JPS606688Y2 - 冷媒圧縮機の吸入弁装置 - Google Patents
冷媒圧縮機の吸入弁装置Info
- Publication number
- JPS606688Y2 JPS606688Y2 JP8231879U JP8231879U JPS606688Y2 JP S606688 Y2 JPS606688 Y2 JP S606688Y2 JP 8231879 U JP8231879 U JP 8231879U JP 8231879 U JP8231879 U JP 8231879U JP S606688 Y2 JPS606688 Y2 JP S606688Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction valve
- annular
- suction
- protruding
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、冷媒圧縮機の吸入弁装置の改良に関するも
のである。
のである。
以下、従来例を第１図および第２図により説明する。
図において、１はシリンダ２を構成するシリンダ壁、３
はシリンダ壁の上部に設けられた弁座板で、シリンダ２
内に開口する環状の吸入口４および吐出口５を有しであ
る。
はシリンダ壁の上部に設けられた弁座板で、シリンダ２
内に開口する環状の吸入口４および吐出口５を有しであ
る。
６は吐出口を開閉する吐出弁、７は吐出弁６の吐出弁抑
え、８は弁座板３とシリンダ壁１との間に設けられた吸
入弁で、シリンダ２内に位置して吸入口４を開閉させる
環状部８ａと、この環状部の外周の一部を左右にそれぞ
れ突出させてシリンダ壁１に位置する突出部８ｂと、こ
の突出部に形成された保合部８ｃとで構成されである。
え、８は弁座板３とシリンダ壁１との間に設けられた吸
入弁で、シリンダ２内に位置して吸入口４を開閉させる
環状部８ａと、この環状部の外周の一部を左右にそれぞ
れ突出させてシリンダ壁１に位置する突出部８ｂと、こ
の突出部に形成された保合部８ｃとで構成されである。
９は保合部８ｃと係合させてシリンダ壁１の上部に挿着
されたピンで、吸入弁８が吸入口４を開閉動作するとき
の移動を案内する。
されたピンで、吸入弁８が吸入口４を開閉動作するとき
の移動を案内する。
１０は突出部８ｂが位置する部分のシリンダ壁１に設け
られた支持部、１１はシリンダ２内に往復動するピスト
ンである。
られた支持部、１１はシリンダ２内に往復動するピスト
ンである。
以上の様な構成において、ピストン１１の下降に伴い、
吸入口４から冷媒ガスがシリンダ２内に吸入されるが、
吸入弁８の突出部８ｂはそれぞれが対向して設けられて
いるため、支持間距離が長くなる。
吸入口４から冷媒ガスがシリンダ２内に吸入されるが、
吸入弁８の突出部８ｂはそれぞれが対向して設けられて
いるため、支持間距離が長くなる。
従って、液冷媒または潤滑油が吸入された場合に、吸入
弁８に作用する応力が過大となり破損する欠点があった
。
弁８に作用する応力が過大となり破損する欠点があった
。
また、これを避けるための手段として、第３図に示す他
の従来例の様に、両突出部８ｂ、８ｂと直交する位置に
、さらに突出部８ｄを設けるようにしたものがある。
の従来例の様に、両突出部８ｂ、８ｂと直交する位置に
、さらに突出部８ｄを設けるようにしたものがある。
しかし、この突出部８ｄは両突出部８ｂ、８ｂの中央部
に位置するため吸入弁８のリフトが大きくなり、従って
この突出部８ｄを支持するためにシリンダ壁１に設けら
れる支持部１２は深さの大なるものが必要である。
に位置するため吸入弁８のリフトが大きくなり、従って
この突出部８ｄを支持するためにシリンダ壁１に設けら
れる支持部１２は深さの大なるものが必要である。
このために、クリアランスボリュームが増大して、冷凍
能力が低下する欠点があった。
能力が低下する欠点があった。
この考案は上記従来のものの欠点を除去しようとするも
のである。
のである。
以下、この考案の一実施例を第４図および第５図により
説明する。
説明する。
図において、１８は吸入弁で、外周が長円に形成され吸
入口４を開閉させる環状部１８ａと、この環状部の長円
の一部を長径方向にそれぞれ突出させてシリンダ壁１の
上部に位置する突出部１８ｂと、この突出部に形成され
た係合部１８ｃとて構成されである。
入口４を開閉させる環状部１８ａと、この環状部の長円
の一部を長径方向にそれぞれ突出させてシリンダ壁１の
上部に位置する突出部１８ｂと、この突出部に形成され
た係合部１８ｃとて構成されである。
そして、環状部１８ａの長円の長径はシリンダ２径より
も大に構成してあり、長円の一部はシリンダ壁１上に位
置させである。
も大に構成してあり、長円の一部はシリンダ壁１上に位
置させである。
１３はシリンダ壁１の上部に設けられ、吸入弁１８の環
状部１８ａがシリンダ壁土に位置する部分を支持して、
このたわみ量を規制するための吸入弁受けで、支持部１
０からシリンダ２中心線に向かう傾斜、即ち吸入弁１８
のたわみ量に合わせた傾斜を形成しである。
状部１８ａがシリンダ壁土に位置する部分を支持して、
このたわみ量を規制するための吸入弁受けで、支持部１
０からシリンダ２中心線に向かう傾斜、即ち吸入弁１８
のたわみ量に合わせた傾斜を形成しである。
