JPS6067381A

JPS6067381A - 自動昇降機

Info

Publication number: JPS6067381A
Application number: JP17412783A
Authority: JP
Inventors: 吉村　静次
Original assignee: Ube Industries Ltd
Current assignee: Ube Corp
Priority date: 1983-09-22
Filing date: 1983-09-22
Publication date: 1985-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、自動昇降機に係り、さらに詳しくは、従来に
おいて梯子を用いて昇降していた場所に、梯子の代りに
設置して、昇降の手段として用いることができるように
構成された自動昇降機に関するものである。

従来においては、化学工場などにおいて、塔を保守９点
検する場合、梯子を登って踊場ににかっていた。しかし
、梯子を用いてのＡ降は、手間がかかるうえに、危険が
伴うという欠点があった。

本発明は、上記のような従来の欠点を除去するためにな
されたもので、梯子を用いずに踊場への昇降ができ、ま
た、着脱自由で持ち運びに便利なよう構成された自動昇
降機を提供することを］」的としている。

以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を１；Ｔ細に
説明する。

第１図〜第５図に示すものは、本発明の一実施例を説明
するもので、図において、符号ｌで示すものは塔であり
、この塔１にはそれに沿って人が自由に昇降できるよう
に梯子枠２が数句けられている。また、符号３で示すも
のはゴンドラであり、このゴンドラ３は左右の］二下に
２個ずつ数句けられたガイドローラ４によって、」二下
方向に可動自在に梯子枠２に支持されている。また、符
壮３ａで示すものは、パネルであり、これは蝶番３ｂに
よってゴンドラ３に開閉自在に取付けられており、この
パネル３を開閉することにより、人がゴンドラ３に乗り
降りすることができるようになっている。

以下、ゴンドラ３の塔１および梯子枠２への支持機構に
ついて説明する。

第２図（ａ）、（ｂ）は、ガイドローラ４付近の図およ
び一部拡大図であるが、図において、符号５で示すもの
はＴ字状の枠体であり、この枠体５はその屈折部に設け
た支点６によって回転自在なようにゴンドラ３に取付け
られている。また、この枠体５の一端部の軸５ａには１
個のガイドローラ４ａが回転自在なように取付けられて
いる。枠体５の他端部には、それぞれピン穴７ａ。

７ｂが設けられており、第２図において、ピン穴７ａの
位置に相当するゴンドラ３の部分には、ピン穴７ａまた
は７ｂとともピンを差込めるピン穴が設けられている。

ゴンドラ３をセットする場合には、まず、枠体５を回動
させて、ピン穴７ｂを、第２図におけるピン穴７ａの位
置に移動させて、その位置でセットし、ゴンドラ３を第
２図において左右に動かしても、ガイドローラ４ａが梯
子枠２に当らないようにしておき、ゴンドラ３を図示し
た位置に置いた後、枠体５やガイドローラ４ａを図示し
た位置まで回動させ、ピン穴７ａにピンを通して枠体５
をゴンドラ３に固定する。その結果、あらかじめゴンド
ラ３に回転自在なように取付けられたガイドローラ４ｂ
と、枠体５の軸５ａ部にやはり回転自在なように取付け
られたガイドローラ４ａとが梯子枠２を両側から押え付
け、結果として、ゴンドラ３は梯５子枠２、従って、塔
１に取付けられる。また、ゴンドラ３を梯子枠２から外
す場合には、以前ピン穴７ａがあった場所にピン穴７ｂ
を持って行き、その状態で枠体５をゴンドラ３に固定す
る。その結果、カイトローラ４ａは梯子枠２から外れ、
ゴンドラ３は梯子枠２に支持されなくなり、塔ｌから取
外される状態となる。なお、ガイドローラ４ａ、４ｂは
回転抵抗を小さくするために、軸５ａと接する部分には
ベアリング８を使用し、また、その外面には、梯子枠２
とのなじみを良くするために、ゴム９を取付けている。

次に、ゴンドラ３の駆動機構について説明する。

第３図（ａ）、（ｂ）に示すものは、ゴンドラ３の駆動
部分の詳細図である。第３図（ａ）において、符号１０
で示すものは、ゴンドラ３の一部に設置されたバッテリ
であり、このバッテリ１０はブレーキ付ギャードモータ
１１に接続されていて、これを駆動する。ギャードモー
タ１１の回転は、軸１２およびウオーム１３を介してウ
オーム歯車１４に伝えられ、これを回転させる。ウオー
ム歯車１４の回転運動は軸１５およびそれに取付けられ
たスプロケッＩ・１６を通して、ローラチェン１７に伝
えられ、その結果、ローラチェン１７か回転する。ロー
ラチェン１７は、ゴンドラ３の両側において、第１図に
示すように、上下方向に設けられている。ローラチェン
１７には、その所々に、梯子枠２の踏棒１９のピッチに
合わせて、一定間隔で押え金物１８が増刊けられている
ので、キャードモータ１１の回転に従って、第１図に示
すように、押え金物１８はゴントう３の側面に沿って上
下に運動する。第１図、第２図（ａ）、（ｂ）および第
３図（ａ）に示すように、梯子枠２の間には、踏棒１９
が増刊けられており、押え金物１８はギャードモータ１
１の回転、従って、ローラチェン１７の回転と共に、こ
の踏棒１９を下方に押え（＝ＪけながらローラチェンＪ
７を動かすので、ゴンドラ３は」二昇して行く。

下降する場合には、モータを逆転すれば良い。また、第
４図に示すものは、押え金物１８部の拡大図である。こ
の図において、符号２ｏで示すものは、押え金物１８の
回りに設けたゴムであり、これは押え金物１８と踏棒１
９とのなじみを良くするために、押え金物１８を取り囲
むようにして増刊けられたものである。

