JPS6059160B2 - 製図機の画線ヘツド - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は芯を自動的に紙面に供給するようにした製図機
の画像ヘッドに関する。

従来の製図機の画線ヘッドは特開昭４９−１３３１２５
号公報に記載されているように、芯を保持した市販のノ
ック式シャープペンシルや芯を下方向に加圧する押出軸
を、一定圧で下方向に加圧して芯を紙面に供給するもの
であり、継続的に筆記を行なうことにより一定量芯が摩
耗した時にはリミットスイッチが作動し、ブザーが鳴つ
て芯が摩耗した事を知らせるものであつた。

しかしノック式シャープペンシルを下方向に加圧したも
のは、１本の芯が摩耗した場合には次の芯が追従されて
便利である反面、ノック式シャープペンシルの先端より
芯を長く突出すると芯が折損してしまうために長く突出
することができず、筆記距離が非常に短いものであつた
。そのために頻繁にリミットスイッチが作動してブザー
が鳴り、その都度ノブを押圧して芯を繰り出さなければ
ならなかつた。しかもこのノック式シャープペンシルを
、たた単に従来公知の特開昭５０−９２６号公報、特開
昭５０−４４０２５号公報あるいは特開昭５０−１２２
３２６号公報に記載されＪた、筆記時に芯に後方への力
が加わつた時には挟持具のくさび作用により強い力で芯
を保持するとともに、芯の摩耗とともに芯ガイドパイプ
が紙面に押されて後退し、筆記を止めて芯および芯ガイ
ドパイプを紙面より離した時には挟持具のくさび丁作用
が解除されて芯ガイドパイプの前進とともに芯が繰り出
されるシャープペンシルに置換えただけでは、筆記時に
芯ガイドパイプが常に紙面に接触するために、高速で紙
面と平行移動して筆記する製図機の画線ヘッドでは芯ガ
イドバイブの先端で紙を破いてしまい実用不可能であつ
た。一方押出軸により芯ホルダー内の芯を加圧するもの
は、芯ホルダーが芯ホルダー管内に完全に引込むまで筆
記できるので、一本の芯の範囲内ではかなり長い筆記距
離が可能となるが、１本の芯が摩耗した時次の芯を追従
させることができず、いちいち押出軸を外して芯ホルダ
ー内に芯を挿入させなければならず大変面倒な操作を行
なわなければならなかつた。

本発明は、本発明が出願前に知られている芯が摩耗した
量だけ自動的に繰り出されるシャープペンシル体を下方
に弾発させ、該シャープペンシルの芯ガイドバイブに設
けられたストッパーを、ストッパーの下面から芯ガイド
バイブの先端までの距離よりわずかに長い距離上面が紙
面より離れた芯ガイドバイブ支えに当接させて構成する
ことにより、シャープペンシル体を上下動するだけで筆
記が行なえ、しかも１本の芯が終了した場合には次の芯
が簡単に追従できる製図機の画線ヘッドを提供すること
を目的としたものである。

先ず芯が自動的に繰り出されるシャープペンシル体を第
３図により説明すると、芯ガイドバイブ１に芯ホルダ２
を固着し、さらに芯ガイドバイブ１に継手管３が一体に
固着され、芯ホルダ２で芯４を軽く保持している。

継手管３の突部３Ａに突部５Ａがスライド可能に組み合
わされた外バイブ５の中に芯４を保持するチャック６と
、チャック６を開閉する締リング７を設け、チャック６
と中バイブ８を固着し、中バイブ８と外バイブ５の間．
にチャックスプリング９を配置し、通常はチャックスプ
リング９の弾発力によつてチャック６が締リング７に押
しつけられ、チャック６が閉じられるように構成されて
いる。（以下外バイブ５、チャック６、締リング７、中
バイブ８、チヤツクス，プリング９をまとめて「芯保持
体」という。）中バイブ８の中には数本の予備芯１０が
