JPS606764A - ウオツシユコ−ト組成物 - Google Patents

ウオツシユコ−ト組成物

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JPS606764A
JPS606764A JP59115640A JP11564084A JPS606764A JP S606764 A JPS606764 A JP S606764A JP 59115640 A JP59115640 A JP 59115640A JP 11564084 A JP11564084 A JP 11564084A JP S606764 A JPS606764 A JP S606764A
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JP59115640A
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シイ・ダブリユ・エイ・ブロムレ−
ビイ・エイ・クツク
エヌ・エイ・カムベス
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    • C09D151/00Coating compositions based on graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D151/08Coating compositions based on graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Coating compositions based on derivatives of such polymers grafted on to macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09D133/04Homopolymers or copolymers of esters
    • C09D133/06Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
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    • C09D5/12Wash primers
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は錫メツキ軟鋼から製造されたツーピース缶(t
uo −piece can )、特に食料品の包装に
使用するツーピース缶上に外部保護被覆を形成させるの
に適当な塗料に関する。
ツーピース缶の製造においては、缶の円筒部と底部とを
、錫メツキ軟鋼からなる適当な抜板の引抜き(draw
ing)によシ単一部材(″シェル″と称される)とし
て製造し、蓋は第2の部品を構成する。この引抜き操作
を行う際に、錫メッキは、特にシェルの壁面において非
常に薄くなシ、局部的に破壊されることがあシ、その際
、軟鋼が小さい範囲で暴露され、この部分が潜在的な腐
蝕部位を構成する。従って引抜きを行った後、缶体に適
当な保護被覆を施すことが通常行われる。
引抜き操作を促進するために、使用する金属抜板とダイ
を通常、水分散させた油により滑性にしそしてこの潤滑
剤を缶の形成後、その外部表面に付着させたままにして
いる。後にこの表面に採機塗料を満足し得る状態で施す
ためには、上記潤滑剤を除去すべきである。この目的の
ために適当な洗浄操作が通常、行われている。
前記の保護被覆は゛ウオツシュコー) ” (”was
hcoat ” )と呼ばれている、かつ通常、樹脂固
形分が約10係の透明な水性塗料を缶に塗布し、それに
よって約2ミク四ンの厚さの被覆をシェルの外部に形成
させる。かかる塗料は水性でけあるが、通常、ブタノー
ルまたは2−ブトキシェタノールのごとき水混和性の有
機カップリング溶剤をある割合で含有している。この峙
剤は洗浄処理後に缶表面に残留している最後の痕跡の潤
滑剤の除去を促進するが、その後に被罹を焼付ける際に
蒸発して、水性塗料の使用に固有の、環境汚染防止の面
での利点を相殺する傾向を有する。
満足すべきウォッシュコートは缶シェルの外部表面に連
続的な一体化された被覆を形成するという要件の他に、
多くの他の要件を満足しなければならない。第1に、最
初の焼付操作後に得られる被覆が、缶の製造におけるシ
ェル上にフランジとビードを形成させるその棲の操、作
中に破損されることを防止するのに十分な可撓性を有す
るものでなければならない。第2に、被覆は食品缶詰の
製造の際の隣接する缶との接触による衝撃に耐えるのに
十分な硬さを有していなければならないが、一方、同時
に、缶が製造ラインを閉塞することを防止するのに十分
