JPS6058571B2 - 薄膜パタ−ン形成方法 - Google Patents

薄膜パタ−ン形成方法

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JPS6058571B2
JPS6058571B2 JP1514877A JP1514877A JPS6058571B2 JP S6058571 B2 JPS6058571 B2 JP S6058571B2 JP 1514877 A JP1514877 A JP 1514877A JP 1514877 A JP1514877 A JP 1514877A JP S6058571 B2 JPS6058571 B2 JP S6058571B2
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JP
Japan
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pattern
thin film
resist
film
res
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JP1514877A
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English (en)
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JPS53100500A (en
Inventor
幹雄 瀬川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、基板上に多層薄膜パターンを形成する場合
における表面の凹凸を平面化する方法に関するものであ
る。
例えば、磁気バブル・メモリを作る場合、1チップ上
に複数個のマイナ・ループとメジャー・ループを形成し
、磁気バブルをループ相互間で転送させ、あるいはバブ
ルを発生、消去させることにより、高速アクセスを可能
にしている。
この場合、バブル転送パターンとしてTINYYシエブ
ロン等のパターンを、バブル検出器として磁気抵抗検出
器を、発生器としてニユークリエイト方式の発生器を、
また消去器として転送ゲートを用いてメジャー・ループ
からバブル吸収器に導く手段をそれぞれ用いる。このう
ち、マイナ・ループとメジャー・ループを形成する転送
パターン(パーマロイ・パターン)と、バブルを発生、
消去したり、ループ間を転送させるゲート(導体パター
ン)とは、同一平面に配置できないので、導体パターン
層の上に絶縁層を介してパーマロイ・パターンの層を形
成する。また、パターンの形状を細くするほど強力な磁
場を発生するが、製作上の限界から、普通3μm径のバ
ブルに対して2μm幅のパターンを使用する。 しかし
、一般に多層の薄膜パターンを形成する場合、パターン
の凹凸が次の層に悪影響を及ぼす。
すなわち、隣接する層に段差が生することにより、ファ
イン・パターンが形成されず、極端な場合にはパターン
が切断される。また、段差が生ずることにより、磁化力
が弱められて、回転磁界が効率よく伝達されず、バブル
の転送に大きな外部磁界が必要となる。この場合、ファ
イン・パターンを形成し、しかも磁化力を強くするため
には、層間の距離を短縮しなければならないが、発生、
消去および転送のために大電流を流す場合には、導体パ
ターンを厚くするとともに、絶縁膜も厚くする必要があ
る。 したがつて、基板上に多層パターンを形成する場
合、下層パターン面を平面化すれば、上層パターン形成
時に、レジスト膜厚の不均一や段差によるパターンの切
断等を防ぐことができ、微細パターン形成の歩留り向上
、および素子の性能向上を図ることができる。
下層パターン面を平面化するため、従来、第1図aに示
すように、基板Subの上に導体パターン用として膜厚
0.5μmの材料(例えば金Au)を形成し、その上に
].5μm厚のレジスト・パターンResをのせ(第1
図b参照)、イオン・ミリングした後(第1図c参照)
、レジスト・パターンResを残したままSiO2を0
.5μmの厚さにスパッタリングし(第1図d参照)、
レジスト・パターンResを除去することにより(第1
図e参照)、平面化を実現したものがある(第7回応用
磁気学術講演会(19礼年)51A−2資料を参照)。
第1図eの平面上にNi−Fe合金をのせて、上層のパ
ターン形成を行う。しかし、通常、第1図a−eの方法
でパターンを形成するためには、レジスト膜厚をかなり
厚くしないと歩留りが悪く、微細パターンへの適用が難
しい。
