JPS5833574Y2 - 可動鉄片形計器の磁石固定構造 - Google Patents
可動鉄片形計器の磁石固定構造Info
- Publication number
- JPS5833574Y2 JPS5833574Y2 JP7174679U JP7174679U JPS5833574Y2 JP S5833574 Y2 JPS5833574 Y2 JP S5833574Y2 JP 7174679 U JP7174679 U JP 7174679U JP 7174679 U JP7174679 U JP 7174679U JP S5833574 Y2 JPS5833574 Y2 JP S5833574Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- movable iron
- iron piece
- base
- fixing structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は可動鉄片形計器の磁石固定構造に関するもので
ある。
ある。
自動車のアンメータなどには構造が簡単で耐振性の可動
鉄片形計器が広く使用されている。
鉄片形計器が広く使用されている。
第1図は従来の可動鉄片形計器の分解斜視図である。
図において、1は指針、′2は文字板□、3は取付板、
4は磁極N、Sを有する磁石、5はベース、5aはベー
ス5に形成された軸受孔、6はベース5に固定されたリ
ード線を接続するための端子棒、Iは可動鉄片、Taは
可動鉄片7の両先端に形成された磁極部、8は可動鉄片
7の中心部に固定された回転軸、9は保持板、9aは保
持板9の中心部に形成された軸受部、10はコ字形に形
成されたヨーク、10a、10bはヨーク10の両先端
にそれぞれ分れて2個(合計4個)形成され保持板9を
貫通してその前面に折り曲げられたヨーク磁極部、11
はヨーク10に巻回したコイルでその両端は端子棒6に
持続されている。
4は磁極N、Sを有する磁石、5はベース、5aはベー
ス5に形成された軸受孔、6はベース5に固定されたリ
ード線を接続するための端子棒、Iは可動鉄片、Taは
可動鉄片7の両先端に形成された磁極部、8は可動鉄片
7の中心部に固定された回転軸、9は保持板、9aは保
持板9の中心部に形成された軸受部、10はコ字形に形
成されたヨーク、10a、10bはヨーク10の両先端
にそれぞれ分れて2個(合計4個)形成され保持板9を
貫通してその前面に折り曲げられたヨーク磁極部、11
はヨーク10に巻回したコイルでその両端は端子棒6に
持続されている。
回転軸8は軸受孔5aおよび軸受部9aに軸支され、可
動鉄片1は磁石4とヨーク磁極部10a 、10bの間
に回動自在に配置される。
動鉄片1は磁石4とヨーク磁極部10a 、10bの間
に回動自在に配置される。
第2図はこの計器の動作原理を説明するための説明図で
ある。
ある。
定常時には、可動鉄片7は磁石4に吸引されて磁極部7
aが磁極M、Sに対向し、図に示すような零靜止位置に
停止している。
aが磁極M、Sに対向し、図に示すような零靜止位置に
停止している。
このとき、第1図に示した指針1は文字板2の零目盛を
指している。
指している。
ここで、コイルに電流が流れてヨーク磁極部10aがn
極、ヨーク磁極部10bがS極にそれぞれ励磁されると
、磁極部7aはヨーク磁極部10a、10bにも吸引さ
れ可動鉄片Tは矢印の方向に回動する。
極、ヨーク磁極部10bがS極にそれぞれ励磁されると
、磁極部7aはヨーク磁極部10a、10bにも吸引さ
れ可動鉄片Tは矢印の方向に回動する。
可動鉄片Iは磁極部7aに対する磁石4の磁極N、Sの
吸引力とヨーク磁極部10a、10bの吸引力とが平衡
する位置1で回動して停止する。
吸引力とヨーク磁極部10a、10bの吸引力とが平衡
する位置1で回動して停止する。
このときコイルに流れた電流値に対応した目盛が指針に
よって指示される。
よって指示される。
このような、従来の可動鉄片形計器においては、磁石4
をベース5に取付けるのに取付板3によってねじ止めし
でいた。
をベース5に取付けるのに取付板3によってねじ止めし
でいた。
第3図は磁石固定構造の分解斜視図である。
取付板3に形成されたホニルド部3aによって磁石4を
取付板3にかしめて固定し、しかる後に、ねじ12を取
付板3の溝穴3bを介してベース5の取付孔5bにねじ
込むことにより取付板3をベース5に固定して磁石4を
ベース5に取付けていた。
取付板3にかしめて固定し、しかる後に、ねじ12を取
付板3の溝穴3bを介してベース5の取付孔5bにねじ
込むことにより取付板3をベース5に固定して磁石4を
ベース5に取付けていた。
しかしながら、このような構造によると、部品点数が多
くなるとともに組立工数が増してコストが上昇し、また
、磁石のかしめ位置が正確に出ないためベースに対して
取付位置がばらつくという欠点があった。
くなるとともに組立工数が増してコストが上昇し、また
、磁石のかしめ位置が正確に出ないためベースに対して
取付位置がばらつくという欠点があった。
本考案は従来のこのような欠点を解消するためになされ
たもので、その目的とするところは、少ない部品点数で
簡単かつ確実に磁石を固定できるような可動鉄片形計器
の磁石固定構造を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、少ない部品点数で
簡単かつ確実に磁石を固定できるような可動鉄片形計器
の磁石固定構造を提供することにある。