な6滑性”を有していなければならない。第3に被覆は
後に缶の内部に施されるべきラッカーのいずれとも相済
性でなければならない(その理由は若干のウォッシュコ
ートはこれを施す際に缶の内側に飛散するからである)
。第4に被覆は缶とその内部の食品とを殺菌するために
行われるオートクレーブ処理の条件に耐えるものでなけ
ればならない。第5に、被覆はオートクレーブ処理中に
遭遇する時間より長時間に亘って良好な耐湿性を示すも
のでなければならない。この最後の2つの観点において
、被覆は錆斑(rustspot)または点蝕(pit
ting )の増大により破損されないものであること
が必要であシ、また、白化(whitening )、
汚染(stainning )またはフロス(flos
s )の損失を生じないものであることが好ましい。
一部の缶製造業者はシェル洗浄工程中に予備処理操作を
導入しておシ、この予備処理を行うことによりウォッシ
ュコートを施すことによシ付与される腐蝕からの保護を
増大させている。この処理は例えばシェルをアルカリ−
クロム酸塩混合物で今般、本発明者らはツーピース缶に
対して特に適当な水性ウォッシュコートであって、上記
缶のための、前記の要求を満足する保護被覆を提供しか
つ同時にシェルの外部について防蝕゛°予備処理″を行
いそして好ましくない有機カップリング浴剤を含有して
いないにも拘わらず、シェル成形操作、から残留する最
後の痕跡の潤滑剤を除去するのに極めて効果的な水性ウ
ォッシュコートを開発した。
本発明虻よれば、水性分散媒と;下記のバインダー、す
なわち、 (A)上記水性分散媒中に立体的に安定化された分散体
とl〜て存在する、70〜98重量%の熱硬化性アクリ
ル系重合体およ゛び (B)2〜30重量%のエポキシ樹脂からなるバインダ
ー;とからなり、かつ更にバインダーの合計重量に基づ
いて0.1〜10重量%の燐酸またはクロム酸またはこ
れらのアンモニウム塩またはアミン塩を含有することを
特徴とする、錫メツキ軟鋼に被覆するのに適するウォッ
シュコート組成物が提供される。
本明細書において゛アクリル系重合体″という用語は、
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチル
メタクリレート、ラウリルメタクリレート、エチルアク
リレート、ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレート
、n−オクチルアクリレート、2−エチルへキシルアク
リレートおよびラウリルアクリレートのごときアクリル
#またはメタクリル酸のアルキルエステルの重合体、ま
たは上記単量体と、アクリル酸およびメタクリル酸およ
びそのニトリルおよびアミドのごとき他の単量体、スチ
レン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、塩化ビニルおよび
塩化ビニリデンのごときビニル系単量体との共重合体を
意味する。
アクリル系重合体は熱硬化性のものであることが必要で
あるので、この重合体は塗料を基体に施した後に焼付け
を行った際に架橋し得る基を含有していなければならな
い。かかる架橋は外部架橋剤によシ生起し得るが、この
場合にはアクリル系重合体はヒドロキシエチルアクリレ
ート、ヒドロキシエチルメタ−クリレートまたはヒドロ
キシプロピルメタクリレートのごときアクリル酸または
メタクリル酸のヒドロキシアルキルエステル、または、
アクリル酸またはメタクリル酸自体を共単量体として使
用することによシ誘導されるヒドロキシル基またはカル
ボキシル基を含有するであろう。
外部架橋機能は塗料中にすでに存在するエポキシ樹脂に
より、あるいは、メ′ラミンーホルムアルデヒド縮合物
のごとき添加された慣用の架橋剤により提供され得る。
別法として、架橋能力は、それ自体酸触媒の作用下で架
橋を生起し得る基を含有する共単量体を使用することに
よシ、アクリル系重合体自体に導入し得る;かかる単量
体の例はN−ブトキキシチルアクリルテミドである。触
媒効果は塗料中に存在する燐酸またはクロム酸(または
その誘導体)により提供され得るが、すでに述べたごと
く、共単量体としてアクリル酸またはメタクリル酸を使
用することによシ、重合体中にカルボキシル基を導入す
ることが好ましい。
これらの条件下において、特定の性質、例えば特定のガ
ラス転移温度(T2)を有するアクリル系重合体を製造
するために、使用すべき単量体は当業者に周知のM理に
従って選択し得る。好ましいアクリル系重合体はメチル
メタクリレート/ブチルアクリレート/N−ブトキシメ
チルアクリルアミド/メタクリル酸の比が56.1 /
 34.4 / 6.7 /2.8である単量体組成を
有する。
塗料の成分(A)として適当な立体的に(steri−
cally )安定化された水性重合体分散体は英国特