そこで本発明者等は、絶縁膜としてSiO2のかわりに
SiOを導体パターンの上に蒸着する方法を先に提案し
た。
すなわち、SlO2では真空度が悪い(10−2〜10
−3T0rr)ため、スパッタ・プロセス以外は実用的
でなく、かつ散乱によりレジスト・パターンの側面に付
着する量が多いため、レジスト・パターンを厚くしない
と実用できない。これに対して、SlOでは高真空度で
ある(10−QOrr)ため低温蒸着が可能てあり、し
かもレジスト・パターンの側面に付着しないため、レジ
スト・パターンが薄くてもリフト・オフが容易にできる
本発明の目的は、基板上に多層パターンの形成を行う場
合、従来のリフト・オフによる平面化法に比べ、レジス
ト・パターンを薄くして微細パターンの形成を可能にし
、かつレジスト・パターンの側面に絶縁材料が付着しな
いようにして、歩留りの向上を図ることにある。
本発明においては、パターン形成用材料上に選択エッチ
ングによりあとで取去ることができる材料を重ねて生膜
し、パターン形成後、レジストを残したまま上記ダミー
材料のみを選択的にエッチングして、凹凸を埋める材料
を生膜する際、多少のサイド付着があつても、レジスト
上の材料と凹部の材料とを不連続にし、リフト・オフ法
を容易に歩留りよく行うことによつて、上記の目的を達
成している。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第2図a−fは、平面化プロセスの断面図、第3図a−
cは、パターンのサイド・エッチングを施さない場合ま
たはダミー材料を用いない場合との比較を示す断面図で
ある。先ず、第2図aに示すように、基板S曲例えばバ
ブル結晶の上に、パターン形成用材料としてN−Cu膜
を真空蒸着法により生成し、その上にダミー用材料とし
てNi−Fe膜を同じく蒸着する。
これは、真空容器内に両方の材料を配置して、タングス
テンのボルトを約30000Cまで赤熱させると、先ず
N−Cuが約1000℃で溶解し、次にNi−Feが約
1400℃で溶解して、順次蒸着され、多層膜が生成さ
れるので、工程が増加せず、また仕上げもきれいにでき
る。また、材料の比重を計測することにより、蒸着して
生成する各材料の膜厚を高精度て制御することがてきる
。次に、第2図bに示すように、レジストResでパタ
ーンを形成する。
すなわち、Ni−Fe膜の上にレジストResを塗布し
、フォト●プロセスによつてレジスト・パターンを形成
する。次に、第2図cに示すように、レジスト●パター
ンResをマスクとして、イオン・エッチング法により
N−Cu膜とN1−Fe膜をパターン形成する。
これは、アルゴン●イオンのビームをNi−Fe膜、A
1−Cu膜に衝撃浸透させることにより、レジスト・パ
ターンResと同一の形状にエッチングする。勿論、化
学的な方法でエッチングしてもよい。次に、第2図dに
示すように、例えば (NHi)2S208+H2O液を50グ〜60℃に加
熱し、レジストResの下方のNi−Feパターンのみ
に選択的にサイド●エッチングを行う。
次に、第2図eに示すように、SiOをAI−Cu膜厚
と同程度の厚さに蒸着する。
この場合、基板Subを加熱せずに、低温蒸着を行う。
次に、例えば、(NH,)2S208+H2O液でNi
−Feを化学エッチングすることにより除去する。
必要によつては、アセトン中で超音波洗浄を行い、再び
Ni−Fe膜を化学エッチングする。(NH4)2S2
08+H2q夜は、Ni−Feのみを選択的にエッチン
グするもので、A1−Cuはエッチングされない。
そして、Ni−Fe膜が除去されることによりNi−F
e膜の上に生膜されているレジストResおよびSiO
も除去されて、第2図fに示すように、N−Cu膜とS
iO膜が同一レベルになる。したがつて、この上にSi
O2を介して、次のパターン(例えば、パーマロイ・パ
ターン)をのせれば、表面に凹凸のない2層のパターン
が形成される。このように、本発明は、レジストRes
および導体パターン(A1−Cu)には影響を与えずに
、ダミー材料(Ni−Fe)のみを選択的にサイド・エ
ッチングすることを特徴とするものであつて、もしこの
サイド・エッチングを省略した場合には、第3図aに示
すように、SiOを蒸着することにより、レジストRe
sおよびダミー材料のNi−Fe膜がSiOに覆われて
しまい、Ni−Fe膜およびレジストResを除去でき
なくなる。
また、ダミー材料(Ni−Fe)を使用せずに、パター
ン材料(A1−Cu)を化学的にサイド・エッチングす
る場合には、第3図bに示すように、レジストResに
覆われないようにするため、凹凸を埋める材料(SiO
