JPS606345Y2 - 油圧クラツチ付変速装置 - Google Patents

油圧クラツチ付変速装置

Info

Publication number
JPS606345Y2
JPS606345Y2 JP10169876U JP10169876U JPS606345Y2 JP S606345 Y2 JPS606345 Y2 JP S606345Y2 JP 10169876 U JP10169876 U JP 10169876U JP 10169876 U JP10169876 U JP 10169876U JP S606345 Y2 JPS606345 Y2 JP S606345Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
gear
clutch
transmission
control valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10169876U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5321280U (ja
Inventor
吉宏 山代
日出夫 仙波
登清 山下
昭宜 辛川
Original Assignee
井関農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 井関農機株式会社 filed Critical 井関農機株式会社
Priority to JP10169876U priority Critical patent/JPS606345Y2/ja
Publication of JPS5321280U publication Critical patent/JPS5321280U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS606345Y2 publication Critical patent/JPS606345Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、トラクター等のミッションの油圧クラッチ
付変速装置に関するものであって、トラクターのエンジ
ンから連動される入力軸に正転変連用、逆転用およびP
、T、O(動力取出装置)用の油圧クラッチを各々装架
し、これら油圧クラッチの操作回路に操作レバーによる
手動操作の制御弁を設け、該制御弁を正転変連用油圧ク
ラッチとP。
T、0用油圧クラツチへは同時に圧油が流入するように
し、逆転用油圧クラッチへ圧油を流入させるときにはP
、T、O用油圧クラッチへは圧油が流入しないように構
成したことを特徴とするものである。
以下、図面に示す実施例に基づいてこの考案を詳細に説
明する。
1はトラクターのエンジンのピストン、3なピストン1
に連動するクランク軸、5はクランク軸3に連動させた
入力軸で、該入力軸5にはP、T、0伝動用歯車7、逆
転用歯車9および正転変速用歯車11,13を間隔を隔
てて入力軸5に対して回動自在に装架し、これら歯車7
. 9. 11. 13はそれぞれ油圧クラッチ15,
17,19,21に固着され、該油圧クラッチ15,1
7,19゜21を介してのみ入力軸5と連結関係となる
ように構成されている。
歯車7はカウンターニードルギヤー23と、歯車9は中
間ギヤー25を介して歯車27と、歯車11,13は歯
車29,31とそれぞれ常時噛合っており、これら歯車
27,29.31はカウンター軸33に固着されている
35はドライブ軸で、チェンジギヤー37を軸心方向摺
動自在に嵌着し、カウンター軸33に固設したカウンタ
ーギヤー39.41と選択的に噛合するように構成する
とともに、その軸端にはベベルギヤー43と噛合うベベ
ルピニオン45を固設し、歯車47.49を介して車輪
51を軸架した車軸53に連動している。
54はP、T、0で、カウンターニードルギヤー23と
噛合う歯車55を固設した伝動軸57によって駆動され
、変速ギヤー59を介して変速するように構成している
油圧クラッチ15,17,19,21の詳細は、第2図
に示すように、本体の一端にスラストプレート61が固
着してあり、その内側には内板63、外板65、レリー
ズバネ67を交互に組合せ、他端にはピストン69が嵌
合されシリンダー71によって止められ、該ピストン6
9の内部にはピストン戻し用のコイルバネ73が多数配
置されている。
そして、油圧クラッチ15. 17. 19.21を配
した入力軸5にはクラッチ本体の油孔75に圧力油を流
入する孔77.79が長手方向に穿設されている。
油圧クラッチ15,17,19,21の操作回路につい
て説明すると、第4図おいてPは油圧ポンプ、Tはオイ
ルリザーバー、Vlは油圧クラッチ15.17,19.
21制御用の4位置の制御弁で、制御弁V1は操作レバ
ー81によって手動操作される。
83は安全弁である。つぎに、この考案の作用について
説明する。
今、トラクターを例えば1速走行させる場合は、操作レ
バー81を操作して制御弁V1をC位置に変位させると
、油圧ポンプPの圧力油は管路a−制御弁V1のC位置
−管路すの経路で油圧クラッチ19のシリンダー71内
に流入しピストン69が押し出され内板63、外板65
を圧着してクラッチが連結し、歯車11を入力軸5に連
絡させ入力軸5の回転を歯車29を介してカウンター軸
33に伝動しさらにカウンターギヤー41、チェンジギ
ヤー37を経てドライブ軸35へ伝動し、ベベルピニオ
ン45、ベベルギヤー43および歯車47.49を介し
て車輪51を軸架した車軸53を回転せしめ前進1速走
行を行なう。
同時に油圧ポンプPの圧力油は管路a−制御弁V1のC
位置−管路dの経路で油圧クラッチ15のシリンダー7
1内に流入しピストン69が押し出され内板63、外板
65を圧着してクラッチが連結し、歯車7を入力軸5に
連結させ入力軸5の回転をカウンターニードルギヤー2
3および歯車55を介して伝動軸57に伝動し、変速ギ
ヤー59を介してP、T、054を駆動する。
また、操作レバー81を介して制御弁V□を切り換えて
0位置に変位させると、油圧ポンプPの圧力油は、管路
a −制御弁V1の0位置−管路Cの経路で油圧クラッ
チ21に流入しクラッチが連結して入力軸5の回転を歯
車13−歯車31−カウンター軸33−カウンターギヤ
ー39−チェンジギヤー37を経てドライブ軸35へ伝
動し、ベベルピニオン45、ベベルギヤー43および歯
車47.49を介して車輪51を軸架した車軸53を回
転せしめ前進2速走行を行なう。
同時に油圧ポンプPの圧力油は管路a−制御弁V□の0
位置−管路dの経路で油圧クラッチ15に流入しクラッ
チが連結して入力軸5の回転をカウンターニードルギヤ
ー23および歯車55を介して伝動軸57に伝動し、変
速ギヤー59を介してP、T、054を駆動する。
つぎに、トラクターを後進走行させる場合には、操作レ
バー81を介して制御弁V1を切り換えてA位置に変位
させると、油圧ポンプPの圧力油は管路a−制御弁V1
のA位置−管路eの経路で油圧クラッチ17に流入しク
ラッチが連結して入力軸5の回転を歯車9−中間ギヤ−
25−歯車27−カウンター軸33−カウンターギヤー
41−チェンジギヤー37を経てドライブ軸35へ伝達
−ベベルピニオン45、ベベルギヤー43および歯車4
7.49を介して車輪51を軸架した車軸53を逆回転
せしめ後進走行を行なう。
この時、油圧クラッチ15への管路は制御弁V□によっ
て閉塞されており、油圧クラッチ15の油圧が切れコイ
ルバネ73によってシリンダー71内の油を排出しピス
トン69が戻り、レリーズバネ67によって内板63、
外板65を分離しクラッチが切れる。
尚、制御弁V1の8位置は中立位置である。
以上説明したようにこの考案によれば、機体が前進して
いるときには制御弁V1に設けられた第1の切換機構に
よって正転変連用油圧クラッチ19.21とP、T、0
用油圧クラツチ15へ同時に圧油を流入させ、又機体が
後進しているときには前記制御弁V1に設けられた第2
の切換機構によって逆転用油圧クラッチ17へ圧油を流
入させるとともに前記P、T、O用油圧ク用油チクラッ
チ圧油の流入を規制するようにしたので、機械式で複数
の操作レバーを有する切換装置を介して行なわれる従来
のものとは異なり、操作レバーの数を減らすことができ
、操作レバー81による切換えに際してレバー操作に大
きな力を必要とせず切換作業が非常に楽になった。
従ってオペレータが操縦席に乗り込んで機体の走行を制
御するとともにこのような操作レバーの切換操作をも行
なわなければならないこの種のトラクタにあっては、レ
バーによる切換操作に大きな力を必要としないため、オ
ペレータがレバー操作のみに気をとられることもなくな
り、操作性の向上はもとより安全性の向上をも図ること
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の実施例を示すものであって、第1図
はエンジンから車輪およびP、T、Oに至る動力伝動の
説明図、第2図は油圧クラッチの側断面図、第3図は要
部の1部拡大説明図、第4図は油圧回路図である。 (図面の主要な部分を表わす符号の説明)、5・・・・
・・入力軸、15. 17. 19.21・・・・・・
油圧クラッチ、54・・・・・・P、T、OXV、・・
・・・・制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクターのエンジンから連動される入力軸5に正転変
    連用、逆転用及びP、T、O(動力取出装置)54用の
    油圧クラッチ15,17,19,21を各々装架し、こ
    れら油圧クラッチ15,17.19,21の操作回路に
    制御弁V□を設け、該制御弁V□は、正転変連用油圧ク
    ラッチ19゜21とP、T、O用油圧クラッチ15へ同
    時に圧油を流入させる第1の切換機構と逆転用油圧クラ
    ッチ17へ圧油を流入させるとともに前記P、T、0用
    油圧ク用油チクラッチ圧油の流入を規制する第2の切換
    機構とからなることを特徴とする油圧クラッチ付変速装
    置。
JP10169876U 1976-07-31 1976-07-31 油圧クラツチ付変速装置 Expired JPS606345Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10169876U JPS606345Y2 (ja) 1976-07-31 1976-07-31 油圧クラツチ付変速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10169876U JPS606345Y2 (ja) 1976-07-31 1976-07-31 油圧クラツチ付変速装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5321280U JPS5321280U (ja) 1978-02-22
JPS606345Y2 true JPS606345Y2 (ja) 1985-02-28

