JPS607181Y2 - 印字装置のリボン送り機構 - Google Patents

印字装置のリボン送り機構

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JPS607181Y2
JPS607181Y2 JP12193881U JP12193881U JPS607181Y2 JP S607181 Y2 JPS607181 Y2 JP S607181Y2 JP 12193881 U JP12193881 U JP 12193881U JP 12193881 U JP12193881 U JP 12193881U JP S607181 Y2 JPS607181 Y2 JP S607181Y2
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JP12193881U
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Inventor
進 葛谷
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ブラザー工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、リボンカセット並びに印字素子を載置した
キャリッジがプラテンの印字行に沿って歩進移動するタ
イプライタ等の印字装置において、キャリッジの移動に
基づいてリボン送りを行うようにしたリボン送り機構に
関するものである。
考案の目的 この考案の目的は、リボンを必要量だけ効率的に送るこ
とができるとともに、そのための構成を簡単にし得るよ
うにしたリボン送り機構を提供することにある。
実施例 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。
印字装置としてのタイプライタのフレーム(図示しない
)にはプラテン11が所定位置において回転可能に支持
されている。
前記プラテン11と平行をなすように、前記フレームに
はガイド軸12が架設されており、そのガイド軸12に
はキャリッジ13がプラテン11の印字行に沿って移動
可能に支持されている。
そして、文字、記号キー(図示しない)の操作による印
字信号に基づいてキャリッジ13が前記印字行に沿って
歩進移動される。
その移動量は選択された文字、記号キーに応じて適宜に
変化されるようになっており、いわゆるプロポーショナ
ルスペースにて歩進移動が行われる。
前記キャリッジ13の上端に架設された支軸14にはカ
セットホルダー15が上下方向へ揺動可能に支持され、
その上面にはリボンカセット16が着脱可能に装置され
ている。
前記支軸14に支持された支持板17上には揺動手段と
しての電磁石18が固定されており、その電磁石18は
印字信号に基づきキャリッジ13の歩進移動にさきだっ
て励磁されるようになっている。
そして電磁石18が消磁されているときには、第1図に
示すように支持板17に形成したアーム部19にカセッ
トホルダー15が受止められて、リボンカセット16が
休止位置に位置腰そのリボンカセット16に収容された
リボンの外方露出部20がプラテン11の印字面の下方
に位置する。
又、電磁石18が励磁されたときには、第2図に示すよ
うに、カセットホルダー15の下面の磁性片21がこの
電磁石18に吸着されて、カセットホルダー15が揺動
され、前記外方露出部20が前記印字面に対向する。
キャリッジ13上には選字用モータ22が固定され、そ
のモータ軸上には印字素子としての花弁形の活字ホイー
ル23が取付けられており、その活字ホイール23の放
射状をなす多数のアーム24の先端には活字25が設け
られている。
又、選字用モータ22の外枠には印字ハンマー26が取
付けられている。
そして、印字信号が出力されると、選字用モータ22に
より活字ホイール23が所要量回転されて、所要の活字
25が選択され、印字ハンマー26により所定の印字動
作が行われる。
第3図に示すように、キャリッジ13には取付板27を
介して押下げレバー28が中間部において回動可能に支
持され、その一端はスプリング29を介して前記カセッ
トホルダー15に連結されており、カセットホルダー1
5が第2図の位置に回動されることによりこの押下げレ
バー28の一端がスプリング29を介して引上げられて
その他端が下降する。
第4図に示すように、キャリッジ13に回転可能に支承
された回転軸30には回転部材としての巻取りプーリ3
1と、第1の部材としての第1のギヤ32とが固定され
、その巻取りプーリ31と第1のギヤ32とは回転軸3
0を介して常に結合されている。
第5図に示すように、巻取リプーリ31の外周には、一
部に切欠部33を有する鍔部34が一体形成されており
、又、両端をタイプライタのフレームの一部35にそれ
ぞれ結着したリボン送り紐36が巻取りブーIJ 31
の上半部外周に巻付けられ、さらに前記切欠部33を嵌
合通過してプーリ31の下半部外周に前記と同方向に巻
付けられている。
従って、キャリッジ13が前記印字行に沿って左右いず
