JPS606004A - 二重車室タ−ビンにおける水平の蒸気供給部のための弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、二重車室タービンにおける水平の蒸気供給部
のための弁であって、ディフューザ、弁座及び弁閉鎖体
を有していてかつ二重車室タービンの外側車室に直接固
定するために形成さノ′している弁ケーシングと、サー
ボモータと、弁閉弾体ヘザー７１？モータ運動を伝達す
るための複数の部材とを備えている形式のものに関する
。

従来の技術 一般的には、蒸気タービンに使用される急動ゲート弁及
び調整弁は、タービン車室の外側で該タービンｚｌｌｆ
室から分離されて配置されており、かつタービン車室に
垂直に開口するベンド管に、］こってタービン車室と接
続されており、前記ベンド管は、熱膨張を補償するため
に、許容されない高い熱応力を生じることなしに弾性的
に変形される」：うに形成されている。このような構Ｉ
Ｊ■のばあい、ベンド管はタービン車室から」一方へ相
応するスペースを必要として発電所内で延びており、従
ってこのように大きな垂直なベンド管により、低い全高
の発電所に較べて著しく費用のかかる大きな発電所高さ
が必要と々る。

しかもベンド管自体も同様に高価であり、かつ高い蒸気
圧のためにフランジ結合部の範囲で著しいシール性の問
題が生じる。このような問題を解決するために、調整弁
を鉛直位置でタービン車室の上方部分に直接フランジ結
合し、あるいはタービン車室のハウジングに溶接するよ
うにした。しかしこのばあいにも依然として全高が大き
くなるという欠点がある。

このような欠点を排除するために、−４車室タービンの
ばあいにだけ、調整弁を、タービン車室の上方部分に水
平位置で直接フランジ結合又は溶接する。しかしこのよ
うな構成は、従来では一重車室タービンのばあいにしか
実施することができない。これは、−重車室タービンの
ばあいにだけ、単数又−は複数の弁を検査するさいに弁
だけを、あるいはタービン車室と一緒に上方へ持ち土け
ることができるからである。

内側車室壁と外側車室壁とによって形成された中間室内
で蒸発圧だけが生じ、それ故に外側］車室が高圧の作業
蒸気を負荷されていないような二重車室タービンのばあ
いには、調整弁を垂直位置で外側ｊ車室には直接固定し
かつ内側車室とは可動にシールされて結合させるか、あ
るいは調整弁を内側車室と、該内側車室内に垂直に開口
する管を介して結合させ、かつ外側車室にはフランジ結
合する。しかしこのような配置は、検査するばあいに、
導管及び所属の固定装置を取外さないではタービン車室
上方部分を取除くことはできない。

発明が解決しようとする問題点 前記の欠点をＩｌｌ除すると共に、弁とタービン屯宇−
１一方部分との間の前述の導管を排除してタービン車室
上方部分に直接水平に組込むことができ、かつ弁を取外
した後に直ちにタービン車室上方部分を取除くことがで
きるような弁を構成することである。

問題点を解決するための手段 前記の問題点を解決するために本発明では、ディフュー
ザが、弁座を取囲むカラーと、ディフューザの流過方向
で見て前記カラーに接続さｉた円筒状段部と、該円筒状
段部に接続されたディフューザ部分とを有しており、前
記カラーに、公称の当接面に相応するケーシングの四面
′状の当接面に軸方向で支持するための凹面状の当接面
が形成されており、前記円筒状段部が、すき捷ばめにＪ
−ってケーシングの相応する孔内に座着しておシ、さら
にディフューザが、タービンの内１１１１車室の接続管
片において可動なパツキンが可能になるだけ弁ケーシン
グのフランジンール面を越えて突出しているようにした
。

第１実施例 第１図には、外側車室上半部４もしくは外（ｉ１車室下
半部５内への矢印２もしくは３によって示されたそれぞ
れ１つの蒸気供給部を備え′ｆＣ蒸気タービンの二重車
室高圧部を符号１で示ず。

