JPS6067950A - 感光体 - Google Patents
感光体Info
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- JPS6067950A JPS6067950A JP17581883A JP17581883A JPS6067950A JP S6067950 A JPS6067950 A JP S6067950A JP 17581883 A JP17581883 A JP 17581883A JP 17581883 A JP17581883 A JP 17581883A JP S6067950 A JPS6067950 A JP S6067950A
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- JP
- Japan
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- layer
- oxygen
- gas
- carbon
- barrier layer
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は少なくともアモルファスシリコンを含む光導電
層を有する感光体に関する。
層を有する感光体に関する。
従来技術
ここ数年、グロー放電分解法やスパッタリング法によっ
て生成されるアモルファスシリコン(amorphou
s 5ilicon、以下a−8iと略す)の感光体へ
の応用が注目されてきている。また同様に長波長領域の
感度を1印上して半導体レーザによる作像ヲ可能とする
アモルファスシリコン−ゲルマニウム(以下a−8i:
Ge) の応用も注目されている。これはa−8i、
a−3i :Ge が従来のセレンやCdS感光体と比
して耐環境汚染性、耐熱性、摩耗性、光感度特性等にお
いて一段と優れているためである。
て生成されるアモルファスシリコン(amorphou
s 5ilicon、以下a−8iと略す)の感光体へ
の応用が注目されてきている。また同様に長波長領域の
感度を1印上して半導体レーザによる作像ヲ可能とする
アモルファスシリコン−ゲルマニウム(以下a−8i:
Ge) の応用も注目されている。これはa−8i、
a−3i :Ge が従来のセレンやCdS感光体と比
して耐環境汚染性、耐熱性、摩耗性、光感度特性等にお
いて一段と優れているためである。
しかしながら、a−8i、 a−5i :Ge は暗抵
抗が不充分に低くそのままでは電荷保持層を兼ねた光導
電層として使用できないという欠点がある。このため、
酸素や窒素を含有させてその暗抵抗を向上させることが
提案されているが、逆に光感度が低下するという欠点が
あり、その含有量も制限がある。
抗が不充分に低くそのままでは電荷保持層を兼ねた光導
電層として使用できないという欠点がある。このため、
酸素や窒素を含有させてその暗抵抗を向上させることが
提案されているが、逆に光感度が低下するという欠点が
あり、その含有量も制限がある。
このことより、例えば特開昭57−11551号公報に
示されるようにa−5i 光導電層上に多量の炭素を含
むa−8i 絶縁層を形成して電荷保持の向上を図るこ
とが考えられる。しかしなから、このような感光体にあ
っては炭素の含有量によってその電子写真特性がかなり
変動する。例えばa−5i 絶縁層における炭素含有量
がルミ的少量であるときは高抵抗化が図れないばかりか
光疲労が大きく高湿度の条件下では画像流れが生じる。
示されるようにa−5i 光導電層上に多量の炭素を含
むa−8i 絶縁層を形成して電荷保持の向上を図るこ
とが考えられる。しかしなから、このような感光体にあ
っては炭素の含有量によってその電子写真特性がかなり
変動する。例えばa−5i 絶縁層における炭素含有量
がルミ的少量であるときは高抵抗化が図れないばかりか
光疲労が大きく高湿度の条件下では画像流れが生じる。
一方、炭素含有量を大とすれば電荷保持率は向上し、ま
た透光性もある程度向上するが表面硬度が低下するとい
う欠点がある。更に高湿の条件下では膜欠陥による白斑
点が画像上に現われる。また長期使用後高湿条件下では
画像流れが生じ易くなる。
た透光性もある程度向上するが表面硬度が低下するとい
う欠点がある。更に高湿の条件下では膜欠陥による白斑
点が画像上に現われる。また長期使用後高湿条件下では
画像流れが生じ易くなる。
また、一方、a−3i 光導電層を導電性基板上に直接
形成した場合には画像上にピンホールや白斑点模様が発
生する。これは膜欠陥に起因する電荷担体のリークによ
るもので、導電性基板の表面状態、汚れ等により容易に
発生する。また基板側からの電荷注入により暗減衰が早
くなり電荷保持能が低下するという問題がある。
形成した場合には画像上にピンホールや白斑点模様が発
生する。これは膜欠陥に起因する電荷担体のリークによ
るもので、導電性基板の表面状態、汚れ等により容易に
発生する。また基板側からの電荷注入により暗減衰が早
くなり電荷保持能が低下するという問題がある。
発明の目的
本発明は以上の事実に鑑みて成されたもので、その目的
とするところは、光疲労がなく光感度特性、電荷保持特
性、表面硬度を含む電子写真特性全般に優れ、且つ基板
側からの電荷の注入を防止するとともに残留電位の上昇
並びに基板ノイズによる画像劣化もなく、高湿条件下乃
至は反復複写においても長期に渡り良好な画像を得るこ
とのできる感光体を提供することにある。
とするところは、光疲労がなく光感度特性、電荷保持特
性、表面硬度を含む電子写真特性全般に優れ、且つ基板
側からの電荷の注入を防止するとともに残留電位の上昇
並びに基板ノイズによる画像劣化もなく、高湿条件下乃
至は反復複写においても長期に渡り良好な画像を得るこ
とのできる感光体を提供することにある。