内蔵され、継手管３の突部３Ａと、外バイブ５の突部５
Ａは互いに組み合わされてスライドできるように構成さ
れている。芯ホルダ２が芯４を保持しているカーより弱
い弾発力の外バイブ押しスプリング１１、およびチャッ
クスプリング９より強い弾発力のリタースプリング１２
が、それぞれ外バイブ５、軸１３と締め具１４との間に
構成されている。また第４図に示すように締め具１４に
は軸方向の後方に向かつて拡大した前テーパ部１４Ｂと
前テーパ部１４Ｂに接続し軸方向の後方に向かつて縮小
した後テーパ部１４Ａを設け、前テーパ部１４Ｂと後テ
ーパ部１４Ａとの間及び締め具１４のテーパ部１４Ａ，
１４Ｂの間と外バイブ５の間に位置したボール１５は、
リテーナー１６に設けられた、たとえば横穴のようなボ
ール取り付け部１６Ａに、ボール１５の表面の一部がリ
テーナー１６のノ外径１６Ｂより外側に突き出るように
、またボール１５の他の表面の一部は、リテーナー１６
の内径１６Ｃより内側に突き出て、しかも回動自在に取
り付けられている。リテーナー１６の後部外鍔はノブ支
え１７に内蔵され、該後部外鍔はリテー．ナー１６の後
端面１６Ｄとノブ支え１７の内面１７Ａの間のリテーナ
ー押しスプリング１９の弾発力によつて、ノブ支え１７
の内段部１７Ｂに押し付けられるように構成されている
。ノブ支え１７と締め具１４の後端面１４Ｃとの間に取
り付けられたコイルスプリング１８の弾発力によつて、
前述したようなボール１５を取り付けたリテーナー１６
は軸方向の後方に引つ張られ、ボール１５は締め具１４
の後テーパ部１４Ａに押し付けられ、挟持具であるボー
ル１５および締め具１４のくさび作用によつて外バイブ
５を保持するように構成されている。ついでノブ支え１
７には着脱自在にノブ２０が取り付けられて芯４が自動
的に繰り出されるシャープペンシル体が構成されている
。このシャープペンシル体の芯ガイドバイブ１の先端１
Ａより適宜の距離上方に位置してストッパー２１を固着
する。つぎに第１図において、上記のシャープペンシル
体を製図機の画線ヘッドに固定した構成を説明すると、
図板上の紙面２２と平行移動するヘッド本体２３より電
磁石２４により上下動を行なう作動軸２５と軸支え２６
が板バネ２７により連結され、該軸支え２６に第１図に
示したシャープペンシル体の軸１３を固定し、軸１３は
ヘッド本体２３の案内孔２３Ａを摺動自在に貫通し、ノ
ブ２０がヘッド本体２３より突出している。

しかも第２図は電磁石２４により軸支え２６が下方に移
動した状態であり、シャープペンシル体は板バネ２７の
弾発力で下方に弾発される。一方ヘッド本体２３の側面
２３Ｂに、ストッパー２１の下面２１Ａより芯ガイドバ
イブ１の先端１Ａまでの距離よりわずかに長い距離紙面
２２と離れて芯ガイドバイブ支え２８が設けられている
。しかし芯ガイドバイブ支え２８には、ヘッド本体２３
の案内孔２３Ａの中心より真下の位置に、芯ガイドバイ
ブ１の外径より太径でかつストッパー２１より細径の穴
２８Ａが構成されている。従つて軸支え２６により下方
に弾発されたシャープペンシル体の芯ガイドバイブ１は
、ストッパー２１の下面２１Ａが芯ガイドバイブ支え２
８の上面２８Ｂに当接されているために、芯ガイドバイ
ブ１の先端が紙面２２よりわずかに離れ、芯４のみが紙
面２２に当接される。尚図示していないがシャープペン
シル体を一定圧で弾発する構成としては、板バネ２７に
限らずコイルスプリングでも重力でも何ら問題はない。
又、ストッパー２１は芯ガイドバイブ１に固着する代り
に芯ガイドバイブ１の一部に外段を構成してストッパー
としても何ら問題はない。以上のように構成されたこの
