JPS606344Y2 - 油圧クラツチ付変速装置 - Google Patents
油圧クラツチ付変速装置Info
- Publication number
- JPS606344Y2 JPS606344Y2 JP10169776U JP10169776U JPS606344Y2 JP S606344 Y2 JPS606344 Y2 JP S606344Y2 JP 10169776 U JP10169776 U JP 10169776U JP 10169776 U JP10169776 U JP 10169776U JP S606344 Y2 JPS606344 Y2 JP S606344Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic clutch
- gear
- solenoid valve
- change lever
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はトラクターのエンジンから連動され入力軸に
正転変連用、逆転用およびＰ、Ｔ、０ （動力取出装置
）用の油圧クラッチを各々装架し、これら油圧クラッチ
の操作回路に制御用電磁弁を設け、正転変連用、逆転用
およびＰ、Ｔ、０用油圧クラツチの制御用電磁弁をチェ
ンジレバーの切換操作に連動させるとともにＰ、Ｔ、Ｏ
用油圧クラッチの制御用電磁弁を前記チェンジレバーに
設けた押ボタンスイッチの操作に連動させ、さらに、チ
ェンジレバーを逆転位置に入れた状態では押ボタンスイ
ッチを操作してもＰ、Ｔ、０用油圧クラツチの制御用電
磁弁が作動しないように構成した油圧クラッチ付変速装
置に関するものである。
正転変連用、逆転用およびＰ、Ｔ、０ （動力取出装置
）用の油圧クラッチを各々装架し、これら油圧クラッチ
の操作回路に制御用電磁弁を設け、正転変連用、逆転用
およびＰ、Ｔ、０用油圧クラツチの制御用電磁弁をチェ
ンジレバーの切換操作に連動させるとともにＰ、Ｔ、Ｏ
用油圧クラッチの制御用電磁弁を前記チェンジレバーに
設けた押ボタンスイッチの操作に連動させ、さらに、チ
ェンジレバーを逆転位置に入れた状態では押ボタンスイ
ッチを操作してもＰ、Ｔ、０用油圧クラツチの制御用電
磁弁が作動しないように構成した油圧クラッチ付変速装
置に関するものである。
以下、図面に示す実施例に基づいてこの考案を詳細に説
明する。
明する。
１はトラクターのエンジンのピストン、３はピストン１
に連動するクランク軸、５はクランク軸３に連動させた
入力軸で、該入力軸５にはＰ、Ｔ、０伝動用歯車７、逆
転用歯車９および正転変速用歯車１１，１３を間隔を隔
てて該入力軸５に対して回動自在に装架し、これら歯車
？、 ９． １１． １３はそれぞれ油圧クラッチ１
５，１７，１９，２１に固着され、該油圧クラッチ１５
，１７，１９．２１を介してのみ入力軸５と連結関係と
なるように構成されている。
に連動するクランク軸、５はクランク軸３に連動させた
入力軸で、該入力軸５にはＰ、Ｔ、０伝動用歯車７、逆
転用歯車９および正転変速用歯車１１，１３を間隔を隔
てて該入力軸５に対して回動自在に装架し、これら歯車
？、 ９． １１． １３はそれぞれ油圧クラッチ１
５，１７，１９，２１に固着され、該油圧クラッチ１５
，１７，１９．２１を介してのみ入力軸５と連結関係と
なるように構成されている。
歯車７はカウンターニードルギヤー２３と、歯車９は中
間ギヤー２５を介して歯車２７と、歯車１１．１３は歯
車２９，３１とそれぞれ常時噛合っており、これら歯車
２７．２９，３１はカウンター軸３３に固着されている
。
間ギヤー２５を介して歯車２７と、歯車１１．１３は歯
車２９，３１とそれぞれ常時噛合っており、これら歯車
２７．２９，３１はカウンター軸３３に固着されている
。
３５はドライブ軸で、チェンジギヤー３７を軸芯方向摺
