JPS607017Y2 - ソケツトコンタクト - Google Patents
ソケツトコンタクトInfo
- Publication number
- JPS607017Y2 JPS607017Y2 JP15424982U JP15424982U JPS607017Y2 JP S607017 Y2 JPS607017 Y2 JP S607017Y2 JP 15424982 U JP15424982 U JP 15424982U JP 15424982 U JP15424982 U JP 15424982U JP S607017 Y2 JPS607017 Y2 JP S607017Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- socket contact
- free end
- socket
- intermediate portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は小型でしかも信頼性の高い接触ばねを有しピ
ンコンタクトを二方向から挿入することのできるソケッ
トコンタクトに関する。
ンコンタクトを二方向から挿入することのできるソケッ
トコンタクトに関する。
機器の小型化、軽量化に伴ってコネクタも実装高さが低
くピッチの小さい高密度実装型が要求されている。
くピッチの小さい高密度実装型が要求されている。
従来のコネクタに使用されているソケットコンタクト1
aは第1図aに示すように被覆圧着部2aおよび芯線圧
着部3aの延長上に一対の接触ばね4aを設けていて全
長が長い。
aは第1図aに示すように被覆圧着部2aおよび芯線圧
着部3aの延長上に一対の接触ばね4aを設けていて全
長が長い。
また第1図すに示すソケットコンタクト1bはこれの改
良型で一対の接触ばね4bは被覆及び芯線圧着部2b、
3bに対し垂直方向に設けてあり、ピンコンタクトを二
方向X、yから挿入できると共に全長は短くなるがX方
向に延伸している分だけこれを収容するハウジングが大
きくまたコンタクト列を2列にすることが困難になる等
の問題が生じる。
良型で一対の接触ばね4bは被覆及び芯線圧着部2b、
3bに対し垂直方向に設けてあり、ピンコンタクトを二
方向X、yから挿入できると共に全長は短くなるがX方
向に延伸している分だけこれを収容するハウジングが大
きくまたコンタクト列を2列にすることが困難になる等
の問題が生じる。
本考案は上述の問題点にかんがみなされたもので、従来
のソケットコンタクトに比較して小型で、収容するハウ
ジングの容積も小さくしかも継続的な使用に対して信頼
性の高い接触ばねを有しさらに二方向からピンコンタク
トを挿入することのできるソケットコンタクトを提供す
ることを目的とする。
のソケットコンタクトに比較して小型で、収容するハウ
ジングの容積も小さくしかも継続的な使用に対して信頼
性の高い接触ばねを有しさらに二方向からピンコンタク
トを挿入することのできるソケットコンタクトを提供す
ることを目的とする。
本考案によるソケットコンタクトは互いに対向した一対
の接触ばねを有しこの接触ばねはコの字状の弾性を有す
る中間部と、中間部からさらに延伸した自由端部とを備
え、自由端部には互いに近接して対向した接触面を設け
て、中間部がこの接触面と同一平面内に位置せず、接触
ばねが撓められたとき中間部がねじれ応力成分と曲げ応
力成分とを有することを特徴とするものである。
の接触ばねを有しこの接触ばねはコの字状の弾性を有す
る中間部と、中間部からさらに延伸した自由端部とを備
え、自由端部には互いに近接して対向した接触面を設け
て、中間部がこの接触面と同一平面内に位置せず、接触
ばねが撓められたとき中間部がねじれ応力成分と曲げ応
力成分とを有することを特徴とするものである。
以下図面を参照しながら本考案の1実施例について説明
する。
する。
第2図は本考案のソケットコンタクト1を斜視図で示し
たもので被覆圧着部2、芯線圧着部3、接触ばね4を備
えている。
たもので被覆圧着部2、芯線圧着部3、接触ばね4を備
えている。
一対の接触ばね4は底面5の側辺6のほぼ中間の基部4
1から屹立し互いに対向して設けられており、基部41
から延伸した逆コの字状の中間部42および中間部から
さらに垂直に底辺6に近付く方向に延伸した自由端部4
3を有している。
1から屹立し互いに対向して設けられており、基部41
から延伸した逆コの字状の中間部42および中間部から
さらに垂直に底辺6に近付く方向に延伸した自由端部4
3を有している。
第3図に示すように一対の自由端部43は互いに平行に
対向しており、近接した位置に接触面431が突設され
る。
対向しており、近接した位置に接触面431が突設され
る。
この図から明らかなように接触部431は弾性を有する
中間部42と同一平面内には含まれずねじれた位置にあ
る。
中間部42と同一平面内には含まれずねじれた位置にあ
る。
このことは平行又は同一平面内に存在する場合よりも中
間部の板肉が小さくても所期のばね強さを得ることがで
きる。
間部の板肉が小さくても所期のばね強さを得ることがで
きる。
また本考案の接触ばねはその基部と自由端部との間に横
断方向に延びる中間部を径由するため限られたスペース
で長いスパンを有し撓められたときに中間部がねじ応力
成分と曲は応力成分とを持つことによって安定した信頼
性の高いものとなる。
断方向に延びる中間部を径由するため限られたスペース
で長いスパンを有し撓められたときに中間部がねじ応力
成分と曲は応力成分とを持つことによって安定した信頼
性の高いものとなる。
さらに従来のコンタクトは相手方ピンコンタクトの挿入
方向に合わせて専用の形状としていたが本考案ソケット
コンタクトは相手ピンコンタクトの挿入方向をX、y(
第3図)の2方向にとることができる。
方向に合わせて専用の形状としていたが本考案ソケット
コンタクトは相手ピンコンタクトの挿入方向をX、y(
第3図)の2方向にとることができる。
第4図に示すように本考案ソケットコンタクトは金属板
望ましくはリン青銅から一体的に打抜成形される。
望ましくはリン青銅から一体的に打抜成形される。