発明の製図機の画線ヘッドで筆記を行なうには、第１図
の状態において軸支え２６に固定されたシャープペンシ
ル体が板バネ２７の弾発力で下方に押されると、締め具
１４のテーパー部１４Ａに位置しているボール１５のく
さび作用により芯保持体を上方に対しては強く保持する
ので、芯４が紙面２２に押し付けられる。この状態でヘ
ッド本体２３を紙面２２と平行移動することにより筆記
が行なえ、芯４の摩耗とともにシャープペンシル体が下
方に移動する。しかし芯ガイドバイブ１に固着されたス
トッパー２１が芯ガイドバイブ支え２８の穴２８Ａの縁
に当接されているために、芯ガイドバイブ１は下方に移
動できず芯ホルダ２が芯４を滑つて停止している。つい
で筆記を止めシャープペンシル体を上方に移動させると
第２図に示した状態となり芯保持体は外バイブ押しスプ
リング１１の弾発力によつて軸方向の前方に移動しよう
とする力が働き、ボール１５にはくさび作用が働かなく
なり、ボール１５が芯保持体を保持する力は急激に減少
し、芯保持体は芯４を保持したまま下方に移動する。こ
のとき芯４と芯ホルダ２との軽い摩擦力によつて芯ガイ
ドバイブ１、芯ホルダ２、継手管３も前方に移動し、芯
ガイドバイブ１の段部１Ｂが軸１３の係止段１３Ａに当
接される。芯ホルダ２の芯４を保持する摩擦力は外バイ
ブ押しスプリング１１の弾発力よりも強いため、芯４お
よび芯保持体の下方への移動を停止される。以上のよう
な作動を繰り返し行なうことにより外バイブ５の前端面
５Ｂが継手管３の突部３Ａの後端に当り、第５図に示し
た状態となつて芯保持体が下方に移動できなくなり、１
本の芯４の筆記が終わつてしまうので中バイブ８内の予
備芯１０を繰り出す必要が生じてくる。

そこで芯保持体を第３図の状態まで戻す操作を説明する
。まずノブ２０をコイルスプリング１８の弾発力に抗し
て押圧すると、ノブ支え１７が押され同時にノブ支え１
７の内段部１７Ｂも前方に移動し、リテーナー押しスプ
リング１９の弾発力によりリテーナー１６が下方に移動
させられ、ボール１５が第４図Ａから第４図Ｂに示すよ
うに後テーパ部１４Ａ側から前テーパ部１４Ｂ側に移動
する。これによつて芯保持体は挟持体である締め具１４
とボール１５のくさび作用で、第３図とは逆に上方に対
しては移動できるが下方に対しては移動できなくなる。
さらにノブ２０を押圧すると、ノブ支え１７の内段部１
７Ｂの前端面が締め具１４の後端面１４Ｃを押し、締め
具１４が下方に移動する。重ねてノブ２０を押圧すると
、ノブ支え１７の内面１７Ａが中バイブ８の後端８Ａを
押すが、外バイブ５は継手管３に当つているので下方に
は移動できないために、中バイブ８だけが下方に押され
る。この動作は従来のノック式シャープペンシルがノッ
クされてチャック６を開放するのと同様で、チャック６
は開かれ芯４を開放する。この状態が第６図に示された
状態である。つぎにノブ２０を押圧したままその力を除
々に弱めれば、芯保持体の外バイブ５は締め具１４の前
テーパ部１４Ｂとボール１５のくさび作用により下方に
は移動できないために、締め具１４がリターンスプリン
グ１２の弾発力により上方に押されて移動し、芯保持体
も締め具１４と同様にチャック６を開いたままの状態で
上方に移動させられる。そして締め具１４の後端面１４
Ｃが軸１３の段部１３Ｂに当ると締め具１４は停止され
て、ノブ２０を押圧する前の状態つまり元の位置に戻る
。締め具１４の前テーパ部１４Ｂとボール１５のくさび
作用により保持された外バイブ５も、締め具１４と同様
に停止される。しかしノブ支え１７はコイルスプリング
１８の弾発力によりさらに上方に移動し、ノブ支え１７
の内面１７Ａが中バイブ８の後端８Ａより離間し中バイ