動自在に嵌着し、カウンター軸３３に固設したカウンタ
ーギヤー３９．４１と選択的に噛合するように構成する
とともに、その軸端にはベベルギヤー４３と噛合うベベ
ルピニオン４５を固設し、歯車４７．４９を介して車輪
５１を軸架する車軸５３に連動している。
動自在に嵌着し、カウンター軸３３に固設したカウンタ
ーギヤー３９．４１と選択的に噛合するように構成する
とともに、その軸端にはベベルギヤー４３と噛合うベベ
ルピニオン４５を固設し、歯車４７．４９を介して車輪
５１を軸架する車軸５３に連動している。
５４はＰ、Ｔ、０で、カウンターニードルギヤー２３と
噛合う歯車５５を固設し伝動軸５７によって駆動され、
変速ギヤー５９を介して変速するように構成している。
噛合う歯車５５を固設し伝動軸５７によって駆動され、
変速ギヤー５９を介して変速するように構成している。
油圧クラッチ１５，１７，１９，２１の詳細は第２図お
よび第３図に示すように本体の一端にスラストプレート
６１が固定してあり、その内側には内板６３、外板６５
、レリーズバネ６７を交互に組合せ、他端にはピストン
６９が嵌合されシリンダー７１によって止められ、該ピ
ストン６９の内部にはピストン戻し用のコイルバネ７３
が多数配置されている。
よび第３図に示すように本体の一端にスラストプレート
６１が固定してあり、その内側には内板６３、外板６５
、レリーズバネ６７を交互に組合せ、他端にはピストン
６９が嵌合されシリンダー７１によって止められ、該ピ
ストン６９の内部にはピストン戻し用のコイルバネ７３
が多数配置されている。
そして、油圧クラッチ１５，１７．１９，２１を配した
入力軸５にはクラッチ本体の油孔７５に圧力油を流入す
る孔７７．７９が長手方向に穿設されている。
入力軸５にはクラッチ本体の油孔７５に圧力油を流入す
る孔７７．７９が長手方向に穿設されている。
油圧クラッチ１５．１７，１９．２１の操作回路につい
て説明すると、第４図においてＰは油圧ポンプ、Ｔはオ
イルリザーバー、ｖｌは油圧クラッチ１５．１７制御用
の電磁弁、Ｖ３は油圧クラッチ１９．２１制御用の電磁
弁であり、各電磁弁Ｖ１．■３はバネにより中立位置に
保持されるものである。
て説明すると、第４図においてＰは油圧ポンプ、Ｔはオ
イルリザーバー、ｖｌは油圧クラッチ１５．１７制御用
の電磁弁、Ｖ３は油圧クラッチ１９．２１制御用の電磁
弁であり、各電磁弁Ｖ１．■３はバネにより中立位置に
保持されるものである。
なお、電磁弁Ｖ１．Ｖ３の弁スプール操作用電磁石部を
それぞれＳＱＬ −ｌ 、 ＳＱＬ −２。
それぞれＳＱＬ −ｌ 、 ＳＱＬ −２。
５ＱＬ−３、ＳＱＬ −４、とする。
８１は安全弁である。
また、Ｂはバッテリー等の電源、ＬＳ−１は５ＱＬ−４
作動用の電気接点、ＬＳ−２はＳＱＬ −３作動用の電
気接点、ＬＳ−３は５ＱＬ−１作動用の電気接点、ＬＳ
−４はチェンジレバー８３に設けた押ボタンスイッチ８
５の電気接点でＳＱＬ −２を作動させる。
作動用の電気接点、ＬＳ−２はＳＱＬ −３作動用の電
気接点、ＬＳ−３は５ＱＬ−１作動用の電気接点、ＬＳ
−４はチェンジレバー８３に設けた押ボタンスイッチ８
５の電気接点でＳＱＬ −２を作動させる。
また、ＬＳ−５はチェンジレバー８３を逆転位置に入れ
た状態で電流を断つ電気接点である。
た状態で電流を断つ電気接点である。
つぎに、この考案の作用について説明する。
今、トラクターを例えば１速走行させる場合は、チェン
ジレバー８３を１速位置に入れると、電気接点ｔｓ−１
が閉じて電磁弁Ｖ３の電磁石部５ＱＬ−４に通電し電磁
弁Ｖ３を左方位置に切り換えて油圧ポンプＰの吐出油を
油圧クラッチ１９に流入しピストン６９が押し出され内
板６３、外板６５を圧着してクラッチが連結し、歯車１
１を入力軸５に連結させ、歯車２９を介してカウンター
軸３３を回転し、カウンターギヤー３９又は４１を経て