基部41.41’と中間部42,42′の巾方向の部分
42at423’とを曲げ加工することにより長手方向
の部分42b、42b’が自由端部43,43’に対し
てそれぞれねじれた位置になる様に底形した後、底面3
の両側辺6゜6′を直角に対向するように折曲げて中間
部の第二の長手方向の部分42C,42G’が互いにへ
の字に、自由端部43,43’が平行になるように形成
する。
42at423’とを曲げ加工することにより長手方向
の部分42b、42b’が自由端部43,43’に対し
てそれぞれねじれた位置になる様に底形した後、底面3
の両側辺6゜6′を直角に対向するように折曲げて中間
部の第二の長手方向の部分42C,42G’が互いにへ
の字に、自由端部43,43’が平行になるように形成
する。
第5図はソケットコンタクト1をハウジング8に実装し
た状態で7はハウジングに係止するためのランス、81
は相手方コンタクトの挿入孔である。
た状態で7はハウジングに係止するためのランス、81
は相手方コンタクトの挿入孔である。
前出の数字は同一の個所を示す。従来のソケットコンタ
クトに比べ実装高さが低くピッチも小さくなり高密度実
装が可能である。
クトに比べ実装高さが低くピッチも小さくなり高密度実
装が可能である。
以上述べたように本考案のソケットコンタクトは接触ば
ねに横断方向に延びかつ弾性を有する中間部を設け、中
間部と接触部をねじれた位置としたので小型ながら所期
のばね強さを得られると共に限られたスペース内に信頼
性の高い長いスパンの接触ばね、結線部、ハウジングと
の固定部を収容したので高密度実装型のコネクタに用い
られ効果が極めて大きい。
ねに横断方向に延びかつ弾性を有する中間部を設け、中
間部と接触部をねじれた位置としたので小型ながら所期
のばね強さを得られると共に限られたスペース内に信頼
性の高い長いスパンの接触ばね、結線部、ハウジングと
の固定部を収容したので高密度実装型のコネクタに用い
られ効果が極めて大きい。
なお、上述では特定の実施例を用いて説明したが、本考
案はこれに限定されるものではなく本考案の範囲内で各
種の変形をも含むものであることは当然である。
案はこれに限定されるものではなく本考案の範囲内で各
種の変形をも含むものであることは当然である。
第1図a、 bは従来例を示す斜視図、第2図及び第3
図は本考案ソケットコンタクトの一実施例の拡大斜視図
及び正面図、第4図は同じくその展開図、第5図は本考
案のソケットコンタクトをハウジングに装着した一実施
例である。 1・・・・・・ソケットコンタクト、4・・・・・・接
触ばね、5・・・・・・底面、6・・・・・・側辺、8
・・・・・・ハウジング、41・・・・・・基部、42
・・・・・・中間部、43・・・・・・自由端部、43
1・・・・・・接触面。
図は本考案ソケットコンタクトの一実施例の拡大斜視図
及び正面図、第4図は同じくその展開図、第5図は本考
案のソケットコンタクトをハウジングに装着した一実施
例である。 1・・・・・・ソケットコンタクト、4・・・・・・接
触ばね、5・・・・・・底面、6・・・・・・側辺、8
・・・・・・ハウジング、41・・・・・・基部、42
・・・・・・中間部、43・・・・・・自由端部、43
1・・・・・・接触面。
Claims (1)
- 底面の両側辺のほぼ中間の基部から互いに対向して形成
された一対の接触ばねを有し、該接触ばねは前記基部か
ら延伸したコの字状の弾性を有する中間部と、該中間部
からさらに底辺に近付く方向に延伸した自由端部とをそ
れぞれ備え、該自由端部には互いに近接して対向した接
触面を設けると共に前記中間部が前記接触面に対し同一
平面内に位置せず、前記接触ばねが撓められたときに前
記中間部がねじれ応力成分と曲げ応力成分とを有するこ
とを特徴とするソケットコンタクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15424982U JPS607017Y2 (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | ソケツトコンタクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15424982U JPS607017Y2 (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | ソケツトコンタクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5957874U JPS5957874U (ja) | 1984-04-16 |
JPS607017Y2 true JPS607017Y2 (ja) | 1985-03-07 |
Family
ID=30341031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15424982U Expired JPS607017Y2 (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | ソケツトコンタクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607017Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012203990A1 (de) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | Robert Bosch Gmbh | Elektrisches Kontaktelement, Steckergehäuse und Steckverbinder |
-
1982
- 1982-10-12 JP JP15424982U patent/JPS607017Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5957874U (ja) | 1984-04-16 |
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