JPS606055B2 - 高発泡絶縁電線の製造方法 - Google Patents

高発泡絶縁電線の製造方法

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JPS606055B2
JPS606055B2 JP56132938A JP13293881A JPS606055B2 JP S606055 B2 JPS606055 B2 JP S606055B2 JP 56132938 A JP56132938 A JP 56132938A JP 13293881 A JP13293881 A JP 13293881A JP S606055 B2 JPS606055 B2 JP S606055B2
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JP
Japan
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foamed
foaming
insulated wire
insulator
manufacturing
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JP56132938A
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則寛 別所
長生 鎌田
靖夫 杉本
均 樫村
秀夫 山田
政勝 佐藤
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は信号伝送の高速化を目的とする高発泡絶縁電線
の新規な製造方法に関する。
従来発泡プラスチック絶縁電線の製造方法は、その分解
温度が押出温度と同程度の発泡剤を含むプラスチック混
和物を導体上に発泡押出被覆しているが、この方法では
押出時に発生する発泡剤の分解ガスの有効利用が難かし
く、発泡度を一定以上増加させることができなかった。
この対策として、その分解温度が押出温度以上の発泡剤
を含むプラスチック混和物を導体上に押出被覆し、その
後電子線などにより上記混和物を連続的に架橋し、その
後、加熱発泡することが提案されている。しかし、この
方法は、加熱発泡による絶縁体の体積膨張がその半径方
法にとどまらず、長手方向にも発生し、導体と絶縁体が
剥離し、絶縁体が導体上を舵行するという問題があった
そこで、これらの対策として更に金属と絶縁体の双方に
対して接着性を有する接着層を導体と絶縁体の間に介在
させ、この接着層により絶縁体を導体に適度に密着させ
、絶縁体の舵行を防ぐことが提案されている。ところが
、この接着層は外部の発泡絶縁体に〈らべて誘電率が高
く、最終目的である低議電率絶縁体を得るためには、こ
の接着層を可能な限り薄くする必要がある。一方、上記
目的の適度な密着力を得てその形状を保持するためには
適度な接着層の厚さが必要であり、加熱発泡時の絶縁体
の選択などによる接着層への負担低減が重要な課題であ
った。
本発明の目的は、上記の接着層への負担を低減し、接着
層の厚さを薄くした高発泡低議電率絶縁電線を提供する
ことにある。
すなわち本発明の要旨とするところは、分解温度が押出
溢度以上および以下の2種類以上の発泡剤を含むプラス
チック混和物をその1種の発泡剤により導体上に発泡押
出被覆した後、電子線などにより上記発泡絶縁体を連続
的に契共喬し、その後加熱して、池種の発泡剤により更
に発泡度を向上させることを特徴とする高発泡絶縁電線
の製造方法にある。
本発明製造方法の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
第1図は発泡剤としてオキシベンゼンスルフオニルヒド
ラジド(分解温度15ぴ○)およびアゾジカルボンアミ
ド(分解温度200oo)を数%含むプラスチック混和
物をあらかじめ接着層を押出被覆した導体の上に発泡押
出被覆したものであり、1は導体、2はその外周に押出
被覆された接着層、3は発泡絶縁体である。
第2図は上記発泡絶縁電線を電子線により連続的に照射
架橋し、その後20000で加熱発泡した、本提案の高
発泡絶縁電線であり、各番号は第1図に同じである。
この様にして成る本実施例電線は、二度目の発泡は発泡
度を向上させる程度であるため「従来の架橋後一度に体
積膨張させるのに比較して、接着強度は低減すなわちも
接着層の厚さを薄くしても良いものであり、低誘電率絶
縁体の提供ができるものである。
以上の説明に於いては、発泡剤を二種類使用したが、押
出温度を適当に選べば、一種の発泡剤でも良い。
すなわち、発泡剤を含むプラスチック混和物を発泡剤の
分解温度の下限近辺で発泡押出被覆した後、電子線など
により、上記発泡絶縁体を連続的に架橋し、その後発泡
剤の分解温度上限近辺で加熱して更に発泡度を向上させ
ることを特徴とする高発泡絶縁電線の製造方法であって
も同様な結果が得られる。以上のように、本発明によれ
ば接着層の厚さを薄く出来、高発泡低誘電率絶縁電線の
提供が可能となり、その工業的価値は非常に大なるもの
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は絶縁体を発泡押出被覆した本発明発泡絶電線の
一実施半成品の横断面図「第2図は第1図の発泡絶縁電
線を架橋後「加熱発泡した本発明高発泡絶縁電線の一実
施例完成品の横断面図である。 1…導体、2…接着層も3…高発泡絶縁体。 オー図矛2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 分解温度が押出温度以上および以下の2種類以上の
    発泡剤を含むプラスチツク混和物を、その1種の発泡剤
    によに導体上に発泡押出被覆した後、電子線などにより
    上記発泡絶縁体を連続的に架橋し、その後加熱して、他
    種の発泡剤により、更に発泡度を向上させることを特徴
    とする高発泡絶縁電線の製造方法。
JP56132938A 1981-08-25 1981-08-25 高発泡絶縁電線の製造方法 Expired JPS606055B2 (ja)

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JP2581152B2 (ja) * 1988-04-28 1997-02-12 三井石油化学工業株式会社 アクリル系樹脂のライニング方法

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