JPS606381Y2 - 農用トラクタの車輪装着装置 - Google Patents
農用トラクタの車輪装着装置Info
- Publication number
- JPS606381Y2 JPS606381Y2 JP16071377U JP16071377U JPS606381Y2 JP S606381 Y2 JPS606381 Y2 JP S606381Y2 JP 16071377 U JP16071377 U JP 16071377U JP 16071377 U JP16071377 U JP 16071377U JP S606381 Y2 JPS606381 Y2 JP S606381Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear axle
- spacer
- axle housing
- brake
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエンジン、ミッション及びシートを高架支持す
る農用トラクタに関する。
る農用トラクタに関する。
従来、例えば米国特許第2247668号公報に示す如
<、ミッションケース−側に運転用シートを並設させ、
前記シートとハンドル及びステップを機体−側に設け、
前記ミッションケースとエンジン及びこれを内設させる
ボンネットを機体他側に装設させた農用トラクタがあっ
た。
<、ミッションケース−側に運転用シートを並設させ、
前記シートとハンドル及びステップを機体−側に設け、
前記ミッションケースとエンジン及びこれを内設させる
ボンネットを機体他側に装設させた農用トラクタがあっ
た。
しかし乍ら前記従来技術では、ミッションケースの一側
にスペーサを連設し、そのスペーサとこれに連結するリ
ヤアクスルハウジングとの間にブレーキドラムを内設さ
せると共に、ミッションケースとリヤアクスルハウジン
グとに支持部材を介して運転用シートを取付けていたの
で、前記ブレーキドラム等の修理および保守作業のとき
、リヤアクスルハウジングの脱着と同時に前記シートも
脱着させる必要があり、定期的に行うブレーキシュー交
換などの作業手間を省き得す、その修理作業の簡略化を
図ることができないと共に、前記シートを支持する特別
な部材をリヤアクスルハウジングに設けることにより、
前記リヤアクスルハウジングの取付位置を変更し難く、
該ハウジングの後車軸支持高さを調節し得ない問題があ
った。
にスペーサを連設し、そのスペーサとこれに連結するリ
ヤアクスルハウジングとの間にブレーキドラムを内設さ
せると共に、ミッションケースとリヤアクスルハウジン
グとに支持部材を介して運転用シートを取付けていたの
で、前記ブレーキドラム等の修理および保守作業のとき
、リヤアクスルハウジングの脱着と同時に前記シートも
脱着させる必要があり、定期的に行うブレーキシュー交
換などの作業手間を省き得す、その修理作業の簡略化を
図ることができないと共に、前記シートを支持する特別
な部材をリヤアクスルハウジングに設けることにより、
前記リヤアクスルハウジングの取付位置を変更し難く、
該ハウジングの後車軸支持高さを調節し得ない問題があ
った。
本考案は上記の従来問題点に対処したものであり、左右
後輪の間に設けるミッションケース両側に上載した油圧
リフトに運転用シートを取付け、前記ミッションケース
の両側外面に一対のブレーキ取付ブラケットを固定させ
、左右対称の一方のリヤアクスルハウジングを一側の前
記ブラケットに、またもう一方のリヤアクスルハウジン
グを一端に連結したスペーサ他端を他側の前記ブラケッ
トに夫々固設させ、前記ブレーキ取付ブラケットを直接
固定する側のリヤアクスルハウジング及び前記スペーサ
にブレーキドラムを夫々内設させる一方、ブレーキドラ
ムを内設した側の一方のリヤアクスルハウジングを、こ
れに軸支した後車軸を支持高さ調節可能に、ミッション
ケース−側のブレーキ取付ブラケットに連設すると共に
、他方のリヤアクスルハウジングを、これに軸支した後
車軸を支持高さ調節可能に、前記スペーサに取付位置可
変自在に連設したものである。