以下、本考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第4図は本考案に係る可動鉄片形計器の磁石固定構造の
一実施例の縦断面図である。
一実施例の縦断面図である。
20は合成樹脂からなるベースで、前面には中心部に軸
受孔20a1両端部に文字板取付孔20bがそれぞれ形
成され、背面には軸受孔20aを通る中心線に対して対
称位置に四部20cl、20c2、その端部にボス部2
0dl、20d2がそれぞれ形成されている。
受孔20a1両端部に文字板取付孔20bがそれぞれ形
成され、背面には軸受孔20aを通る中心線に対して対
称位置に四部20cl、20c2、その端部にボス部2
0dl、20d2がそれぞれ形成されている。
なお、ボス部20dl 、20d2の基部の周囲にはリ
ング状の溝20e 1 、20e 2が形成され、また
、背面の側端からは端子台20fが形成され、この端子
台20fには端子棒21a。
ング状の溝20e 1 、20e 2が形成され、また
、背面の側端からは端子台20fが形成され、この端子
台20fには端子棒21a。
21bが立植されている。
第5図はこのベース20の構造を詳細に示す背面からの
斜視図である。
斜視図である。
次に、第4図において、22は非磁性材料からなるプレ
ートで、前面には中心部に凹んだスラスト軸受部22a
が形成され、端部にはボン部20dl、20d2に対応
する位置に取付穴22bl。
ートで、前面には中心部に凹んだスラスト軸受部22a
が形成され、端部にはボン部20dl、20d2に対応
する位置に取付穴22bl。
22b2がそれぞれ形成されている。
なお、23は円柱形の磁石である。
昔た、24は透磁率の高い磁性材料からなる可動鉄片2
5の中心に固定された回転軸、24aは回転軸24のホ
ゾ段部、25aは可動鉄片25の磁極部である。
5の中心に固定された回転軸、24aは回転軸24のホ
ゾ段部、25aは可動鉄片25の磁極部である。
また、コ字状のヨーク26にはコイル27が巻回されて
おり、このヨーク26はプレート22の背面に取付けら
れ、その先端のヨーク磁極部26aはプレート22を貫
通してプレート22の前面に折り曲げられている。
おり、このヨーク26はプレート22の背面に取付けら
れ、その先端のヨーク磁極部26aはプレート22を貫
通してプレート22の前面に折り曲げられている。
ここで、ヨーク26とコイル27は駆動電磁石を構成す
る。
る。
なお、図示してないが、コイル27の両端は端子棒21
a、21bにそれぞれ接続されている。
a、21bにそれぞれ接続されている。
また、文字板28はベース20の前面に配置され、文字
板取付孔20bにねじ29をねじ込むことによりベース
20に固定されている。
板取付孔20bにねじ29をねじ込むことによりベース
20に固定されている。
このような構成において、組立てる際は、回転軸24を
ホゾ段部24aが軸受孔20aの肩に当る筐で挿入し、
次いで凹部20cl 、20c2に磁石23をそれぞれ
収容した後、ボス部20dl。
ホゾ段部24aが軸受孔20aの肩に当る筐で挿入し、
次いで凹部20cl 、20c2に磁石23をそれぞれ
収容した後、ボス部20dl。
20d2にそれぞれ取付穴22bl、22b2をはめ込
んでからボス部20dl 、20d2の先端を加熱して
つぶすことによりかしめ、プレート22をベース20に
固定する。
んでからボス部20dl 、20d2の先端を加熱して
つぶすことによりかしめ、プレート22をベース20に
固定する。
これにより、磁石23はベース20とプレート22とに
よって所定の位置に強く挾持される。
よって所定の位置に強く挾持される。
このとき、回転軸24の先端はスラスト軸受部22aに
入り、回転軸24はベース20の軸受孔20aとプレー
ト22のスラスト軸受部22aとによって回転自在に軸
支される。
入り、回転軸24はベース20の軸受孔20aとプレー
ト22のスラスト軸受部22aとによって回転自在に軸
支される。
また、ヨーク磁極部26aは凹部20c1と20c2と
の間の空間に配置されるのでベース20に当ることはな
い。
の間の空間に配置されるのでベース20に当ることはな
い。
ここで、ボス部20dl 、20d2の周囲の溝20e
1.20e 2は、取付穴22bl、22b2にばり
などがあってもプレート22がベース20の背面に密着
して磁石23を挾持できるようにするための逃げの役割
をはたすものである。
1.20e 2は、取付穴22bl、22b2にばり
などがあってもプレート22がベース20の背面に密着
して磁石23を挾持できるようにするための逃げの役割
をはたすものである。
以上の実施例では磁石を2個用いた例で説明したが、磁
石が1個の場合でも適用できることはいう1でもない。
石が1個の場合でも適用できることはいう1でもない。
第6図はこのような磁石1個の実施例を示すもので、図
イはその要部断面図、図口はそのA −A断面図である
。
イはその要部断面図、図口はそのA −A断面図である
。
図において、第4図と同一部分には同番号を付しである
。
。
磁石23は中心部に回転軸24を逃げるための穴を有し
て長板状に形成され、ベース20の凹部20cl、20
c2にはめ込まれた後、プレート22によって挾持され
る。
て長板状に形成され、ベース20の凹部20cl、20
c2にはめ込まれた後、プレート22によって挾持され
る。
磁石23ば1個であるため組立はさらに簡単になる。
なお、駆動電磁石は省略しである。第7図は同じく他の