れかに移動されると、リボン送り紐36を介して巻取り
プーリ31が左右いずれかに回転される。
キャリッジ13に上下動および回転可能に支承されたク
ラッチ軸37の上端には第2の部材としての第2のギヤ
38が固定されている。
又、クラッチ軸37はスプリング39により第2のギヤ
38を介して上方に付勢されている。
クラッチ軸37の中間部には小径部40が形成されてい
る。
さらに、クラッチ軸37の外周には前記第1のギヤ32
と常に噛合する第3のギヤ41が相対回転可能に設けら
れており、第6図に示すように、その第3のギヤ41と
クラッチ軸37との間には一方向クラッチとしてのコロ
クラッチ42が介在されている。
そして、クラッチ軸37の上端面には前記押下げレバー
28の他端が相対していて、前記カセットホルダー15
が第1図に示す休止位置に配置されて押下げレバー28
の他端が上昇されたときには、スプリング39のばね力
によりクラッチ軸37が上動してその小径部40とコロ
クラッチ42とが相対し、第3のギヤ41とクラッチ軸
37と間が解放されてその第3のギヤ41がクラッチ軸
37に関わりなく自在に回転できる状態になる。
又、カセットホルダー15が第2図に示す印字位置に配
置されて押下げレバー28の他端が下降されたときには
、クラッチ軸37が下動してそのクラッチ軸37の大径
部とコロクラッチ42とが接触し、第3のギヤ41とク
ラッチ軸37との間が結合される状態になって、第3の
ギヤ41の一方向の回転のみがクラッチ軸37に伝達さ
れる。
キャリッジ13に固定した支持軸43には、ギヤ部44
において前記第2のギヤ38と常に噛合するリボン送り
駆動部材としての第4のギヤ部材45が回転および上下
動可能に支持されており、その第4のギヤ部材45はス
プリング46により上方へ付勢されている。
第4のギヤ部材45の上端には連結凹部47が形成され
、前記リボンカセット16をカセットホルダー15に装
着したときに、そのリボンカセット16のリボン送り駆
動軸(図示しない)と連結された嵌合突起48がこの連
結凹部47内に嵌合されて、第4のギヤ部材45の回転
がリボン送り駆動軸に伝達される状態になる。
さて、第1図に示すように、通常は電磁石18が消磁さ
れてカセットホルダー15が支持板17のアーム部19
に受止められ、そのカセットホルダー15上に装着され
たリボンカセット16のリボンの外方露出部20がプラ
テン11の印字面の下方に位置する休止位置にある。
このため、一端がスプリング29を介してカセットホル
ダー15に連結された押下げレバー28の他端が上昇さ
れて、クラッチ軸37がスプリング39のばね力により
上動され、そのクラッチ軸37と第4のギヤ部材45と
の間のコロクラッチ42が解放されている。
従って、この状態でキャリッジ13が移動され、リボン
送り紐36を介して巻取りプーリ31が回転されても、
その回転は第1のギヤ32を介して第3のギヤ41に伝
達されるのみでクラッチ軸37には伝達されず、リボン
送りされることはない。
次に、印字のために文字、記号キーが操作されて印字信
号が出力されると、第2図に示すように、電磁石18が
励磁されてカセットホルダー15が揺動され、リボンの
外方露出部20がプラテン11の印字面に対向する。
このように、カセットホルダー15が揺動されると、ス
プリング29を介して押下げレバー28の一端が引上げ
られ、その押下げレバー28の他端が下動して、クラッ
チ軸37が押下げられ、そのクラッチ軸37と第3のギ
ヤ41とがコロクラッチ42を介して結合される状態に
なる。
そして、印字される文字幅に応じてキャリッジ13が文
字送り方向にプロポーショナルスペースにて移動される
と、その移動量に応じて巻取りプーリ31が回転され、
その回転が第1のギヤ32、第3のギヤ41、コロクラ
ッチ42、クラッチ軸37、第2のギヤ3B、第4のギ
ヤ部材45およびリボンカセット16の嵌合突起48を
介してそのリボンカセット16内のリボン送り駆動軸に
伝達され、その駆動軸がキャリッジ13の送り量に応じ
た量だけ回転される。
従って、リボンが文字幅に応じた必要量だけ送られて、
そのリボンの新たな部分が印字面に対向する。
その後、活字ホイール23上の活字25により印字が行
われた後に、電磁石18が消磁され、カセットホルダー
15が第1図の位置に復帰して押下げレバー28が復帰
回動し、クラッチ軸37が解放状態になる。
以上の動作は文字、記号キーが操作されるごとに繰返さ
れる。
以上のように、リボン送り用の専用モータを使用するこ
となく、リボンを必要量だけ確実に送ることができる。
次に、この考案の第二実施例を第7図に基づいて説明す
る。
この第二実施例は、第1のギヤ32が2つのギヤ部49
.50を有し、一方のギヤ部49が第3のギヤ41と噛
合するとともに、他方のギヤ部50がキャリッジ13に
支持された第5のギヤ51と噛合している。
又、クラッチ軸37には小径部40の下方にその小径部
40とは別の小径部52が形成されており、その小径部
52の部分には第6のギヤ53が相対回転可能に設けら
れ、その第6のギヤ53とクラッチ軸37との間には前