後輪の間に設けるミッションケース両側に上載した油圧
リフトに運転用シートを取付け、前記ミッションケース
の両側外面に一対のブレーキ取付ブラケットを固定させ
、左右対称の一方のリヤアクスルハウジングを一側の前
記ブラケットに、またもう一方のリヤアクスルハウジン
グを一端に連結したスペーサ他端を他側の前記ブラケッ
トに夫々固設させ、前記ブレーキ取付ブラケットを直接
固定する側のリヤアクスルハウジング及び前記スペーサ
にブレーキドラムを夫々内設させる一方、ブレーキドラ
ムを内設した側の一方のリヤアクスルハウジングを、こ
れに軸支した後車軸を支持高さ調節可能に、ミッション
ケース−側のブレーキ取付ブラケットに連設すると共に
、他方のリヤアクスルハウジングを、これに軸支した後
車軸を支持高さ調節可能に、前記スペーサに取付位置可
変自在に連設したものである。
従って、本考案に依ると、前記ミッションケースとスペ
ーサとの間にブレーキドラムを内設させることにより、
前記スペーサの分離接合だけで前記ブレーキドラム等の
修理および保守を簡単に行い得、従来に比べて容易に取
扱えると共に、油圧リフトを介してミッションケースに
前記シートを支持させることにより、従来に比べて前記
シートを装置した状態でスペーサ及びリヤアクスルハウ
ジングを簡単に脱着し得、前記リヤアクスルハウジング
の取付位置変更によって後車軸支持高さも容易に調節し
得、しかも易なる長さのスペーサを脱着交換して左右後
輪取付幅の変更も容易に行い得、各後輪によって跨ぐ畝
幅などを任意に設定し得るものである。
ーサとの間にブレーキドラムを内設させることにより、
前記スペーサの分離接合だけで前記ブレーキドラム等の
修理および保守を簡単に行い得、従来に比べて容易に取
扱えると共に、油圧リフトを介してミッションケースに
前記シートを支持させることにより、従来に比べて前記
シートを装置した状態でスペーサ及びリヤアクスルハウ
ジングを簡単に脱着し得、前記リヤアクスルハウジング
の取付位置変更によって後車軸支持高さも容易に調節し
得、しかも易なる長さのスペーサを脱着交換して左右後
輪取付幅の変更も容易に行い得、各後輪によって跨ぐ畝
幅などを任意に設定し得るものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
、第1図は農用トラクタの概略側面図、第2図はその平
面図で、図中1はエンジン2を搭載したフロントアクス
ルブラケット、3はエンジン2の後方に設けたクラッチ
ハウジング、4は該クラッチハウジング3の後方に装備
させたミッションケースで、一体連結して機体を構成し
ている。
面図で、図中1はエンジン2を搭載したフロントアクス
ルブラケット、3はエンジン2の後方に設けたクラッチ
ハウジング、4は該クラッチハウジング3の後方に装備
させたミッションケースで、一体連結して機体を構成し
ている。
5は前記ミッションケース4の上方に設けた油圧リフト
で、図示しない作業機を牽引し得るように構成したもの
である。
で、図示しない作業機を牽引し得るように構成したもの
である。
また、6はハンドル7を有するステアリング装置、8は
前記油圧リフト5を介してミッションケース4に上載し
た運転用シート、9は前輪、10は後輪、11はリヤア
クスルシャフトいわゆる後車軸、12.13はブレーキ
ペダル、14はクラッチペダル、15はステップ、16
は走行変速レバー、17はフェンダ、18はボンネット
であり、ミッションケース4−側に運転用シート8を並
設させ、前記シート8とハンドル7及びステップ15を
機体−側に設け、前記ミッションケース4とエンジン2
及びこれを内設させるボンネット18を機体他側に装設
している。
前記油圧リフト5を介してミッションケース4に上載し
た運転用シート、9は前輪、10は後輪、11はリヤア
クスルシャフトいわゆる後車軸、12.13はブレーキ
ペダル、14はクラッチペダル、15はステップ、16
は走行変速レバー、17はフェンダ、18はボンネット
であり、ミッションケース4−側に運転用シート8を並
設させ、前記シート8とハンドル7及びステップ15を
機体−側に設け、前記ミッションケース4とエンジン2
