提供することを目的とする
ものである。
ので、サーマルヘッドの圧接及び退避による負荷の急激
な変動でプリントムラやレジズレが発生するのを防止し
たカラーサーマルプリンタを提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載のカラーサーマルプリンタは、記録紙
の搬送方向にスライド可能な剛体の保持テーブルと、こ
の保持テーブル上に記録紙を固定するための固定手段
と、保持テーブルを記録紙の搬送方向に移動させるため
の移動手段とを設けたものである。
め、請求項1記載のカラーサーマルプリンタは、記録紙
の搬送方向にスライド可能な剛体の保持テーブルと、こ
の保持テーブル上に記録紙を固定するための固定手段
と、保持テーブルを記録紙の搬送方向に移動させるため
の移動手段とを設けたものである。
【0009】また、請求項2記載のカラーサーマルプリ
ンタは、移動手段として、保持テーブルに搬送方向に沿
って設けられたラックギヤと、このラックギヤと噛合し
て回転することにより保持テーブルを移動させるピニオ
ンギヤと、このピニオンギヤを回転させるためのモータ
と、モータとピニオンギヤとの間に配置され、モータの
回転を減速してピニオンギヤに伝達する減速機構とから
構成したものである。
ンタは、移動手段として、保持テーブルに搬送方向に沿
って設けられたラックギヤと、このラックギヤと噛合し
て回転することにより保持テーブルを移動させるピニオ
ンギヤと、このピニオンギヤを回転させるためのモータ
と、モータとピニオンギヤとの間に配置され、モータの
回転を減速してピニオンギヤに伝達する減速機構とから
構成したものである。
【0010】
【作用】保持テーブルに載置された記録紙は、真空吸
着,静電吸着,粘着剤等の固定手段によって、平坦に固
定される。この保持テーブルは、移動手段によって記録
紙の搬送方向に搬送される。この搬送中に、複数のサー
マルヘッドが、保持テーブル上の記録紙に順次に圧接
し、フルカラー画像を熱記録する。サーマルヘッドの押
圧による負荷変動が生じても、保持テーブルは剛性が高
いので歪みが発生せず、したがってプリントムラやレジ
ズレ等が発生することはない。また、移動手段は、モー
タと、このモータの回転を減速する減速機構と、この減
速機構により駆動されるピニオンギヤ及び保持テーブル
に設けられたラックギヤとから構成されているから、負
荷変動による伝達系の変形が発生せず、それによるプリ
ントムラやレジズレが発生しない。
着,静電吸着,粘着剤等の固定手段によって、平坦に固
定される。この保持テーブルは、移動手段によって記録
紙の搬送方向に搬送される。この搬送中に、複数のサー
マルヘッドが、保持テーブル上の記録紙に順次に圧接
し、フルカラー画像を熱記録する。サーマルヘッドの押
圧による負荷変動が生じても、保持テーブルは剛性が高
いので歪みが発生せず、したがってプリントムラやレジ
ズレ等が発生することはない。また、移動手段は、モー
タと、このモータの回転を減速する減速機構と、この減
速機構により駆動されるピニオンギヤ及び保持テーブル
に設けられたラックギヤとから構成されているから、負
荷変動による伝達系の変形が発生せず、それによるプリ
ントムラやレジズレが発生しない。
【0011】
【実施例】本発明を実施したカラー感熱プリンタの概略
を示す図2において、給紙カセット内のカラー感熱記録
紙15は、給紙ローラ(図示せず)により送り出され、
搬送ローラ対16にニップされる。この搬送ローラ対1
6は、カラー感熱記録紙15を図中右方に向けて搬送す
る。このカラー感熱記録紙15は、図3に示すように、
支持体17の上に、シアン感熱発色層18,マゼンタ感
熱発色層19,イエロー感熱発色層20,保護層21が
順次層設されている。これらの各感熱発色層18〜20
は、熱記録される順番に層設されているが、例えばマゼ
ンタ,イエロー,シアンの順番に熱記録する場合には、
イエロー感熱発色層20とマゼンタ感熱発色層19とが
入れ換えられる。これらの各感熱発色層18〜20は、
深層ほど発色熱エネルギーが高いため、サーマルヘッド
により加えられる発色熱エネルギーを変えることによ
り、3色の感熱発色層を選択的に発色させることができ
るようになっている。
を示す図2において、給紙カセット内のカラー感熱記録
紙15は、給紙ローラ(図示せず)により送り出され、
搬送ローラ対16にニップされる。この搬送ローラ対1
