JPH039477Y2 - - Google Patents

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JPH039477Y2
JPH039477Y2 JP1983109641U JP10964183U JPH039477Y2 JP H039477 Y2 JPH039477 Y2 JP H039477Y2 JP 1983109641 U JP1983109641 U JP 1983109641U JP 10964183 U JP10964183 U JP 10964183U JP H039477 Y2 JPH039477 Y2 JP H039477Y2
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JP
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power shift
switch
valve
operates
shift lever
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JP1983109641U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は農用トラクターにおける安全停止装置
に関する。
すなわち、パワーシフトによる変速操作ができ
る農用トラクターで、最高速で走行する際に、ブ
レーキペダルを踏んでブレーキをかけると、パワ
ーシフト側も自動的に停止状態となつて安全に自
動停止させることができ、従来のようにクラツチ
やブレーキを難しく連動操作することなく迅速容
易に安全に自動停止させることができ、簡単な構
造にして好適に実施できるよう提供するものであ
る。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は農用トラクターの平面図を示し、両前
輪10、両後輪11、シート12、ハンドル13
等を配備し、右側のステップ14には連結体15
により一体的に連結することができる左右の両フ
ートブレーキペダル5a,5bを装設し、ハンド
ル13を装備するパネル16の上方にはノンクラ
ツチ式でパワーシフト変速操作を行なうことがで
きるパワーシフトレバー1を配備し、第4図に示
すように、該レバー1を握り中立の位置イで下方
に下げてロ,ハ,ニの位置に回動させると前進1
速、2速、3速に変速させることができるととも
に、位置イより上方に上げてホ位置に回動させる
と後進に操作できるように装設し、シート12の
近傍にはパワーシフトの副変速レバー1aを数段
に変速操作できるように装設して従来構造同様に
構成する。
また、前記パワーシフトレバー1により操作す
るスプール7を内装したコントロールバルブ2に
は作動油ポンプ17を連通連設し、スプール7の
外周側には後進ポート3a、前進1速ポート3
b、2速ポート3cおよび3速の最高速ポート3
を連設し、最高速ポート3にはクラツチシヤフト
18の外周に形成した最高速のパワーシフトクラ
ツチ室4を油路19を介して連通連設し、各ポー
ト3a,3b,3cもそれぞれのパワーシフトク
ラツチ室に連通連設して従来構造同様に構成す
る。
前記油路19の途中には電磁バルブBを連通す
るよう介装するが、該電磁バルブBは、油路19
に連通するバルブ室20内に油路21を有するバ
ルブ22を嵌装し、電磁ソレノイド23より延出
する作動杆24とバルブ22の端部を連結し、作
動杆24には圧縮スプリング25を嵌装し、バル
ブ22の外周となるバルブ室20の中間にはバル
ブ22が移動すると油路21に連通するニユート
ラル通路26を連通連設して構成する。
また、前記副変速レバー1aの側方には該レバ
ー1aを副変速の最高速に操作すると接触してス
イツチオンとなるスイツチ27を装設し、両フー
トブレーキペダル5a,5bの下方にはブレーキ
をかけるために踏込むと両ペダル5a,5bの下
部にそれぞれ接触してスイツチオンとなる両スイ
ツチ6a,6bを装設するが、第9図に示すよう
に、バツテリー28および電磁ソレノイド23に
接続する回路中に前記スイツチ27,6a,6b
をそれぞれ直列に接続して構成する。
したがつて、路上走行時に最高速で走行する場
合は、従来同様に連結体15により両ペダル5
a,5bを連結して、副変速レバー1aを第10
図に示すように最高速側に操作し、パワーシフト
レバー1をニ位置に入れて、第8図に示すように
スプール7の移動によりポート3を開通させて最
高速で前進走行できることになるが、その状態で
は、スイツチ27がオンとなつて閉となり、その
ままでは第8図に示すように電磁ソレノイド23
がオンとならずにバルブ22が閉じの状態とな
る。
非常時に、パワーシフトレバー1を操作しない
で即座に第11図に示すように両ペダル5a,5
bを踏込んでブレーキをかけると、同時に、両ス
イツチ6a,6bがオンとなつて閉じ、そこで、
第12図に示すように電磁ソレノイド23が作動
してバルブ22を開くことにより、ポート3から
の油は油路19からバルブ室20内に入り、その
ままバルブ22の油路21からニユートラル通路
26に流れてパワーシフトクラツチ室4に流れな
くなり、完全に機体は停止することになる。
再び、前進する際には、両ペダル5a,5bの
踏込みを解除すると、両ペダル5a,5bの上昇
により両スイツチ6a,6bはオフとなつて電磁
ソレノイド23もオフとなり、そこで圧縮スプリ
