JPS62165814A - 高発泡絶縁電線の製造方法 - Google Patents
高発泡絶縁電線の製造方法Info
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- JPS62165814A JPS62165814A JP771086A JP771086A JPS62165814A JP S62165814 A JPS62165814 A JP S62165814A JP 771086 A JP771086 A JP 771086A JP 771086 A JP771086 A JP 771086A JP S62165814 A JPS62165814 A JP S62165814A
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- insulating layer
- cooling
- insulated wire
- air
- cooled
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- Pending
Links
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Landscapes
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、発泡倍率が3倍以上の絶縁層を右する高発泡
絶縁電線のwA造六方法関する。
絶縁電線のwA造六方法関する。
(従来の技術)
高発泡絶縁電線の製造方法として従来一般的に採用され
ている方法を第3図に示す。
ている方法を第3図に示す。
第3図において、左方から右方に進行する芯線11上に
押出し礪12によって絶縁Fi(図示せず)が被覆され
る。続いて、押出さ机発泡を開始した絶縁層の表面を冷
1’J)lリング13がら空気を吹付けて冷却する。冷
却リング13としては、例えば芯線、11を取囲むよう
に配したリング状パイプの内周壁に多数の空気吹出し用
小孔を設けた構造が採用される。芯1!j111を覆う
絶縁層は更にサイジングダイ14に導かれ、ここで表面
が更に冷却されながら外径が整えられ、しかる復水槽]
6において最終的に冷却される。
押出し礪12によって絶縁Fi(図示せず)が被覆され
る。続いて、押出さ机発泡を開始した絶縁層の表面を冷
1’J)lリング13がら空気を吹付けて冷却する。冷
却リング13としては、例えば芯線、11を取囲むよう
に配したリング状パイプの内周壁に多数の空気吹出し用
小孔を設けた構造が採用される。芯1!j111を覆う
絶縁層は更にサイジングダイ14に導かれ、ここで表面
が更に冷却されながら外径が整えられ、しかる復水槽]
6において最終的に冷却される。
(発明が解決しようとする問題点)
上記従来の製造方法はそれなりに有用である。
しかし、電線の用途によっては、静電容量、電圧定在波
比(VSWR)等の電気特性において更に厳しい値が要
求される場合があり、これに対応するには従来の方法で
は安定性を欠くきらいがあった。
比(VSWR)等の電気特性において更に厳しい値が要
求される場合があり、これに対応するには従来の方法で
は安定性を欠くきらいがあった。
(問題点を解決するための手段)
押出し機で芯線に発泡絶縁層を被覆し、発泡絶縁層表面
を冷却した後サイジングダイに導き、しかる後10〜−
20℃の冷却空気により冷IJ+する工程を有すること
を特徴とする高発泡絶縁電線の製造方法である。
を冷却した後サイジングダイに導き、しかる後10〜−
20℃の冷却空気により冷IJ+する工程を有すること
を特徴とする高発泡絶縁電線の製造方法である。
(作用)
10〜−20℃の冷却空気で絶縁層表面が冷却されるた
め、絶縁層表面の硬度が増して形状が安定し、電線の電
気特性が向上する。
め、絶縁層表面の硬度が増して形状が安定し、電線の電
気特性が向上する。
(実施例)
本発明を図面により以下に説明する。第1図は本発明に
係る高発泡絶縁電線の製造方法を実施するための装置の
ライン部分図である。第1図において、芯線11は予熱
されており、導体或は導体上に薄いポリエチレン層を設
けた構成からなる。
係る高発泡絶縁電線の製造方法を実施するための装置の
ライン部分図である。第1図において、芯線11は予熱
されており、導体或は導体上に薄いポリエチレン層を設
けた構成からなる。
押出し機12、冷却リング13、サイジングダイ14、
水槽16は上記従来の装置と同様である。
水槽16は上記従来の装置と同様である。
サイジングダイ14と水槽16の間にはライン軸方向に
移動可能である冷却バイブ15が配置されている。第2
図へ(縦断側面図)及び第2図B(第2図AのB−B断
面図)に示すとおり、冷却バイブ15は主として半割状
かつ2重構造の半割部51.52からなる。芯線出口側
(第2図Aの右側)の空気人口53から流入した10〜
−20℃の冷却空気は、半割部51.52の通路56.