ン」ソイラから供給された蒸気は、蒸気供給部２゜３に
おいて急動ゲート弁６もしくは７内へ侵入し、かつ開放
された急動ゲート弁６，７において調整弁８，９内へ達
し、該調整弁によって、その都度必要なタービンへの蒸
気流が調整かつ制御される。調整弁の調整及び制御は、
調整弁と構成上一体のサーボモーフ１０，１１によって
行なわね、る。急動ゲート弁６，７はサーボモーフ１．
２　、１．３によって操作され、該急動グー１弁の目的
は、災害時の蒸気送りを急激に遮断することにある。

第２図は蒸気タービン１４の渦巻き取入れ口の垂直横断
面を示し、このばあい断面平面は、外側車室上半部２０
にねし固定された２つの調ｑ：Ｕ「ｌ　５　、１６の軸
線を′通って垂直に位置して−１，・す、ｒ）ｊｌ　ｉ
！ｅ外側車室上半部の左１１ｔｌには弁ケージ７グ１７
の一部分のみとディフューザ１８が示されており、これ
に対して右側にはディフューザ］９の一部分のみが示さ
れている。四重渦巻き数人ルロを有するこのような蒸気
タービンにＣ土、２つの調整弁１５．１６が同じ高さで
外仰］車室」−半部２０に固定されており、これに対ｌ
〜で７Ａ１図によるタービンのばあいには、それぞ７１
１つの弁が外側車室上半部４及び外側車室下半部５に設
けられている。第２図の実施例において、２つの別の取
入れ口のために、外側車室下半部２１に、２つの調整弁
を内側車室下半部２３における接続管片２２と結合する
図示されない２つの蒸気供給部を取付けるための固定個
所が設けられている。

図面の左上に示された水子に組込まれた調整弁１５にお
いて、ディフューザ１８における弁座と協働する弁閉鎖
体２５の一部も示されている。

第３図は、二重入口と、外側車室上半部及び外側車室下
半部に水平に組込まれたそれぞ、ｔＬｌつの調整弁とを
有する二重車室蒸気タービンの横断面を示す。第３図に
おいて、第２図に」；る実施例に類似する部分には同じ
符号がイ」けられている。第２図の左上に示された調整
弁１５を拡大図で示す第４図から、ディフューザ１８の
正確な構成及び弁ケーシング１７及び内側車室上半部２
４に対するディフューザ１８の位置が判る。ディフュー
ザの完全に示された輪郭は、リング状のカラー２６が弁
座２７の範囲で当接面としての外側円すい仰２８を有す
る第１の実施例を形成しておシ、前記外側円すい面は弁
ケーシング１７における相応する内側円すい面に当接す
る。このばあいカラー２６の下流側に円銭状段剖２９が
接続されており、該段部は、弁の冷却状態で狭いすきま
ばめによって弁ケーシング１７の相応する孔内に座着す
る。前記の円筒状段部２９の下流側に、長い外側の円筒
状デ・１ノユ一ザ部分３０が接続されており、該ディフ
ューザ部分が内側端部において、このディフューザ部分
３０よシ小さい外径の案内ピン３１で終わっている。案
内ピン３１は、タービンの内側車室上半部２４の接続管
片３２の内側の、概略的に示された周知の構成のピスト
ンリングパツキン３３内で長手方向かつ横方向移動可能
に案内されており、従って熱膨張によって妨害されない
。

ディフューザの円筒状段部２９の範囲において、弁ケー
シング１７内に締付けねじ３４が設けられており、該締
付けねじは軸方向で遊びを有して、円筒状段部２９にお
ける孔３５内に係合しており、かつディフューザが弁ケ
ーシング内に固定されていないばあいに、タービンの冷
却状態でディフューザ１８の移動が阻止される。

