JPH055263Y2 - - Google Patents

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JPH055263Y2
JPH055263Y2 JP1990015778U JP1577890U JPH055263Y2 JP H055263 Y2 JPH055263 Y2 JP H055263Y2 JP 1990015778 U JP1990015778 U JP 1990015778U JP 1577890 U JP1577890 U JP 1577890U JP H055263 Y2 JPH055263 Y2 JP H055263Y2
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suction
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cylinder
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/10Adaptations or arrangements of distribution members
    • F04B39/1073Adaptations or arrangements of distribution members the members being reed valves
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7837Direct response valves [i.e., check valve type]
    • Y10T137/7879Resilient material valve
    • Y10T137/7887Center flexing strip

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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は吸込弁を改良した中、大型の空気圧縮
機に関する。
「従来の技術」 従来の空気圧縮機においては、実願平1−
31615号にみられるように、シリンダ1の上部に
パツキン2を介して弁座板3、シリンダヘツド
(図示せず)が設けられ、この弁座板3の下面に、
シリンダ1の直径線上に両端が取り付けられ、く
の字形の中央が湾曲させられた吸込弁板4が片持
ち梁状に取り付けられ、この吸込弁板4により3
つの吸込孔5が開閉可能とされていると共に、弁
座板3の上面に、長方形の吐出弁板6がその一端
を固定されて片持ち梁状(リード弁状)に取り付
けられ、この吐出弁板6により吐出孔7が開閉可
能とされたものが提案されている。このものにお
いては、吸込孔5の開孔時には、前記吸込弁板4
の湾曲部分に設けられた突起8がシリンダ側壁頂
面内端縁に形成された凹部9に係止され、吸込弁
板4が確実に作動するようになつている。
そして、吸込行程において、ピストン10が上
死点から下死点方向に移動すると、吸込弁が開
き、これに伴い外気がシリンダヘツドの吸込室を
経て吸込孔5よりシリンダ1内に吸い込まれ、ま
た圧縮行程において、ピストン10が下死点から
上死点方向へ移動すると、吸込弁が閉じシリンダ
1内の空気が所定の圧力に達すると、吐出弁が開
いて高圧の空気が吐出孔7を通りシリンダヘツド
の吐出室からこの吐出室に接続された配管を介し
て空気タンク(図示せず)へ送り出されるように
なつている。ピストン10の頭部には吸込弁板4
の干渉を避けるための切欠部10aが設けられて
いる。なお、11はピストンリング、12はシリ
ンダ室である。
この空気圧縮機においては、隙間容積が小さ
く、従つて再膨張が少なく、吸込ガス流路断面積
が大きいため吸込ガスの速度を遅くすることがで
きて流通抵抗が少なく、吸込弁の開き速度が低下
するため、吸込弁板4の着座速度を遅くすること
ができるため吸込弁板4の強度面で有利となり、
吸込弁板4の固有振動数を高くすることができる
ため、吸込弁の開閉の応答性を良くすることがで
きる、等の優れた特徴を有している。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、前記空気圧縮機においては、くの字
形の吸込弁板4の突起8が凹部9に当接すること
で吸込弁板4のリフト量を決めているため、突起
8の基部が損傷し易く、吸込弁板4のリフト時に
吸込弁板4に応力集中が生じるといという問題が
あつた。
また、吸込弁板4の取付部と突起8との間の部
分では特にリフトの規制がないため、吸込ガスに
により煽られて振動し、凹部9と突起8との間に
摩耗が生じ、これによつても突起8の基部が損傷
し易かつた。
また、吐出圧力が規定値に達したときに押し棒
により吸込弁を開放する方式のアンローグ機構を
用いる場合においても、前記同様吸込弁板4の取
付部と突起8との間の部分では特にリフトの規制
がないため、吸込ガスににより煽られて振動し、
凹部9と突起8との間に摩耗が生じ、これによつ
ても突起8の基部が損傷し易いという問題があつ
た。
本考案は、前記事情に鑑み、吸込弁の下面全体
を受ける吸込弁体受けを設けたもので、吸込弁体