発明の要旨
本発明の要旨は、導電性基板上に少なくともアモルファ
スシリコン、酸素及び周期律表第JJL A族不純物乃
至はアモルファスシリコン、炭素及び酸素を含有してな
る障壁層と、少なくともアモルファスシリコンを含む光
導電層と、少なくともアモルファスシリコン、炭素、酸
素及びフッ素を含有してなる透光絶縁性オーバコート層
を順次積層してなる感光体にある。
スシリコン、酸素及び周期律表第JJL A族不純物乃
至はアモルファスシリコン、炭素及び酸素を含有してな
る障壁層と、少なくともアモルファスシリコンを含む光
導電層と、少なくともアモルファスシリコン、炭素、酸
素及びフッ素を含有してなる透光絶縁性オーバコート層
を順次積層してなる感光体にある。
以下、本発明につき詳細に説明する。
第1図は本発明に係る感光体の構成を示し、[11は導
電性基板で、その上に少なくともa−5i、酸素及び周
期律表第ui A族不純物あるいはa−5校炭素及び酸
素を含有してなる障壁層(2)と、少なくともa−3i
を含む光導電層(3)と、少なくともa−5i、炭素
酸素及びフッ素を含有してなる透光絶縁性のオーバーコ
ート層(4)を順次積層してなるものである。
電性基板で、その上に少なくともa−5i、酸素及び周
期律表第ui A族不純物あるいはa−5校炭素及び酸
素を含有してなる障壁層(2)と、少なくともa−3i
を含む光導電層(3)と、少なくともa−5i、炭素
酸素及びフッ素を含有してなる透光絶縁性のオーバーコ
ート層(4)を順次積層してなるものである。
該障壁層(2)は例えばグロー放電分解法によって約3
0A乃至2ミクロン、好適には50 乃至5000A最
適には100乃至2000Aの厚さに生成される。この
障壁層(2)は上記の通り、その−態様として少なくと
もa−5i、酸素並びに周期律表第1n A族不純物を
含有してなるもので、a−8ixOs−xまたは水素を
含むa−(5ix(h−x)yI−11−yに第1II
A族不純物を添加してなるものである。酸素の含有量
は約5乃至6゜atomic%で含有により障壁層の暗
抵抗をバしく向上して基板(1)からの電荷注入を有効
に防止する。
0A乃至2ミクロン、好適には50 乃至5000A最
適には100乃至2000Aの厚さに生成される。この
障壁層(2)は上記の通り、その−態様として少なくと
もa−5i、酸素並びに周期律表第1n A族不純物を
含有してなるもので、a−8ixOs−xまたは水素を
含むa−(5ix(h−x)yI−11−yに第1II
A族不純物を添加してなるものである。酸素の含有量
は約5乃至6゜atomic%で含有により障壁層の暗
抵抗をバしく向上して基板(1)からの電荷注入を有効
に防止する。
また基板(1)との被覆性とレベリング効果にも有効で
基板ノイズによる弊害も防止する。但し酸素のみの含有
では残留電位が上昇する。このため本発明では酸素に加
えて周期律表第111A族不純物、好ましくは硼素を約
2ooppm まで含有している。硼素の含有は光導電
層(3)で発生するチャージキャリアの基板(1)側へ
の移動を許容し残留電位の上昇を防止する。酸素含有量
を約5乃至60atomic%とするのは、5 ato
mic% 以下では障壁層の高抵抗化が図れず、また6
Q atomic%以上では硼素含有にかかわらず画像
カブリが生じ、また残留電位も上昇するためである。ま
た硼素含有量を2ooppm までとするのはそれ以上
では感光体の帯電能が急激に低下するためである。尚、
a−8iはa−8i:Ge でもよい。
基板ノイズによる弊害も防止する。但し酸素のみの含有
では残留電位が上昇する。このため本発明では酸素に加
えて周期律表第111A族不純物、好ましくは硼素を約
2ooppm まで含有している。硼素の含有は光導電
層(3)で発生するチャージキャリアの基板(1)側へ
の移動を許容し残留電位の上昇を防止する。酸素含有量
を約5乃至60atomic%とするのは、5 ato
mic% 以下では障壁層の高抵抗化が図れず、また6
Q atomic%以上では硼素含有にかかわらず画像
カブリが生じ、また残留電位も上昇するためである。ま
た硼素含有量を2ooppm までとするのはそれ以上
では感光体の帯電能が急激に低下するためである。尚、
a−8iはa−8i:Ge でもよい。
次に障壁層(2)として少なくともa−3i、炭素及び
酸素を含有した場合、つまりa−3ixC1−xに酸素
を含有した場合についても同様の効果が得られる。
酸素を含有した場合、つまりa−3ixC1−xに酸素
を含有した場合についても同様の効果が得られる。
この場合、炭素の含有量は約5乃至60atomic%
、酸素は微量から約10atomic%まで含有するこ
とができる。ここで炭素と酸素の含有は障壁層の暗抵抗
を著しく向上して基板(11からの電荷の注入を有効に
防止し、両者の含有はまた障壁層(2)の基板に対する
被覆性とレベリング効果に有効であるとともに、光導電
層(3)で発生するチャージキャリアの基板側への移動
を許容して残留電位の上昇を防止する。炭素含有量を約
5乃至5Q a、Lomic%とするのは、5 ato
mic% 以下では障壁層の高抵抗化が図れず基板から
の電荷注入を防止できず、また60 atomic%以
上では画像カブリが生じるためである。更に酸素の含有
量は1.□ atomic%以上となると残留電位が上
昇し画像カブリが発生する。障壁層(2)は更に望まし
くは周期律表第]1[A族不純物、特に好ましくは硼素
を約200 ppmまで含有してもよい。硼素の添加は
障壁層におけるチャージキャリアの移動をより容易とし
て残留電位の上昇防止により一層有効である。
、酸素は微量から約10atomic%まで含有するこ
とができる。ここで炭素と酸素の含有は障壁層の暗抵抗
を著しく向上して基板(11からの電荷の注入を有効に
