JPS606284Y2 - 額縁の枠骨構造 - Google Patents

額縁の枠骨構造

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Publication number
JPS606284Y2
JPS606284Y2 JP8342680U JP8342680U JPS606284Y2 JP S606284 Y2 JPS606284 Y2 JP S606284Y2 JP 8342680 U JP8342680 U JP 8342680U JP 8342680 U JP8342680 U JP 8342680U JP S606284 Y2 JPS606284 Y2 JP S606284Y2
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JP
Japan
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frame
back plate
elastic body
projecting wall
wall
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Expired
Application number
JP8342680U
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English (en)
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JPS577372U (ja
Inventor
信義 沢田
Original Assignee
オリジン工業株式会社
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Publication date
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Priority to JP8342680U priority Critical patent/JPS606284Y2/ja
Publication of JPS577372U publication Critical patent/JPS577372U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、裏板と枠骨後部との間に半円弧状に湾曲した
帯状弾性体を挿入するよう構成した額縁の枠骨構造に関
する。
額縁枠の後端面と裏板との間に段差がある場合に、手軽
で安価な裏板押え具として弾性体を使用することが知ら
れている。
しかし、従来のこの種弾性体は、先端を尖鋭にし枠材や
裏板に突き刺して固定させたり(実公昭52−2127
3号、実開昭54−65798号)、或いは不安定な支
点部材を利用(実開昭51−138396号)するもの
であり、弾性体の取扱いに危険を伴なうことが多く、ま
た裏板の押えとしても不安定なものであった。
本考案はこのような実状に鑑みなされたもので、半円弧
状に湾曲した帯状弾性体を有する裏板押え具を利用して
、裏板を安全かつ確実に押圧固定させることのできる額
縁の枠骨構造を提供することを目的としている。
即ち本考案は、枠骨後部に内部側に向かう後部突壁を設
け、この後部突壁と枠骨の前面壁を構成する前突壁との
間に額縁用裏板の周縁部を挿入し、半円弧状に湾曲した
帯状弾性体とこの弾性体の中央部側に連設されたつまみ
部とからなる裏板押え具の上記弾性体部分を、上記裏板
周縁部に二叉状に当て上記後部突壁の下に長手方向に沿
って押し込み得るように構成した額縁の枠骨構造におい
て;上記裏板押え具のつまみ部に形成された嵌合溝条と
及び/又は上記弾性体の上面に形成された嵌合溝条と嵌
合し得る形状の突縁及び/又は突条を、上記前突壁と対
面する上記後部突壁の内面壁に上記前突壁側に突出させ
て設けたことを特徴とする。
次に図面に基づいて実施例を説明する。
第1図は本考案実施例枠骨構造を示す一部切断斜視図で
あり、第2図はその使用状態を示す図である。
また第3図は本考案の第2の実施例枠骨構造を示す一部
切断斜視図であり、第4図はその使用状態を示す図であ
る。
図において1は枠骨で、この枠骨1の端面どうしを直角
に突き合わせて矩形の枠体に結合した額縁を形成するこ
とができる。
この枠骨1において、2は額縁の外周面となる周壁であ
り、3は周壁2に連接して額縁の前面壁を構成するかぎ
型の前突壁である。
4は後部突壁で、上記前突壁3に対向して周壁2の後部
側内面より額縁の内部側に向かって、周壁2内面の長手
方向全長にわたり、作品や裏板に対して平行に突設され
たものである。
上記前突壁3とこの後部突壁4との間に、ガラス・画布
・裏板の周縁部が順に挿入される。
図において20は、前突壁3又は裏板5に対面する後部
突壁4の内面壁で、第1図及び第2図に示す第1の実施
例枠骨構造においては、この内面壁20上の内部側先端
縁に長手方向全長にわたり突縁6が前突壁3側に向けて
突設されている。
この第1の実施例枠骨構造は、裏板押え具11とは第2
図に示すように使用される。
即ち、裏板押え具11は、半円弧状に湾曲した帯状弾性
体8とこの弾性体8の中央部側に連設されたつまみ部9
とから構成されているが、上記第1の実施例枠骨構造に
対しては、つまみ部9の弾性体側材は根に弾性体8に沿
って上記突縁6と嵌合し得る形状の嵌合溝条10を屈曲
形成させである。
このように構成された裏板押え具11の弾性体部分を裏
板周縁部に二叉状に当て、上記後部突壁4と裏板5との
段差間に長手方向に沿って嵌入させると同時に、上記突
縁6と嵌合溝条10とをしっかりと嵌合させる。
それにより、裏板5は弾性体8の弾力により押圧固定さ