タービンの運転中にディフューザ１８が弁ケーシング］
７に完全に固定的にかつ蒸気に対してシールされて取付
けられるために、弁ケーシング１７はフェライト鋳鉄か
ら成っており、これに対してディフューザ１８はオース
テナイ、１・鋼から成っており、該オーステナイト鋼の
熱膨張率はフェライト鋳鉄の熱膨張率より大きく、従っ
てディフューザを弁ケーシング内に密接して嵌合するこ
とによりディフューザはタービン加熱時に弁ケーシング
内に固定締付けされる。タービンが冷えるさいに、ディ
フューザは弁ケー７ング内で再びゆるくなシ、従って弁
を分解するさいにディフューザは障害なしに引出される
。

第２実施例 第２実施例のばあいＩ’ｉ：は、事実上遊びなしに弁ケ
ーシング内に組込まれた円筒状段部２９の代わりに、弁
ケーシング内の孔に対して相対的に大きな遊ひを有する
円筒状段部３６が設けられており、この段部の輪郭は第
４図において一点鎖線で示されている。このばあい接触
ショルダは、第１実施例と同じ形式で円すい状に形成さ
れ、あるいは平ら々リング状の当接面として形成するこ
ともできる。

このよう々実施例は、図示されない弁スピンドルと可動
に結合されている球面状に形成された弁閉鎖体２５と協
働して、ディフューザが、種々ｂｖなる熱膨張によって
惹起された外側車室上半部２０と内側車室上半部２４と
の間のイ目対運動時に締付けなしに、すなわち変形なし
に接Ａ６＋’、管片３２のその都度の位置で弁ケーシン
グ１７（（対して相対的に調節されるように配慮されて
いる。このような実施例においても同様に、締利けねじ
のボルト端部は、ディフューザの調節運動を阻止しない
ためにボルト縦軸線において遊びを有して円筒状段部３
６内の相応する孔内Ｐこ係合されなければなら々い。

外側車室上半部２ｏと弁ケーゾング１７との間のソール
継ぎ目において、とりわけ長いディフューザのばあいに
、ディフユ゛−ザ１８をわずかな遊びを有して取囲む支
持リング３７を設けることができる。支持リング３７は
、その外周においてシール継ぎ目に嵌め連呼れており、
かつ組立て時にディフューザをタービン内に差嵌めるた
めの案内部として役立つことができる。

このような弁構成によって、弁をタービン内に案内する
導管から取外す必要なしに、組立て及び分解が可能であ
る。周知の形式の弁のばあいには、水平の組込みにおい
て外側車室内に突入するディフューザのために、弁に通
じる導管を取外す必要なしにディフューザをケーシング
から取外すことはできない。っまり組込１れた弁のばあ
いディフューザは抜き取られず、従って弁は、タービン
内に突入するディフューザ部分の長さと少なくとも同じ
ストロークだけタービンから引出されなければ々ら庁い
。しかしこのことは、前述のように、弁よシ前に導管を
取外した後にしか可能でないので、これと結びつく困難
、性のために、このような弁を二重車室タービンに水平
に組込むことができない。

これに対して本発明による弁のばあいには、第１図から
判るザーｉモータ及び弁組込み部の分解の後に、給料け
ねじ３４をゆるめることによりディフューザを引出すこ
とができ、次にタービン室上刃部分 できる。