許出願第2039497A号明細書に記載される方法に
よシ好都合に製造し得る。この方法は本質的につぎのど
とき方法からなる;すなわち、単量体混合物の重合を後
記するごとき水性媒体中において、重合体Tfより少な
くとも10°C高い温度でかつ水性媒体中に立体的安定
化剤として下記のごときブロックまたはグランド共重合
体、すなわち、その分子中に水性媒体により溶媒和され
る一方の種類の重合体成分と水性媒体によシ溶媒和され
ず、形成された重合体粒子と係合し得る他方の種類の重
合体成分とを含有するブロックまたはクラフト共重合体
を存在させて、ラジカル重合により行うことからなる;
この際、重合混合物中の遊離単量体の濃度は、この遊離
単量体が常に分離層を形成しないような濃度に保持され
る。前記英国特許出願明細書に記載される方法によれば
重合させる単量体混合物の全縫は、得られる分散体が2
0%またはそれ以上の重合体を含有するような量である
このことは本発明の目的に対しては必須な要件でばない
が、操作を経済的に行うという理由から分散体の固形分
を適度に高くすることが好都合である。しかしながら、
以下に述べるごとく、かかる分散体は、通常、塗料の他
の成分と混合する際に、実質的な程度まで水で稀釈され
る。
上記重合法で使用される水性゛媒体は(a)少なくとも
60重量係の水と(b)70重量%以下の、水と混和性
の第2成分とからなる混合物である;第2成分の種類と
割合は、水性媒体が全体として単量体混合物を少なくと
も3重量%程度まで溶解し得るが、生成した重合体に対
して溶解性を示さないようなものである。′水性媒体″
という用語の使用は水が常に、単量体混合物を重合させ
る媒体の主成分であることを意味するものではない;し
75− t。
ながら、水性媒体が少なくとも分離している単量体相の
存在を排除する程度まで単量体混合物を溶解し得る限シ
、可能な限シ高割合の水力;使用される。実際には水が
、通常、水性媒体の30〜70重量%を構成するであろ
う。
水性媒体の、水混和性の第2成分として適当な物質は特
に低級アルコールである。好ましいアルコールはメタノ
ールであるが、エタノールも−n常に適している。
単量体混合物の重合温度は生成させるべき重合体のTf
よシ少なくとも20°C1より好ましくは少なくとも3
0”C高いことがより好ましい。
上記重合方法の詳細は、特に、生成する重合体粒子につ
いて必要な立体的安定イヒを行うために重合時に存在さ
せることが必要なブロックまたはグラフト共重合体につ
いての詳細も含めて、前記で引用した英国特許出願明細
書に貰己載されている。
安定化剤は、上記明細書に記載されるごとく、反応混合
物中にその重合開始前に、水性媒体により溶媒和される
重合体成分と、単量体混合物と共重合し得る不飽和性基
とを分子中に含有する“安定化剤プリカーザー″を導入
することにより、重合時にその場で形成させることが好
ましい。特に適当な安定化剤プリカーサ−は1000〜
40000分子量全4000ポリエチレングリコールま
たはそのモノアルキルエーテルのアクリル酸またはメタ
クリル酸エステルである。安定化剤プリカーサ−の使用
割合は、製造される分散体の重合体の重量に基づいて例
えば0.5〜20%、特に2〜10qbである。単量体
混合物の重合の際のプ1ノカーサーと小割合の単量体混
合物との一共重合により、前目己した特徴を有するブロ
ック′また灯グラフト共重合体が生成される。
重合が完了した後、得られた分散体を所望に応じ、真空
ストリッピング操作にかけ、水性媒体の第2成分として
使用したメタノールまたはエタノールを除去し、完全に
水性の連続相を残留させ得るが、本発明の目的に対して
はこの処理は必須ではなく、実際、後に行われる分散体
と塗料の他の成分との混合を促進するためにアルコール
を残留させることが有利であり得る(後記参照)。
本発明の目的に対してはアクリル系重合体のT2は臨界
的な要因ではない;この重合体に必要な要件は被覆形成
材料が基体に施された後において融合能力を有していな
ければならないということだけである。実際に、室温以
下のTりを有するアクリル系重合体も満足し得るもので
ある。
本発明の塗料の成分(B)として適当なエポキシ樹脂は
一般式: (式中、nは0〜120間の任意の値を有し得る)で表
わされる、未反応エポキシ基を有する個用のビスフェノ
−/I/ A−エピクロルヒドリン縮合物である。
好ましいエポキシ樹脂は″エビコービ′(Epi−ko
te ” ) 82 B (”Epikote”は登録
商標)であり、この樹脂は多くのアクリル系重合体と相
酊性でありかつ前記のごとくして調製した分散体の当初
のメタノール/水連続相に可溶性である。しかしながら
1゛エピコート”1001および°゛エピコート100
4も適当である。これらはnが約0.1.2および6.
