JPS6069659A - マイクロカプセルトナー及びその製造方法 - Google Patents

マイクロカプセルトナー及びその製造方法

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JPS6069659A
JPS6069659A JP58178612A JP17861283A JPS6069659A JP S6069659 A JPS6069659 A JP S6069659A JP 58178612 A JP58178612 A JP 58178612A JP 17861283 A JP17861283 A JP 17861283A JP S6069659 A JPS6069659 A JP S6069659A
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Masuo Yamazaki
益夫 山崎
Toru Matsumoto
徹 松本
Katsutoshi Wakamiya
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真法、静電印刷法、磁気記録法などに
用いられるマイクロカプセル型のトナーの製造方法に関
する。
従来、静電写真用あるいは静電印刷用あるいは磁気記録
用トナーとしては、主に樹脂に染顔料および必要に応じ
て磁性材料を分散、混練し、5〜30、位の微粒子に粉
砕したものが使用されている。
トナーに要求される性能は、現像性、定着性、耐久性、
安定性、耐環境性等多岐にわたっており、一つの材料で
、これら諸性能の全てを満たす事は困難である。このた
め、現像性等、主としてトナーのサーフェスに係わる機
能と、’?:It性等、主としてトナーのバルクに関わ
る機能とに分離して、定着性の良好な材料を芯物質とし
て、その周囲に現像性に優れた材料で包み込んだ、所謂
マイクロカプセルトナーの提案がなされている。特に、
近年、熱定着方式にかわり、トナーを圧力により、定着
基材(多くは転写紙上)に押しつぶして定着を行なう、
加圧足前方式を利用した機械が、多く発表されている。
これはトナーを圧力で定着させるために、熱源が不用で
あり、火災の危険もなく、装置も簡略化でき、また足前
機が加熱されるまでの待時間も無く、高速化への適応性
も高いが、現在すでに発表されたものは、いずれも定着
圧力が線圧35 kg/cm以上と高く、定着装置の強
度を高くする必要上、重くなったり、また?!1られた
定着物の定着面が光沢化したり、しわが生じたりするな
どのトラブルがある。このため、トナーをさらに軟質に
し、定着圧力を下げる努力がなされているが、トナーが
軟質化すると、現像器内で、わずかのカでトナーが凝集
、融着を起こしたりするため、#久性能が著しく低くな
り、保肴安定性も悪くなる。
、このため、特公昭54−8104号等に見られるよう
に、軟質物質を芯材料としてその周囲を硬質樹脂で被覆
したマイクロカプセルトナーが数多く発表されている。
しかしながら、現在に至るまで、実用性のあるものは、
未だ発表されていない。これは、一つには、トナー材料
として適性のある材料が、マイクロカプセルの材料とし
ての適性があるとは限らず、マイクロカプセルの材料、
特に壁を構成する材料に、トナーとしての現像適性、特
に荷電制御性をグーえることが難かしいことにある。
現在、よく行なわれているカプセル化方法としては、壁
となって芯材物質を包み込む物質の溶液中に固体の芯材
物質を分散し、熱あるいはその他の手段によって、溶媒
を除去し、壁となる物質を、芯材となる物質の周囲に析
出せしめるものがある。この方法は、定着性に優れた材
料、現像性に優れた材料等、素姓のはっきりした材料を
、材料の性格を、そのままにして使用できる利点がある
しかしながら、殻物質が脱溶媒により析出してくる過程
において殻物質が増粘し、芯物質上を殻物質が濡れ広が
ることを困難にし、また粒子同士が粘着じゃすくなるた
め、トナーか凝集して粒度の悪い物しか114られない
などの問題を生じやすい、この問題は、殻物質に要請さ
れる強度の高さから、殻物質に使用される樹脂の分子量
を高くする方向においてより重大である。
′ さらに、上述の如き困難を克服し得たマイクロカプ
セルトナーにあっても、現像操作中に受ける衝撃によっ
て、壁材が剥離する等の問題もあり、被覆の完全さ、被