チェンジギヤー３７を介してドライブ軸３５を回転させ
、さらにベベルギヤー４３、ベベルピニオン４５および
歯車４７，４９を介して車輪５１を軸架した車軸５３を
回転せしめて前進走行を行なう。
ジレバー８３を１速位置に入れると、電気接点ｔｓ−１
が閉じて電磁弁Ｖ３の電磁石部５ＱＬ−４に通電し電磁
弁Ｖ３を左方位置に切り換えて油圧ポンプＰの吐出油を
油圧クラッチ１９に流入しピストン６９が押し出され内
板６３、外板６５を圧着してクラッチが連結し、歯車１
１を入力軸５に連結させ、歯車２９を介してカウンター
軸３３を回転し、カウンターギヤー３９又は４１を経て
チェンジギヤー３７を介してドライブ軸３５を回転させ
、さらにベベルギヤー４３、ベベルピニオン４５および
歯車４７，４９を介して車輪５１を軸架した車軸５３を
回転せしめて前進走行を行なう。
Ｐ、Ｔ、０５４を駆動する場合は、チェンジレバー８３
の押ボタンスイッチ８５を押すと電気接点ｔｓ−４が閉
じて電磁弁Ｖ□の電磁石部５ＱＬ−２に通電し電磁弁Ｖ
１を左方位置に切り換えて油圧ポンプＰの吐出油を油圧
クラッチ１５に流入し、クラッチが連結して歯車７を入
力軸５に連結させカウンターニードルギヤー２３、歯車
５５を介して伝動軸５７を回転させ変速ギヤー５９を介
してＰ。
の押ボタンスイッチ８５を押すと電気接点ｔｓ−４が閉
じて電磁弁Ｖ□の電磁石部５ＱＬ−２に通電し電磁弁Ｖ
１を左方位置に切り換えて油圧ポンプＰの吐出油を油圧
クラッチ１５に流入し、クラッチが連結して歯車７を入
力軸５に連結させカウンターニードルギヤー２３、歯車
５５を介して伝動軸５７を回転させ変速ギヤー５９を介
してＰ。
Ｔ、０５４を作動させる。
しかしながら、チェンジレバー８３を逆転位置に入れた
状態では、電気接点ＬＳ−５が開いて電流を断ち、押ボ
タンスイッチ８５を押しても電磁弁Ｖ１の電磁石部５Ｑ
Ｌ−２に通電せず、従って油圧クラッチ１５は入らない
。
状態では、電気接点ＬＳ−５が開いて電流を断ち、押ボ
タンスイッチ８５を押しても電磁弁Ｖ１の電磁石部５Ｑ
Ｌ−２に通電せず、従って油圧クラッチ１５は入らない
。
以上説明したようにこの考案によれば、チェンジレバー
８３を逆転位置に入れた状態ではチェンジレバー８３に
設けられた押しボタンスイッチ８５を操作してもＰ、Ｔ
、０５４用油圧クラツチ１５の制御用電磁弁■□が作動
しないようにしたので、チェンジレバーの操作による切
換えが機械式の切換装置を介して行なわれる従来のもの
とは異なり、レバー操作に大きな力を必要とせず切換作
業が非常に楽になった。
８３を逆転位置に入れた状態ではチェンジレバー８３に
設けられた押しボタンスイッチ８５を操作してもＰ、Ｔ
、０５４用油圧クラツチ１５の制御用電磁弁■□が作動
しないようにしたので、チェンジレバーの操作による切
換えが機械式の切換装置を介して行なわれる従来のもの
とは異なり、レバー操作に大きな力を必要とせず切換作
業が非常に楽になった。
従ってオペレータが操縦席に乗り込んで機械の走行を制
御するとともにこのようなチェンジレバーの切換操作を
も行なわなければならないこの種のトラクタにあっては
、レバーによる切換操作に大きな力を必要としないため
、オペレータがレバー操作のみに気をとられることもな
くなり、操作性の向上はもとより安全性の向上をも図る
ことが可能となった。
御するとともにこのようなチェンジレバーの切換操作を
も行なわなければならないこの種のトラクタにあっては
、レバーによる切換操作に大きな力を必要としないため
、オペレータがレバー操作のみに気をとられることもな
くなり、操作性の向上はもとより安全性の向上をも図る
ことが可能となった。
図面は、この考案の実施例を示すものであって、第１図
はエンジンから車輪に至る動力伝動の説明図、第２図は
油圧クラッチの側断面図、第３図は要部の１部拡大説明