7である前記の式に対応する平均組成を有する。
塗料のバインダー成分は80〜95重量饅のアクリル系
重合体と5〜20重量係のエポキシ樹脂を含有している
ことが好ましい。
塗料の第3の必須成分は前記したごとく、燐酸またはク
ロム酸またはそのアンモニウムまたけア。
ミン塩である。好ましい酸は燐酸(r(3po4)であ
る:実質的に中性の製品を希望する場合には、アンモニ
アまたはN、N−ジメチルアミノエタノールのごときア
ミンを添加することにより、最終被膜の性質に実質的な
影響を与えることなしに、燐酸を含有する塗料を6−9
の声とすることができる。燐酸に代るものとしてはクロ
ム酸(H2CrO4、す々わち、水中に溶解させた三酸
化クロム)も非常に適当なものである。H3PO4: 
CrF7−4H20の重量比が3:2の燐酸と三弗化ク
ロムとの組合せも興味のあるものである。酸成分はバイ
ンダーの全重量の肌5〜5%の量で使用することが好ま
しい。
塗料中に配合し得る他の物質としては表面活性剤、増粘
剤およびスリップ助剤(5lip atd )が挙げら
れる。適当な表面活性剤はジオクチルスルホコハク酸ナ
トリウムであシ約0.01〜0.5%の固形分(組成物
の全重量に基づいて)の濃度で使用される。適当な増粘
剤、好ましくは非イオン型のもの、としてけ°゛プリマ
ール (”Primal ” ) RM 8(“Pri
mal”は登録商標)およびグアーガムを挙げることが
でき、これらは約0.01〜01%(m放物の全重量に
基づいて〕の濃度で使用される。これらの物質の存在に
よル、塗料による基体の湿潤と被覆すべき表面全体に亘
っての破損のない被膜の形成が助長されるが、その使用
量はこれらの物質を使用する目的が達せられる限り最小
に保持すべきであり、さもない場合には最終被膜の耐湿
性が損われ得る。適当なスリップ助剤は炭化水素ワック
スの水性分散体であシ、その例としてはパランコグリッ
ド”(” Lanco G11dd ” )W (Ca
priconChemi cal s社製品、”Lan
co G11dd ”は登録商標)が挙げられる。
本発明の塗料を調製するにあたっては、アクリル系重合
体を別に調製しついでこれとエポキシ樹脂および他の成
分とを混合し得る。しかしながら、本発明者らは重合混
合物中にエポキシ樹脂をアクリル系単量体と共に、特に
その最後の部分を装入する際に、添加することにより、
エポキシ樹脂をアクリル系重合体分散体の調製時に導入
することが有利であることを認めた二本発明者らはエポ
キシ樹脂を単にそのまま添加するだけで満足すべき結果
を得られるが、エポキシ樹脂を最初、アクリル系単量体
と共重合し得る誘導体、例えばこの樹脂とアクリル酸ま
たはメタクリル酸との反応生成物に転化することにより
、良好な結果が得られることを認めた。エポキシ樹脂を
そのまま導入した場合でもエポキシ樹脂とアクリル系重
合体との間である種の化学結合が得られるが、本発明は
かかる結合が生起したことが示される場合だけに限定さ
れると理解すべきではない。エポキシ樹脂を十分に予備
形成されたアクリル系重合体分散体に添加する場合には
、非相溶性の問題を排除するために、エポキシ樹脂の選
択に注意する必要がある。
本発明の塗料は任意の適当な方法によシ錫メッキ軟鋼基
体に施し得るが、缶の被覆については流し7塗(cur
tain coating )または浸漬が好ましい。
適洛な保護は1.[l〜2.0ミクロン(’ttm)と
いう低い乾燥被膜の厚さにおいて得られるが、この厚さ
は330 cm2の外部表面積を有する標準寸法の缶に
ついて35〜70〜の被膜重量に相当する。
かかる塗布工程を行った後に、基体と被覆とをアクリル
系重合体の架橋を行わせるのに十分な温度でかつこれに
必要な時間、焼付ける。基体がツーピース缶である場合
には、好ましい方法においては完全に架橋させることな
しに被膜を乾燥させるために、外部被覆シェルに約1.
