JP3028428U - ペンケース - Google Patents

ペンケース

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JP3028428U
JP3028428U JP1996001887U JP188796U JP3028428U JP 3028428 U JP3028428 U JP 3028428U JP 1996001887 U JP1996001887 U JP 1996001887U JP 188796 U JP188796 U JP 188796U JP 3028428 U JP3028428 U JP 3028428U
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JP
Japan
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locking
locking plate
insole pad
case
plate
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Application number
JP1996001887U
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English (en)
Inventor
清一 小澤
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ペンケースの組立において、係止板、中敷パッ
ド及び帯状体を一体にして、ペンケース本体とを分け
て、これらをワンタッチでペンケース本体内に取付けら
れるペンケースを提供する。 【構成】蓋部とケース本体8とから成るペンケースにお
いて、矩形の係止板1の相対する両側から下方に折り曲
げた係止腕3を突設し、これらの各係止腕3の先端には
係止部3bを設け、係止板1の裏側に二つの係止腕3の
方向二ケ所に対向する突起を設け、筆記具を載置する板
状で外周に下向き縁部6aを有する中敷パッド6の裏面
に係止板1を当てて、係止板1の各係止部3bを中敷パ
ッド6の側面に突出させ、この中敷パッド6の上にかけ
た帯状体7の両端を係止板1の各突起に引掛けて係止板
1、中敷パッド6及び帯状体7を一体にし、これをケー
ス本体8に挿入し、各係止部3bをケース本体8の内側
面に設けたケース透孔8aに押圧させて嵌合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ボールペン、シャープペンシル、万年筆等の筆記具を陳列収納す るペンケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来図9及び図10に示すように、実開昭59−79021号の「ペンケース 」のように台紙を使わず、ケース51の底面52の表面の長手方向に二条の突条 53、53を平行にして設け、前記突条53、53に直角の弾性帯54で前記突 条53、53の一部を覆うと共に前記弾性帯54の両端を底面52の両脇透孔5 5、55を通り底面52の裏側に出して、底面52の両側より中央向きに対向し て尖端を突出した各々の突起56、56に突き刺してそれぞれ係止させ、さらに 当該突起56、56箇所をカバー57で被ったものがあった。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】 しかしながら、これらの従来のペンケースでは、これらのペンケースを組立る のに、ペンケース51の底面52に設けた一側の小さな透孔55に弾性体54の 一端を通して、ペンケース51の裏側に設けた突起56に係止し、さらに上記弾 性体54の他端を他側の透孔55を通して裏側の突起56に係止し、そしてこれ らの係止部にカバー57をつけたり、と細かな作業が面倒であり、作業効率が良 くなかった。また中敷パッドがなくケース自体の底面に直接筆記具をのせるため 、体裁も悪くかつ緩衝材がないためケース自体の衝撃が直に筆記具に伝わり傷つ き易い。
【0004】 そこで、この様なペンケースを組立る際において、係止板、中敷パッド及び帯 状体を一体にして、筆記具を係止する部材とペンケース本体とを分けて、これら をワンタッチでペンケース本体内に取付けられるペンケースを提供して上記課題 を解決するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1項の考案は、蓋部とケース本体とから成るペンケースにおいて、矩形 の係止板の相対する両側から下方に折り曲げた係止腕を突設し、これらの各係止 腕の先端には係止部を設け、上記係止板の裏側に上記二つの係止腕の方向二ケ所 に相対向する突起を設け、筆記具を載置する板状で外周に下向き縁部を有する中 敷パッドの裏面に上記係止板を当てて、上記係止板の各係止部を中敷パッドの側 面に突出させ、この中敷パッドの上にかけた帯状体の両端を上記係止板の各突起 に引掛けて係止板、中敷パッド及び帯状体を一体にし、これをケース本体に挿入 し、上記各係止部をケース本体の内側面に押圧させて嵌合させたものである。