覆の丈夫さ等、マイクロカプセルトナーを実用化する上
で、数多く解決しなければならない点が残っているのが
現状である。
本発明の目的は、上述の如き欠点を解決したマイクロカ
プセルトナーの製造方法を1に供するものである。
本発明の別の目的は、接着・凝集することなく、被覆の
完全性が高く、機能分離性に優れたマイクロカプセルト
ナーの製造方法を+!供するものである。
本発明の他の目的は、マイクロカプセルトナーを安価に
生産する製造方法を提供するものである。
その特徴とするところは、芯物質を該芯物質を覆う殻物
質の溶液に分散した後、溶媒をスプレードライ法あるい
は液中乾燥法との手段を用いて除去することにより、あ
るいは溶媒に貧溶媒を加える、あるいは相分*誘導剤を
加える、あるいは温度を変化きせる等の手段を用いて溶
媒の溶解特性を変化させることにより、R物質を芯物質
上に析出させて、該芯物質を殻物質で被覆したトナーを
製造する際、エチレン骨格に長鎖アルキル基と酸無水物
またはその誘導体を枝として有する重合体を溶解・共存
させておくことにある。
木発明渚らは、これ才での研究の中で、疎水性基と極性
基とを有する化合物をカプセル化時に溶液に共存させる
と、凝集に効果があることを見い出していたが、いわゆ
る界面活性剤の使用は、むしろ殻物質が芯物質を被覆す
るのを妨害し、無数に遊離の殻物質の微小粒子を生成し
たり、または生成したマイクロカプセルトナーの荷電特
性を劣化せしめる例が多く、カプセルトナーの製造に使
用できなかった。
そうした中で、エチレン骨格中に、長鎖アルキル基と酸
無水物とを枝基として共存させると、界面活性剤を使用
した時のような不都合を生ぜず、非常にうまくカプセル
化が進行する事実を見い出し、本発明を完成したもので
ある。
酸無水物としては、コハク酸あるいはマレイン酸のよう
な環状酸無水物がよく、環状構造が直接エチレン骨格で
入る、あるいはペンダントとしてエチレン骨格に付加し
た形が現在入手可能である。
例えばエチレン骨格に直結しているものとI7てα−オ
レフィン−無水マレイン酸共重合体は、一般・式(1)
で表わされる重合体であり、ペンダント型としては、ポ
リアルケニルコハク酪重合体(IT)がある。
Raaづ〒デ11ウドlシ;c4んCzs のアノ峡ノ
しっ?3芝。
疎水性のアルキル基と極めて極性の強い酸無水物部分か
共存するために、界面活性があり、特異な溶解性を示す
。分子量80000〜5万程度のものか容易に入手でき
て好適に使用できる。この長鎖アルキル基と酸無水物を
有する重合体を殻物質溶液に溶解しておくと、脱溶媒あ
るいは相分離等により殻物質溶液が濃縮された際に増粘
を抑えることができ、また同時に芯物質への殻物質への
濡れ性を大幅に改良することができる。得られたマイク
ロカプセル化されたトナーの表面は均一で平滑であり、
トナーの凝集体はほとんど無く、あっても小さな力でほ
ぐすことができ、そうした場合でも殻物質が一方のみに
接着して、もう一方の芯物質の表面が露出するようなこ
ともない。
この長鎖アルキル基と酸無水物を有する重合体の添加の
効果は、殻物質に対し0.5重量%から表われ、30重
量%を越えると殻物質のみでできた微小粒子が発生する
ようになり、多量の使用は好ましくない。
α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体の無水マレイ
ン酸部分は、水酸基・アミノ基・グリシジル基と反応活
性であり、これらの官能基を含む重合体とは一部反応し
て結合を有していると思われ、極性官能基を含む重合体
を殻物質とする場合に効果はより大きくなる。
α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体の誘導体とし
ては、無水マレイン酸部と、アミノ化合物、エポキシ化
合物、アルコール化合物、塩基との反応物があり、無水
物と同様の効果が見られるが、その程度はやや弱い。加
水分解物は無水物と前記誘導体との中間的な効果である
α−オレフィン部分のアルキル基鎖長は、芯物質および
殻物質の界面エネルギーに関する性質および使用する溶
媒の種類によって最適性領域は変化しうるものであり、
アルキル基鎖長が長くなると一般的な溶媒への溶解性が
なくなり、他の芯あるいは殻材との親和性が落ち、短か
くなると界面活性が期待されなくなる。08〜C4の範
囲にあれば一般性があり、材料、溶媒の種類にこだわら