のリフト時に吸込弁体に応力集中が生じるのを防
止し、かつ吸込弁体が振動することに起因して吸
込弁体が損傷するのを防止することができる空気
圧縮機を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案は、前記目的を達成させるために次のよ
うな構成としている。即ち、略く字状に湾曲され
た帯板状の吸込弁体の両端を、シリンダの投影空
間外に設けると共に、該吸込弁体の両端取付部側
以外の部分を前記シリンダの投影空間内に配置
し、前記吸込弁体の吸込行程変位時に前記吸込弁
体に重なり、該吸込弁体のリフト量を規制する剛
性を有する吸込弁体受けを設けている。
「作用」 前記構成によれば、吸込弁体のリフト時に吸込
弁体受けに吸込弁体が重なり、吸込弁体のリフト
時に吸込弁体に応力集中が生じるのを防止し、か
つ吸込弁体が振動してこの振動に起因して吸込弁
体に摩耗が生じることにより吸込弁体が損傷する
のを防止する。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。なお、本実施例において従来
例と同一名称部分には同一符号を付してその一部
の説明を省略する。
本実施例は中、大型の空気圧縮機を対象とした
ものである。弁座板21にはシリンダ室12のシ
リンダ1の内周面に沿つた部分の上方に位置させ
られかつシリンダ室12、シリンダヘツドの吸込
室(図示せず)に臨むように3個の吸込孔5が形
成されている。これら吸込孔5は長孔計状に形成
され相互に若干の間隔をおいて形成されている。
弁座板21の下面には、中間に湾曲部を有する帯
状の板材からなる吸込弁板(吸込弁体)23即ち
略く字形の吸込弁板23が実質的に撓み変形を行
なう部分をシリンダ1の投影空間内に位置させら
れ、即ち前記吸込弁板23がシリンダ室12に臨
むように設けられている。吸込弁板23の両端側
部は直線状とされている。吸込弁板23は各吸込
孔5の下方に位置させられており、吸込弁板23
の両端はシリンダ1の直径線上に位置させられシ
リンダ1の内壁面近傍上に位置する弁座板21の
下面に固定されている。そして各吸込孔5と吸込
弁板23とにより吸込弁が構成されている。
また、弁座板21の下面には、吸込弁板23の
下側に位置させられて剛性を有する吸込弁受板
(吸込弁体受)22がその両端を吸込弁板23の
両端に重ねられて吸込弁板23と共にボルトによ
り固定して取り付けられている。この吸込弁受板
22は、前記吸込弁板23と同形で吸込弁板23
よりやや幅の広い帯板の湾曲された中間部に、シ
リンダ側壁頂面に形成された凹部9に係止される
突起24が設けられている。
吸込弁受板22は吸込弁板23の真下に位置さ
せられており、吸込弁受板22の両端は、空気圧
縮機の吸込行程時において吸込弁板23が大きく
変位した時この吸込弁板23が吸込弁受板22に
重なり合うように、かつ突起24が吸込行程時に
限らず常に凹部9の底部に当接した状態となるよ
うに、シリンダ1の投影空間外シリンダ1の直径
線上に位置させられ弁座板21の下面に上述のよ
うに固定されている。吸込弁受板22及び吸込弁
板23の両端、これら両端の固定用ボルト及び両
端近傍部はシリンダ1の頂面内縁に形成された逃
がし凹部1a内に収容されている。吸込弁板23
の湾曲部外端のリフト量Hは弁座板21の下面か
ら吸込弁受板22当接するまで即ち吸込弁受板2
2に重なるまでの距離Hに規制されている。
吸込弁板23の湾曲部の外側縁(シリンダ1の
内壁面側吸込弁板縁)とシリンダ1の内壁面との
間の間隔は第1図に示す符号G距離とされ、この
G距離は吸込弁板23の前記リフト量H以上とさ
れている。
また、弁座板21には、4個の吐出孔7がシリ
ンダ室12及びシリンダヘツドの吐出室(図示せ
ず)に臨むように形成されている。これら吐出孔
7は、吸込弁受板22の突起24とシリンダ室1
2の横断面の中心を結ぶ直径線上の両側に位置さ
せられ、この直径線上に近接して設けられてい
る。これらの吐出孔7は、下側の吐出弁受板13
に重ねられ弁座板21上に一端が固定された吐出
弁板6によりそれぞれ開閉自在とされている。吐
出弁受板13は弁座板21に重ねられており、吐
出孔7の一部とされた孔を有している。そして吐
出孔7と吐出弁板6とにより吐出弁が構成されて
いる。
そして、空気圧縮機が作動し、吸込行程におい
て、ピストン10が下降し始めると、シリンダ室
12内が大気圧より低い圧力となるから、吸込弁
板23が下方へ変位し始めシリンダ1内に大気が
吸い込まれ、吸込弁受板22に吸込弁板23の全
面が当接して重なりそのリフト量を規制される。
この場合、吸込弁受板22が剛性を有するため、
吸込弁板23は吸込ガスにより煽られることはな
く、従つて吸込弁板22が振動することも防止さ
れ、振動に起因する吸込弁板23の摩耗を防ぎ、
吸込弁板23の損傷を防止する。
また、吸込弁板23のリフト時に吸込弁受板2
2に吸込弁板23全面が重なるので、吸込弁板2
3に応力集中が生じることはない。
なお、本実施例によれば、吸込弁板23の両端
が弁座板21に固定された固定梁特性と、吸込弁
板23の一端が固定され他端が自由端とされた片
持ち梁特性との合成特性となるため、また吸込弁
板23の両端側部が直線状であるため、小型空気
圧縮機に比べ特にシリンダ径が大きい中、大型空
