JPS606481Y2 - 出入口用の庇 - Google Patents

出入口用の庇

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JPS606481Y2
JPS606481Y2 JP14852979U JP14852979U JPS606481Y2 JP S606481 Y2 JPS606481 Y2 JP S606481Y2 JP 14852979 U JP14852979 U JP 14852979U JP 14852979 U JP14852979 U JP 14852979U JP S606481 Y2 JPS606481 Y2 JP S606481Y2
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JP
Japan
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frame
eaves
wall
frames
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JP14852979U
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English (en)
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JPS5665005U (ja
Inventor
憲二 岩瀬
Original Assignee
株式会社日本アルミ
日本アルミ住宅建材工業株式会社
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Publication date
Application filed by 株式会社日本アルミ, 日本アルミ住宅建材工業株式会社 filed Critical 株式会社日本アルミ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建屋出入口、例えば玄関ポーチなどに使用する
に適した庇に関する。
従来の木製庇は現場加工工数が多く、高価につくので、
これに代えて規格化した金属製庇が具体化されつ)ある
が、その材質を鉄とするときは、安価ではあるが重量が
大きく、現場での作業が必ずしも容易ではない。
また腐食速度も大で補修等の維持費も少なくない。
本考案は上記観点から、現場での作業能率の向上、生産
コストや維持費の軽減、仕上り品の高級感等を充足させ
るべく、アルミニウム押出型材を使用するこ)としたも
ので、いまその実施の一例を示す添付図面につきこれを
説明する。
即ち第1図は本考案庇を用いた玄関ポーチ部分の正面図
、第2図はその上面図、第3図はその左側面図、第4図
はそのIV−IV断面図、第5図はその■−■断面図で
ある。
これら図から判るように本考案庇1は、いずれも上枠材
Bとの継合体であり、アルミニウムN押出型材製の前2
、後3、左側4および右側5の各枠材が方形に枠組され
、該枠組内において下前枠B2と下後枠B3との間に、
側枠4.5に平行させて支持材6を固装し、該材6aの
上面には角張った波板状ルーフデツキ7を、その稜線7
aの方向を左・右側枠に対して直交させて取付け、その
下面6cには、天井板8を当接させ、該材6と直交する
方向に押縁9によって張着して成るもので建屋出入口に
柱10で支承固装して使用せられる。
図中柱間にはパネルPを設け、人の出入口Qを残した場
合を図示したが、むろんこれは要件ではない。
本考案において、枠材をいずれも上A1下BのN型材製
継合体とした理由は、庇に対する顧客の好みは、その見
付巾を広くした豪華さにあるが、現行のA1押出型材製
造のダイス径は、通常8吋程度であり、一体ものとして
、例えば250m以上もの見付巾のものを製造しようと
すれば高価なものとならざるを得ないということのほか
、後述する支持部材6、ルーフデツキ7等の組込みを伴
う本考案庇の組立作業を容易化させるが為である。
これらの上枠材および下枠材なる2種の型材を、前・後
・左・右の四方枠すべてに共通なものとすることも不可
能ではないが、後枠3は建家出入口の上側において建家
壁Rに取付金具11を介して固装せられ外部に露出しな
いから、別形状のものとすることも可能である。
その意味で図に例示したものは、上枠材Aは口枠とも同
一ならしめ、後枠3の下枠材Bのみを別形状としたもの
である。
したがって、以下、第4図につき前枠2について述べれ