防止し、両者の含有はまた障壁層(2)の基板に対する
被覆性とレベリング効果に有効であるとともに、光導電
層(3)で発生するチャージキャリアの基板側への移動
を許容して残留電位の上昇を防止する。炭素含有量を約
5乃至5Q a、Lomic%とするのは、5 ato
mic% 以下では障壁層の高抵抗化が図れず基板から
の電荷注入を防止できず、また60 atomic%以
上では画像カブリが生じるためである。更に酸素の含有
量は1.□ atomic%以上となると残留電位が上
昇し画像カブリが発生する。障壁層(2)は更に望まし
くは周期律表第]1[A族不純物、特に好ましくは硼素
を約200 ppmまで含有してもよい。硼素の添加は
障壁層におけるチャージキャリアの移動をより容易とし
て残留電位の上昇防止により一層有効である。
障壁a(2)上に形成されるa−5i を含む光導電層
(3)はやはり同様に例えばグロー放電分解法によって
5乃至100ミクロン、好ましくは10乃至60ミクロ
ンに生成される。−例として3iH4、S i 211
6 ガス等を82He、 Ar等をキャリアーガスとし
て用い減圧可能な反応室内に送り込み、高周波電力印加
の下にグロー放電を起こして基板上に水素を含むa−5
i 光導電層であってもよく、更にはGeH4ガスを並
行して送り込み形成したa−5i:Ge光導電層でもよ
い。もっともこのようにして得られる光導電層は暗抵抗
が不充分に低いので、暗抵抗の同上の目的のために周期
律表551u A族不純物(好ましくは硼素)、微量の
酸素、炭素、窒素等を含有させてもよい。
(3)はやはり同様に例えばグロー放電分解法によって
5乃至100ミクロン、好ましくは10乃至60ミクロ
ンに生成される。−例として3iH4、S i 211
6 ガス等を82He、 Ar等をキャリアーガスとし
て用い減圧可能な反応室内に送り込み、高周波電力印加
の下にグロー放電を起こして基板上に水素を含むa−5
i 光導電層であってもよく、更にはGeH4ガスを並
行して送り込み形成したa−5i:Ge光導電層でもよ
い。もっともこのようにして得られる光導電層は暗抵抗
が不充分に低いので、暗抵抗の同上の目的のために周期
律表551u A族不純物(好ましくは硼素)、微量の
酸素、炭素、窒素等を含有させてもよい。
光導電層(3)上に形成されるオーバコート層(4)は
やはり同様に例えばグロー放電分解法によって厚さ0.
01乃至3ミクロンに生成される。このオーバコート層
(4)はその抵抗値が光導電層(3)より高く、層全体
を通してその抵抗値が略一定であるか或いは光導電層(
3)との界面より厚さ方向に順次高くなるよう形成され
る。具体的に上記オーバコート層(4)は前述した通り
3−5! 乃至はa−5i:Geに炭素と酸素、史にフ
ッ素を含有してなり、これにより抵抗の向上はもとより
表面硬度、更には光感度特性と耐環境性、耐繰り返し使
用時の安定性を著しく向−1ニしている。即ち、a−5
i に炭素のみを含有しには適さないという欠点がある
。また炭素のみの含有では充分な高抵抗化が図れず高湿
条件の下で画像上に白斑点模様が発生し画像滲みが生じ
る。
やはり同様に例えばグロー放電分解法によって厚さ0.
01乃至3ミクロンに生成される。このオーバコート層
(4)はその抵抗値が光導電層(3)より高く、層全体
を通してその抵抗値が略一定であるか或いは光導電層(
3)との界面より厚さ方向に順次高くなるよう形成され
る。具体的に上記オーバコート層(4)は前述した通り
3−5! 乃至はa−5i:Geに炭素と酸素、史にフ
ッ素を含有してなり、これにより抵抗の向上はもとより
表面硬度、更には光感度特性と耐環境性、耐繰り返し使
用時の安定性を著しく向−1ニしている。即ち、a−5
i に炭素のみを含有しには適さないという欠点がある
。また炭素のみの含有では充分な高抵抗化が図れず高湿
条件の下で画像上に白斑点模様が発生し画像滲みが生じ
る。
本発明のオーバコート層(4)は炭素に加えて酸素、フ
ッ素を含有せしめることにより上記の問題点を解決した
ものである。酸素、フッ素の含有はオーバコート層(4
)の透光性を著しく改善し、現に実験によればa−3i
オーバコート層に炭素のみを約40a【omic%
含有するものと、40atomic%の炭素に加え約5
atomic%の酸素、約5 atomic%のフッ
素を含有するオーバコー)Mの感光体とては後者の方が
光感度が約1.8倍も高い。また表面硬度も低下はなく
むしろ向上となっている。更に高湿条件下、反復複写に
おいても画像流れや白斑点はなく長期に渡り良好な画像
を形成することができる。特にフッ素の添加はオーバー
コート層の高抵抗化、高透光性を図るとともに高温条件
下においては水分子の吸着をおさえる上で有効で層自体
に清水性を与える。
ッ素を含有せしめることにより上記の問題点を解決した
ものである。酸素、フッ素の含有はオーバコート層(4
)の透光性を著しく改善し、現に実験によればa−3i
オーバコート層に炭素のみを約40a【omic%
含有するものと、40atomic%の炭素に加え約5
atomic%の酸素、約5 atomic%のフッ
素を含有するオーバコー)Mの感光体とては後者の方が
光感度が約1.8倍も高い。また表面硬度も低下はなく
むしろ向上となっている。更に高湿条件下、反復複写に
おいても画像流れや白斑点はなく長期に渡り良好な画像
を形成することができる。特にフッ素の添加はオーバー
コート層の高抵抗化、高透光性を図るとともに高温条件
下においては水分子の吸着をおさえる上で有効で層自体
に清水性を与える。
オーバコート層(4)に含有される炭素、酸素、フッ素
の量はそれらが層全体に渡って略均−に含有される場合
と厚さ方向に勾配をもって含有される場合とで異なるが
、均一に含有するときにはa−8iに対し約5乃至60
atomic%の炭素と微量から約10 atomi