及びこれを内設させるボンネット18を機体他側に装設
している。
前記ミッションケース4内部にカウンタシャフト19を
第3図の如く架設し、カウンタシャフト19の後端にカ
ウンタ出力ギヤ20を一体形成し、このギヤ20をリン
グギヤ21に噛合させている。
第3図の如く架設し、カウンタシャフト19の後端にカ
ウンタ出力ギヤ20を一体形成し、このギヤ20をリン
グギヤ21に噛合させている。
前記ミッションケース4のリヤアクスルケース部にはセ
ットボルトを用いてデフキャリヤ22゜22をビス止め
し、各デフキャリヤ22.22内には軸23,23をそ
れぞれ横架している。
ットボルトを用いてデフキャリヤ22゜22をビス止め
し、各デフキャリヤ22.22内には軸23,23をそ
れぞれ横架している。
そして各軸23,23内端部にデフサイドギヤ24.2
5をそれぞれスプライン嵌合し、一方のデフサイドギヤ
24の軸部外周にリングギヤ21を遊嵌している。
5をそれぞれスプライン嵌合し、一方のデフサイドギヤ
24の軸部外周にリングギヤ21を遊嵌している。
また、該リングギヤ21にはセットボルト26を用いて
デフケース27をビス止めし、このデフケース27にピ
ンおよびデフピニオンシャフト28を介してデフピニオ
ンギヤ29を遊嵌し、このデフピニオンギヤ29を前記
各デフサイドギヤ24.25に噛合せている。
デフケース27をビス止めし、このデフケース27にピ
ンおよびデフピニオンシャフト28を介してデフピニオ
ンギヤ29を遊嵌し、このデフピニオンギヤ29を前記
各デフサイドギヤ24.25に噛合せている。
さらに、前記デフサイドギヤ24の軸部外周にデフロッ
クスライダ30をスプライン嵌々している。
クスライダ30をスプライン嵌々している。
ところで、前記ケース4の左右両側には長尺のセットボ
ルト31.32を用いてブレーキ取付ブラケット33.
34をビス止めし、このブラケット33.34に前記軸
23.23を軸支する一方、該ブラケット33.34に
はブレーキカムシャフト35.36およびブレーキアン
カーピン37.38を軸支している。
ルト31.32を用いてブレーキ取付ブラケット33.
34をビス止めし、このブラケット33.34に前記軸
23.23を軸支する一方、該ブラケット33.34に
はブレーキカムシャフト35.36およびブレーキアン
カーピン37.38を軸支している。
また、前記軸23.23の外端部にブレーキドラム39
.40をスプライン嵌合し、ブレーキペダル12.13
を踏込んだ時、ブレーキシュー(図示せず)をブレーキ
ドラム39.40に圧接して制動をかけるように構成し
ている。
.40をスプライン嵌合し、ブレーキペダル12.13
を踏込んだ時、ブレーキシュー(図示せず)をブレーキ
ドラム39.40に圧接して制動をかけるように構成し
ている。
また、前記ブレーキ取付ブラケット33.34の一方の
ブラケット34にはセットボルト32を用いて筒状のス
ペーサ41をビス止めしている。
ブラケット34にはセットボルト32を用いて筒状のス
ペーサ41をビス止めしている。
このスペーサ41の外端部にはフランジ部42を一体形
成し、該フランジ部42には逆り字状のリヤアクスルハ
ウジング43をビス止めし、このリヤアクスルハウジン
グ43はハウジング本体44と蓋体45とから構成し、
該ノ\ウジング本体44基端部にフランジ部46を一体
形成するもので、前記ハウジング43及びスペーサ41
に前記ブレーキドラム40を内設させる。
成し、該フランジ部42には逆り字状のリヤアクスルハ
ウジング43をビス止めし、このリヤアクスルハウジン
グ43はハウジング本体44と蓋体45とから構成し、
該ノ\ウジング本体44基端部にフランジ部46を一体
形成するもので、前記ハウジング43及びスペーサ41
に前記ブレーキドラム40を内設させる。
そして、前記リヤアクスルハウジング43中央部にリヤ
アクスルシャフト11を軸架すると共に、該シャフト1
1中夫に大径のファイナルギヤ47をスプライン嵌合し
ている。
アクスルシャフト11を軸架すると共に、該シャフト1
1中夫に大径のファイナルギヤ47をスプライン嵌合し
ている。