6は、カラー感熱記録紙15を図中右方に向けて搬送す
る。このカラー感熱記録紙15は、図3に示すように、
支持体17の上に、シアン感熱発色層18,マゼンタ感
熱発色層19,イエロー感熱発色層20,保護層21が
順次層設されている。これらの各感熱発色層18〜20
は、熱記録される順番に層設されているが、例えばマゼ
ンタ,イエロー,シアンの順番に熱記録する場合には、
イエロー感熱発色層20とマゼンタ感熱発色層19とが
入れ換えられる。これらの各感熱発色層18〜20は、
深層ほど発色熱エネルギーが高いため、サーマルヘッド
により加えられる発色熱エネルギーを変えることによ
り、3色の感熱発色層を選択的に発色させることができ
るようになっている。
【0012】図2に示すように、搬送ローラ対16の右
方には、給送されてきたカラー感熱記録紙15を載置し
て保持する保持テーブル23が配置されている。この保
持テーブル23が給紙位置にセットされているときに、
その上方に位置するように搬送ローラ22が配置されて
おり、搬送ローラ対16により搬送されてきたカラー感
熱記録紙15を保持テーブル23上で滑らせて、規定の
位置にセットする。
方には、給送されてきたカラー感熱記録紙15を載置し
て保持する保持テーブル23が配置されている。この保
持テーブル23が給紙位置にセットされているときに、
その上方に位置するように搬送ローラ22が配置されて
おり、搬送ローラ対16により搬送されてきたカラー感
熱記録紙15を保持テーブル23上で滑らせて、規定の
位置にセットする。
【0013】保持テーブル23は、負荷の変動で変形し
ないような剛体であり、金属を用いて成形するとよい。
また、保持テーブル23は、水平方向にスライド自在で
ある。保持テーブル23の内部には、保持テーブル23
の上面23aにカラー感熱記録紙15を真空吸着するた
めの吸引孔24,25が形成されている。これらの吸引
孔24,25には、それぞれ真空ポンプ26,27が連
結されており、カラー感熱記録紙15の先端側15aと
後端側15bとを別々に吸着するようになっている。ま
た、吸引孔24,25のパターンが画像に現れないよう
に、吸引孔24,25は画面外の熱記録されない部分に
配置されている。画面部分の保持テーブル23の面状
は、微小な凹凸が形成された粗面である。また、吸引孔
24,25の代わりに吸引溝を設けてもよい。
ないような剛体であり、金属を用いて成形するとよい。
また、保持テーブル23は、水平方向にスライド自在で
ある。保持テーブル23の内部には、保持テーブル23
の上面23aにカラー感熱記録紙15を真空吸着するた
めの吸引孔24,25が形成されている。これらの吸引
孔24,25には、それぞれ真空ポンプ26,27が連
結されており、カラー感熱記録紙15の先端側15aと
後端側15bとを別々に吸着するようになっている。ま
た、吸引孔24,25のパターンが画像に現れないよう
に、吸引孔24,25は画面外の熱記録されない部分に
配置されている。画面部分の保持テーブル23の面状
は、微小な凹凸が形成された粗面である。また、吸引孔
24,25の代わりに吸引溝を設けてもよい。
【0014】また、保持テーブル23の下面には、ラッ
クギヤ29が設けられている。このラックギヤ29は、
保持テーブル23よりも長く設けられており、これにピ
ニオンギヤ30が噛合されている。ピニオンギヤ30に
は駆動源となるモータ31が連結されており、ピニオン
ギヤ30とモータ31との間には、モータ31の回転を
減速してピニオンギヤ30に伝達する減速機構であるギ
ヤ列32が設けられている。そして、モータ31が図中
時計方向に回転すると、ピニオンギヤ30も時計方向に
回転し、噛合するラックギヤ29を介して、保持テーブ
ル23を図中右方に搬送する。
クギヤ29が設けられている。このラックギヤ29は、
保持テーブル23よりも長く設けられており、これにピ
ニオンギヤ30が噛合されている。ピニオンギヤ30に
は駆動源となるモータ31が連結されており、ピニオン
ギヤ30とモータ31との間には、モータ31の回転を
減速してピニオンギヤ30に伝達する減速機構であるギ
ヤ列32が設けられている。そして、モータ31が図中
時計方向に回転すると、ピニオンギヤ30も時計方向に
回転し、噛合するラックギヤ29を介して、保持テーブ
ル23を図中右方に搬送する。
【0015】保持テーブル23の搬送経路の上方には、