気圧縮機に用いられら割合には、吸込弁板23の
剛性が高く、また、吸込弁板23をく字形とした
ので、シリンダ内壁に沿つて長孔状の複数の吸込
孔5を設けることができ、吸込空気の流路断面積
が大きく、従つて圧縮性能が高く、吸込弁板23
のリフト量も、特に大きくしたり、小さくして空
気吸込性能を犠牲にしたりする必要がないので、
作動上の追従性がよく、隙間容積を小さくするこ
とができ、中、大型の空気圧縮機に広く適用して
その性能を向上させることができる。
また、吐出圧力が規定値に達したときに押し棒
により吸込弁を開放する方式のアンローグ機構を
用いる場合においても、アンローダ時に吸込弁受
板22に吸込弁板23の全面が重なるので、吸込
ガスににより吸込弁板23が煽られて振動し、吸
込弁板23と押し棒との間に摩耗が生じて吸込弁
板23が損傷するようなこともない。
なお、前記実施例においては、吸込弁受板22
及び吸込弁板23の各両端をシリンダ1の投影空
間外のシリンダ直径線上に位置させて固定した
が、これに限られることなく、例えば第3図に示
すように、吸込弁受板22及び吸込弁板23の各
両端を、シリンダ1の投影空間外のシリンダ直径
線D上を越えてこの直径線Dの突起24と反対側
へ適宜寸法離間した位置に固定してもよい。
このようにすれば、吸込弁板23の全長を調節
することができるから、吸込弁板23の固有振動
数を所望の応答速度に合わせて設定でき、かつ吸
込弁板23の取付部間隔を縮小できるので、コン
パクト化を図ることができる。
「考案の効果」 本考案によれば、略く字状に湾曲された帯板状
の吸込弁体の両端を、シリンダの投影空間外に設
けると共に、該吸込弁体の両端取付部側以外の部
分を前記シリンダの投影空間内に配置し、前記吸
込弁体の吸込行程変位時に前記吸込弁体に重な
り、該吸込弁体のリフト量を規制する剛性を有す
る吸込弁体受けを設けたので、 吸込弁体のリフト時に剛性を有する吸込弁体受
けに吸込弁体が重なることにより吸込弁体に応力
集中が生じるのを防止し、かつ吸込弁体が振動す
るのを防いで振動に起因しての摩耗により吸込弁
体が損傷するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は第2図の−線に沿う横断平面
図、第2図は要部の縦断側面図、第3図は本考案
の他の実施例を示す第1図同様の横断平面図、第
4図及び第5図は従来の空気圧縮機の一例を示す
もので、第4図は第1図同様の横断平面図、第5
図は要部の縦断側面図である。 1……シリンダ、5……吸込孔、9……凹部、
10……ピストン、12……シリンダ室、21…
…弁座板、22……吸込弁受板(吸込弁体受)、
23……吸込弁板(吸込弁体)、24……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略く字状に湾曲された帯板状の吸込弁体の両端
    を、シリンダの投影空間外に設けると共に、該吸
    込弁体の両端取付部側以外の部分を前記シリンダ
    の投影空間内に配置し、前記吸込弁体の吸込行程
    変位時に前記吸込弁体に重なり、該吸込弁体のリ
    フト量を規制する剛性を有する吸込弁体受けを設
    けたことを特徴とする空気圧縮機。
JP1990015778U 1990-02-20 1990-02-20 Expired - Lifetime JPH055263Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990015778U JPH055263Y2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20
US07/658,094 US5173040A (en) 1990-02-20 1991-02-20 Air compressor

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JP1990015778U JPH055263Y2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20

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Publication Number Publication Date
JPH03108880U JPH03108880U (ja) 1991-11-08
JPH055263Y2 true JPH055263Y2 (ja) 1993-02-10

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ID=11898274

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JP1990015778U Expired - Lifetime JPH055263Y2 (ja) 1990-02-20 1990-02-20

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JP (1) JPH055263Y2 (ja)

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