次に、安全装置について説明する。

第５図に示すものは、安全装置６の拡大１Δであり、こ
れはゴンドラ３の上部にセットされる。図において、符
号２１で示すものはピン、符号２６で示すものはピン２
１を上昇、下降させるためのソレノイド装置であり、ゴ
ンドラ３が上昇する場合には、このピン２１を下降させ
て、軸２２に設けた穴２２ａ内に押込んでセツトシ、軸
２２を第５図に図示した位置に固定する。この場合、軸
２２は、ゴンドラ３の一部において、梯子枠２の方向に
開口して設けた水平な穴３ａの中に摺動自在に設けられ
ており、軸２２の後方には軸２２に梯子枠２方向への移
動習性を与えるばね２５が設けられている。ゴンドラ３
の一部にはブラケット２７が設けられており、ブラケッ
ト２７にはＬ字金具２４が軸２８を中心として回動自在
に設けられている。軸２２の前進限はストッパ２２ｂ。

３ｂによって規制される。また、軸２２の先端部は、Ｌ
字金具２４の垂直部２４ａ用のストツノ々部を形成して
いる。符号２３で示すものはコイルばねであり、これは
軸２８に巻かれていて、その両端がＬ字金具２４の垂直
部２４ａとブラケット２７の一部にそれぞれ連結されて
いる。

ゴンドラ３が上昇する間、Ｌ字金具２４の水平部２４ｂ
は踏棒１９の下面に順次当り、その都度、時計回り方向
に回動し、踏棒１９に当っていたＬ字金具２４の先端部
が下側を向き、Ｌ字金具２４の先端部が踏ｓ１９からは
ずれたら、Ｌ字金具２４は、また、第５図に示した状態
に戻る。そして、このような動作を繰返しながら上昇す
る。

万一、途中で駆動系が故障しゴンドラ３が止まった場合
でも、Ｌ字金具２４が踏棒１９に当り、その時は、ピン
２１の作用により軸２２がゴンドラ３に対して動かない
ようになっていて、Ｌ字金其２４は反時計回り方向に回
動しないので、ゴンドラ３は下降せずにその場に留まる
。

また、ゴンドラ３が下降する場合には、ソレノイド２６
の作用でピン２１を持ち上げて、軸２２の固定を外し、
ばね２５の力によって、軸２２が自由に左右に運動でき
るようにする。このため、コイルばね２３およびそれに
付随したＬ字金具２４は踏棒１９に当る度に反時計回り
方向に回動し、その水平部２４ｂが上に押し上げられ、
軸２２かばね２５に抗して穴３ａの奥へ押込まれる。そ
して、Ｌ字金具２４の水平部２４ｂの先端部が踏棒１９
からはずれたら、また、第５図に示した状態に戻る。こ
のようにして、ボンド゛う３力く下降するにつれて、踏
棒１９をＩＩＩＲ次μμきな力くら下降する。

また、もう１つの安全装置として、踊場の位置にゴンド
ラ３が止まった場合、踏棒１９←と第１図に示す安全フ
・ンク２９を掛けるようにして（Ｘる。

なお、第１図において符号３０で示すものｔ±夜間用照
明ライトであり、これｔ±／＜ツテリ１０Ｉこ才衷続さ
れて、夜間の作業を補助する役目を果たす。

また、第１図において符号３１で示すものｔｉ移動用コ
ロであり、これはピン１：゛う３を梯子枠２力１ら外し
て別の場所へ移動する際に移動力く容易番となるように
取付けられている。

木実雄側は以上のように構成されてｌ、Ｎるため、ゴン
ドラ３内に取付けられた駆動装置力く、軸１５を介して
外部に設けられたローラチェン１７を回＋１１＝させ、
ロークチ１フ１フに取付（すられた押え金物１８が梯子
枠２に取付けられた踏棒１９をｔ’１１え付けながら、
ピンドラ３が上昇、下降できると１７）う効果が得られ
る。

以上の説明から明らかなように、木発明番とよれば、従
来においては梯子を用いて踊場などに−１−り下すして
いた場所においても、本装置を設置することにより、梯
子を用いずに、手軽に踊場などへの昇降ができるという
効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するもので、第１図は梯子
枠に取付けた状態の側面図、第２１図（ａ）は取付は状
態を説明する横断平面図、第２゜図（ｂ）はローラ部の
一部拡大断面図、第３１Δ（ａ）は駆動機構を示す説明
図、第３図（ｂ）１士ウオームギヤ機構の側面図、第４
図はローラチェンの一部拡大側面図、第５図は安全装置
の説明１１である。１・・・塔、？・・・梯子枠、３・・・ゴンドラ、４・
・・力゛イドローラ、１１・・・ギャードモータ、１７
・・・ローラチェン、１８・・・押え金物、１９・・・
踏棒、２４・・・Ｌ字金具特許出願人　宇部興産株式会社第２図（ａ）　第２図（ｂ）第３図（ａ）　第３図（ｂ）第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

塔構造物の側面に沿って設けられた梯子枠に対してガイ
ドローラを介して着脱自在にかつ昇降自在に取付けられ
るゴンドラと、このゴンドラの側面に垂直方向に設けら
れた左右−組のローラチェンと、このローラチェンに梯
子枠の踏棒のピ・ンチに合わせて所定間隔で取付けられ
た押え金物と、前記ローラチェンを回転させる駆動装置
とを備え、前記押え金物をローラチェンの作動により梯
子枠の踏棒にあててゴンドラを昇降させうるように構成
したことを特徴とする自動昇降機。