c%の酸素、微量から約10 atomic%のフッ素
であることが望ましい。炭素の含有量を最低でも5 a
tomic%、酸素、フッ素を微量(約0.01)at
omic%以上とするのはそれ以下ではオーバ?^ ト層の高抵抗化が図れず光疲労も大きく透光性も不充分
であるためで、また最大で約60 atomic%の炭
素と10 atomic%の酸素、フッ素とする春のは
それ以上では画像流れが生じるためである。更にフッ素
の場合10 atomic%以上であると膜質が悪くな
り欠陥の多い膜となり、高湿の条件下ではかえうて白斑
点の多い画像となる。一方、厚さ方向に勾配をもって含
有するときはオーバコート洒の厚さ方向に含有量が徐々
に増大するようにし、約1乃至60atomic%の炭
素と微量から最大的25atomic%の酸素、徴用か
ら最大的10a【omic%のフッ素を含有することが
できる。尚、炭素、酸素の含有量を一定としてフッ素含
有量を徐々に増大するようにしオーバコート層の表面近
傍て約10atomic%のフッ素が含有される構成か
好ましい。
の量はそれらが層全体に渡って略均−に含有される場合
と厚さ方向に勾配をもって含有される場合とで異なるが
、均一に含有するときにはa−8iに対し約5乃至60
atomic%の炭素と微量から約10 atomi
c%の酸素、微量から約10 atomic%のフッ素
であることが望ましい。炭素の含有量を最低でも5 a
tomic%、酸素、フッ素を微量(約0.01)at
omic%以上とするのはそれ以下ではオーバ?^ ト層の高抵抗化が図れず光疲労も大きく透光性も不充分
であるためで、また最大で約60 atomic%の炭
素と10 atomic%の酸素、フッ素とする春のは
それ以上では画像流れが生じるためである。更にフッ素
の場合10 atomic%以上であると膜質が悪くな
り欠陥の多い膜となり、高湿の条件下ではかえうて白斑
点の多い画像となる。一方、厚さ方向に勾配をもって含
有するときはオーバコート洒の厚さ方向に含有量が徐々
に増大するようにし、約1乃至60atomic%の炭
素と微量から最大的25atomic%の酸素、徴用か
ら最大的10a【omic%のフッ素を含有することが
できる。尚、炭素、酸素の含有量を一定としてフッ素含
有量を徐々に増大するようにしオーバコート層の表面近
傍て約10atomic%のフッ素が含有される構成か
好ましい。
以上において、各層の形成用の原料ガスとして有効に使
用されるのは、a−5i を含むときはSiとHとを構
成原子とする5il(4、Si出a 、5i3Ha、5
i4I(1o等のシラン類等水素化硅素ガス、炭素を含
有するときはCと11とを構成原子とする例えば炭素数
1?−5の飽和炭化水素、炭素数1〜5のエチレン系炭
化水素、炭素数2〜4のアセチレン系炭化水素等が挙げ
られる。具体的には飽和炭化水素としてメタン(CH4
)、エタン(CzHQ、プロパン(Cal−Ig)、n
−ブタ:/ (n −C41(10)、エチl/7系炭
化水素としてはエチレン(C,2l−14)、プロピレ
ン(C3116)、プラン(04Us)、アセチレン系
炭化水素としてはアセチレン(C2142)、メチルア
セチレン(CaB6)、ブチン(C4H6) 等が挙げ
られる。更に酸素系の原料ガスとしては、酸素(02人
オゾン(03人−酸化炭素(■X:酸化炭素(CO2)
、−酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)、−二酸
化窒素(N20)、三二酸化窒素(N203 )、四三
酸化窒素(N204 )、三二酸化窒素(N205)、
三酸化窒素(NOa)等を挙げることができる。またフ
ッ素の原料として■“IF、SiF4.5i2Fa、C
F4、F2 が使用できる。尚、水素硅素ガスに加え各
層にゲルマニウムを含有してもよいことは前述した通り
で、このときはGe114、Ge2t1G ガス等を併
用すればよい。
用されるのは、a−5i を含むときはSiとHとを構
成原子とする5il(4、Si出a 、5i3Ha、5
i4I(1o等のシラン類等水素化硅素ガス、炭素を含
有するときはCと11とを構成原子とする例えば炭素数
1?−5の飽和炭化水素、炭素数1〜5のエチレン系炭
化水素、炭素数2〜4のアセチレン系炭化水素等が挙げ
られる。具体的には飽和炭化水素としてメタン(CH4
)、エタン(CzHQ、プロパン(Cal−Ig)、n
−ブタ:/ (n −C41(10)、エチl/7系炭
化水素としてはエチレン(C,2l−14)、プロピレ
ン(C3116)、プラン(04Us)、アセチレン系
炭化水素としてはアセチレン(C2142)、メチルア
セチレン(CaB6)、ブチン(C4H6) 等が挙げ
られる。更に酸素系の原料ガスとしては、酸素(02人
オゾン(03人−酸化炭素(■X:酸化炭素(CO2)
、−酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)、−二酸
化窒素(N20)、三二酸化窒素(N203 )、四三
酸化窒素(N204 )、三二酸化窒素(N205)、
三酸化窒素(NOa)等を挙げることができる。またフ
ッ素の原料として■“IF、SiF4.5i2Fa、C
F4、F2 が使用できる。尚、水素硅素ガスに加え各
層にゲルマニウムを含有してもよいことは前述した通り
で、このときはGe114、Ge2t1G ガス等を併
用すればよい。
次に本発明に係る感光体を製造するための容量結合型グ
ロー放電分解装置について説明する。第2図において、
第1、第2、第3、第4、第5、る。ここで第1タンク
(5)の化ガスは5il(<ガスのキャリアーガスであ
る。但し化ガスに代ってAr、IoICを用いてもよい
。またBzH6ガスのキャリアーも水素である。尚各層
にゲルマニウムを含むときは別途GeH<ガスのタンク