搬送方向の上流側から縦型のイエロー用サーマルヘッド
34,マゼンタ用サーマルヘッド35,シアン用サーマ
ルヘッド36が順に設けられている。各サーマルヘッド
34〜36の下端には、複数個の発熱素子をライン状に
配列した発熱素子アレイ34a〜36aが設けられてい
る。これら発熱素子アレイ34a〜36aは、カラー感
熱記録紙15の搬送方向に直行する方向に長く形成され
ている。また、各サーマルヘッド34〜36は、ソレノ
イドによって上下方向に移動自在とされている。熱記録
を行わない状態のときには、カラー感熱記録紙15から
離れる退避位置に、熱記録時には、図1に示すようにカ
ラー感熱記録紙15に圧接する熱記録位置に配置され
る。
搬送方向の上流側から縦型のイエロー用サーマルヘッド
34,マゼンタ用サーマルヘッド35,シアン用サーマ
ルヘッド36が順に設けられている。各サーマルヘッド
34〜36の下端には、複数個の発熱素子をライン状に
配列した発熱素子アレイ34a〜36aが設けられてい
る。これら発熱素子アレイ34a〜36aは、カラー感
熱記録紙15の搬送方向に直行する方向に長く形成され
ている。また、各サーマルヘッド34〜36は、ソレノ
イドによって上下方向に移動自在とされている。熱記録
を行わない状態のときには、カラー感熱記録紙15から
離れる退避位置に、熱記録時には、図1に示すようにカ
ラー感熱記録紙15に圧接する熱記録位置に配置され
る。
【0016】また、イエロー用サーマルヘッド34とマ
ゼンタ用サーマルヘッド35との間には、イエロー層用
光定着器38が、マゼンタ用サーマルヘッド35とシア
ン用サーマルヘッド36との間には、マゼンタ層用光定
着器39が配設されている。イエロー層用光定着器38
は、発光ピークがほぼ420nmの棒状をした紫外線ラ
ンプ38aとランプハウス38bとからなり、マゼンタ
層用光定着器39は発光ピークが約365nmの紫外線
ランプ39aとランプハウス39bとから構成されてい
る。
ゼンタ用サーマルヘッド35との間には、イエロー層用
光定着器38が、マゼンタ用サーマルヘッド35とシア
ン用サーマルヘッド36との間には、マゼンタ層用光定
着器39が配設されている。イエロー層用光定着器38
は、発光ピークがほぼ420nmの棒状をした紫外線ラ
ンプ38aとランプハウス38bとからなり、マゼンタ
層用光定着器39は発光ピークが約365nmの紫外線
ランプ39aとランプハウス39bとから構成されてい
る。
【0017】図4に示すように、シアン用サーマルヘッ
ド36の更に下流側には、カラー感熱記録紙15の先端
側15aを掬い上げて保持テーブル23から剥がす剥離
板43が配置されている。この剥離板43は、排紙通路
44の一部を構成しており、保持テーブル23から剥が
されたカラー感熱記録紙15は、排紙通路44に送り込
まれる。排紙通路44内には、排紙ローラ対45が配置
されており、カラー感熱記録紙15は、排紙ローラ対4
5にニップされて排紙トレイ等に送り出される。
ド36の更に下流側には、カラー感熱記録紙15の先端
側15aを掬い上げて保持テーブル23から剥がす剥離
板43が配置されている。この剥離板43は、排紙通路
44の一部を構成しており、保持テーブル23から剥が
されたカラー感熱記録紙15は、排紙通路44に送り込
まれる。排紙通路44内には、排紙ローラ対45が配置
されており、カラー感熱記録紙15は、排紙ローラ対4
5にニップされて排紙トレイ等に送り出される。
【0018】なお、この排紙時には、カラー感熱記録紙
15の先端側15aを保持テーブル23に固定する真空
ポンプ27は停止されるので、剥離板43は、容易にカ
ラー感熱記録紙15を掬い上げることができる。また、
剥離板43がカラー感熱記録紙15を掬い上げるときに
は、まだシアン用サーマルヘッド36によるシアン感熱
発色層18への熱記録が行われているが、カラー感熱記
録紙15の後端側15bは、真空ポンプ26及び吸引孔
24により保持テーブル23上に吸着されているので、
カラー感熱記録紙15がズレ動いて、プリントムラやレ
ジズレ等が発生することはない。
15の先端側15aを保持テーブル23に固定する真空
ポンプ27は停止されるので、剥離板43は、容易にカ
ラー感熱記録紙15を掬い上げることができる。また、
剥離板43がカラー感熱記録紙15を掬い上げるときに
は、まだシアン用サーマルヘッド36によるシアン感熱