57を通り、内周面に設けた多数の吹出し口54.55
から中心に向かって吹出すように構成されている。吹付
ける空気としては水分を除去したものが好ましい。水分
を含んでいると絶縁層表面に氷層、水滴層が生じ、冷却
効果が低下するからである。又、その圧力は2〜5 K
g/ cri程度が好ましい。
移動可能である冷却バイブ15が配置されている。第2
図へ(縦断側面図)及び第2図B(第2図AのB−B断
面図)に示すとおり、冷却バイブ15は主として半割状
かつ2重構造の半割部51.52からなる。芯線出口側
(第2図Aの右側)の空気人口53から流入した10〜
−20℃の冷却空気は、半割部51.52の通路56.
57を通り、内周面に設けた多数の吹出し口54.55
から中心に向かって吹出すように構成されている。吹付
ける空気としては水分を除去したものが好ましい。水分
を含んでいると絶縁層表面に氷層、水滴層が生じ、冷却
効果が低下するからである。又、その圧力は2〜5 K
g/ cri程度が好ましい。
圧力が低すぎれば冷却が不充分となり、高すぎれば絶縁
層表面が変形するおそれがあるからである。
層表面が変形するおそれがあるからである。
冷却空気の温度は10〜−20℃である。温度が高すぎ
れば冷却効果に乏しく、低すぎれば絶縁層表面に強い収
縮がおこって外径が安定しなくなるのである。又、冷却
バイブ15の芯線長手方向の長さは例えば40clI+
に設定されており、吹出し口54.55の直径は約1H
Rt、:設定されている。
れば冷却効果に乏しく、低すぎれば絶縁層表面に強い収
縮がおこって外径が安定しなくなるのである。又、冷却
バイブ15の芯線長手方向の長さは例えば40clI+
に設定されており、吹出し口54.55の直径は約1H
Rt、:設定されている。
第1図において、左方から右方に進行する芯線11上に
押出し機12によって絶縁層(図示せず)が被覆される
。続いて、押出され発泡を開始した絶縁層の表面を冷却
リング13がら空気を吹付けて冷却する。冷却リング1
3としては、例えば芯線11を取囲むように配したリン
グ状パイプの内周壁に多数の空気吹出し用小孔を設けた
構造が採用され、使用される空気としては常温の空気が
用いられる。芯線11を覆う絶縁層は更にサイジングダ
イ14に導かれ、ここで更に表面が冷却されながら外径
が整えられる。サイジングダイ14は常温の水で冷却さ
れている。
押出し機12によって絶縁層(図示せず)が被覆される
。続いて、押出され発泡を開始した絶縁層の表面を冷却
リング13がら空気を吹付けて冷却する。冷却リング1
3としては、例えば芯線11を取囲むように配したリン
グ状パイプの内周壁に多数の空気吹出し用小孔を設けた
構造が採用され、使用される空気としては常温の空気が
用いられる。芯線11を覆う絶縁層は更にサイジングダ
イ14に導かれ、ここで更に表面が冷却されながら外径
が整えられる。サイジングダイ14は常温の水で冷却さ
れている。
サイジングダイ14を出たところの絶縁層は例えば14
0℃程度の温度を有しており、続いて冷却パイプ15内
に導かれる。冷却バイブ15内では、10〜−20℃の
冷却空気によって絶縁層が急速に冷却されて堅くなる。
0℃程度の温度を有しており、続いて冷却パイプ15内
に導かれる。冷却バイブ15内では、10〜−20℃の
冷却空気によって絶縁層が急速に冷却されて堅くなる。
例えば、−10℃の空気を用いた場合には冷却バイブ1
5を使用しない従来の方法に比べて発泡度が約2%低下
した。
5を使用しない従来の方法に比べて発泡度が約2%低下
した。
しかる後、絶縁層は水槽16において最終的に冷IIさ
れる。
れる。
得られた高発泡絶縁電線は従来の高発泡絶縁電線に比べ
て、絶縁層の外径及び静電容けが安定し、インピーダン
ス、VSWR(電圧定在波比)が顕著に安定した。例え
ば、得られた高発泡絶縁電線と従来の高発泡絶縁電線と
でVSWRを比較すると、従来の高発泡絶縁電線では1
.22程度であっ、たちのが、本発明による高発泡絶縁
電線では1゜15程度に向上した。
て、絶縁層の外径及び静電容けが安定し、インピーダン
ス、VSWR(電圧定在波比)が顕著に安定した。例え
ば、得られた高発泡絶縁電線と従来の高発泡絶縁電線と
でVSWRを比較すると、従来の高発泡絶縁電線では1
.22程度であっ、たちのが、本発明による高発泡絶縁
電線では1゜15程度に向上した。