また、前記リヤアクスルハウジング43上方部にファイ
ナルピニオンシャフト48を軸架し、該シャフト48に
一体形成したファイナルピニオンギヤ49を前記ファイ
ナルギヤ47に噛合させている。
ナルピニオンシャフト48を軸架し、該シャフト48に
一体形成したファイナルピニオンギヤ49を前記ファイ
ナルギヤ47に噛合させている。
さらに、前記リヤアクスルシャフト11の外端大径部に
はボルト50・・・を用いてディスクホイル51を取付
け、このホイル51に前記前輪10を装設している。
はボルト50・・・を用いてディスクホイル51を取付
け、このホイル51に前記前輪10を装設している。
前記スペーサ41とリヤアクスルハウジング43とはこ
れらのフランジ部42.46を接合し、軸芯周りに等間
隔を存して螺設する複数のセットボルト52・・・によ
って互に取付位置可変自在に固定させ、後車輪11の支
持高さを調節可能に構成したものである。
れらのフランジ部42.46を接合し、軸芯周りに等間
隔を存して螺設する複数のセットボルト52・・・によ
って互に取付位置可変自在に固定させ、後車輪11の支
持高さを調節可能に構成したものである。
さらに前記軸23とファイナルピニオンシャフト48と
の間には、これら各軸23.48と同一線上に並ぶスペ
ーシングシャフト53を設け、軸23と該シャフト53
とをカップリング54で、また前記各シャフト53.4
8をカップリング55で夫々連動連結している。
の間には、これら各軸23.48と同一線上に並ぶスペ
ーシングシャフト53を設け、軸23と該シャフト53
とをカップリング54で、また前記各シャフト53.4
8をカップリング55で夫々連動連結している。
一方、前記ブレーキ取付ブラケット33.34の他方の
ブラケット33にはセットボルト31および56を用い
てリヤアクスルハウジング43をビス止めしている。
ブラケット33にはセットボルト31および56を用い
てリヤアクスルハウジング43をビス止めしている。
なお、左側の軸23と左側のファイナルピニオンシャフ
ト48とはカップリング57で連動連結している。
ト48とはカップリング57で連動連結している。
また、前記ブレーキ取付ブラケット33と左側のリヤア
クスルハウジング43とは軸23の軸芯周りに等間隔を
存して螺設する複数のセットボルト31.56によって
互に取付位置可変自在に固定したことは右側の構造と同
一である。
クスルハウジング43とは軸23の軸芯周りに等間隔を
存して螺設する複数のセットボルト31.56によって
互に取付位置可変自在に固定したことは右側の構造と同
一である。
さらに、第3図におけるAは走行伝動部、Bはブレーキ
部、Cはリヤアクスルハウジング部である。
部、Cはリヤアクスルハウジング部である。
上記構成の農用トラクタにおいて、後車輪10.10の
地上高を変更する際、セットボルト52・・・および3
1,56を取外した後、逆り字状のリヤアクスルハウジ
ング43.43を軸23あるいはシャフト53を中心と
して所望角度だけ回動し、この状態下においてセットボ
ルト52を用いて右側のリヤアクスルハウジング43を
スペーサ41に、またセットボルト31.56を用いて
左側のリヤアクスルハウジング43をブレーキ取付ブラ
ケット33にそれぞれ固定すると、後車輪10.10の
地上高を任意に変更調節することができる。
地上高を変更する際、セットボルト52・・・および3
1,56を取外した後、逆り字状のリヤアクスルハウジ
ング43.43を軸23あるいはシャフト53を中心と
して所望角度だけ回動し、この状態下においてセットボ
ルト52を用いて右側のリヤアクスルハウジング43を
スペーサ41に、またセットボルト31.56を用いて
左側のリヤアクスルハウジング43をブレーキ取付ブラ
ケット33にそれぞれ固定すると、後車輪10.10の
地上高を任意に変更調節することができる。
以上実施例から明らかなように本考案は、ミッションケ
ース4−側に運転用シート8を並設させ、前記シート8
とハンドル7及びステップ15を機体−側に設け、前記
ミッションケース4とエンジン2及びこれを内設させる
ボンネット18を機体他側に装設させた農用トラクタに
