JPS6059224A - 基礎杭の構築方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、基礎造成工事に於いて騒音及０・振動等の公
害を発生ｑ゛ることなく、然も簡単ｆ１つ良好に地盤中
に基礎杭を横築てきる基礎杭の構築方法に関する。

一般に、基礎造成工事に於いては、４Ｔ＋、をティーセ
ルハンマ等の杭杓ぢ機で打設しなから１１．！！盤中に
打ち込む方法や予めアースオー力等の削孔機により地盤
中に坑を削孔し、該坑に杭を挿入して固定する方法か知
１．）Ｊ−Ｌでいる。

然し乍ら、１ｉｉｉ　ＥＭの方法にあっては、杭を打設
する？こ当り、これＩこ伴う騒音や振動等の公害か発生
する」二、杭周辺のフリク７ヨンか小さくその支持力に
も問題かあった。

一方、後者の方法にあっては、坑を削孔した後ここに杭
を挿入し、該杭を固定しなけれはならない為、作業か極
めて煩雑化すると云う問題かあった。

本発明は、上記の問題点を解消する為に創案されたもの
であり、その目的は騒音等の公害を発生することかなく
、然も簡単且つ良好に基礎造成か行える基礎杭の構築方
法を提供するにある。

本発明の特徴は、外周に螺旋状の羽根を突設した管状の
外側オーカスクリユーと、こ１＋に回転自在に挿通され
外周ｆＬｌ：ｎｉＪ記羽根とは逆方向の螺旋状の羽根を
突設した内側オーカスクリユーとを、同一回転方向で且
つ外側オーカスクリユーよりも内側オーカスクリユーを
高速回転させつつ地盤中に切り込んで外側オーガスクリ
ユー周囲の一１―砂を地１−にＩＩ出し、次ζこ、両オ
ーカスクリユーを逆回転させつつ抜き出すと共に、両オ
ーカスクリユーの間に基礎杭を構成する流動状の素材を
供給してこれを内側オーカスクリユーにより下カヘ強制
搬送し、そして、前記素材を内側オーカスクリユーと外
側オーガスクリユ−との間で且つ１へ端に形成した吐出
口から突出させ、これを坑内に充填して凝結させて基礎
杭を構築するものである。

本発明は、−に配力法とすることにより、騒音等の公害
を発生ずることかなく、然も簡単且つ良好な基礎造成を
行える。

以下、本発明の実施例を図面に基ついて詳細に説明する
。

第１図乃至第４図は本発明の方法に使用する装置であっ
て、１１；Ｉ外側オーカスクリユー、２は内側オーカス
クリユー、３はｖｌすＪ装置、４はリークマスト、５は
油圧ショベル機である。

前記外側オーカスクリユー１は管状に形成されて居り、
その外周に螺旋状の羽根６か突設され且つ下端にカッタ
７か設けられている。

内側オーカスクリユー２は外周に前記外側オーカスクリ
ユー１の羽根６とは逆方向の螺旋状の羽根８か突設さね
、て居り、その下端にはカッタ９か設けられている。又
、内側オーカスクリユー２１こは下端から水を吐出しう
る水供給孔１０か穿設されている。

前記内側オーカスクリユー２は外側オーカスクリユー１
ｉこ回φム自７１に挿通されて居り、両オーカスクリユ
ー１，２の間で且つ下端には吐出口１１か形成されてい
る。

駆動装置３は、面圧モーク等の駆動＃１２とヘルド伝動
機構１３等から構成されて居り、外側オーカスクリユー
１と内側オーカスクリユー２を同一方向に回転させると
共に、内側オーカスクリユー２を夕１側オーカスクリユ
ー１よりも高速回転させるようにプ、（つでいる。即ち
、駆動源１２に内側オーカスクリユー２の上端部を連動
連結し、夕）側オーカスクリユー１を内側オーガスクリ
ユー−２１こ外嵌した状態てシ１１動装置３の支持ケー
ス１４昏こ回転自在胃つ軸線方向移動不能に支承し、内
側オーカスクリユー２と外側オーカスクリユー１とをへ
／ｌ／ト伝動機構１３を介して連動連結してＧ）る。尚
、本実施例に於いては、外側オーカスクリユー１は２０
〜３０１凹１、又、内側オーカスクリユー２は３０〜５
０　ｒ　１１１１１で夫々回転するように選定さ、Ｉ′
１．ている。

そして、前記駆動装置３は第４図に示す如く油月ノヨヘ
ル機５のアーム１５に垂直に支４’−，’ｉされたリー
クマスト４に昇降自在に取付（Ｊら〕１て（、Ｎる。従
って、両オーカスクリユー１，２は回転しなから駆動装
置３と共に昇降自在になる。

−２の回転中でも送水源（図示省略）からの水を水供給
孔１０に供給できるように該内側オーカスクリユー２の
上端部に取付けられた回り継手である。

１７はポンプ等により搬送されて来た基礎杭を構成する
流動状の素材を両オーカスクリコー−１，２Ｉｊ’ｌに
供給てきるように支持ケース１４内÷こ設置さｈた供給
装置である。