を用意する。これら第1〜第6タンクのガスは第1、第
2、第3、第4、第5、第6調整弁(11)、(12)
、(13)、(14)、(15)、(16)を開放する
ことにより放出され、その流量がマスフローコントロー
ラ(17)、(18)、(19)、(20)、(21)
、(22)により規制され、第1乃至第4タンクと第6
タンク(5)、(6)、(7)、(8)、(IQ)から
のガスは第1主管(23)へと、また第5タンク(9)
からの酸素ガスは第2主管(2/l)へと送られる。尚
、(25)、(26)、(27)、(28)、(29)
、(30)、(31)、(32)は止め弁である。
ロー放電分解装置について説明する。第2図において、
第1、第2、第3、第4、第5、る。ここで第1タンク
(5)の化ガスは5il(<ガスのキャリアーガスであ
る。但し化ガスに代ってAr、IoICを用いてもよい
。またBzH6ガスのキャリアーも水素である。尚各層
にゲルマニウムを含むときは別途GeH<ガスのタンク
を用意する。これら第1〜第6タンクのガスは第1、第
2、第3、第4、第5、第6調整弁(11)、(12)
、(13)、(14)、(15)、(16)を開放する
ことにより放出され、その流量がマスフローコントロー
ラ(17)、(18)、(19)、(20)、(21)
、(22)により規制され、第1乃至第4タンクと第6
タンク(5)、(6)、(7)、(8)、(IQ)から
のガスは第1主管(23)へと、また第5タンク(9)
からの酸素ガスは第2主管(2/l)へと送られる。尚
、(25)、(26)、(27)、(28)、(29)
、(30)、(31)、(32)は止め弁である。
第1及び第2主管(23)、(24)を通じて流れるガ
スは反応室(33)において第3主管(34)で合流す
る。
スは反応室(33)において第3主管(34)で合流す
る。
反応室(33)内にはその表面に障壁層(2)が形成さ
れるアルミニウム、ステンレス、 NESA ガラスの
ような導電性基板(35)がモータ(36)により回転
可能であるターンテーブル(37)上に載置されており
、該基板(35)自体は電気的に接地されるとともに適
当な加熱手段により約100乃至400°ζ好ましくは
150乃至300℃の温度に均一加熱されている。(3
8)は導電性基板(35)を包囲する関係に設けられた
円筒状の電極板で高周波電源(39)に接続されるとと
もに、その内部は空洞に形成され外壁部に第3、第4主
管(34)、(40)が接続されている。また電極板(
38)の内壁面には図示しないガス放出孔が形成され第
3主管(34)より導入される生成ガスを導電性基板(
35)表面に噴出させる。噴出孔より放出されたガスは
分解される一方、やはり内壁面に形成したガス吸引孔よ
り吸引されて第4主管(36)を介して排出されるよう
になっている。尚、高周波電源(39)からは電極板(
38)に約0.05乃至1.5kilowarts の
高周波電力が印加されるようになっており、その周波数
は1乃至50 ’ME−Iz が適当である。更に反応
室(33)の内部は障壁層光導電層及びオーバコート層
形成時に高度の真空状態(放電圧:05乃至2.0To
rr)を必要とすることにより回転ポンプ(4J)と拡
散ポンプ(42)に連結されている。
れるアルミニウム、ステンレス、 NESA ガラスの
ような導電性基板(35)がモータ(36)により回転
可能であるターンテーブル(37)上に載置されており
、該基板(35)自体は電気的に接地されるとともに適
当な加熱手段により約100乃至400°ζ好ましくは
150乃至300℃の温度に均一加熱されている。(3
8)は導電性基板(35)を包囲する関係に設けられた
円筒状の電極板で高周波電源(39)に接続されるとと
もに、その内部は空洞に形成され外壁部に第3、第4主
管(34)、(40)が接続されている。また電極板(
38)の内壁面には図示しないガス放出孔が形成され第
3主管(34)より導入される生成ガスを導電性基板(
35)表面に噴出させる。噴出孔より放出されたガスは
分解される一方、やはり内壁面に形成したガス吸引孔よ
り吸引されて第4主管(36)を介して排出されるよう
になっている。尚、高周波電源(39)からは電極板(
38)に約0.05乃至1.5kilowarts の
高周波電力が印加されるようになっており、その周波数
は1乃至50 ’ME−Iz が適当である。更に反応
室(33)の内部は障壁層光導電層及びオーバコート層
形成時に高度の真空状態(放電圧:05乃至2.0To
rr)を必要とすることにより回転ポンプ(4J)と拡
散ポンプ(42)に連結されている。
以上の構成の容量結合型身゛ロー放電分解装置において
、まずa−3i、酸素及び硼素を含有する障壁層(2)
を導電性基板(35)上に形成するに際しては第1、第
2、第3、第5調整弁、(11)、(12)、(13)
、(15)を開放して適当な流量比で第1.第2タンク
(5)、(6)より1−12.5i1(4ガスを、第3
タンク(7)よりB2H6ガス、第5タンク(9)より
02ガスを放出する。尚、炭素を更に含有するときは第
4タンク(8)よりC2H4ガスを放出する。放出量は
マスフローコントローラ(17)、(18)、(19)
、(20)、(21)により規制され、Hz をキャリ
アーガスとする5il14ガス、B 21−1 aガス
乃至はC2H4ガスが混合されたガスが第1主管(23
)を介して、またそれとともに5iH4に対し一定のモ
ル比にある酸素ガスが第2主管(24)を介して送られ
、反応室内部の第3主管(34)で合流し電極板(38
)内に送られる。そしてガス放出孔からガスか均一放出
されることに加えて、反応室(25)内部が05乃至2
.0Torr 程度の真空状態、基板温度が100,7
’1至400℃、電極板(38)への高周波電力が0.