おいて、左右後輪10.10の間に設けるミッションケ
ース4に上載した油圧リフト5に運転用シート8を取付
け、前記ミッションケース4の両側外面に一対のブレー
キ取付ブラケット33.34を固定させ、左右対称の一
方のリヤアクスルハウジング43を一側の前記ブラケッ
ト33に、またもう一方のリヤアクスルハウジング43
を一端に連結したスペーサ41他端を他側の前記ブラケ
ット34に夫々固定させ、前記ブレーキ取付ブラケット
33を直接固定する側のリヤアクスルハウジング43及
び前記スペーサ41にブレーキドラム40,40を夫々
内設させる一方、ブレーキドラム40を内設した側の一
方のリヤアクスルハウジング43を、これに軸支した後
車軸11を支持高さ調節可能に、ミッションケース4−
側のブレーキ取付ブラケット33に連設すると共に他方
のリヤアクスルハウジング43を、これに軸支した後車
軸11を支持高さ調節可能に、前記スペーサ41に取付
位置可変自在に連設したもので、前記ミッションケース
4とスペーサ41との間にブレーキドラム40を内設さ
せることにより、前記スペーサ41の分離接合だけで前
記ブレーキドラム40等の修理および保守を簡便に行う
ことができ、従来に比べて容易に取扱うことができると
共に、油圧リフト5を介してミッションケース4に前記
シート8を支持させることにより、従来に比べて前記シ
ート8を装着した状態でスペーサ41及びリヤアクスル
ハウジング43を簡単に脱着でき、前記リヤアクスルハ
ウジング43の取付位置変更によって後車軸11支持高
さも容易に調節でき、しかも異なる長さのスペーサ41
を脱着交換して左右後輪10.10取付幅の変更も容易
に行うことができ、各後輪10.10によって跨ぐ畝幅
などを任意に設定できる等の実用的な効果を奏するもの
である。
ース4−側に運転用シート8を並設させ、前記シート8
とハンドル7及びステップ15を機体−側に設け、前記
ミッションケース4とエンジン2及びこれを内設させる
ボンネット18を機体他側に装設させた農用トラクタに
おいて、左右後輪10.10の間に設けるミッションケ
ース4に上載した油圧リフト5に運転用シート8を取付
け、前記ミッションケース4の両側外面に一対のブレー
キ取付ブラケット33.34を固定させ、左右対称の一
方のリヤアクスルハウジング43を一側の前記ブラケッ
ト33に、またもう一方のリヤアクスルハウジング43
を一端に連結したスペーサ41他端を他側の前記ブラケ
ット34に夫々固定させ、前記ブレーキ取付ブラケット
33を直接固定する側のリヤアクスルハウジング43及
び前記スペーサ41にブレーキドラム40,40を夫々
内設させる一方、ブレーキドラム40を内設した側の一
方のリヤアクスルハウジング43を、これに軸支した後
車軸11を支持高さ調節可能に、ミッションケース4−
側のブレーキ取付ブラケット33に連設すると共に他方
のリヤアクスルハウジング43を、これに軸支した後車
軸11を支持高さ調節可能に、前記スペーサ41に取付
位置可変自在に連設したもので、前記ミッションケース
4とスペーサ41との間にブレーキドラム40を内設さ
せることにより、前記スペーサ41の分離接合だけで前
記ブレーキドラム40等の修理および保守を簡便に行う
ことができ、従来に比べて容易に取扱うことができると
共に、油圧リフト5を介してミッションケース4に前記
シート8を支持させることにより、従来に比べて前記シ
ート8を装着した状態でスペーサ41及びリヤアクスル
ハウジング43を簡単に脱着でき、前記リヤアクスルハ
ウジング43の取付位置変更によって後車軸11支持高
さも容易に調節でき、しかも異なる長さのスペーサ41
を脱着交換して左右後輪10.10取付幅の変更も容易
に行うことができ、各後輪10.10によって跨ぐ畝幅
などを任意に設定できる等の実用的な効果を奏するもの
である。
第1図は本考案に係る車輪装着装置を備えた農用トラク
タの概略側面図、第2図はその平面図、第3図は第2図
の■−■線に沿う要部の変断面図である。 2・・・・・・エンジン、4・・・・・・ミッションケ
ース、5・・・・・・油圧リスト、7・・・・・・ハン