ず使用できる。材料、溶媒の種類を選択した場合では、
C4〜czgの範囲が本発明で好適に使用できる。
マイクロカプセルトナーを得る方法としては、例えばス
プレードライ法、界面重合法、コアセルベーション法、
相分離法、1n−sitn重合法など、あるいは米国特
許第3,338.H1号明細書、同第3.326,84
8号明細書、同第3,502,582号明細書などに記
載されている方法などがあるが、重合により芯物質表面
に殻物質を形成する方法では、得られた重合体の性能、
性質を一定のものに管理、調節することが難しく、この
点では予め重合度、組成を調整した殻材料を溶液等液化
して芯物質を被覆する方法をとる方が、トナーの生産管
理上右利である。
しかしながら、従来は前述したように、トナーの髪集、
被覆の不完全さといった問題で、高分子敬の殻物質を使
用することは困難であり、いきおい低分子量の材ネ゛1
を使用せざるを得す、現像操作、転写操作、クリーニン
グ操作等で、強い熱力な受ける電子5哀用トナーあるい
は静電印刷用トナーあるいは磁気記録用(・ナーとして
は、機械的、熱的強度が不充分にならざるを得なかった
本発明のα−オ)/フィンー無水マt・イン酸Jζ重合
体使用の効果7寸、使用する殻物質が高分子♀である程
顕著であり、品分イ重合体の使用が可能となるため、カ
プセル型トナーとしての機能を充分に保有するトナーを
安定して製造できるものである。
芯物質としては、圧力定着性トナーとして使用する時は
、ポリエチレンワ・ンクス、酸化ボリエチレン、パラフ
ィン、脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、脂肪酸
金属塩、高級アルコールなどのワックス類;エチレン−
酢酸ビニル樹脂、環化ゴムなどが使用できる。
加熱定着性トナーどしては、スチj/ンーブタジエン樹
脂などのようにゴム弾性を示すもの、あるいは、三官能
以上の基を有するポリエステル樹脂、あるいは、カルボ
ン酸基を含む樹脂を金属で架橋したもの、あるいは、架
橋性モノマーをjこ合して、主鎖間に架橋部を設けたも
ののように、三次元網目構造を持たせたものが、ヒート
ロール定着器を用いた場合、熱オフセットに強く、さら
に、これらに低分子量成分を適量混合して分子遍分布を
ブロードにすることによって定着温度を比較的低くおさ
える一方、熱オフセット性も改善することができる。
外殻の物質としては、公知の樹脂が使用可能であり、例
えば、次の様なモノで一類から成る樹脂がある。スチレ
ン、P−クロルスチレン、P−ジメチルアミン−スチレ
ンなどのスチレン及びその置換体;アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル。
アクリル酸ブヂル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸N、N−ジ
メチルアミノエチルエステルなどのアクリル酸あるいは
メタクリル酸のエステル;無水マレイン酸あるいは無水
マレイン酸の/\−フエステル、ハーフアミドあるいは
ジエステルイミド、ビニルピリジン、N−ビニルアセタ
−ルなどの含窒素ビニル;ビニルホルマール、ビニルブ
チラールなどのビニルアセタール;塩化ビニル、アクリ
ロニトリル、酢酸ビニルなどのビニル千ツマー;塩化ビ
ニリデン、フッ化ビニリデンなどのビニリデンモノマー
;エチレン、プロピレンなとのオレフィンモメヤーであ
る。また、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスル
ホネート、ポリアミド、ポリウレタン、ポリウレア、エ
ポキシ樹脂、ロジン、変成ロジン、テルペン樹脂、フェ
ノール樹nh、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、男香族
系石油樹脂、メラミン樹脂、ポリフェニレンオキサイド
のようなポリエーテル樹脂あるいはチオエーテル樹脂、
などのell重重合体あるいは共重合体、もしくは混合
物が使用できる。
分子計としては、一般に5000以ト、より好丈しくは
、1万〜5万が強度の面で必要であり、トナーとしての
熱的保存安定性を考えれば、低分子量を除去したものを
使用するのが良い。
本発明の製造法によるカプセルトナーの芯物質中に含有
させる着色剤としては公知の染顔才1が使用できる。例