5分の間、最初の焼付けを行って最高缶温度を約2 D
 O”Cにする;こ九が終了した後、シェルの内部に任
意の所定のラッカーを塗布しついでシェルを約2.5分
間、約200’Cの最高金属温度で焼付け、内部ラッカ
ーを硬化させかつ外部被覆の架橋を完了させる。
本発明の塗料は、すでに述べたごとく錫メツキ軟鋼の引
抜きにより形成された物品上の錫メッキは引抜き操作の
際に損傷を受けるという点から、上記の物品に適用する
のに特に適している。しかしながら本発明の塗料を上記
材料から製造された任意の物品に有利に使用することが
できる。
本発明の実施例を以下に示す。実施例中の部およびチは
重量によるものである。
実施例゛1 撹拌機、温度計、不活性ガス導入管および還送蒸留物に
成分を供給する装置を有する還流コンデンサーを備えた
5tフラスコに、つぎの成分を装入した、: 原料A 蒸留水 1017.5部 エタノール 817.5 # ポリエチレングリコールのモノメチルエーテルのメタク
リル酸エステル;分子[2000(27%エタノール溶
液) 180.511この原料を還流温度(81°C)
tで加熱しついで下記の成分を添加した: 原料B メチルメタクリレート 76.5部 ブチルアクリレ−) 48.1# アゾジイソブチロニトリル 2.51130分間還流を
行い、その間に°゛種”(”5eed”)重合体分散体
を形成させた。ついで還送蒸留物中につぎの混合物を滴
下した: 原料C メチルメタクリレート 599.2部 ブチルアクリレート ”)59.4 #N−ブトキシメ
チルアクリルアミド (60%ブタノール溶液) 125.4 #メタクリル
酸 31.0部 メタクリル酸エステル溶液(原料Aで 使用したものと同じ) 148.1 〃アゾジイソブチ
ロニトリル 16.75#この原料の添加に3時間要し
た;添加終了後、前記と同様の方法に従って1時間かか
つて下記の混合物を添加した: 原料D メチルメタクリレート 55.2部 ブチルアクリレート 34.5 # N−ブトキシメチルアクリルアミド (6部%ブタノール溶液) 12.11メタクリル酸 
2.7511 パエビコート” 828 (Shell’Che’+’
n4ca1社製品)140.6# アゾジイソブチロニトリル 6.25#この最終原料の
添加が終了してから60分後に、2部のアゾジイソブチ
ロニトリル(還送蒸留物約10部中でスラリー化したも
の)を添加した。還流温度に更に30分保持した後、更
に2部のアゾジイソブチロニトリルを同様の方法で添加
した。
最後に、還流温度[30分以上保持しついで大気圧下で
蒸留することによシ、存在するエタノールを重合混合物
から除去した。かくして、メチルメタクリレート/ブチ
ルアクリレ−)/N−ブトキシメチルアクリルアミド/
メタクリル酸/°”エピコート”828の重量比が50
.5/31/6/2.5./’10である分散相を含有
する安定々分散体が得られた。
このラテックス1d50.4%の固形分と1.2ボイズ
の高剪断粘度(high 5hear viscosi
ty )と0.47ミクロンの平均粒子径CCoult
er Electronics社製、゛′ナノサイザー
” (”Nanosizer ”装置で抑1定5” N
anosizer ”は登録閤標である〕とを有してい
た。
分散相のアクリル重合体成分1−j、20°CのTy(
計算値)を有していた。
Il、ウォッシュコート組成物の調製 成分A つぎの成分を混合した。
エポキシ樹脂変性アクリル系重合体分散体〔上記(I)
で調製したもの〕 23部脱イオン水 50部 10%燐酸溶液 (ジメチルアミンエタノールで中和) 2.?カルナバ
ワックス水性分散体 0.2511成分B 下記の成分を混合した: グアーゴム(0,4%浴液) 1部 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム (10fJ溶液) 1.5u 脱イオン水 22.111 ついで成分Bを撹拌下、成分AVC添加して、均一な組
成物を調製した。かく得られたウォッシュコートは約1
2重量係の固形分を含有していた。
缶製造ラインにおける製造条件下においては、ウォッシ
ュコートは通常、二重または三重流し塗工程により缶に
塗布する;ウォッシュコート組成物のカーテン(cur
tain)は連続的に補充されているトラフからのオー
バーフローにより形成させる。
実験室試験については限られた量の組成物しか得られな
いときには刷毛塗によシ錫メッキ試料に塗布し得るが、
本発明者らは実験室用法ビン(washbottle)
から、ドレン用の適当な受け器上に支持された、金属格