ば、そのま)左・右両側枠について述べたことになり、
後枠3については、その上枠A3は上前枠A2と同じで
あるから、その下部枠B3について述べるだけで全ての
枠が説明される。
上前枠A2は、その断面形状において見付壁を形成する
前壁A2aおよびその上端部から直角方向に折曲して土
壁A2b、それが下側へ向けて直角方向に折曲して後壁
A2c、その下端部が水平方向に折曲して上部枠取付片
A2dが形成され、また前壁A2aの内側には、下向き
の鉤状片A2eが派出している。
下前枠B2は、その断面形状において上記上梓前壁A2
aと連続した見付壁を形成する前壁B2a1その下端か
ら直角方向に曲して下壁B2b。
それが上側に向けて直角向に折曲して後壁B2C1その
上端部が水平方向に折曲して柱10の上端を支承する巾
をもつ下部枠取付片B2dが形成され、また前壁B2a
の上端部は内側に上向きに折曲して鉤状片B2eとなっ
ていて、上枠のA2上と下枠のB2eとが重合し、両者
を内側からビス13で螺着させ、これによって上前枠A
2と下前枠B2とは、継目が外観に現われない一体な継
合体2となっているのである。
なお、下前枠における既述した(B 2 a−B 2
b−B 2 c)なる折曲は、そこに上向きの排水用樋
溝14の形成を意味する。
また、該樋の上側において、前壁B2aから内側に向け
て支持材の支承片B2gが設けられている。
この様な形状が左4・右5枠においても同じであること
は既述の通りであるから、それら枠については符2を符
4ないし5に読みかえられたい。
上部枠A3は、上前枠A2と同じであるから、符2を3
に読みかえれば足る。
上部枠A3と継合体をなす下部枠は、見付壁に相当する
後壁B3a1その下端部で、下前枠B2bに対向して下
壁B3b、その内端が下前枠の後壁B2c相当分垂直に
立ち上って前壁B3cとなり、その上端が水平に折曲し
て後壁と結合して下枠取付片B3dとなっている。
後壁B3aの上端は内側に上向きの鉤状片B3eが派出
されていて、これが上部枠の鉤状片A3eと重合し、ネ
ジ13により上部枠A3と下部枠B3とは一体な継合体
である後枠3となっている。
なお、さきに下壁B3bとのみ述べたが、この壁には庇
取付用金具11の取付用スリット15が長手方向に設け
られている。
また、後壁B3aの内側には前枠における支承片B2g
に対向して支承片B3gが設けられている。
上述したような上枠材Aと下枠材Bとの関係において、
第4図に示した通り、上部枠材の取付片A2dと下部枠
材の取付片B2dとの間隔1は後述するルーフデツキ7
の波高を含む厚さと、支持部材6の高さとの和と実質等
しい。
実質等しいというのは、組立の作業性をよくするために
上枠材取付片には下向きの凸条A2fが、また下枠付取
付片には、同じ目的ならびに天井板8の取付けを許容す
るための上向きの凸条B2fが存在しているが、厳密に
間隔1というのはそれら両凸余端間隔というほどの意味
である。
換言すれば、間隔1は取付片A2f先端と支承片B2g
との間隔である。
この間隔関係は、後枠3におけるA3dとB3dとの関
係にいてもむろん同じである。
支持材6は、第5図に示したように、その断面形状にお
いて上壁6a、左側壁6b、下壁6c、右側壁6dと直
角に折曲し、両側壁間が中間壁6eで結合されたA1押
出型材製のホロー材であって上壁6aには長手方向のル
ーフデツキ固装に用いるフックボルト係合用の長手方向
のスリット16が設けられている。
この支持材6は側枠4(5に平行に複数本前・後枠間に
装架せられる。
その際、これら両枠の内側に対向して設けである支承片
B2g、B3gが支持材6の前後端を支承する役割を果
す。
ルーフデツキ7は、断面形状が角張った波状の鉄板であ
る。
その稜線方向を支持材6の装架方向と直交させて、該材
の上に載せ、中間部分にあっては、支持材のスリット1
6内に下端掬部17aを引っかけたフックボルト17の
先端をルーフデツキの上の稜線7a上に呼び出し、ナツ
ト17bで締めつけ固定する。
むろん端部にあっては、上の稜線7a部分を上枠材取付
片A2d、A3d。
A4d、A5dにリベット18で固定させる。
これら固定を下の稜線7bで行わないで上の稜線側で行
った理由は、下の稜線側は1つの排水溝でもあるので、
前記固定のための取付は個所が漏水原因となり易いが為
である。
また稜線の方向を支持材の方向と直交させた理由は、雨
水を左・右枠4.5側に導くが為である。
導かれた雨水は既述した排水溝14に集まり側枠の柱付
近に設けた図示しない排水孔を通り、排水鎖12を伝っ
て流下除去される。