ドル、8・・・・・・シート、10・・・・・・後輪、
11・・・・・・後車輪、15・・・・・・ステップ、
18・・・・・・ボンネット、33,34・・・・・・
ブレーキ取付ブラケット、41・・・・・・スペーサ、
43・・・・・・リヤアクスルハウジング。
タの概略側面図、第2図はその平面図、第3図は第2図
の■−■線に沿う要部の変断面図である。 2・・・・・・エンジン、4・・・・・・ミッションケ
ース、5・・・・・・油圧リスト、7・・・・・・ハン
ドル、8・・・・・・シート、10・・・・・・後輪、
11・・・・・・後車輪、15・・・・・・ステップ、
18・・・・・・ボンネット、33,34・・・・・・
ブレーキ取付ブラケット、41・・・・・・スペーサ、
43・・・・・・リヤアクスルハウジング。
Claims (1)
- ミッションケース4−側に運転用シート8を並設させ、
前記シート8とハンドル7及びステップ15を機体−側
に設け、前記ミッションケース4とエンジン2及びこれ
を内設させるボンネット18を機体他側に装設させた農
用トラクタにおいて、左右後輪10.10の間に設ける
ミッションケース4に上載した油圧リフト5に運転用シ
ート8を取付け、前記ミッションケース4の両側外面に
一対のブレーキ取付ブラケット33.34を固定させ、
左右対称の一方のリヤアクスルハウジング43を一側の
前記ブラケット33に、またもう一方のリヤアクスルハ
ウジング43を一端に連結したスペーサ41他端を他側
の前記ブラケット34に夫々固設させ、前記ブレーキ取
付ブラケット33を直接固定する側のリヤアクスルハウ
ジング43及び前記スペーサ41にブレーキドラム40
.40を夫々内設させる一方、ブレーキドラム40を内
設した側の一方のリヤアクスルハウジング43を、これ
に軸支した後車軸11を支持高さ調節可能に、ミッショ
ンケース4−側のブレーキ取付ブラケット33に連設す
ると共に、他方のリヤアクスルハウジング43を、これ
に軸支した後車輪11を支持高さ調節可能に、前記スペ
ーサ41に取付位置可変自在に連設したことを特徴とす
る農用トラクタの車輪装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16071377U JPS606381Y2 (ja) | 1977-11-29 | 1977-11-29 | 農用トラクタの車輪装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16071377U JPS606381Y2 (ja) | 1977-11-29 | 1977-11-29 | 農用トラクタの車輪装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5485635U JPS5485635U (ja) | 1979-06-18 |
JPS606381Y2 true JPS606381Y2 (ja) | 1985-02-28 |
Family
ID=29154744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16071377U Expired JPS606381Y2 (ja) | 1977-11-29 | 1977-11-29 | 農用トラクタの車輪装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606381Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58171721U (ja) * | 1982-05-14 | 1983-11-16 | 株式会社クボタ | 車輛の後輪駆動装置 |
-
1977
- 1977-11-29 JP JP16071377U patent/JPS606381Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5485635U (ja) | 1979-06-18 |
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