子の反対側の位置に置かれた缶に塗料を施すことにより
、工場生産における塗布に十分、類似させ得ることを認
めた。缶の底部に残留する過剰のウォッシュコートはフ
ィッシュティ〜 ルノズルから供給される空気流によシ
容易に除去することができ、缶のリム上に残留する過剰
の塗料はリムを浅い皿の水に浸漬することによシ除去し
得る。この方法では缶1個当シ約100 mlのウォッ
シュコートを使用するが、この量は製造ラインで使用さ
れる量に概略、相当する。
前記工程(1)で調製した組成物を上記した方法によシ
ラーピース缶に施しついで缶を2006Cの加熱炉温度
で4分間焼付けた。得られた被粉け15 p、s、iの
圧力下で121’C,1時間のオートクレーブ条件に耐
え、著しいブラッシング、白化および破損(break
down )を生じなかった。42−48″C1相対湿
度100%の湿潤キャビネット中に72時間放置した場
合に、腐蝕防止性がすぐれていることが認められた。
実施例2 単量体の割合が若干異ること以外は実施例1のIに述べ
たものと同様の方法を行って、メチルメタクリレート/
ブチルアクリレ−)/N−ブトキシメチルアクリルアミ
ド/メタクリル酸/゛エピコート”8280重量比が4
2.2 / 39.3 / 6 / 2.5/10であ
る分散相を含有する分散体を得た。この分散体は39.
2%の固形分と0.5ポイズの高剪断粘度とo、26ミ
クロンの平均0粒子径(Mナノサイザー″で測定)を有
していた。分散相のアクリル重合体成分は10°CのT
yC計算値)を有していたO 下記の成分を混合した: エポキシ樹脂変性アクリル分散体 (上記(1)で調製したもの) 25.5部三弗化クロ
ム/燐酸浴液(子記参照)2.0部脱イオン水 72.
5 〃 上記で使用した三弗化クロb /燐酸溶液は、つぎの組
成を有する: 三弗化クロム CrF3・4)(205−0部燐 酸 
(81%溶液)9.261? 脱イオン水 85.74 # 上記混合成分を食品用ツーピース缶から切取った錫メツ
キストリップ【刷毛で塗布しついで被覆ストリップを2
00°Cで4分間焼付けた。得られた被Nは、被覆スト
リップを42〜488C,100チ相対湿度の湿潤キャ
ビネット中に72時間放置した場合、すぐれた腐蝕保護
性を示した。
実施例3 (IL)撹拌機、還流コンデンサーおよび温度計を備え
た2を反応容器につぎの原料を装入した:観エピコート
”1001 (Shell Chemica1社製品) 430部第
6プチルカテコール 0.1部 メチルインブチルケトン 700 # ジメチルベンジルアミン 6.2譚 この原料を電熱マントルによp81’cに加熱しかつ“
エピコート”樹脂の全部が溶解するまで加熱した。つい
で96〜98’Cの温度に保持しながらメタクリル酸(
38部)を2時間に亘ってゆっくり添加した。添加終了
後、上記と同一の温度で更に8時間加熱した。
固形分86.2重i%の、メタクリル酸−”エピコート
N樹脂4−J加物の浴液が得られた。滴定により、使用
したメタクリル酸の94.7%が反応しておシ、付加物
の生成は90.6%完了していることが認められた。
(b) 撹拌機、温度計、不活性ガス導入管および還送
蒸留物に成分を供給する装置へ゛を有する還流コンデン
サーを備えた2tフラスコに、つぎの成分を装入した: 原料A 蒸留水 315 Wli メタノール 500 +4i1 ポリエチレングリコールのモノメチルエーテルのメタク
リル酸エステル;分子量2000(100%固形物)1
9゜5# この原料を58”Cに加熱しついで下記の成分を添加し
た: 原料B メチルメタクリレ−) 30.7ン4(+ブチルアクリ
レー) 19.3 TT アゾジイソブチロニトリル 1.01部温度を還流温度
(72°C)K上昇させかつこの温度に30分間保持し
、その間に’ 棟” (” 5eed ” )重合体分
散体を形成させた。ついで還送蒸留物中につぎの混合物
を滴下した: 原料C メチルメタクリレート 224.6部 ブチルアクリレート 139.9 ’ N−ブトキシメチルアクリルアミド (60係ブタノール溶液) 49.7 #メタクリル酸
 12.4 # メタクリル酸エステル溶液 (原料Aで使用したものと同じ) 16.0部アゾジイ
ソブチロニトリル 6.7# この原料の添加に3時間要した;添加終了後、前記と同
様の方法に従って1時間かかつて下記の混合物を添加し
た: 原料D メチルメタクリレート 27部 ブチルアクリレート 16.8 # N−ブトキシメチルアクリルアミド (60チブタノール醍液) 5.3 #メタクリルc1
11・6“ ”エピコート”樹脂浴液(前記(a)で調製) 46.