ブ８を下方に押圧している力を解除する。するとチャッ
クスプリング９の弾発力で中バイブ８が上方に移動して
チャック６が閉じられる。ノブ支え１７はさらに上方に
移動し、ノブ支え１７の内段部１７Ｂとリテーナー１６
の後端突起１６Ｅが当りコイルスプリング１８の弾発力
によつてリテーナー１６を上方に引つ張り、ボール１５
が締め具１４の前テーパ部１４Ｂから後テーパ部１４Ａ
に移り、ボール１５が締め具１４の後テーパ部１４Ａに
当ることによつてノブ支え１７も停止し第２図の状態に
復帰する。この状態で予備芯１０を繰り出すには、前述
のようにノブ２０を押圧することによりボール１５が締
め具１４の前テーパ部１４Ｂに押し付けられ、前テーパ
部１４Ｂとボール１５のくさび作用により外バイブ５を
下方に対しては強く保持する。さらにノブ２０を押圧す
るとノブ支え１７の内面１７Ａで中バイブ８の後端８Ａ
が押されるが、外バイブ５は締め具１４の前テーパ部１
４Ｂとボール１５のくさび作用で下方には移動できず、
また外バイブ５の後端５Ｃとノブ支え１７の内面１７Ａ
の距離より、締め具１４の後端面１４Ｃとノブ支え１７
の前端面１７Ｃまでの距離の方が長いため、締め具１４
は移動しない。したがつて従来のノック式シャープペン
シルと同様にノブ２０を押圧することにより予備芯１０
が繰り出されて追従される。尚上記した実施例は芯が自
動的に繰り出されるシャープペンシル体として第３図に
記載されたものが用いられているが、本願発明は上記の
シャープペンシル体に限定されるものではなく、本願出
願前公知の特開昭５０−９２６号公報、特開昭５０一４
４０２５号公報あるいは特開昭５０−１２２３２６号公
報に記載されているように、筆記時に芯に上方への力が
加わつた時には挟持具のくさび作用により強い力で芯を
保持するとともに、芯の摩耗とともに芯ガイドバイブが
後退し、筆記を止めて芯を紙面より離した時には挟持体
のくさび作用が解除された芯ガイドバイブの前進ととも
に芯が繰り出されるシャープペンシル体であれば何ら問
題はない。

又、上記実施例は芯ガイドバイブ１に固着されたストッ
パー２１を芯ガイドバイブ支え２８の穴２８Ａの縁で当
接しているが、必ずしも芯ガイドバイブ支えに穴を構成
する必要はなく、ストッパーの下面と芯ガイドバイブ支
えの上面が当接できればどんな形状でも問題はない。以
上説明したように本発明は、製図機のヘッド本体より上
下動する軸支えに、芯の摩耗とともに芯ガイドバイブが
後退し、芯を紙面より離した時芯ガイドバイブが前進し
て芯を自動的に繰り出すシャープペンシルを固着し、ヘ
ッド本体に設けられた芯ガイドバイブ支えに芯ガイドバ
イブに固着されたストッパーが当接して、芯ガイドバイ
ブの先端が常に紙面よりわすかに離れて構成することに
より、シャープペンシル体を下方に弾発して筆記するだ
けで、筆記による芯の摩耗とともに芯ガイドバイブがス
トッパーに当接されて軸内に後退し、芯ガイドバイブよ
り常に芯が突出した状態で筆記が行なえるので、芯ガイ
ドバイブが紙面に接触して紙を破く恐れが全くなく、シ
ャープペンシル体を上方に移動すれば芯ガイドバイブが
軸より前進して自動的に芯が繰り出せ、しかもノブを押
圧すれば通常のノック式シャープペンシルと同様に予備
芯が追従できる格別の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の製図機の画線ヘッドを示す縦断面図、
第２図はシャープペンシル体を上方に移動させた状態を
示す縦断面図、第３図はシャープペンシル体を示す縦断
面図、第４図は第３図のシャープペンシル体のボールの
動きを示′＃′縦断面図、第５図は筆記により芯が摩耗