Family

ID=28711911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10169876U Expired JPS606345Y2 (ja) 1976-07-31 1976-07-31 油圧クラツチ付変速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS606345Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5321280U (ja) 1978-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960015254B1 (ko) 작업차에 있어서의 엔진동력을 변속하여 구동차륜에 전달하기 위한 변속 시스템
US2972901A (en) Forward and reverse reduction transmission
US6257080B1 (en) Power-Shifted transmission for industrial vehicles
GB660790A (en) Improved hydraulic power transmission mechanism for motor vehicles
US3831690A (en) Tractor driving and steering arrangement
JPS606345Y2 (ja) 油圧クラツチ付変速装置
USRE31500E (en) Material-handling vehicle
US3688596A (en) Shifting mechanism for multi-speed transmission
JPS606344Y2 (ja) 油圧クラツチ付変速装置
US2482110A (en) Power transmission mechanism
US3044589A (en) Track-laying vehicle having a hydraulically operated clutch-shifted and reversing transmission
JP3607932B2 (ja) 作業車の副変速操作装置
JPS5839937Y2 (ja) 油圧クラツチ付変速装置
CN217539491U (zh) 一种农田作业机用自动化离合、变速和转向设备
US2519279A (en) Transmission mechanism
JPS623306Y2 (ja)
JPH08121545A (ja) トラクタの逆転pto
JPH0125936B2 (ja)
JP2984978B2 (ja) 静流体圧式変速装置付クローラ走行装置
JPS6027691Y2 (ja) 作業車の駆動構造
JPS6316311B2 (ja)
JPS5921948Y2 (ja) 農用トラクタ等における変速操作装置
JPS597649Y2 (ja) 車両用動力伝達装置における油圧式制御装置
JPS6238418Y2 (ja)
JP2551754Y2 (ja) 作業車両