発色層18への熱記録が行われているが、カラー感熱記
録紙15の後端側15bは、真空ポンプ26及び吸引孔
24により保持テーブル23上に吸着されているので、
カラー感熱記録紙15がズレ動いて、プリントムラやレ
ジズレ等が発生することはない。
【0019】次に、上記実施例の作用について説明す
る。図2に示すように、搬送ローラ対16によりカラー
感熱記録紙15は、保持テーブル23上に送り出され、
搬送ローラ22によって保持テーブル23上を滑らされ
て規定の位置にセットされる。カラー感熱記録紙15が
保持テーブル23上にセットされると、真空ポンプ2
6,27が稼働し、吸引孔24,25を介してカラー感
熱記録紙15を吸着し、保持テーブル23の上面23a
に固定する。
る。図2に示すように、搬送ローラ対16によりカラー
感熱記録紙15は、保持テーブル23上に送り出され、
搬送ローラ22によって保持テーブル23上を滑らされ
て規定の位置にセットされる。カラー感熱記録紙15が
保持テーブル23上にセットされると、真空ポンプ2
6,27が稼働し、吸引孔24,25を介してカラー感
熱記録紙15を吸着し、保持テーブル23の上面23a
に固定する。
【0020】カラー感熱記録紙15が保持テーブル23
上にに固定されると、モータ31が時計方向に回転を開
始する。モータ31の回転は、ギヤ列32を介して減速
されてピニオンギヤ30に伝達される。ピニオンギヤ3
0は、ラックギヤ29を介して保持テーブル23を図中
右方に搬送する。
上にに固定されると、モータ31が時計方向に回転を開
始する。モータ31の回転は、ギヤ列32を介して減速
されてピニオンギヤ30に伝達される。ピニオンギヤ3
0は、ラックギヤ29を介して保持テーブル23を図中
右方に搬送する。
【0021】カラー感熱記録紙15の記録エリアの先端
が、イエロー用サーマルヘッド34に達すると、イエロ
ー用サーマルヘッド34がソレノイド又はカム機構によ
って下降して、カラー感熱記録紙15に圧接する。その
直後に、イエロー用サーマルヘッド34の発熱素子アレ
イ34aは、イエロー感熱発色層20の熱感度に応じて
発熱し、イエロー画像を1ラインずつ熱記録する。この
熱記録されたイエロー感熱発色層20がイエロー層用光
定着器38に達すると、紫外線ランプ38aからほぼ4
20nm付近の近紫外線がカラー感熱記録紙15に照射
され、次のマゼンタ感熱発色層19の熱記録時にイエロ
ー感熱発色層20が発色しない程度に定着される。
が、イエロー用サーマルヘッド34に達すると、イエロ
ー用サーマルヘッド34がソレノイド又はカム機構によ
って下降して、カラー感熱記録紙15に圧接する。その
直後に、イエロー用サーマルヘッド34の発熱素子アレ
イ34aは、イエロー感熱発色層20の熱感度に応じて
発熱し、イエロー画像を1ラインずつ熱記録する。この
熱記録されたイエロー感熱発色層20がイエロー層用光
定着器38に達すると、紫外線ランプ38aからほぼ4
20nm付近の近紫外線がカラー感熱記録紙15に照射
され、次のマゼンタ感熱発色層19の熱記録時にイエロ
ー感熱発色層20が発色しない程度に定着される。
【0022】カラー感熱記録紙15の記録エリアの先端
がマゼンタ用サーマルヘッド35に到達すると、マゼン
タ用サーマルヘッド35が下降して、図1に示すように
カラー感熱記録紙15に圧接する。このときに、保持テ
ーブル23の搬送に急激な負荷が与えられるが、保持テ
ーブル23は、金属製で剛性が高いため歪み等が発生す
ることはなく、また、移動手段を構成するモータ31,
ギヤ列32,ピニオンギヤ30,ラックギヤ29も変形
することがないので、保持テーブル23の搬送が一時的
に停止したり、搬送速度が遅くなることがない。したが
って、プリント中のイエロー用サーマルヘッド34によ
るプリントムラやレジズレが発生することはない。
がマゼンタ用サーマルヘッド35に到達すると、マゼン
タ用サーマルヘッド35が下降して、図1に示すように
カラー感熱記録紙15に圧接する。このときに、保持テ
ーブル23の搬送に急激な負荷が与えられるが、保持テ
ーブル23は、金属製で剛性が高いため歪み等が発生す
ることはなく、また、移動手段を構成するモータ31,
ギヤ列32,ピニオンギヤ30,ラックギヤ29も変形
することがないので、保持テーブル23の搬送が一時的
に停止したり、搬送速度が遅くなることがない。したが
って、プリント中のイエロー用サーマルヘッド34によ