05乃至1、5 kilowatts、また周波数が1
乃至50M+11.に設定されていることに相俟ってグ
ロー放電が起こり、ガスが分解して基板上に少なくとも
a−5i、硼素、酸素乃至は炭素を含有した障壁層(2
)が形成される。
、まずa−3i、酸素及び硼素を含有する障壁層(2)
を導電性基板(35)上に形成するに際しては第1、第
2、第3、第5調整弁、(11)、(12)、(13)
、(15)を開放して適当な流量比で第1.第2タンク
(5)、(6)より1−12.5i1(4ガスを、第3
タンク(7)よりB2H6ガス、第5タンク(9)より
02ガスを放出する。尚、炭素を更に含有するときは第
4タンク(8)よりC2H4ガスを放出する。放出量は
マスフローコントローラ(17)、(18)、(19)
、(20)、(21)により規制され、Hz をキャリ
アーガスとする5il14ガス、B 21−1 aガス
乃至はC2H4ガスが混合されたガスが第1主管(23
)を介して、またそれとともに5iH4に対し一定のモ
ル比にある酸素ガスが第2主管(24)を介して送られ
、反応室内部の第3主管(34)で合流し電極板(38
)内に送られる。そしてガス放出孔からガスか均一放出
されることに加えて、反応室(25)内部が05乃至2
.0Torr 程度の真空状態、基板温度が100,7
’1至400℃、電極板(38)への高周波電力が0.
05乃至1、5 kilowatts、また周波数が1
乃至50M+11.に設定されていることに相俟ってグ
ロー放電が起こり、ガスが分解して基板上に少なくとも
a−5i、硼素、酸素乃至は炭素を含有した障壁層(2
)が形成される。
所望の膜厚の障壁層(2)が形成されると、連続しであ
るいは一旦グロー放電を中断した後、光導電層(3)を
形成する。これは第1乃至第3タンク(5)、+6)、
+71及び第5タンク(9)よりガスを放出すること
により行われ、硼素と微量の酸素を含有した水素化a−
5i 光導電層(3)が形成される一続いてa−5i
を含む光導電層(3)上にオーツくコート層(4)を形
成する。これは第1と第2タンクおよび第4乃至16タ
ンク(5)、(6)、(8)、(9)、(10)よりガ
スを放出することにより行われる力(、第4、第5、第
6タンク(8)、(9)、(10)からCま前述の含有
量となるよう02H4と02、SiF4 ガスを放出す
る。このと゛き、オーバコート層にその厚さ方向均一を
こ一定の抵抗を持たせるとき、つまり含有量を等しくす
るときは各ガスの放出量を一定に保った状態とすればよ
い。また厚さ方向に抵抗を順次高くなるように形成する
ときは、SiF’4、四に必要によりcztbと02ガ
スの放出量を次第に増加させる。
るいは一旦グロー放電を中断した後、光導電層(3)を
形成する。これは第1乃至第3タンク(5)、+6)、
+71及び第5タンク(9)よりガスを放出すること
により行われ、硼素と微量の酸素を含有した水素化a−
5i 光導電層(3)が形成される一続いてa−5i
を含む光導電層(3)上にオーツくコート層(4)を形
成する。これは第1と第2タンクおよび第4乃至16タ
ンク(5)、(6)、(8)、(9)、(10)よりガ
スを放出することにより行われる力(、第4、第5、第
6タンク(8)、(9)、(10)からCま前述の含有
量となるよう02H4と02、SiF4 ガスを放出す
る。このと゛き、オーバコート層にその厚さ方向均一を
こ一定の抵抗を持たせるとき、つまり含有量を等しくす
るときは各ガスの放出量を一定に保った状態とすればよ
い。また厚さ方向に抵抗を順次高くなるように形成する
ときは、SiF’4、四に必要によりcztbと02ガ
スの放出量を次第に増加させる。
11嘔ユ
第2図に示すグロー放電分解装@にお(Aで、まず回転
ポンプ(41)を、それに続(Aで拡散ポンプ(42)
を作動させ反応室(33)の内部を10−’Torr
程度の高真空にした後、第1乃至第3及び第5調整弁(
11)(12)、(13)、(15)を開放し、第1タ
ンク(5)よりHz ガス、第2タンク(6)より11
2 で3億1こ希釈されたcrux at −x 何c
Q h ソh 191上IQH2テ2110 ppm
に希釈されたB2H6ガス、更に第5タンク(9)より
02ガスを出力圧ゲージ1〃の下でマスフローコントロ
ーラ(17)、(18)、(19)、(2’l)内へ流
入させた。そして各マスフローコントローラの目盛を調
整して、112の流量を3B3sccrr(5iI−1
4を150 sccm、 B21−夏6を225 sc
cm。
ポンプ(41)を、それに続(Aで拡散ポンプ(42)
を作動させ反応室(33)の内部を10−’Torr
程度の高真空にした後、第1乃至第3及び第5調整弁(
11)(12)、(13)、(15)を開放し、第1タ
ンク(5)よりHz ガス、第2タンク(6)より11
2 で3億1こ希釈されたcrux at −x 何c
Q h ソh 191上IQH2テ2110 ppm
に希釈されたB2H6ガス、更に第5タンク(9)より
02ガスを出力圧ゲージ1〃の下でマスフローコントロ
ーラ(17)、(18)、(19)、(2’l)内へ流
入させた。そして各マスフローコントローラの目盛を調
整して、112の流量を3B3sccrr(5iI−1
4を150 sccm、 B21−夏6を225 sc
cm。
02を45 sccm となるように設定して反応室(
33)内へ流入させた。夫々の流量が安定した後に、反
応室(33)の内圧が1.QTorrとなるように調整
した。一方、導電性基板(31)としては直径12伽真
のアルミニウムドラムを用い200℃に予じめ加熱して
おき、各ガスの流量が安定し内圧が安定した状態で高周
波電源(39)を投入し電極板(38)に30g wa
ttsの電力(周波数13.56 ME(z)を印加し
てグロー放電を発生させた。このグロー放電を3分間持
続して行い、導電性基板(35)上に水素a−5i、2
001’PI11の硼素、約25 atomic%の酸
素を含有してなる厚さOl ミクロンの障壁層(2)を
形成した。この後、高周波電源(39)からの電力印加
を一旦停止するとともに各マスフローコントローラの流
量を0設定にし反応室(29)内を十分脱気した。次に
第1乃至第3及び第5調整弁(11)、(12)、(1
3)、(15)を開放し夫々のタンクよりB2.5iI
−14、B2116.02ガスをマスフローコントロー
ラ(17)、(18)、(19)、(21)内へ流入さ
せた。そして各マスフローコントローラの目盛を調整し
てB217)流量を274 sccm、 S iH+を
300 sccm、 B21−16を25 secm。
33)内へ流入させた。夫々の流量が安定した後に、反
応室(33)の内圧が1.QTorrとなるように調整
した。一方、導電性基板(31)としては直径12伽真
のアルミニウムドラムを用い200℃に予じめ加熱して
