JPS605738Y2 - 小型無調整ステツプモ−タ− - Google Patents
小型無調整ステツプモ−タ−Info
- Publication number
- JPS605738Y2 JPS605738Y2 JP1974120135U JP12013574U JPS605738Y2 JP S605738 Y2 JPS605738 Y2 JP S605738Y2 JP 1974120135 U JP1974120135 U JP 1974120135U JP 12013574 U JP12013574 U JP 12013574U JP S605738 Y2 JPS605738 Y2 JP S605738Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- stator
- opening
- bearing
- step motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子時計等に使われる小型ステップモーターに
関し、ローター中心とステーターの中心との位置ずれを
防止すると同時に無調整化を可能とし、組立の量産化を
目的としたステップモーターに関するものである。
関し、ローター中心とステーターの中心との位置ずれを
防止すると同時に無調整化を可能とし、組立の量産化を
目的としたステップモーターに関するものである。
近時電子時計は高精度化が可能になり、需要も換起され
つつあるが、本考案はこれらの傾向に鑑みて、量産化可
能である電子時計用ステップモーターを提供するのが目
的である。
つつあるが、本考案はこれらの傾向に鑑みて、量産化可
能である電子時計用ステップモーターを提供するのが目
的である。
従来の小型ステップモーターではステーターのロータ一
対向部は分かれて二体となっていて、ローターの回転方
向の決定は左右のステーターをローターに対してずらす
ことによって、その都度調整しているので、調整作業は
煩雑であった。
対向部は分かれて二体となっていて、ローターの回転方
向の決定は左右のステーターをローターに対してずらす
ことによって、その都度調整しているので、調整作業は
煩雑であった。
これらの欠点を排除するために、無調整化の工夫がなさ
れ、種々の案が提案されている。
れ、種々の案が提案されている。
第１図の如きも代表的な例であって、ローター１と、こ
のローター面と同心的な側面を有するステーター２は同
心的に配置され、ピン３によって位置決めされ、固定さ
れる。
のローター面と同心的な側面を有するステーター２は同
心的に配置され、ピン３によって位置決めされ、固定さ
れる。
回転方向を決定するために、非対称ポテンシャルにする
ための切欠２ａがステーター２の側面に設けられている
。
ための切欠２ａがステーター２の側面に設けられている
。
精密にローター中心とステーター中心を合わせるために
は、ピン３の位置を始め、各部品の精度を上げねばなら
ない欠点がある。
は、ピン３の位置を始め、各部品の精度を上げねばなら
ない欠点がある。
本考案は上述の如き欠点を排除するために、考案された
ものであって以下に図面に従って説明する。
ものであって以下に図面に従って説明する。
第２図、第３図は本考案の実施例に基づくステーターお
よびローターを示す平面図および側断面図である。
よびローターを示す平面図および側断面図である。
図面において、１はローター、２は薄板上のステーター
、３はステーターを位置決めするピン、４はローター軸
受、５はローター下受、６は案内ブツシュであり、ロー
ター１はステーター２の開口部に回転可能に収納され、
その下端はローター下受５に設けられたローター軸受４
に軸支されている。
、３はステーターを位置決めするピン、４はローター軸
受、５はローター下受、６は案内ブツシュであり、ロー
ター１はステーター２の開口部に回転可能に収納され、
その下端はローター下受５に設けられたローター軸受４
に軸支されている。
又、ステーター２は開口部の第２の一点鎖線で示す中心
線に対し非対称となるすなわち、ステーター２の開口部
の中心軸を通る励磁束の線上（主励磁磁束を通る線上）
と異なる位置に微小半円形状の切欠２ａを有し、ロータ
ー１の静止磁極位置を傾斜させ、ローター１の回転方向
を決定している。
線に対し非対称となるすなわち、ステーター２の開口部
の中心軸を通る励磁束の線上（主励磁磁束を通る線上）
と異なる位置に微小半円形状の切欠２ａを有し、ロータ
ー１の静止磁極位置を傾斜させ、ローター１の回転方向
を決定している。
ステーター２はその一対の磁極が連結部２ｃ（細くくひ
れた部分）を残して開口部を形威して一体形成されてい
るが、連結部２ｃの幅は、本考案の対称とする電子時計
用の場合極めて小さく（およそ０．１ｍｍ）、外部衝撃
により変形を受は易い。
れた部分）を残して開口部を形威して一体形成されてい
るが、連結部２ｃの幅は、本考案の対称とする電子時計
用の場合極めて小さく（およそ０．１ｍｍ）、外部衝撃
により変形を受は易い。