2tlアゾジイソブチロニトリル 1.31160分間
還流を行った後、0.8部のアゾジイソブチロニトリル
(還流蒸留物約10部中でスラリー化したもの)を添加
した。更に30分後に0.8部のアゾジイソブチロニト
リルを同様に添加した。
最後に更に60分間還流させた後、存在するメタノール
、を溜去した。かくして分散相が50.2/31.3/
6/2.5/10のメチルメタクリレート/ブチルアク
リレート/N−ブトキシメタクリルアミド/メタクリル
酸/”エピコート”−メタクリル酸付加物の重量比を有
する安定な水性分散体を得た。
この分散体Fi46.8%の固形分と1.4ボイズの高
剪断粘度を有していた。平均粒子径は0.26ミクロン
であった(゛ナノサイザー″で測定)。分散相のアクリ
ル重合体成分のT1は2’0’C’(計算値)であった
■、ウォッシュコート組成物の調製と適用エポキシ樹脂
変性アクリル分散体 (上記(1)で調製したもの) 25.5部三弗化クロ
ム/燐酸溶液 (実施例2のIと同一のもの) 2.0 u脱イオン水
 77.5 # 上記成分を混合して得られたウオツシュコ−1・を実施
例2で述べた方法により錫メツキストリップに被覆した
。湿潤キャビネット中で72時間試験した場合、被覆は
透明のままであシ、極めて僅かに錆斑が認められたにす
ぎなかった。
実施例4 ■1分散体の分散相の、メチルメタクリレート/ブチル
アクリレート/スチレン/N−ブトキシメチルアクリル
アミド/メタクリル酸/“エピコート″−メタクリル酸
付加物の重量組成が50.9/23.6/7/6/2.
’5/inとなるような別の単量体混合物を使用したこ
と以外、実施例6の工と同〒の方法を繰返した。分散体
は46.1%の固形分と1.6ポイズの高剪断粘度と0
.29ミクロンの平均粒子径(6ナノサイザー″で測定
)を有していた。
分散相のアクリル重合体成分は36°Cの’ry(計算
値)を有していた。
H1上記工で調製した分散体の等重量を使用したこと以
外、実施例3の■で述べ次と同一の方法によりウォッシ
ュコートを調製した。
実施例3におけるものと同一の試験を行った場合、同様
の結果が得られた〇 実施例 5 下記の成分を混合してウォッシュコートを調製した。
エポキシ樹脂変性アクリル分散体 (実施例1の工で調製したもの) 25.38部脱イオ
ン水 74.32 N 燐酸 (10チ溶液) 0.30 # 混合物のpHI/′i2.92であり、固形分は10チ
であった。この塗料を実施例2の方法に従って錫メツキ
ストリップに被覆し、試験した場合、この塗料は良好な
耐湿性を有するかつ非常に小さい錆を極めて僅かしか生
せしめない被覆を形成した。
実施例6 下記の成分を混合して成分Aを調製した:エポキシ樹脂
変性アクリル分散体 (実施例1の工で調製) 23.8部 脱イオン水 50.0 ff 5チクロム酸溶液ニジメチルアミノ エタノールで中和 4.0# 更に下記の成分を混合して成分Bを調製したニジオクチ
ルスルホコハク酸ナトリウム (10%溶液)1,5部 脱イオン水 19.511 グアーゴム (0,2%溶液)2.0部ついで成分Bを
撹拌下、成分Aに添加した。得られたウォッシュコート
を実施例1の■で述べた方法に従って錫メッキ缶に塗布
した。得られた被恍はすぐれた耐オートクレーブ性と耐
湿性を示したO 実施例 7 下記の成分を混合して成分Aを調製した:エポキシ樹脂
変性アクリル分散体 (実施例1の1で調製) 20.9部 脱イオン水 50・0# 10%燐酸溶液 4.0〃 炭化水素ワックス分散体 (″ランコグリッド”W) 1.0 #下記の成分を混
合して成分Bを詞製し7’(ニジオクチルスルホコハク
酸ナトリウム (10%溶液) 0.25部 “1シリマール”RM8(0,2%溶液) 0.251
脱イオン水 25.6 N ついで成分Bを撹拌下、成分Aに添加しグこ。得られた
ウォッシュコートを実施例1の1[で述べた方法に従っ
て錫メッキ缶に塗布した。得られた被覆は良好な耐湿性