おき、各ガスの流量が安定し内圧が安定した状態で高周
波電源(39)を投入し電極板(38)に30g wa
ttsの電力(周波数13.56 ME(z)を印加し
てグロー放電を発生させた。このグロー放電を3分間持
続して行い、導電性基板(35)上に水素a−5i、2
001’PI11の硼素、約25 atomic%の酸
素を含有してなる厚さOl ミクロンの障壁層(2)を
形成した。この後、高周波電源(39)からの電力印加
を一旦停止するとともに各マスフローコントローラの流
量を0設定にし反応室(29)内を十分脱気した。次に
第1乃至第3及び第5調整弁(11)、(12)、(1
3)、(15)を開放し夫々のタンクよりB2.5iI
−14、B2116.02ガスをマスフローコントロー
ラ(17)、(18)、(19)、(21)内へ流入さ
せた。そして各マスフローコントローラの目盛を調整し
てB217)流量を274 sccm、 S iH+を
300 sccm、 B21−16を25 secm。
02を1 secm となるように設定して反応室内へ
流入させた。そして電極板(38)に3QQ WaLL
Sの高周波電力を印加してグロー放電を発生させた。こ
のグロー放電を約7時間持続して行い、障壁層(2)上
紐いて第1タンク(5)より1−12ガスを49Q S
CCm、第2タンク(6)より1−12で30%に希釈
された5iI(4ガスを15Q 5CC1n、第4タン
ク(8)よりCzH4ガスを45secm、更に第5タ
ンク(9)より02ガスを1 secm反応室内部に流
入させ、内圧を1.0Torrに調整した下で高周波電
源(39)を投入して3QQ watlsの電力を印加
した。3分間放電を続けこの後第6タンク(10)より
SiF4 ガスを3分間で45 secmまで等しく変
化するようにマスフローコントローラ(22)の目盛を
あけF濃度に勾配をもった層を形成し455canにな
った抜用に′そのままの状態で3分間放電を続け、約0
1ミクロンのオーバコート層(4)を形成した。
流入させた。そして電極板(38)に3QQ WaLL
Sの高周波電力を印加してグロー放電を発生させた。こ
のグロー放電を約7時間持続して行い、障壁層(2)上
紐いて第1タンク(5)より1−12ガスを49Q S
CCm、第2タンク(6)より1−12で30%に希釈
された5iI(4ガスを15Q 5CC1n、第4タン
ク(8)よりCzH4ガスを45secm、更に第5タ
ンク(9)より02ガスを1 secm反応室内部に流
入させ、内圧を1.0Torrに調整した下で高周波電
源(39)を投入して3QQ watlsの電力を印加
した。3分間放電を続けこの後第6タンク(10)より
SiF4 ガスを3分間で45 secmまで等しく変
化するようにマスフローコントローラ(22)の目盛を
あけF濃度に勾配をもった層を形成し455canにな
った抜用に′そのままの状態で3分間放電を続け、約0
1ミクロンのオーバコート層(4)を形成した。
尚、このときの炭素含有量は約4Q atomic%、
フッ素は表面近傍で約5 atomic%である。
フッ素は表面近傍で約5 atomic%である。
こうして得られた感光体をミノルタカメラ(株)製粉像
転写型複写機Ep−520にセットしコピーしたところ
解像力に優れ、階調再現性のよい鮮明な高濃度の画像が
得られた。また20万枚の連続複写を行っても画像特性
の低下は認められず最後まで良好なコピーが得られた。
転写型複写機Ep−520にセットしコピーしたところ
解像力に優れ、階調再現性のよい鮮明な高濃度の画像が
得られた。また20万枚の連続複写を行っても画像特性
の低下は認められず最後まで良好なコピーが得られた。
更に30℃、80%という高温、高湿の条件での複写で
もその電子写真特性、画像特性は室温条件下と何ら変わ
ることはなかった。
もその電子写真特性、画像特性は室温条件下と何ら変わ
ることはなかった。
上記感光体を更に帯電し白色光2゜0 、/ux@sc
cの下で露光して残留電位を測定したところ、初期でO
V、20万枚複写後も数10Vであった。
cの下で露光して残留電位を測定したところ、初期でO
V、20万枚複写後も数10Vであった。
−実」11ヱ
実験例1と同一条件の下に、但し障壁層(2)形成時に
第1タンク(5)よりB2ガスをその流量が245sc
cm、第2タンク(6)より3it14 ガスを3QQ
SCCm。
第1タンク(5)よりB2ガスをその流量が245sc
cm、第2タンク(6)より3it14 ガスを3QQ
SCCm。
第4タンク(8)よりC2I−14ガスをg□ scc
m、第5タンク(9)より02ガスを10scctnと
なるよう反応室(29)内へ流入させ、グロー放電を起
こしa−3iに加え、炭素を約40ato+nic%、
酸素を5 atomic%含有する障壁層を形成した。
m、第5タンク(9)より02ガスを10scctnと
なるよう反応室(29)内へ流入させ、グロー放電を起
こしa−3iに加え、炭素を約40ato+nic%、
酸素を5 atomic%含有する障壁層を形成した。
次にこの障壁層上に実験例1と同一の光導電層とオーバ
コート層を形成した。
コート層を形成した。
こうして得られた感光体を上記Ep−520にセットし
20万枚の連続複写を行ったところ、画像カブリのない
優れた画像が最後まで得られた。また残留電位の上昇も
わずかであった。
20万枚の連続複写を行ったところ、画像カブリのない
優れた画像が最後まで得られた。また残留電位の上昇も
わずかであった。
ユ皇皇ユ
実験例2と同一条件の下lこ、但し障壁層形成時に史に
第3タンク(7)よりB2116 ガスをその流量が4
.5 S CC11lとなるよう流してa−5iに炭素
を40a t omi c%、酸素を約5 atomi
c%、硼素を200 pprn含有する障壁層を形成し
、その上に同じ光導電層とオーバコート層を形成した。
第3タンク(7)よりB2116 ガスをその流量が4
.5 S CC11lとなるよう流してa−5iに炭素
を40a t omi c%、酸素を約5 atomi
c%、硼素を200 pprn含有する障壁層を形成し
、その上に同じ光導電層とオーバコート層を形成した。
この感光体をEp−520にセットし20万枚の連続複
写を行ったところ、最後まで画像カブリのない良好な画
像が得られた。また残留電位もほとんど上昇が認められ
なかった。
写を行ったところ、最後まで画像カブリのない良好な画
像が得られた。また残留電位もほとんど上昇が認められ
なかった。
なお、以上の実験例では障壁層(2)からa−5i光導
電層(3)を形成する場合、またa−5i光導電層(3
)からオーバコート層(4)を形成する場合一度高周波
電力を停止し反応室(29)内を十分脱気した抜法の層
を形成する方法をとったが必ずしもこの方法にこだわる
ことなく連続的に膜を形成していってもよい。
電層(3)を形成する場合、またa−5i光導電層(3