ング25の弾圧力によりバルブ22が閉じ作動
し、再びパワーシフトクラツチ室4に油が流れて
機体は発進することになる。
このように本考案は、パワーシフトレバーによ
りパワーシフトの変速操作をするコントロールバ
ルブの前進最高速ポートと最高速のパワーシフト
クラツチ室との間に電磁バルブを連通連設し、左
右フートブレーキペダルの同時踏込時に作動する
スイツチおよび副変速レバーが最高速側時に作動
するスイツチと、前記電磁バルブとをスイツチオ
ンにより電磁バルブが油の流れをニユートラルに
作動することになるよう電気接続して構成して、
最高速変速状態時にブレーキ踏込に連動して、パ
ワーシフト変速部をニユートラルになるよう構成
したから、最高速変速状態で走行する際にブレー
キペダルを踏込んでブレーキをかけると、両ブレ
ーキと副変速レバーに設けられたスイツチのオン
により電磁バルブを開に作動させることができる
ことになつてパワーシフトクラツチ室に流れる油
を電磁バルブよりニユートラルに流れさせること
ができることになり、ブレーキをかけると同時に
パワーシフト側も自動的に停止させて機体を安全
に自動停止させることができることになり、従来
のようにクラツチとブレーキの難しい連動操作を
することなく迅速容易に安全に自動停止させるこ
とができることになり、ブレーキ操作を解除する
ことにより機体は自動的に発進できることにな
り、操縦がきわめて容易となるとともに、ブレー
キを踏むとすべての変速状態でニユートラルにな
るものに比べて、最高速変速状態以外の時、即
ち、パワーシフトが最高速位置以外の時、副変速
が低速側にある時、片ブレーキを踏んだ時、他
(それら組み合わせ)などでは、変速がニユート
ラルとならず、不要意な変速ギヤ抜け状態(ニユ
ートラル状態)が生じず、エンジンブレーキも良
好に作用させることができる優れた特徴を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は農用ト
ラクターの平面図、第2図はその一部の側面図、
第3図は第1図の一部の拡大図、第4図はパワー
シフトレバーの平面図、第5図は第2図の一部の
拡大図、第6図はフートブレーキペダルの側面
図、第7図は第6図の平面図、第8図は要部の説
明図、第9図は回路図、第10図、第11図およ
び第12図は第5図、第6図および第8図の作動
説明図をそれぞれ示す。 1……パワーシフトレバー、2……コントロー
ルバルブ、3……前進最高速ポート、4……パワ
ーシフトクラツチ室、B……電磁バルブ、5a,
5b……フートブレーキペダル、6a,6b……
スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パワーシフトレバーによりパワーシフトの変速
    操作をするコントロールバルブの前進最高速ポー
    トと最高速のパワーシフトクラツチ室との間に電
    磁バルブを連通連設し、左右フートブレーキペダ
    ルの同時踏込時に作動するスイツチおよび副変速
    レバーが最高速側時に作動するスイツチと、前記
    電磁バルブとをスイツチオンにより電磁バルブが
    油の流れをニユートラルに作動することになるよ
    う電気接続して構成して、最高速変速状態時にブ
    レーキ踏込に連動して、パワーシフト変速部をニ
    ユートラルになるよう構成したことを特徴とする
    農用トラクターにおける安全停止装置。
JP1983109641U 1983-07-14 1983-07-14 農用トラクタ−における安全停止装置 Granted JPS6016621U (ja)

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JP1983109641U JPS6016621U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 農用トラクタ−における安全停止装置

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Publication Number Publication Date
JPS6016621U JPS6016621U (ja) 1985-02-04
JPH039477Y2 true JPH039477Y2 (ja) 1991-03-08

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JP1983109641U Granted JPS6016621U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 農用トラクタ−における安全停止装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144254U (ja) * 1974-09-30 1976-04-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144254U (ja) * 1974-09-30 1976-04-01

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Publication number Publication date
JPS6016621U (ja) 1985-02-04

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