記コロクラッチ42と同様なコロクラッチ54が設けら
れている。
このため第1のギヤ32の回転は、第3のギヤ41に直
接伝えられるとともに、第5のギヤ51を介して第6の
ギヤ53にも第3のギヤ41とは反対方向の回転として
伝達される。
この場合、第3のギヤ41と第6のギヤとは同速で回転
される。
従って、印字信号に基づいてキャリッジ13が文字送り
方向に歩進移動するときには前記と同様にリボン送りが
行われる。
又、キャリッジ13が第2図の位置に揺動されて押下げ
レバー28によりクラッチ軸37が押下げられた状態に
おいて、キャリッジ13が前記文字送り方向とは逆方向
に回転されると、巻取リプーリ31がそれに従って逆方
向に回転される。
このためその回転が第1のギヤ32を介して第3のギヤ
41に伝達されるが、回転方向が逆であるためその第3
のギヤ41の回転はクラッチ軸37に伝達されない。
一方、第1のギヤ32の回転は第5のギヤ51を介して
第6のギヤ53に第3のギヤ41とは反対方向への回転
として伝達され、つまり第6のギヤ53がクラッチ結合
方向に回転されるため、その回転が第4のギヤ部材45
に伝達され、リボン送りがなされる。
以上のように、リボンカセット16が印字位置に位置し
たときにキャリッジ13が前記文字送り方向と逆方向に
移動してもリボン送りが行われるので、キャリッジの復
動時にも印字を行い得て、往復印字が可能となる。
考案の効果 以上実施例にて例示したように、この考案はリボンカセ
ットが印字位置へ揺動された時のみリボン送り部材と回
転部材とを連結する連結手段を設け、その連結手段を前
記回転部材と常に結合状態にある第1の部材と、リボン
送り駆動部材と常に結合状態にある第2の部材と、第1
.第2両部材間においてリボンカセットの印字位置への
揺動に基づいて第1.第2両部材の結合状態を形成する
クラッチ機構とにより構成したことにより、リボンを必
要量だけ効率的に送ることができるとともに、リボン送
り専用モータを設ける必要がなく構成を簡単にしてコス
トダウンを図り得る効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第6図はこの考案を具体化したリボン送り機構
の第一実施例を示すものであって、第1図はリボンカセ
ットが休止位置に位置したときにおける印字機構を示す
側断面図、第2図はリボンカセットが印字位置に位置し
たときにおける印字機構を示す側断面図、第3図は押下
げレバーを示す印字機構の側断面図、第4図はリボン送
り機構の要部を示す断面図、第5図は巻取りプーリの正
面図、第6図はコロクラッチを示す拡大断面図、第7図
はこの考案の第二実施例のリボン送り機構の要部を示す
断面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リボンカセット16並びに印字素子23を載置したキャ
    リッジ13が印字信号に基づきプラテン11の印字行に
    沿って歩進移動し、所定の印字動作を行う印字装置にお
    いて、 前記リボンカセット16は休止位置と印字位置との間を
    揺動可能に前記キャリッジ13に支持されていることと
    、 前記キャリッジ13に支持され、前記リボンカセット1
    6を印字信号に基づき前記歩進移動に先立って前記印字
    位置へ揺動させる揺動手段18と、 前記キャリッジ13に回転可能に支持され前記キャリッ
    ジ13の印字行に沿う移動に従って回転する回転部材3
    1と、 前記キャリッジ13に回転可能に支持され、前記プラテ
    ン11の印字点にリボンの新たな部分を位置させるため
    のリボン送り駆動部材45と、そのリボン送り駆動部材
    45と前記回転部材31との間に設けられ、前記リボン
    カセット16が印字位置へ揺動させられた時のみ両部材
    45,31を連結する連結手段とを備え、 その連結手段は、 前記回転部材31と常に結合状態にある第1部材32と
    、 前記リボン送り駆動部材45と常に結合状態にある第2
    の部材38と、 前記第1及び第2の部材32.38間に設けられるとと
    もに常には解放状態にあり、前記リボンカセット16が
    印字位置へ揺動させられた時結合状態を形成するクラッ
    チ機構42.54とにより構成されていることを特徴と
    する印字装置のリボン送り機構。
JP12193881U 1981-08-18 1981-08-18 印字装置のリボン送り機構 Expired JPS607181Y2 (ja)

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JPS5826552U JPS5826552U (ja) 1983-02-19
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JPS5826552U (ja) 1983-02-19

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