この変形はローター下受５に立てられたビン３により、
ある程度は規制されるが微妙なモーター性能に影響する
ローター１の開口部に対しては十分規制することは不可
能である。
ある程度は規制されるが微妙なモーター性能に影響する
ローター１の開口部に対しては十分規制することは不可
能である。
そこで、第３図に示すように、ステーター２の開口部を
ローター軸受４と同心円的に固定された案内ブツシュ６
にガイド６ａを介して嵌着すれば、ステーター２の開口
部の変形は十分に規正され、切欠２ａ（角度位置および
大きさでモータ性能を決定する）とローター１と相互位
置関係は設計値と一致し、所望のモーター性を発揮する
ことができる。
ローター軸受４と同心円的に固定された案内ブツシュ６
にガイド６ａを介して嵌着すれば、ステーター２の開口
部の変形は十分に規正され、切欠２ａ（角度位置および
大きさでモータ性能を決定する）とローター１と相互位
置関係は設計値と一致し、所望のモーター性を発揮する
ことができる。
本考案の構成によれば、微小な切欠２ａを有する開口部
をローター下受５に固着された案内ブツシュ６に嵌着す
るのみで、ステーター２の取り付は位置のバラツキおよ
びローター１とのステータ一対向側面２ｂの位置のバラ
ツキや組立後の衝撃による変形を除去すると共に、無調
整でローター１の静止位置も決定され、電子時計用の小
型ステップモーターの性能を十分発揮することもできる
。
をローター下受５に固着された案内ブツシュ６に嵌着す
るのみで、ステーター２の取り付は位置のバラツキおよ
びローター１とのステータ一対向側面２ｂの位置のバラ
ツキや組立後の衝撃による変形を除去すると共に、無調
整でローター１の静止位置も決定され、電子時計用の小
型ステップモーターの性能を十分発揮することもできる
。
なお切欠２ａのかわりに微小形状の突部を設けた無調整
ステップモーターも考えられるが、本考案の場合は、案
内ブツシュ６を用いるため微小な切欠２ａに限られる。
ステップモーターも考えられるが、本考案の場合は、案
内ブツシュ６を用いるため微小な切欠２ａに限られる。
本考案は上述のような構造とすることによって、ステー
ターを−・体曲に形威し、回転方向制御のための調整は
切欠のみで行ので、殆んど無調整化でき、又案内ブツシ
ュを中介にしてローター、ローター軸受、ローター下受
、案内ブツシュ、ステーターなどの部品を同心的に精度
よく組立てることができるので、［７−コストのステッ
プモーターの量産化を可能とするものである。
ターを−・体曲に形威し、回転方向制御のための調整は
切欠のみで行ので、殆んど無調整化でき、又案内ブツシ
ュを中介にしてローター、ローター軸受、ローター下受
、案内ブツシュ、ステーターなどの部品を同心的に精度
よく組立てることができるので、［７−コストのステッ
プモーターの量産化を可能とするものである。
第１図は従来のステップモーターの主要部を示す平面図
、第２図は本考案の案内ブツシュをガイドして、ロータ
ーとステーターを組立てた無調整ステップモーターの主
要部の平面図、第３図はその断面図である。 １・・・・・・ローター、２・・・・・・ステーター
２ａ・・・・・・切欠、２ｂ・・・・・・側面、３・・
・・・・ビン、４・−−−−−ｏ−ター軸受、５・・・
・・田−ター下受、６・・・・・・案内ブツシュ、６ａ
・・・・・・ガイド。
、第２図は本考案の案内ブツシュをガイドして、ロータ
ーとステーターを組立てた無調整ステップモーターの主
要部の平面図、第３図はその断面図である。 １・・・・・・ローター、２・・・・・・ステーター
２ａ・・・・・・切欠、２ｂ・・・・・・側面、３・・
・・・・ビン、４・−−−−−ｏ−ター軸受、５・・・
・・田−ター下受、６・・・・・・案内ブツシュ、６ａ
・・・・・・ガイド。
Claims (1)
- 一対の磁極を有するローターと、一対の磁極を持ち前記
ローターを収納する開口部を有する薄板状ステーターと
、このステーターが固着され前記ローターの回転中心と
なるローター軸受を有するローター下受とからなるステ
ップモーターにおいて、前記ステーターは細くくびれた
部分を残して前記開口部を形成腰前記開口部のローター
に対向する断面に、微小形状の切欠を設け、前記切欠の
位置は前記開口部に発生する主励磁磁束が前記開口部の
断面を通る位置とは異なる位置にあり、前記ローター下
受に前記ローター軸受と同心円的にリング形状の案内ブ
ツシュを設け、前記ステーターの開口部を前記案内ブツ
シュに嵌着することにより前記ローター軸受と同心的位
置決めすることを特徴とする小型無調整ステップモータ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974120135U JPS605738Y2 (ja) | 1974-10-04 | 1974-10-04 | 小型無調整ステツプモ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974120135U JPS605738Y2 (ja) | 1974-10-04 | 1974-10-04 | 小型無調整ステツプモ−タ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5146014U JPS5146014U (ja) | 1976-04-05 |