(発明の効果)
押出し機12で芯線11に発泡絶縁層を被覆し、発泡絶
縁層表面を冷却した俊サイジングダイ14に導き、しか
る後10〜−20℃の冷却空気により冷却する工程を有
するので、絶縁層の発泡度がコントロールできるように
なり、絶縁層の外径及び静電容量が安定し、インピーダ
ンス、V S W R(電圧定在波比)が顕著に安定す
るようになる。
縁層表面を冷却した俊サイジングダイ14に導き、しか
る後10〜−20℃の冷却空気により冷却する工程を有
するので、絶縁層の発泡度がコントロールできるように
なり、絶縁層の外径及び静電容量が安定し、インピーダ
ンス、V S W R(電圧定在波比)が顕著に安定す
るようになる。
従って、静電容量、VSWR等の電気特性において厳し
い値が要求される用途に対応することのできる高発泡絶
縁電線が得られるようになる。
い値が要求される用途に対応することのできる高発泡絶
縁電線が得られるようになる。
第1図は本発明による高発泡絶縁電線の製造方法を実施
するための装置のライン部分図、第2図は冷却バイブの
縦断側面図及び縦断正面図、第3図は従来の高発泡絶縁
電線の製造方法を実施するための装置のライン部分図で
ある。11・・・芯線、12・・・押出し機、14・・
・サイジングダイ特許出願人 大日日本電線株式会社 第1図
するための装置のライン部分図、第2図は冷却バイブの
縦断側面図及び縦断正面図、第3図は従来の高発泡絶縁
電線の製造方法を実施するための装置のライン部分図で
ある。11・・・芯線、12・・・押出し機、14・・
・サイジングダイ特許出願人 大日日本電線株式会社 第1図
Claims (1)
- 押出し機で芯線に発泡絶縁層を被覆し、発泡絶縁層表面
を冷却した後サイジングダイに導き、しかる後10〜−
20℃の冷却空気により冷却する工程を有することを特
徴とする高発泡絶縁電線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP771086A JPS62165814A (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | 高発泡絶縁電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP771086A JPS62165814A (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | 高発泡絶縁電線の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62165814A true JPS62165814A (ja) | 1987-07-22 |
Family
ID=11673294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP771086A Pending JPS62165814A (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | 高発泡絶縁電線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62165814A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5336572A (en) * | 1976-09-17 | 1978-04-04 | Dainichi Nippon Cables Ltd | Process for manufacture of high ratio expansion polymer |
-
1986
- 1986-01-16 JP JP771086A patent/JPS62165814A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5336572A (en) * | 1976-09-17 | 1978-04-04 | Dainichi Nippon Cables Ltd | Process for manufacture of high ratio expansion polymer |
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