なお、その他の部分については第４図は第１図と、第５
図は第２図と同じ符号を付けてあり説明は省略する。
図は第２図と同じ符号を付けてあり説明は省略する。
以上の様な構成において、吸入弁１８は冷媒ガス吸入時
、環状部１８ａは吸入弁受け１３により支持されるため
、支持間距離を問題にする必要がなくなり、吸入弁１８
のたわみ量を規制することができ、耐久性を増大させる
ことができる。
、環状部１８ａは吸入弁受け１３により支持されるため
、支持間距離を問題にする必要がなくなり、吸入弁１８
のたわみ量を規制することができ、耐久性を増大させる
ことができる。
従って、従来のものに比べて吸入弁１８は、その板厚を
薄く構成することができ、冷媒ガスに対する追従性も良
好となり効率を良くすることができる。
薄く構成することができ、冷媒ガスに対する追従性も良
好となり効率を良くすることができる。
また、吸入弁１８は冷媒ガス吸入時、突出部１８ｂ側の
たわみが少なくなり、支持部１０の深さを浅くすること
ができ、クリアランスボリュームの増大を抑制すること
ができる。
たわみが少なくなり、支持部１０の深さを浅くすること
ができ、クリアランスボリュームの増大を抑制すること
ができる。
なお、吸入弁受け１３の加工は円形刃具にて容易に行う
ことができる。
ことができる。
このように、この考案は環状部の外周が長円に形成され
た吸入弁と、シリンダ壁に設けられた環状部のたわみ量
を規制する吸入弁受けとを備えであるため、吸入弁の耐
久性を増大させることができる。
た吸入弁と、シリンダ壁に設けられた環状部のたわみ量
を規制する吸入弁受けとを備えであるため、吸入弁の耐
久性を増大させることができる。
第１図は従来の冷媒圧縮機の吸入弁装置を示す断面図、
第２図は第１図の■−■線断線断良薬３図は他の従来例
の第２図に相当する部分を示す断面図、第４図はこの考
案の一実施例を示す冷媒圧縮機の吸入弁装置の断面図、
第５図は第４図の■−Ｖ線断面図である。 図中、１はシリンダ壁、２はシリンダ、３は弁゛座板、
４は吸入口、８，１８は吸入弁、８ａ、１８ａは環状部
、８ｂ、１８ｂは突出部、８ｃ、１８ｃは係合部、９は
ピン、１３は吸入弁受けである。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
第２図は第１図の■−■線断線断良薬３図は他の従来例
の第２図に相当する部分を示す断面図、第４図はこの考
案の一実施例を示す冷媒圧縮機の吸入弁装置の断面図、
第５図は第４図の■−Ｖ線断面図である。 図中、１はシリンダ壁、２はシリンダ、３は弁゛座板、
４は吸入口、８，１８は吸入弁、８ａ、１８ａは環状部
、８ｂ、１８ｂは突出部、８ｃ、１８ｃは係合部、９は
ピン、１３は吸入弁受けである。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- シリンダ内に開口する環状の吸入口を有する弁座板、外
周が長円に形成され上記吸入口を開閉させる環状部と、
上記長円の長径方向に上記外周の一部を突出させて設け
られた突出部と、この突出部に形成された係合部とを有
する吸入弁、シリンダ壁の上部に設けられた上記環状部
の外周縁とほぼ同形に形成されてこれを支持して上記環
状部のたわみ量を規制する吸入弁受け、および上記保合
部と係合し上記吸入弁の移動を案内するピンを備えた冷
媒圧縮機の吸入弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8231879U JPS606688Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 冷媒圧縮機の吸入弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8231879U JPS606688Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 冷媒圧縮機の吸入弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55181070U JPS55181070U (ja) | 1980-12-26 |
| JPS606688Y2 true JPS606688Y2 (ja) | 1985-03-04 |
Family
ID=29315550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8231879U Expired JPS606688Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 冷媒圧縮機の吸入弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606688Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-13 JP JP8231879U patent/JPS606688Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55181070U (ja) | 1980-12-26 |
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