して芯保持体が前進したシャープペンシル体を示す縦断
面図、第６図はノブを押圧してチャックを前進し芯を繰
り出したシャープペンシル体を示す縦断面図である。 １・・・・・・芯ガイドバイブ、１Ａ・・・・・・芯ガ
イドバイブ１の先端、１Ｂ・・・・・・芯ガイドバイブ
１の段部、２・・・・・・芯ホルダ、３・・・・・・継
手管、３Ａ・・・・・・継手管３の突部、４・・・・・
・芯、５・・・・・・外バイブ、５Ａ・・・・外バイブ
５の突部、５Ｂ・・・・・・外バイブ５の前端面、５Ｃ
・・・・・・外バイブ５の後端、６・・・・・・チャッ
ク、７・・・・・・締リンク、８・・・・・・中バイブ
、８Ａ・・中バイブ８の後端、９・・・・・・チャック
スプリング、１０・・・・・予備芯、１１・・・・・・
外バイブ押しスプリング、１２・・・・・リターンスプ
リング、１３・・・・・・軸、１３Ａ・・・・・・軸１
３の係止段、１３Ｂ・・・・・・軸１３の段部、１４・
・・・・・締め具、１４Ａ・・・・・・締め具１４の後
テーパ部、１４Ｂ・・・・・・締め具１４の前テーパ部
、１４Ｃ・・・・・・締め具１４の後端面、１５・・・
・・・ボール、１６・・・・・・リテーナー、１６Ａ・
・・・・リテーナー１６のボール取り付け部、１６Ｂ・
・・・・リテーナー１６の外径、１６Ｃ・・・・・リテ
ーナー１６の内径、１６Ｄ・・・・・リテーナー１６の
後端面、１６Ｅ・・・リテーナー１６の後端突起、１７
・・・・・・ノブ支え、１７Ａ・・・・・・ノブ支え１
７の内面、１７Ｂ・・ノブ支え１７の内段部、１７Ｃ・
・・・・・ノブ支え１７の前端面、１８・・・・・コイ
ルスプリング、１９・・・リテーナー押しスプリング、
２０・・・・・・ノブ、２１・・ストッパー、２１Ａ・
・・・・・ストッパー２１の下面、２２・・・・紙面、
２３・・・・・・ヘッド本体、２３Ａ・・・・ヘッド本
体２３の案内孔、２３Ｂ・・・・・・ヘッド本体２３の
側面、２４・・・・電磁石、２５・・・・・・作動軸、
２６・・・・軸支え、２７・・・・・・板バネ、２８・
・芯ガイドバイブ支え、２８Ａ・・・・・・芯ガイドバ
イブ支え２８の穴、２８Ｂ・・・・・・芯ガイドバイブ
支え２８の上面。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 図板上の紙面２２に対して平行移動自在なヘッド本
   体２３と、該ヘッド本体２３に上下動可能に取り付けら
   れた軸支え２６と、筆記時に芯４に上方への力が加わつ
   た時には挟持具のくさび作用により強い力で芯４の後退
   を防ぎ、かつ筆記による芯４の摩耗とともに芯ガイドパ
   イプ１が後退し、筆記を止めて芯４を紙面２２より離し
   た時には挟持具のくさび作用が解除されて芯ガイドパイ
   プ１の前進とともに芯４が繰り出されるシャープペンシ
   ル体を軸支え２６に固定した製図機の画線ヘッドにおい
   て、シャープペンシル体の芯ガイドパイプ１の先端より
   適宜の距離上方に位置してストッパー２１を固着すると
   ともに、ストッパー２１の下面２１Ａから芯ガイドパイ
   プ１の先端１Ａまでの距離より、ヘッド本体２３に設け
   られた芯ガイドパイプ支え２８の上面２８Ｂより紙面２
   ２までの距離の方がわずかに長く構成するとともに、ス
   トッパー２１の下面２１Ａと芯ガイドパイプ支え２８の
   上面２８Ｂが当接可能に構成することにより、該ストッ
   パー２１の下面２１Ｂと芯ガイドパイプ支え２８の上面
   ２８Ｂが当接した時、芯ガイドパイプ１の先端１Ａがわ
   ずかに紙面２２より離れて構成したことを特徴とする製
   図機の画線ヘッド。