)をパターン材料(,A]−Cu)の膜厚より僅か薄目
に蒸着する必要があり、さらにレジストResを取除い
た後の表面に溝(ギャップ)が生じ、仕上りがきれいに
できない欠点がある。
本発明においては、第3図cに示すように、ダミー材料
(Ni−Fe)を使うので材料が余分に必要であるが、
ダミー材料(Ni−Fe)に選択的にサイド・エッチン
グすることにより、レジストResが傘の役割を果し、
またレジストResおよびダミー材料(Ni−Fe)と
SiOとの間隔が大きくなつて、SiOを蒸着する際、
廻り込みによりレジストResやダミー材料(Ni−F
e)に付着するSiOがなくなる。
したがつて、化学エッチングによりダミー材料(Ni−
Fe)とレジストResを簡単に除去できる。また、こ
れらを除去した後の表面のパターン材料(A1−Cu)
とSiOの間に溝(ギャップ)がなく、仕上りのきれい
な平面が得られる。したがつて、SiOを蒸着する際、
厚く蒸着しても差支えない。しかも、ダミー材料(Ni
−Fe)を使用することによつて工程の増加はなく、ダ
ミー材料を挿入することにより、レジストResを厚く
する必要もなく、ダミー材料の膜厚も薄くすることがで
きる。むしろ、これらの膜厚を薄くして、サイド・エッ
チングを大きくすることにより、形成しようとするパタ
ーンが精度よく平面化されるので、微細パターンの平面
化において特に優れている。さらに、SiOを低基板蒸
着するため、SiO2をスパッタリングする場合に比べ
て、散乱が少くそれだけサイドに付着するSiOは少く
なる。
バブル●メモリのように、導体パターン上にバブル駆動
用パーマロイ・パターンを配置する場合、メジャー●マ
イナ方式のチップは、転送ゲートの真上にメジャー・ル
ープが走るが、転送ゲートの1箇所でも凹凸が残つてい
ると、それによりメジャー・ループの最小駆動磁界が決
定されてしまい、平面化の意味がなくなる。
特に、メモリ容量が大きくなるに伴い、段差部分も増加
するため、歩留りを100%にする必要があるが、本発
明の方法はこのような場合にきわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図a−eは従来のリフト・オフ法による平面化のプ
ロセスを示す断面工程図、第2図a−fは本発明の一実
施例を示す平面化プロセスの断面工程図、第3図a−c
はサイド・エッチングおよびダミー材料を用いない場合
との比較を示す断面・図である。 Au:金、N−Cu:アルミニウム●銅の合金薄膜、N
i−Fe:ニツケル●鉄の合金薄膜、Res:レジスト
、Sub:基板、SiO,SiO2:絶縁材料。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板上にパターン形成用の第1の薄膜を形成して、
    該薄膜上にレジスト・パターンを形成し、該レジスト・
    パターンをマスクとして該第1の薄膜をエッチングし、
    該レジスト・パターンを残したまま絶縁材料を生膜した
    後、レジスト・パターンを除去することにより平面化し
    、該平面上に別のパターンを形成する多層薄膜パターン
    形成方法において、該第1の薄膜の上に該第1の薄膜材
    料と選択エッチングが可能な材料で第2の薄膜を重ねて
    形成し、該第1と第2の薄膜をエッチング法によりパタ
    ーンに形成した後、該第2の薄膜パターンの幅が該第1
    の薄膜およびレジスト・パターンの幅より細くなるよう
    に選択的にサイド・エッチングを行い、かつ該第2の薄
    膜材料と選択エッチングが可能な絶縁材料を該第1の薄
    膜と同じ厚さに生膜することを特徴とする薄膜パターン
    形成方法。
JP1514877A 1977-02-15 1977-02-15 薄膜パタ−ン形成方法 Expired JPS6058571B2 (ja)

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JPS53100500A JPS53100500A (en) 1978-09-01
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6374362U (ja) * 1986-10-31 1988-05-18

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JPS6374362U (ja) * 1986-10-31 1988-05-18

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