えば各種のカーボンブラック、アニリンブラック、ナフ
トールイエロー、モリブデンオレンジ、ローダミンf/
−% 、アリザリンレーキ、シチルパイオレントレーキ
、フタロシアニ)/ブルー、ニグロシンメチレンブルー
、ローズベンカル、キノリンイエロー等が例としてあ1
ヂられる。
未発明の製造法によるカプセルトナーを磁性トナーとし
て用いる場合には、芯物質中に磁性粉を含有せしめるこ
とができる。磁性粉としては、鉄、コバルト、ニッケル
あるいはマンガン等の強磁性の元素及びこれらを含むで
グネタイト、フェライト等の合金、化合物などである。
この磁性粉を着色剤と兼用させてもよい。この磁性粉の
含有量は芯物質中の全ての樹脂100重量部に対して1
5から70重量部が良い。
本発明の製造法によるカプセルトナーに荷電制御、7Q
動性付グー、着色等の目的でカーボンブラック、各種染
顔料、疎水性コロイド状シリカ等を捺加または混合する
ことができる。
カプセルトナーの平均粒径は3〜20μ(好ましくは5
〜10p)が良い。該トナーは着色染顔料を1〜・30
wt%(好ましくは5〜15吋%)含んだ軟質固体芯の
周囲を硬質材料で0.01へ−2−(好ましくは0.1
へ・0.3μ)のJ!7゛さに被覆したものである。
7/ /′ 、/ /″ /′ 以下具体的実施例でもって本発明を詳述する。
(芯材製造例) パラフィンワックス(1550F ) 200重量部ポ
リエチレン()・イワツクス200 P +三片石油化
学製)100重量部 マグネタイト(BL−250:チタン工業製) 180
重量部を150℃にて溶融・混合し、空気温度を120
℃に設定した二流体ノズルにて噴霧・冷却・固化した後
、分級して5〜20μmの粒径な有する磁性窓微粒子を
得た。
粒度分布をコールタ−カウンターmodel TAI[
(Coulter Electronics 社製)を
用いて測定したところ、以下の測定値を得た。
個数平均径 9.71μm 6.35刺以下15.7チ
体積平均径15,50 tmr 20.2 pm以上6
.2チ(実施例1) 芯材製造例の芯物質10Qgrttq下記の溶液中に分
散し、入口温度80℃、出口温度50℃に設定した遠心
ディスク型スプレードライヤーにて、回転速度を2万回
転にして噴霧乾燥して マイクロカプセル化されたトナー粒子を得た。トナーの
表面は平滑で、被覆がはがれたような跡は見られなかっ
た。このトナーなコールタ−カウンターで粒径を測定し
たところ、はぼ計算に見合う殻の厚さだけ粒径が増加し
ており凝集は見られなかった。
個数平均径 10.30μm 6,35虜以下12.0
ヂ体積平均径 13.93μm 20.2μm以上6.
8チこのトナー1重量部に対し、酸化鉄粉(EFV20
01500 、日本鉄粉製)9重量部を混合し、+40
0メツシユのステンレス製ネットを通し、トナーのみを
吸引して保有するトリボを測定したところ1−13.5
μc/gであった。このトナーに20g/c艷の荷重を
かけた状態で1週間50℃に放置しても、ブロッキング
は全く見られなかった。また、このトナーにコロイド状
疎水性シリカ(アエロジルR−972、日本アエロジル
社製) 0.4 %を外添し、電子式複写機(NI’−
120、キャノン製)で画出しをしたところ、非常に鮮
映でかぶ9の無℃・画像力;得られた。
(比較例1) α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体を含まない以
外は、実施例1と同様に行った。トナー表面の一部のみ
にコブ状に殻材が不均一に付着した粒子が観察され、ぶ
どう房状に凝集したトナーが多かった。混合機を用いて
解砕したところ、芯物質のメス型にはがれた部分がトナ
ー上あるいは遊離した片として観察された。コールタ−
カウンターで沖]定した粒径は以下のとおりであるが、
測定装置の測定用のアパーチャー(100μm)にトナ
ーがつまり測定は困難だった。また電子式複写機(NP
−120)で画出しをしたところ、飛散が多くトナーと
しては不適であった。
個数平均径 9.58μm 6.55μm以下69.9
チ体積平均径 26.6F3txn 2Q。2μm以上
61.8チスチレン−BMA−AN共重合体の分子賛を
5α犯に下げると凝集はある程度良くなったが、あいか
わらずコブ状のトナーが見られた。このトナーによる画
像はかぶりが多く、熱的安定性も悪<50℃で1日放置
したところ、ケーキングを起こしもはやトナーとして使