つぎに天井板8は、支持材の下壁6cに張着せられるの
であるが、それには、天井板としては方形の合板積層カ
ラー鉄板を用い、それら辺の連接する箇所において、A
1押出型材製の押縁9を用い、図示のようにその辺縁を
、前記天井板の辺縁に跨がらせておいてネジ釘19で支
持材6に固着することによって行われる。
なお押縁本体9aから長手方向に設けた凸条9bのうち
、天井板の辺に重合する部分は、天井板の厚さだけ段差
mを設けることによって天井板の辺が挿嵌された状態に
取りつけられるのである。
押縁の方向はむろん支持材6と直交方向とする。
それは強度上も好ましいからである。
このようにして完結した庇は取付金具11を用いて建家
壁Rに固装せられる。
取付金具は、その下端がL字状に折曲し、下部枠の下壁
B3bを抱え上げ、該壁に設けであるスリット15との
間にボルト20を挿通しプレートナツトで固定する。
既述のようにスリット15は該下壁長手方向全長に亘っ
て溝として形成されているから、庇を建屋壁面に取付金
具11を介して取りつける際の位置決めは至って容易な
ものとなり、それがための工数増加を必要としない。
本考案庇の建屋壁面取付部分以外のパネルPとの係合関
係は第6図に例示される。
即ちハニカム構造物を内蔵し、金属縁材Paで框組みさ
れているパネルは、金属製枠材で枠組みされ、その上枠
pbが下女側枠の壁B4c、取付壁B4dに当接してビ
ス止めされる。
本考案庇は如上の通り、天井板を除き全て金属型製材で
あって、その部材数が最少限におさえられていて、組立
が容易であり、むろん耐久力、強度にもすぐれたものと
なっている。
又天井板が万一破損した場合に取替えも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案−実施例の庇を取付けた玄関ポーチ部分
の正面図、第2図はその上面図、第3図はその左側面図
、第4図は第2図IV−IV断面図、第5は第2図の■
−■断面図、第6図は第3図■−■断面図である。 Aは上枠材、Bは下枠材、Pはパネル、Qは出入口、1
は本考案庇、2は前枠、3は後枠、4は左側枠、5は右
側枠、6は支持材、7はルーフデツキ、8は天井板、9
は天井板押縁、10は柱、11は取付金具、12は排水
鎖、13はビス、14は排水用樋溝、15は取付用スリ
ット、16は固装用スリット、17はフックボルト、1
8はリベット19はネジ釘、20はボルトナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 方形に枠組した前2・後3・左側4・右側5の各枠
    材は、いずれも上枠材Aと下枠材Bとの継合体であって
    、該枠組内において、下前枠B2と下後枠B3との間に
    、側枠4,5に平行させて支持材6を固装し、該材の上
    壁6aには波板状ルーフデツキ7を、その稜線の方向を
    前記支持材と直交させて取りつけ、その下壁6Cには天
    井板8を当接させ、前記支持材6と直交する方向に押縁
    9により張着して成る出入口用の庇。 2 前枠2および左4・右5両側枠は上A・下B枠材と
    も同一のA1押出型材製である実用新案登録請求の範囲
    1記載の庇。 3 前および左・右両側枠の下枠材Bには排水用樋溝1
    4が設けられている実用新案登録請求の範囲1,2記載
    の庇。 4 下後枠の下壁B3bには庇取付用の長手方向のスリ
    ット15が設けられている実用新案登録請求の範囲記載
    lの庇。 5 支持材上壁6aには長手方向のフックボルト係合用
    のスリット16が設けられている実用新案登録請求の範
    囲1記載の庇。
JP14852979U 1979-10-25 1979-10-25 出入口用の庇 Expired JPS606481Y2 (ja)

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JPS5665005U JPS5665005U (ja) 1981-06-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2552659Y2 (ja) * 1991-05-16 1997-10-29 株式会社共和 建物庇用の複合枠材

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JPS5665005U (ja) 1981-06-01

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