るプリントムラやレジズレが発生することはない。
【0023】マゼンタ用サーマルヘッド35は、カラー
感熱記録紙15に圧接してから、その発熱素子アレイ3
5aがマゼンタ感熱発色層19の熱感度に応じて発熱
し、マゼンタ画像を1ラインずつ熱記録する。この熱記
録されたマゼンタ感熱発色層19がマゼンタ層用光定着
器39に達すると、紫外線ランプ39aからはほぼ36
5nm付近の紫外線がカラー感熱記録紙15に照射さ
れ、次のシアン感熱発色層18の熱記録時にマゼンタ感
熱発色層19が発色しない程度に定着される。
感熱記録紙15に圧接してから、その発熱素子アレイ3
5aがマゼンタ感熱発色層19の熱感度に応じて発熱
し、マゼンタ画像を1ラインずつ熱記録する。この熱記
録されたマゼンタ感熱発色層19がマゼンタ層用光定着
器39に達すると、紫外線ランプ39aからはほぼ36
5nm付近の紫外線がカラー感熱記録紙15に照射さ
れ、次のシアン感熱発色層18の熱記録時にマゼンタ感
熱発色層19が発色しない程度に定着される。
【0024】カラー感熱記録紙15の記録エリアの先端
がシアン用サーマルヘッド36に到達すると、シアン用
サーマルヘッド36が下降してカラー感熱記録紙15に
圧接する。このときにも、保持テーブル23の搬送が一
時的に停止したり、搬送速度が遅くなることがなく、し
たがってプリント中のイエロー用サーマルヘッド34及
びマゼンタ用サーマルヘッドによるプリントムラやレジ
ズレが発生することはない。
がシアン用サーマルヘッド36に到達すると、シアン用
サーマルヘッド36が下降してカラー感熱記録紙15に
圧接する。このときにも、保持テーブル23の搬送が一
時的に停止したり、搬送速度が遅くなることがなく、し
たがってプリント中のイエロー用サーマルヘッド34及
びマゼンタ用サーマルヘッドによるプリントムラやレジ
ズレが発生することはない。
【0025】また、カラー感熱記録紙15にシアン用サ
ーマルヘッド36が圧接した後に、イエロー感熱発色層
20への熱記録が終了する。イエロー用サーマルヘッド
34は、カラー感熱記録紙15から離れる退避位置に上
昇する。このときには、保持テーブル23の搬送時の負
荷が急激に減少するが、保持テーブル23は、負荷の変
動に影響されずに一定速度で搬送されるので、プリント
ムラやレジズレ等は発生しない。
ーマルヘッド36が圧接した後に、イエロー感熱発色層
20への熱記録が終了する。イエロー用サーマルヘッド
34は、カラー感熱記録紙15から離れる退避位置に上
昇する。このときには、保持テーブル23の搬送時の負
荷が急激に減少するが、保持テーブル23は、負荷の変
動に影響されずに一定速度で搬送されるので、プリント
ムラやレジズレ等は発生しない。
【0026】シアン用サーマルヘッド36の発熱素子ア
レイ36aは、シアン感熱発色層18の熱感度に応じて
発熱し、シアン画像を1ラインずつ熱記録する。このシ
アン感熱発色層18は、発色熱エネルギーが通常の保管
状態では発色しない値になっているので、シアン感熱発
色層18に対しては光定着性が与えられていない。
レイ36aは、シアン感熱発色層18の熱感度に応じて
発熱し、シアン画像を1ラインずつ熱記録する。このシ
アン感熱発色層18は、発色熱エネルギーが通常の保管
状態では発色しない値になっているので、シアン感熱発
色層18に対しては光定着性が与えられていない。
【0027】次に、マゼンタ感熱発色層19への熱記録
が終了するため、マゼンタ用サーマルヘッド35が上昇
してカラー感熱記録紙15から退避するが、プリントム
ラやレジズレが発生することはない。
が終了するため、マゼンタ用サーマルヘッド35が上昇
してカラー感熱記録紙15から退避するが、プリントム
ラやレジズレが発生することはない。
【0028】シアン感熱発色層18への熱記録の最中
に、真空ポンプ27が停止され、カラー感熱記録紙15
の先端側15aの保持テーブル23への固定が解除され
る。そして、カラー感熱記録紙15の先端側15aは、
剥離板43によって掬い上げられて排紙通路44に導か
れる。排紙通路44内に配置された排紙ローラ45は、
カラー感熱記録紙15をニップし、保持テーブル23の
搬送速度に合わせて回転する。
に、真空ポンプ27が停止され、カラー感熱記録紙15
の先端側15aの保持テーブル23への固定が解除され
る。そして、カラー感熱記録紙15の先端側15aは、