用できなかった。またトリボを測定したところ、−5,
8μc/gであり、殻物質の被覆の不完全さによるカプ
セルトナーとしての機能性の不足を感じさせた。
(実施例2) α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体を7゜5gr
に増量させる以外は、実姉例1と同様に行った。コール
タ−カウンターで測定した粒度はほとんど実施例1と変
わりはなかったが、測定に検出されな(・1μm以下の
微粒が数多く見られた。帯電性、現像性等は実施例1と
変化はなかったが、多枚数の複写を行った後では、現像
機の表面が白い微粉に覆われて現像性が急速に低下した
。α−オレフィン−無水マレイン酸の量を殻材総爺の1
/4以下にすると目に見えて改善された。
(実施例6) 芯材製造例の芯物質1oogrを以下の溶液に分散した
ついでこの分散液に水を滴下して、スチレン−ジメチル
アミノエチルメタクリレートおよびα−オレフィン−無
水マレイン酸共重合体を相分離せしめて芯物質を被覆せ
しめ、さらに水を滴下することにより固化せしめた。ト
ナーの表面は平滑で均一な被覆であった。コールタ−カ
ウンターで測定した粒径は以下のとおりである。
個数平均径 10゜19μm 6.35即以下15.1
%体積平均径 i 3.38tan 20.2μm以上
6.4チ実施例1と同様にしてトリボを測定したところ
+25,3μc/gであった。また、熱的安定性も50
℃で1週間放置しても全くブロッキングは見られなかっ
た。このトナーを電子式複写m(PC−10、キャノン
製)にて画出しを行ったところ、鮮映でかぶりのない画
像が得られた。
(比較例2) α−オレフィン−無水マレイン酸無水物共重合体を含ま
ない以外は実施例6と同様に行った。水滴下達中から粘
度が急激に上昇し、全く攪拌が不可能になった。得られ
たトナーは凝集しており、トナーとして使用することは
もちろん、粒度な測定することも不可能であった。
この製造方法でトナーを得るためには、溶媒のDMF量
を実施例の5倍以上にする必要があり、大量の廃液を生
じ、マイクロカプセルトナー製造のコストを大幅に上昇
させた。
また、これで得られたトナーは初期の使用に耐えるもの
の、20.2μ以上の粗粒が20チ以上あり、補給しな
がらの画出し耐久では次第に画像が荒れたものとなった
(実施例4) α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体をアルキル鎖
長(C4)のものに変更する以外は、実施例3と同様に
行った。個数平均径で6.65μrn 以下の微粒が1
9.8%とやや増加する傾向が見られたが、他の性能は
実施例3と変らなかった。
微粉の増加も耐久試験上は問題なく、現像性の劣化等も
おこさなかった。
(実施例5) α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体をポリアルケ
ニル無水コハク酸(C28)に変更する以外は、実施例
1と同様に行った。得られたトナーは凝集もなく、表面
も平滑で均一であった。実施例1のトナーと同様荷電性
、熱安定性に優れていた。
出願人 キャノン株式会社

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)&−釦アルキル基と酸無水物またはその誘導体を
    技として有するエチレン骨格重合体と、殻物質とを溶媒
    で溶解した溶液中に芯物質を分散させ、芯物質上に殻物
    質を析出させるトナー製造方法。
  2. (2)エチレン骨格重合体が式(I)で表わされる特許
    請求の範囲第1項記載のトナー製造方ン去。
  3. (3)エチレン骨格重合体が式(TI)で表わされる特
    許請求の範囲第1項記載のトナー製曲方法。
  4. (4)溶媒を除去して、芯物質上に殻物質を析出させる
    特許請求の範囲第1項記載のトナー製造方法。
  5. (5)溶媒の溶解特性を変化させ、芯物質上に殻物質を
    析出させる特許請求の範囲第1項記載のトナー製造方法
JP58178612A 1983-09-27 1983-09-27 マイクロカプセルトナー及びその製造方法 Granted JPS6069659A (ja)

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