【0006】 請求項2項の考案は、蓋部とケース本体とから成るペンケースにおいて、矩形 の係止板の相対する両側から下方に折り曲げた係止腕を突設し、これらの各係止 腕の先端には係止部を設け、上記係止板の裏側に上記二つの係止腕の方向二ケ所 に相対向する突起を設け、筆記具を載置する板状で外周に下向き縁部を有する中 敷パッドの裏面に上記係止板を当てて、上記係止板の各係止部を中敷パッドの側 面に突出させ、この中敷パッドの上にかけた帯状体の両端を上記係止板の各突起 に引掛けて係止板、中敷パッド及び帯状体を一体にし、これをケース本体に挿入 し、上記各係止部をケース本体の内側に設けた凹部に押圧させて嵌合させたもの である。
【0007】 請求項3項の考案は、蓋部とケース本体とから成るペンケースにおいて、矩形 の係止板の相対する両側から下方に折り曲げた係止腕を突設し、これらの各係止 腕の先端には係止部を設け、上記係止板の裏側に上記二つの係止腕の方向二ケ所 に相対向する突起を設け、筆記具を載置する板状で外周に下向き縁部を有する中 敷パッドの裏面に上記係止板を当てて、上記係止板の各係止部を中敷パッドの側 面に突出させ、この中敷パッドの上にかけた帯状体の両端を上記係止板の各突起 に引掛けて係止板、中敷パッド及び帯状体を一体にし、これをケース本体に挿入 し、上記各係止部をケース本体の内側に設けた透孔に押圧させて嵌合させたもの である。
【0008】
【実施の形態】
次にこの考案の実施の形態例を図について説明する。 まず図1乃至図3により係止板1を説明する。この係止板1は長方形のプラス チックから成り、相対する両側の両端に夫々長手方向に切り込み2を四箇所入れ て下方に折り曲げ、この下方へ折り曲げた係止腕3の根部は一端上方に屈曲して 山部3aをつくり、また先端はフック型の係止部3bと成っている。これらの四 つの係止部3bに挾まれた長手方向帯状の表面は一段低い凹部となっており、そ の前後には透孔4を二つ穿ち、各透孔4の中に相対向する突起5を係止板1の裏 面に突出するよう下向きに夫々設けている。
【0009】 この様な係止板1の長手方向の表面に、図4乃至図6に示す如く、ペンケース の中敷パッド6を直交して載置する。この中敷パッド6はその外周に下向き縁部 6aを有し、この下向き縁部6aは上記係止板1の四つのフック型の係止部3b に係止され、また上記中敷パッド6の裏側の角部6bに上記係止腕3の四つの山 部3aが夫々当接し、中敷パッド6は係止される。従ってこの中敷パッド6を係 止板1に被せると、この中敷パッド6の両側から上記各係止部3bが突出した形 となる。さらにこの中敷パッド6の表面には、多数の畝6cを有しており、置か れたペンが転がらないようになっている。
【0010】 次に係止板1に中敷パッド6を係止した状態で、係止板1に設けた二つの突起 5の一つに帯状ゴム7の一端を突き刺して係止し、さらに帯状ゴム7の他方の端 部を中敷パッド6の表側を回り反対側から係止板1の裏側に入り、この他方の端 部も同様に他方の突起5に突き刺して係止する。これにより中敷パッド6は当該 中敷パッド6を跨る帯状ゴム7によって上から係止板1に抑えられる。その結果 係止板1、中敷パッド6及び帯状ゴム7は一体となる。この状態を示すのが図4 乃至図6である。
【0011】 そして図7及び図8により、この様に一体となった係止板1、中敷パッド6及 び帯状ゴム7は、ケース本体8の開口部に位置を合わせ嵌め込み、ペンを載置し た状態を表すが、一体と成った係止板1、中敷パッド6及び帯状ゴム7は、ケー ス本体8の開口部に嵌めこまれると、各係止部3bは上記の通りプラスチックの 係止腕3を下方に折り曲げて成るので弾性を有し、ケース本体8の内側面を押圧 する。従って各係止腕3の先端の係止部3bはケース本体8に設けられた四つの ケース透孔8aに嵌めこまれ、ケース本体8に確実に固定される。その結果一体 と成った係止板1、中敷パッド6及び帯状ゴム7がケース本体8にしっかりと固 定されるので、ペン等の筆記具も安定して載置されるものである。
【0012】 この実施の形態例では係止板1の係止部3bをフック型としたが、これはこの 考案の必須要件ではなく、適宜の形状でよい。またケース本体8に一体と成った 中敷パッド6等を固定するためにケース本体8にケース透孔8aを設け、係止板 1の係止部3bを係止しているが、透孔に限るものではなく凹部でも良い。また これらの透孔8aや凹部がなくても良い。さらにこの実施の形態例では、係止板 1の係止部3bを4ケ設けているが、係止板1の両端に対で設けてあればその数 を限定するものではない。またこの実施の形態例では、帯状体として帯状ゴム7 を採用しているがこれに限るものではなく、リボン等適宜の帯状体で良い。また この帯状体の数も一つ又は複数でも良い。さらに中敷パッド6の表面に畝6cを 設けたが、中敷パッド6の表面形状はこれに限るものではない。
【0013】
【考案の効果】
請求項1項の考案のペンケースによれば、係止板、中敷パッド及び帯状体を一 体に設けているので、ケース本体にワンタッチで嵌めこむことができる。従って ペンケースの組立作業が非常に簡単であり、作業効率の良いものである。また中 敷パッドを採用しているので筆記具に外部からの衝撃が直に伝わることがなく筆 記具に傷がつきにくい。