剥離板43によって掬い上げられて排紙通路44に導か
れる。排紙通路44内に配置された排紙ローラ45は、
カラー感熱記録紙15をニップし、保持テーブル23の
搬送速度に合わせて回転する。
【0029】シアン感熱発色層18への熱記録が終了す
ると、真空ポンプ26が停止される。そして、シアン用
サーマルヘッド36は、上昇してカラー感熱記録紙15
から退避し、またカラー感熱記録紙15は排紙ローラ対
45により排紙トレイ等に排出される。そして、モータ
31が逆転され、保持テーブル23は給紙位置に復帰す
る。3色のプリントが終了して、紫外線ランプ38a,
39aが消灯する。
ると、真空ポンプ26が停止される。そして、シアン用
サーマルヘッド36は、上昇してカラー感熱記録紙15
から退避し、またカラー感熱記録紙15は排紙ローラ対
45により排紙トレイ等に排出される。そして、モータ
31が逆転され、保持テーブル23は給紙位置に復帰す
る。3色のプリントが終了して、紫外線ランプ38a,
39aが消灯する。
【0030】上記実施例では感熱記録タイプのカラーサ
ーマルラインプリンタについて説明したが、本発明はイ
ンクリボン又はシートを用いる熱転写タイプのカラーサ
ーマルプリンタにも適用することができる。また、カラ
ー感熱記録紙を保持テーブル上に固定する方法として、
真空吸着を用いたが、静電吸着を用いてもよく、その他
に粘着剤,接着剤等により貼着するようにしてもよい。
また、減速機構としてギヤ列を例に説明したが、伸縮の
ないベルトを用いてもよい。
ーマルラインプリンタについて説明したが、本発明はイ
ンクリボン又はシートを用いる熱転写タイプのカラーサ
ーマルプリンタにも適用することができる。また、カラ
ー感熱記録紙を保持テーブル上に固定する方法として、
真空吸着を用いたが、静電吸着を用いてもよく、その他
に粘着剤,接着剤等により貼着するようにしてもよい。
また、減速機構としてギヤ列を例に説明したが、伸縮の
ないベルトを用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラーサ
ーマルプリンタは、剛性の高い保持テーブルを用い、こ
の保持テーブルに記録紙を固定して直線的に搬送するよ
うにしたので、記録紙の搬送中にサーマルヘッドの圧接
及び離反による負荷変動が発生しても、保持テーブルは
剛性が高いので歪み等が発生しない。これにより、搬送
が一時的に停止したり、搬送速度が変化したりすること
がないので、プリントムラやレジズレ等の発生を防止す
ることができる。また、モータの回転を減速機構とピニ
オンギヤを介して、保持テーブルに形成したラックに伝
えて保持テーブルを直線的に搬送させるから、負荷変動
による移動手段の変形がないので、プリントムラやレレ
ジズレを防ぐことができる。
ーマルプリンタは、剛性の高い保持テーブルを用い、こ
の保持テーブルに記録紙を固定して直線的に搬送するよ
うにしたので、記録紙の搬送中にサーマルヘッドの圧接
及び離反による負荷変動が発生しても、保持テーブルは
剛性が高いので歪み等が発生しない。これにより、搬送
が一時的に停止したり、搬送速度が変化したりすること
がないので、プリントムラやレジズレ等の発生を防止す
ることができる。また、モータの回転を減速機構とピニ
オンギヤを介して、保持テーブルに形成したラックに伝
えて保持テーブルを直線的に搬送させるから、負荷変動
による移動手段の変形がないので、プリントムラやレレ
ジズレを防ぐことができる。
【図1】本発明を実施した1パス3ヘッド方式のカラー
感熱プリンタの熱記録状態を示す概略図である。
感熱プリンタの熱記録状態を示す概略図である。
【図2】カラー感熱プリンタの給紙状態を示す概略図で
ある。
ある。
【図3】カラー感熱記録紙の層構造を示す説明図であ
る。
る。
【図4】カラー感熱プリンタの排紙状態を示す概略図で
ある。
ある。
【図5】従来の1パス3ヘッド方式のカラー感熱プリン
タを示す概略図である。
タを示す概略図である。
【図6】スジ状のプリントムラが発生したカラー感熱記
録紙を示す説明図である。
録紙を示す説明図である。
15 カラー感熱記録紙 23 保持テーブル 29 ラックギヤ 30 ピニオンギヤ 31 モータ 32 ギヤ列 34 イエロー用サーマルヘッド 35 マゼンタ用サーマルヘッド 36 シアン用サーマルヘッド
Claims (2)
- 【請求項1】 記録紙の搬送方向に沿って複数のサーマ