点、つ−より取外しを考慮して、上方から垂直に屯 タービン室上刃部分に開口する中間接続されたベン１−
′管しか備えることができず、このことによって大きな
全高のかつ高価な発電所となって配置することによって
、組立てかつ分解作業が簡単になシ、このことによって
検査作業も安価にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図Ｕ、蒸気タービンの高圧部の斜視図、第２図は車
室上方部分に設けられた直接フランジ結合さり、ｆｃ２
つの調整弁を有する蒸気タービンの二重車室高圧部の横
断面図、第３図は上方の車室及び下方の車室にそれぞれ
１つの調整弁を有する蒸気タービンの二重車室高圧部の
横断面図、第４図は第２図及び第３図に示されたディフ
ューザの構成の拡大図である。 １　二重車室高圧部、２，３　・蒸気供給部、４・・外
側車室上半部、５・外（ａ車室下半部、６．７　・急動
ゲーＩ・弁、８．９・・調整弁、１０．１１，１２．１
３・サーボモータ、１４・・蒸気タービン、１５．１６
・調整弁、１７弁ケーシング、１８’　、　１９・ディ
フューザ、２０・外側車室上半部、２１・外側車室下半
部、２２・・接続管片、２３・・・内側車室下半部、２
４・・内側車室上半部、２５・・弁閉鎖体、２６　カラ
ー、２７・弁座、２８・外側円すい面、２９・・円筒状
段部、３０・ディフューザ部分、３１・案内ビン、３２
・・接続管片、３３・・ピストンリングパツキン、３４
・・給料けねじ、３５　孔、：３６　円筒状段部、３７
・・支持リング。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　二重車室タービンにおける水平の蒸気供給部のため
   の弁であって、ディフューザ、弁座及び弁閉鎖体を有し
   ていてかつ二重車室タービンの外側車室に直接固定する
   ために形成されている弁ケーシングと、サーボモーフと
   、弁閉鎖体へザーボモータ運動を伝達するための複数の
   部材とを備えている形式のものにおいて、前記ディフュ
   ーザ（１８）が、弁座（２７）を取囲むカラー（２６）
   と、ディフューザの流過方向で見て前記カラーに接続さ
   れた円筒状段部（２９；３６）と、該円筒状段部に接続
   されたディフューザ部分（３０）とを有しており、前記
   カラー（２６つに、公称の当接面に相応する弁ケーシン
   グ（１７）の凹面状の当接面に軸方向で支持するための
   凹面状の当接面（２８〕が形成されており、前記円筒状
   段部（２９；３６〕が、ずきまばめによって弁ケーシン
   グ（１７）の相応する孔内に座着しており、さらにディ
   フューザ（１８）が、タービンの内側車室の接続管片に
   おいて可動なパツキンが可能になるだけ弁ケーシング（
   １７）のフランジシール面を越えて突出していることを
   特徴とする二重車室タービンにおける水平の蒸気供給）
   τ１１のための弁。 ２　前記カラー（２６）の凹面状の当接面が外側円すい
   面（２８）として形成されており、弁ケーシング（１７
   ）がフェライト鋳鉄から成っており、かつディフューザ
   （１８）がオーステナイト鋼から成っておシ、該オース
   テナイト鋼の熱膨張率はフェライト鋳鉄の熱膨張率より
   犬きく、従ってタービン加熱時にディフューザ（１８つ
   が弁ケーシング（１７）より大きく膨張して、ディフュ
   ーザ（１８〕が弁ケーシング（１７）内に不動に座着す
   るように、円筒状段部（２９）がわずかなすきまばめに
   よって弁ケ−シングの相応する孔内に座着している特許
   請求の範囲第１項記載の弁。 ３　カラー（２６）の凹面状の当接面が外側球区域であ
   り、さらにディフューザ（１８〕がタービンの外側車室
   」二半部（２０）と内側車室」二半部（２４）との間の
   相対運動に追従するように円筒状段部（３６）が大きな
   遊びを有して弁ケーシング（１７）の相応する孔内に座
   着［７ている特許請求の範囲第１項記載の弁。 ４　ディフューザの軸方向移動を阻止するために、弁ケ
   ーシング（１７）内の給料けねじ（３４）の円筒状に形
   成された端部が、円筒状段部（２９）の孔（３５）内に
   保合する特許請求の範囲第１項記載の弁。 ５　弁ケーゾング（１７）のフランジシール而に、ディ
   フューザ（１８）のための支持リング（３７）を有して
   いる特許請求の範囲第１項記載の弁。