【0014】 請求項2項の考案では、係止板、中敷パッド及び帯状体を一体に設けているの で、ケース本体にワンタッチで嵌めこむことができる。従ってペンケースの組立 作業が非常に簡単であり、作業効率の良いものである。また中敷パッドを採用し ているので筆記具に外部からの衝撃が直に伝わることがなく筆記具に傷がつきに くい。さらにケース本体の内側に凹部を設けてあり、この凹部に係止部が押圧し て嵌めこまれるので、一体となった係止板、中敷パッド及び帯状体が確実にケー ス本体に固定される。
【0015】 請求項3項の考案では、係止板、中敷パッド及び帯状体を一体に設けているの で、ケース本体にワンタッチで嵌めこむことができる。従ってペンケースの組立 作業が非常に簡単であり、作業効率の良いものである。また中敷パッドを採用し ているので筆記具に外部からの衝撃が直に伝わることがなく筆記具に傷がつきに くい。さらにケース本体の内側に透孔を設けてあり、この透孔に係止部が嵌めこ まれるので、一体となった係止板、中敷パッド及び帯状体が確実にケース本体に 固定されるものであるが、さらに透孔の場合は係止部をこのケース透孔に嵌めこ んだ後、外側からドライバー等で係止部を容易に押し出すことができるので、ケ ース本体から中敷パッド等を簡単に取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の形態例の係止板の平面図であ
る。
【図2】この考案の実施の形態例の係止板の底面図であ
る。
【図3】この考案の実施の形態例の係止板の側面図であ
る。
【図4】この考案の実施の形態例の係止板上に、中敷パ
ッドを被せこれらの上に帯状ゴムを係止した状態の平面
図である。
【図5】この考案の実施の形態例の係止板上に、中敷パ
ッドを被せこれらの上に帯状ゴムを係止した状態の底面
図である。
【図6】この考案の実施の形態例の係止板上に、中敷パ
ッドを被せこれらの上に帯状ゴムを係止した状態の側面
図である。
【図7】この考案の実施の形態例のペンケースの蓋を取
り、一体と成った中敷パッド等をケース本体に嵌合し、
ペンを係止した状態の平面図である。
【図8】図7におけるA−A線断面図である。
【図9】従来例として揚げた実開昭59−79021号
のペンケースの斜視図である。
【図10】従来例として揚げた実開昭59−79021
号のペンケースの底面斜視図である。
【符号の説明】
1 係止板 3
係止腕 3a 山部 3b
係止部 4 透孔 5
突起 6 中敷パッド 7
帯状ゴム 8 ケース本体 8a
ケース透孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋部とケース本体とから成るペンケース
    において、矩形の係止板の相対する両側から下方に折り
    曲げた係止腕を突設し、これらの各係止腕の先端には係
    止部を設け、上記係止板の裏側に上記二つの係止腕の方
    向二ケ所に相対向する突起を設け、筆記具を載置する板
    状で外周に下向き縁部を有する中敷パッドの裏面に上記
    係止板を当てて、上記係止板の各係止部を中敷パッドの
    側面に突出させ、この中敷パッドの上にかけた帯状体の
    両端を上記係止板の各突起に引掛けて係止板、中敷パッ
    ド及び帯状体を一体にし、これをケース本体に挿入し、
    上記各係止部をケース本体の内側面に押圧させて嵌合さ
    せたことを特徴とする、ペンケース。
  2. 【請求項2】 蓋部とケース本体とから成るペンケース
    において、矩形の係止板の相対する両側から下方に折り
    曲げた係止腕を突設し、これらの各係止腕の先端には係
    止部を設け、上記係止板の裏側に上記二つの係止腕の方
    向二ケ所に相対向する突起を設け、筆記具を載置する板
    状で外周に下向き縁部を有する中敷パッドの裏面に上記
    係止板を当てて、上記係止板の各係止部を中敷パッドの
    側面に突出させ、この中敷パッドの上にかけた帯状体の
    両端を上記係止板の各突起に引掛けて係止板、中敷パッ
    ド及び帯状体を一体にし、これをケース本体に挿入し、
    上記各係止部をケース本体の内側に設けた凹部に押圧さ
    せて嵌合させたことを特徴とする、ペンケース。
  3. 【請求項3】 蓋部とケース本体とから成るペンケース
    において、矩形の係止板の相対する両側から下方に折り
    曲げた係止腕を突設し、これらの各係止腕の先端には係
    止部を設け、上記係止板の裏側に上記二つの係止腕の方
    向二ケ所に相対向する突起を設け、筆記具を載置する板
    状で外周に下向き縁部を有する中敷パッドの裏面に上記
    係止板を当てて、上記係止板の各係止部を中敷パッドの
    側面に突出させ、この中敷パッドの上にかけた帯状体の
    両端を上記係止板の各突起に引掛けて係止板、中敷パッ
    ド及び帯状体を一体にし、これをケース本体に挿入し、
    上記各係止部をケース本体の内側に設けた透孔に押圧さ
    せて嵌合させたことを特徴とする、ペンケース。
JP1996001887U 1996-02-26 1996-02-26 ペンケース Expired - Lifetime JP3028428U (ja)

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