ルヘッドを配置し、記録紙が直線的に移動する間に、各
サーマルヘッドを順次記録紙に圧接させて、記録紙にフ
ルカラー画像を熱記録するカラーサーマルプリンタにお
いて、 記録紙の搬送方向にスライド可能な剛体の保持テーブル
と、この保持テーブル上に記録紙を固定するための固定
手段と、保持テーブルを記録紙の搬送方向に移動させる
ための移動手段とを設けたことを特徴とするカラーサー
マルプリンタ。 - 【請求項2】 前記移動手段は、保持テーブルに搬送方
向に沿って設けられたラックギヤと、このラックギヤと
噛合して回転することにより保持テーブルを移動させる
ピニオンギヤと、このピニオンギヤを回転させるための
モータと、モータとピニオンギヤとの間に配置され、モ
ータの回転を減速してピニオンギヤに伝達する減速機構
とからなることを特徴とする請求項1記載のカラーサー
マルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21111694A JPH0872337A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | カラーサーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21111694A JPH0872337A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | カラーサーマルプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0872337A true JPH0872337A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16600675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21111694A Pending JPH0872337A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | カラーサーマルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0872337A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6572292B2 (en) * | 2001-05-04 | 2003-06-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Apparatus and method for transporting print media through a printzone of a printing device |
US6729720B2 (en) | 1999-12-20 | 2004-05-04 | Olympus Optical Co., Ltd. | Image forming apparatus having suction holes formed in grooves of the paper supporting surface |
-
1994
- 1994-09-05 JP JP21111694A patent/JPH0872337A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6729720B2 (en) | 1999-12-20 | 2004-05-04 | Olympus Optical Co., Ltd. | Image forming apparatus having suction holes formed in grooves of the paper supporting surface |
US6572292B2 (en) * | 2001-05-04 | 2003-06-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Apparatus and method for transporting print media through a printzone of a printing device |
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