)からオーバコート層(4)を形成する場合一度高周波
電力を停止し反応室(29)内を十分脱気した抜法の層
を形成する方法をとったが必ずしもこの方法にこだわる
ことなく連続的に膜を形成していってもよい。
比較例I
実験例1においてオーバコート層を形成する場合、特に
3iF4 ガス流量を9Q SCCmにしそれ以外は同
じ条件で感光体を作成しEp−520にセットして複写
したところコピー上に多くの白斑点が発生しまた連続複
写したところ数1000 枚目より画像カブリが認めら
れた。
3iF4 ガス流量を9Q SCCmにしそれ以外は同
じ条件で感光体を作成しEp−520にセットして複写
したところコピー上に多くの白斑点が発生しまた連続複
写したところ数1000 枚目より画像カブリが認めら
れた。
第1図は本発明に係る感光体の構成を示す図、第2図は
本発明の感光体を製造するための容量結金型グロー放電
分解装置の概略構成を示す図である。 (1)、(35)・・・導電性基板、(2)・・・障壁
層、(3)・・・光導電層、(4)・・・オーバコート
層、 (5)・・・t12ガスを含む第1タンク(6)・・・
5iH4ガスを含む第2タンク−(7)・・・B2l−
16ガスを含む$3タンク(8)・・・C2H4ガスを
含む第4タンク(9)・・・02ガスを含む第5タンク
(10)・・・SiF4 ガスを含む第6タンク(38
)・・・電極板、(39)・・・高周波電源用 願 人
ミノルタカメラ株式会社
本発明の感光体を製造するための容量結金型グロー放電
分解装置の概略構成を示す図である。 (1)、(35)・・・導電性基板、(2)・・・障壁
層、(3)・・・光導電層、(4)・・・オーバコート
層、 (5)・・・t12ガスを含む第1タンク(6)・・・
5iH4ガスを含む第2タンク−(7)・・・B2l−
16ガスを含む$3タンク(8)・・・C2H4ガスを
含む第4タンク(9)・・・02ガスを含む第5タンク
(10)・・・SiF4 ガスを含む第6タンク(38
)・・・電極板、(39)・・・高周波電源用 願 人
ミノルタカメラ株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)導電性基板上に少なくともアモルファス・シリコ
ン、酸素及び周期律表$ III A族不純物乃至はア
モルファス・シリコン、炭素及び酸素を含有してなる障
壁層と、少なくともアモルファス−シリコンを含む光導
電層と:少なくともアモルファス・シリコン、炭素、酸
素及びフッ素を含有してなる透光絶縁性オーバーコート
層を順次積層してなることを特徴とする感光体。 (2)前記障壁層の厚さは約30オングストローム乃至
2ミクロンで前記オーバーコート層の厚さは約0.01
乃至3ミクロンであることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の感光体 (3)前記障壁層は少なくともアモルファス・シリコン
、酸素及び周期律表第1[A族不純物を含むとき、酸素
は約5乃至6 oatomic%、不純物は約200
ppmまで含有されていることを特徴とする特許請求の
範囲第2項記載の感光体。 ′(4) 前記障壁層は少
なくともアモルファス・シリコン、炭素及び酸素を含む
とき、炭素は約5乃至601tomic%、酸素は約1
0 atomic%まで含有されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第2項記載の感光体。 (5) 前記オーバーコート層は約5乃至6 oat。 mic%の炭素と約10atomic%までの酸素及び
約囲第2項記載の感光体。 (6) 前記オーバーコート層に含有されるフッ素は厚
さ方向に含有量が増大するように含有されていることを
特徴とする特許請求の範囲第2項記載の感光体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17581883A JPS6067950A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 感光体 |
US06/648,737 US4659639A (en) | 1983-09-22 | 1984-09-10 | Photosensitive member with an amorphous silicon-containing insulating layer |
DE3433867A DE3433867C2 (de) | 1983-09-22 | 1984-09-14 | Elektrofotographisches Aufzeichnungsmaterial |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17581883A JPS6067950A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 感光体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6067950A true JPS6067950A (ja) | 1985-04-18 |
Family
ID=16002760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17581883A Pending JPS6067950A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 感光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6067950A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61289354A (ja) * | 1985-06-18 | 1986-12-19 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電子写真感光体の製造方法 |
JPH01239563A (ja) * | 1988-03-22 | 1989-09-25 | Kyocera Corp | 電子写真感光体 |
EP0531625A1 (en) | 1991-05-30 | 1993-03-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Light-receiving member |
-
1983
- 1983-09-22 JP JP17581883A patent/JPS6067950A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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