| JPS605738Y2 true JPS605738Y2 (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=28360843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1974120135U Expired JPS605738Y2 (ja) | 1974-10-04 | 1974-10-04 | 小型無調整ステツプモ−タ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605738Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011115051A1 (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-22 | シチズンホールディングス株式会社 | 電子時計 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0140316Y2 (ja) * | 1980-02-20 | 1989-12-01 |
-
1974
- 1974-10-04 JP JP1974120135U patent/JPS605738Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011115051A1 (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-22 | シチズンホールディングス株式会社 | 電子時計 |
| JP2011191188A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Citizen Holdings Co Ltd | 電子時計 |
| US9010997B2 (en) | 2010-03-15 | 2015-04-21 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Electronic timepiece |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5146014U (ja) | 1976-04-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS605738Y2 (ja) | 小型無調整ステツプモ−タ− | |
| JPS5917613B2 (ja) | 小型ステツプモ−タ | |
| US4324992A (en) | Electromagnetic motor | |
| US4725749A (en) | Stepping motor and frame plate assembly for a wristwatch movement | |
| JPS5842709B2 (ja) | スイシヨウドケイヨウステツプモ−タ− | |
| JP2002090473A (ja) | 時計用ステップモータ | |
| JPS6225859A (ja) | 偏平型ブラシレスモ−タ | |
| JPH0453172Y2 (ja) | ||
| JPS5833574Y2 (ja) | 可動鉄片形計器の磁石固定構造 | |
| US5736806A (en) | Cylindrical electrochemical transducer | |
| JPH0619308Y2 (ja) | パルスモ−タ | |
| JPH0127403Y2 (ja) | ||
| JP3004490U (ja) | ステッピングモータの蓋部材 | |
| JPS5852537Y2 (ja) | 可動鉄片形計器 | |
| KR820001964Y1 (ko) | 모우터의 스테이터 조립구조 | |
| JPH0260443A (ja) | 電動圧縮機の電動機芯出し装置 | |
| JPS6019511Y2 (ja) | 小型同期モ−タ | |
| JPH0574183U (ja) | ステッピングモータ | |
| JPS605737Y2 (ja) | 腕時計用ステツプモ−タのロ−タ | |
| JPS5949787B2 (ja) | 小型ステツプモ−タ− | |
| JP2023045243A (ja) | ロータリソレノイド | |
| JPS6037704B2 (ja) | 電気機械転換機の製造方法 | |
| JPH0467755A (ja) | 電動機 | |
| JPS5926788Y2 (ja) | 回転状態検出装置 | |
| JPS6037013Y2 (ja) | 時計用モ−タ−の地板の構造 |