図、第４図は操作回路図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、５・・・・・・
入力軸、１５． １７． １９．２１・・・・・・油圧
クラッチ、５４・・・・・−Ｐ、Ｔ、Ｏ，ｆ３３・・・
・・・チェンジレバー、８５・・・・・・押ボタンスイ
ッチ、■□。 弁。 ■３・・・・・・電磁
はエンジンから車輪に至る動力伝動の説明図、第２図は
油圧クラッチの側断面図、第３図は要部の１部拡大説明
図、第４図は操作回路図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、５・・・・・・
入力軸、１５． １７． １９．２１・・・・・・油圧
クラッチ、５４・・・・・−Ｐ、Ｔ、Ｏ，ｆ３３・・・
・・・チェンジレバー、８５・・・・・・押ボタンスイ
ッチ、■□。 弁。 ■３・・・・・・電磁
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 トラクターのエンジンから連動される入力軸５に正転変
連用、逆転用およびＰ、Ｔ、０５４ （動力取出装置）
用の油圧クラッチ１５． １７． １９．２１を各々装
架し、これら油圧クラッチ１５，１７．１９，２１の操
作回路に制御用電磁弁Ｖ□。 Ｖ３を設け、正転変連用、逆転用およびＰ、Ｔ、０５４
用油圧クラッチ１５，１７，１９，２１の前記制御用電
磁弁Ｖ１．Ｖ８をチェンジレバー８３の切換操作に連動
させるとともにＰ、Ｔ、０５４用前記油圧クラツチ１５
の前記制御用電磁弁Ｖ１を前記チェンジレバー８３に設
けた押ボタンスイッチ８５の操作に連動させ、さらに、
前記チェンジレバ＝８３を逆転位置に入れた状態では前
記押ボタンスイッチ８５を操作しても前記Ｐ、Ｔ、０５
４用油圧クラッチ１５の前記制御用電磁弁Ｖ１が作動し
ないように構成したことを特徴とする・油圧クラッチ付
変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10169776U JPS606344Y2 (ja) | 1976-07-31 | 1976-07-31 | 油圧クラツチ付変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10169776U JPS606344Y2 (ja) | 1976-07-31 | 1976-07-31 | 油圧クラツチ付変速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5321279U JPS5321279U (ja) | 1978-02-22 |
| JPS606344Y2 true JPS606344Y2 (ja) | 1985-02-28 |
Family
ID=28711910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10169776U Expired JPS606344Y2 (ja) | 1976-07-31 | 1976-07-31 | 油圧クラツチ付変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606344Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63157364U (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-14 |
-
1976
- 1976-07-31 JP JP10169776U patent/JPS606344Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5321279U (ja) | 1978-02-22 |
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