れ、更に裏板押え具11自体も上記嵌合部において後部
突壁4と圧着的に嵌合しているので、弾性体8のずれ又
は滑りによる反撥的飛び出しを完全に防止することがで
きる。
一方、第3図に示す本考案の第2の実施例では上記突縁
6に加えてさらに直線状同形状の突条7.7が、後部突
壁4内面20の長手方向に等間隔平行に突設されている
従って、この第2の実施例では、各突条7,7及び突縁
6間には、同形状の溝部12.12が形成され、後部突
壁4内面20には突条7と溝部12とが交互に形成され
ていることになる。
このような第2の実施例構造では、第4図に示すように
、例えば弾性体8上面に上記後部突壁4側の突縁6及び
突条7群と嵌合するに適した形状の嵌合溝条14と突条
突起13とを交互に形成した裏板押え具11を使用すれ
ばよい。
なお嵌合溝条14は弾性体8上面ばかりでなく、上記の
ようにつまみ部9側にも設けてもよい。
このように構成した裏板押え具11を裏板5と後部突壁
4との段差間に長手方向に沿って嵌入させると同時に、
後部突壁4側の突縁6及び突条7群と弾性体8側の嵌合
溝条14群とをしっかりと嵌合させる。
これにより弾性体8の弾力性を利用して裏板5の押圧固
定を行なうことができるばかりか、上記後部突壁4内面
20側と弾性体8上面側とが、いわゆる弾発的噛合構造
を呈し、弾性体8のずれおよび反撥的飛び出しを完全に
防止することができる。
なお、後部突壁4の外部側には、かぎ型突片15.15
’が相対設され、その突片間に凹形溝16が形成されて
いる。
枠骨1の先端突き合わせ部において、この凹形溝16に
L型連結板が挿入され、額縁が組立てられる。
また、後部突壁4側の突縁6を含めた突条7の数及び形
状は、裏板押え具11側の嵌合溝条10.14の数及び
形状との兼合いによって決定される。
以上説明したように本考案枠骨構造によれば、裏板と枠
骨後部との段差間に裏板押え具の湾曲した帯状弾性体を
挿入し、その弾発力により裏板を押圧固定させる場合に
、挿入された弾性体のずれを完全に防止することができ
、さらに部材間の滑り等による反撥的飛び出しをも完全
に防止することができるので、裏板を安全かつ確実に押
圧固定させておくことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例枠骨構造を示す一部切断斜視図。 第2図はその使用状態を示す図。第3図は本考案の第2
の実施例枠骨構造を示す一部切断斜視図。 第4図はその使用状態を示す図。1・・・枠骨、2・・
・周壁、3・・・前突壁、4・・・後部突壁、5・・・
裏板、6・・・突縁、7・・・突条、8・・・帯状弾性
体、9・・つまみ部、10.14・・・嵌合溝条、11
・・・裏板押え具、20・・・内面壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠骨後部に内部側に向かう後部突壁を設け、この後部突
    壁と枠骨の前面壁を構成する前突壁との間に額縁用裏板
    の周縁部を挿入し、半円弧状に湾曲した帯状弾性体とこ
    の弾性体の中央部側に連設されたつまみ部とからなる裏
    板押え具の上記弾性体部分を、上記裏板周縁部に三叉状
    に当て上記後部突壁の下に長手方向に沿って押し込み得
    るように構成した額縁の枠骨構造において;上記裏板押
    え具のつまみ部に形成された嵌合溝条と及び/又は上記
    弾性体の上面に形成された嵌合溝条と嵌合し得る形状の
    突縁及び/又は突条を、上記前突壁と対面する上記後部
    突壁の内面壁に上記前突壁側に突出させて設けたことを
    特徴とする額縁の枠骨構造。
JP8342680U 1980-06-13 1980-06-13 額縁の枠骨構造 Expired JPS606284Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8342680U JPS606284Y2 (ja) 1980-06-13 1980-06-13 額縁の枠骨構造

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JP8342680U JPS606284Y2 (ja) 1980-06-13 1980-06-13 額縁の枠骨構造

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JPS577372U JPS577372U (ja) 1982-01-14
JPS606284Y2 true JPS606284Y2 (ja) 1985-02-27

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ID=29445749

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8342680U Expired JPS606284Y2 (ja) 1980-06-13 1980-06-13 額縁の枠骨構造

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342237Y2 (ja) * 1984-09-04 1991-09-04
JP7379088B2 (ja) * 2019-10-29 2023-11-14 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 ソケット

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JPS577372U (ja) 1982-01-14

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