実施例の要部断面図である。
実施例の要部断面図である。
この例では、磁石23は円筒状に形成され、四部20c
にはめ込1れた後プレート22によって挾持されている
。
にはめ込1れた後プレート22によって挾持されている
。
この例では、中心部のスペースがとれるので可動鉄片2
5の配置レイアウトが自由にできる利点がある。
5の配置レイアウトが自由にできる利点がある。
このように、本考案に係る可動鉄片形計器の磁石固定構
造によると、従来の取付板やねじなどが不要になり部品
点数が少なくなり、昔た磁石を凹部にはめ込むだけで組
立てできるため組立工数が大幅に減縮されコストが低減
できる。
造によると、従来の取付板やねじなどが不要になり部品
点数が少なくなり、昔た磁石を凹部にはめ込むだけで組
立てできるため組立工数が大幅に減縮されコストが低減
できる。
さらに、磁石の位置が凹部によってベース上に正確に配
置されるために、回動動作特性が安定になりばらつきが
少なくなるなど、数多くの優れた効果がある。
置されるために、回動動作特性が安定になりばらつきが
少なくなるなど、数多くの優れた効果がある。
第1図は従来の可動鉄片形計器の分解斜視図、第2図は
動作原理説明図、第3図は磁石固定構造の分解斜視図、
第4図は本考案の一実施例の縦断面図、第5図はベース
の斜視図、第6図、第1図はそれぞれ他の実施例の要部
断面図である。 20・・・・・・ベース、20a・・・・・・軸受孔、
20b・・・・・・文字板取付孔、20c 1.20c
2・・・・・・凹部、20 d l 、 20 d 2
−−・・−・ボス部、20el、20e2・・・・・・
溝、22・−・・・・プレート、22a・・・・・・ス
ラスト軸受部、22b1,22b2・・・・・・取付穴
、23・・・・・・磁石、24・・・・・・回転軸、2
5・・・・・・可動鉄片、25a・・・・・・磁極部、
26・・・・・・ヨーク、26a・・・・・・ヨーク磁
極部、27・・・・・・コイル、28・・・・・・文字
板。
動作原理説明図、第3図は磁石固定構造の分解斜視図、
第4図は本考案の一実施例の縦断面図、第5図はベース
の斜視図、第6図、第1図はそれぞれ他の実施例の要部
断面図である。 20・・・・・・ベース、20a・・・・・・軸受孔、
20b・・・・・・文字板取付孔、20c 1.20c
2・・・・・・凹部、20 d l 、 20 d 2
−−・・−・ボス部、20el、20e2・・・・・・
溝、22・−・・・・プレート、22a・・・・・・ス
ラスト軸受部、22b1,22b2・・・・・・取付穴
、23・・・・・・磁石、24・・・・・・回転軸、2
5・・・・・・可動鉄片、25a・・・・・・磁極部、
26・・・・・・ヨーク、26a・・・・・・ヨーク磁
極部、27・・・・・・コイル、28・・・・・・文字
板。
Claims (1)
- 中心に回転軸を固定した可動鉄片と、この可動鉄片を零
静止位置に保つための磁石と、この磁石と所定関係位置
に配置され励磁されたときその励磁量に応じて前記可動
鉄片を吸引して回動させる駆動電磁石とを備えた可動鉄
片形計器の磁石固定構造において、背面に凹部と複数の
ボス部、前面に軸受孔をそれぞれ有するベースと、複数
の取付穴と前面に形成されたスラスト軸受部を有し背面
に駆動電磁石を取付けたプレートとからなり、四部に前
記磁石を収容した後ボス部を取付穴に挿入して固定する
ことによりベースとプレートで前記磁石を挾持し、同時
に軸受孔とスラスト軸受部により前記回転軸を回動自在
に軸支するようにした可動鉄片形計器の磁石固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7174679U JPS5833574Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 可動鉄片形計器の磁石固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7174679U JPS5833574Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 可動鉄片形計器の磁石固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55172859U JPS55172859U (ja) | 1980-12-11 |
JPS5833574Y2 true JPS5833574Y2 (ja) | 1983-07-27 |
Family
ID=29305431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7174679U Expired JPS5833574Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 可動鉄片形計器の磁石固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833574Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-30 JP JP7174679U patent/JPS5833574Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55172859U (ja) | 1980-12-11 |
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