を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 水性分散媒と;下記のバインダー、すなわち、 (A)上記水性分散媒中に立体的に安定化された分散体
    として存在する、70〜980〜98重量%性アクリル
    系重合体および (B)2〜30重量%のエポキシ樹脂からなるバインダ
    ー;とからなシ、かつ更にバインダーの合計重量に基づ
    いて0.1〜10重量%の燐酸またはクロム酸またはこ
    れらのアンモニウム塩またはアミン塩を含有することを
    特徴とする、錫メツキ軟鋼に被覆するのに適するウォッ
    シュコート組成物。 2、アクリル系重合体が、メチルメタクリレート/ブチ
    ルアクリレート/N−ブトキシメチルアクリルアミド/
    メタクリル酸の重量比が56.1/34.4 / 6.
    7 / 2.8である単量体組成を有する、特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。 五 アクリル系重合体を下記の方法によシ分散体として
    製造する;すなわち、単量体を(a)少なくとも30重
    量%の水と(b)70重量%以下の、水混和性の第2成
    分とからなる混合物であってかつ全体として少なくとも
    3重量%程度まで単量体を溶解し得るが、生成した重合
    体に対しては非溶剤である水性媒体中でフリーラジカル
    重合させ;その、際、重合反応を、重合体のT2より少
    なくとも10°C高い温度でかつ水性媒体中に立体的安
    定化剤としてつぎのどときブ日ツクまたはグラフト共重
    合体、すなわち、水性媒体により溶媒和される一方の種
    類の重合体成分と、水性媒体により溶媒和されず、生成
    した重合体粒子と係合する他方の種類の重合体成分とを
    分子′中に含有するブロックまたはグラフト共重合体を
    存在させ、そして重合混合物中の遊離単量体の濃度を常
    にこの遊離単量体が分離相を形成しないような濃度に保
    持して行う方法により製造する、特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の組成物。 4、水性媒体中の、水混和性の第2成分がメタノールま
    たはエタノールである、特許請求の範囲第3項記載の組
    成物。 5、重合温度が、生成するアクリル系重合体の’rtよ
    シ少なくとも20″C高い温度である、特許請求の範囲
    第3項または第4項記載の組成物。 6 立体的安定化剤を、、1000〜4000の分子量
    を有する、ポリエチレングリコール−またはそのモノア
    ルキルエーテルのアクリル酸またはメタクリル酸エステ
    ルであるプリカーサ−から重合時、その場で生成させる
    、特許請求の範囲第6項−第5項のいずれかに記載の組
    成物。 Z 安定化剤プリカーサ−の量が分散体中の重合体の重
    量の0.5〜20重量%である、特許請求の範囲第6項
    記載の組成物。 8、 エポキシ樹脂成分(B)が・下記の一般式:(式
    中、nll″tO〜12である)で示されるビスフェノ
    ールA−エピクロルヒドリン縮金物である、特許請求の
    範囲第1項〜第7項のいずれかに記載の組成物。 9 バインダーが80〜95重i%のアクリル系重合体
    (A)と5〜20重量%のエポキシ樹脂(B)とからな
    る、特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれかに記載の
    組成物。 10、酸成分をバインダーの全重量に基づいて0.5〜
    5重量%の量で存在させる、特許請求の範囲第1項〜第
    9項のいずれかに記載の組成物。 11、エポキシ樹脂を、分散重合体(A)の調製時に、
    重合させる単量体に添加する、特許請求の範囲第3項〜
    第7項のいずhかに記載の組成物。
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