上記実施例に於いては、駆り」装；置３を油圧モータ等
の駆動源１２とベルト伝動機構１３等から構成したか、
該駆動装置３は」−記実施例のもの９ζ限定されるもの
ではなく、両オーカスクリユー１，２を同一方向に回転
でき１１つ内側オーカスクＩ」コ−−２を外側オーカス
クリユー１よりも高速回転できＡｚは、その構造は任意
である。

又、」−記実施例に於いては、／１１］圧ショベル機５
てリークマスト４を中直に支持するようにしｌこ力さ、
他の実施例に於いてはこれを杭打ち機等で支持するよう
にしても良い。

次に、基礎杭の構築方法につし）で説明する。

先ず、駆動装置３により外側オーカスクＩＪユー１及び
内側オーカスクリユー２を同一方向に回転させてこれら
を支持地盤に到達するまで地盤中に切り込み、外側オー
カスクリユー１周囲の土砂を地」−・＼排出する（第５
図参照）。尚、内側オーカスクリユー２はその羽根８の
向きか外側オーカスクリユーｊの羽根６の向きと反対で
且つ外側オーガスクリユー１よりも高速回転している為
、掘削中に外側オーカスクリユー１の管内に土砂や地下
水か入ることかない。

次に、両オーカスクリユー１．２を逆回転させつつ抜き
出すと共に、ポンプ等により搬送されて来た基礎杭を構
成する流動状の素ｔ、Ｉ’１８例えば水に触れると膨張
して凝結するセメント粉１８を供給装置１７を介して両
オーガスクリユー１，２間に供給する（第６図参照）。

尚、両オーガスクリユー１゜２間に供給されたセメント
粉１８は内側オーカスクリユー２１こより強制的に下方
へ搬送される。

そして、下方・＼搬送されたセメント粉］８は吐出口１
１から坑内に排出され、地下水ｔこ触れて膨張した後凝
結する。尚、地下水か少ない場合Ｃζは送水源から水を
内側オーカスクリユー２の水（Ｊ４　給孔１０に供給し
、これを１′：′端から吐出させて坑内に補給し、セメ
ント粉を膨張させるようにしても良い。

このようにして両オーカスクリユー１，２を抜き出しつ
つセメント粉１８を坑内に充填して行き晶礎杭を構築す
る。

尚、上記実施例ては水に触れると膨張して凝結するセメ
ント粉を使用している為、形成される基礎杭はその外周
［ｆａか坑の内周壁に良好ｌζ密着し、優れたフリクシ
ョン効果を発揮する。

上記実施例に於いては、セメント粉を使用したか、他の
実施例に於いてはセメントと砂と砂利とを混合したコン
クリート溶液を使用し、これを両オーガスクリユー１，
２の間に供給するようにしても良い。

上述の通り、本発明は外側オーガスクリユーと内側オー
ガスクリユーとを地盤中に切り込み、両オーカスクリユ
ーを引き抜く際に基礎杭を構成する流動状の素材を内側
オーカスクリユーにより強制的ｌζ坑内・＼搬送し、該
素材り坑内に充填して凝結させて基礎杭を構築するよう
にしている為、無騒音・無振動のもとて基礎造成かてき
る。又、両オーカスクリユーを地盤中に切り込み、これ
らを引き抜く際に基礎杭の構築をイｊえる為、作業か極
めて簡単になる。更に、基礎杭を構成する素材はごれを
坑内に充填してから凝結させている為、構築された基礎
杭は地盤と良好に密着し、優れたフリクション効果を発
揮する。延いては、強固な基礎を造成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に使用する外側オーツノスクリューと内
側オーカスクリユーの一部切欠正面図、第２図は同しく
底面図、第３図は両オーカスクリユーを駆動装置に取付
けた状態の一部１．；ｌ］欠正面図、第４図は両オーカ
スクリユー及び駆動装置をｌ］　−グマストに取付けた
状態の概略正１ｍ図、第５図及び第６図は本発明の構築
方法を示す概＋１１３断面図である。 １は外側オーガスクリユー、２は内側オーガスは内側オ
ーガスクリユーの羽根、１１は吐出口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外周に螺旋状の羽根を突設した管状の外側オーカスクリ
   ユーと、これに回転自在に挿通され外周にｎｉｉ記羽根
   とは逆方向の螺旋状の羽根を突設した内側オーカスクリ
   ユーとを、同−回転方向て沫つ外側オーカスクリユーよ
   りも内側オーカスクリユーを高速回転させつつ地盤中に
   切り込んで外側オーカスクリユー周囲の土砂を地上にｊ
   Ｊｌ、ｆａｔ　Ｌ、次Ｃζ、両オーカスクリユーを逆回
   Ｉ殴さぜつつ抜き出ずと共に、両オーカスクリユーの間
   に基礎杭を構成する流動状の素拐を供給してこれを内側
   オーカスクリユーにより下方へ強制搬送し、そして、前
   記累月を内側オーガスクリユーと外側オーカスクリユー
   との間でｎ、つ−ド端に形成した吐出Ｉコから突出さぜ
   、これを杭内に充填して凝結させて基礎杭を構築するこ
   とを特徴とする基礎杭の鞘１築方法。