JPS6056803B2 - 空気紡績装置の紡糸ノズル装置 - Google Patents
空気紡績装置の紡糸ノズル装置Info
- Publication number
- JPS6056803B2 JPS6056803B2 JP16565180A JP16565180A JPS6056803B2 JP S6056803 B2 JPS6056803 B2 JP S6056803B2 JP 16565180 A JP16565180 A JP 16565180A JP 16565180 A JP16565180 A JP 16565180A JP S6056803 B2 JPS6056803 B2 JP S6056803B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spinning
- nozzle
- pressure air
- air
- nozzle holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H11/00—Arrangements for confining or removing dust, fly or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は空気紡績装置の紡糸ノズル装置に関する。
空気紡績装置の紡糸ノズルは延伸装置で延伸されたス
ライバーをフロントローラから受け取りスライバー導入
部から紡糸室に送り、スライバーが紡糸室を通過する間
にスライバーに対しその周囲から圧力空気を吹き付け糸
に紡糸するが、スライバーと共に紡糸ノズルに到達した
異物が紡糸ノズル入口のスライバー導入部に詰まるよう
な事態が発生することが考えられる。
ライバーをフロントローラから受け取りスライバー導入
部から紡糸室に送り、スライバーが紡糸室を通過する間
にスライバーに対しその周囲から圧力空気を吹き付け糸
に紡糸するが、スライバーと共に紡糸ノズルに到達した
異物が紡糸ノズル入口のスライバー導入部に詰まるよう
な事態が発生することが考えられる。
そのために、スライバー導入部附近に付着した異物を除
去することが考えられたが、スライバー導入部はフロン
トローラに接近しており清掃のための作業は極めてやり
にくい。また、異物を除去するための吸引空気の噴流を
該部に当てることが考えられたが、そのための吸引空気
用配管を更に取り付けることは設備上無駄であり、装置
を複雑にする。そこで、本発明装置にあつては、常には
フロントローラにスライバー導入部附近を接近させてい
る紡糸ノズルを、異物等が附着したときは、紡糸ノズル
を取り付けているノズルホルダーと共に旋回しスライバ
ー導入部をフロントローラから離去し広い空間内で作業
を行なえるようにし、また、その位置のスライバー導入
部に対してノツタ車のサクションパイプの吸引口が旋回
して来て附着した異物を吸引し取り去ることができるよ
うにした。 次に本発明装置の実施の一例を図面と共に
次に説明する。
去することが考えられたが、スライバー導入部はフロン
トローラに接近しており清掃のための作業は極めてやり
にくい。また、異物を除去するための吸引空気の噴流を
該部に当てることが考えられたが、そのための吸引空気
用配管を更に取り付けることは設備上無駄であり、装置
を複雑にする。そこで、本発明装置にあつては、常には
フロントローラにスライバー導入部附近を接近させてい
る紡糸ノズルを、異物等が附着したときは、紡糸ノズル
を取り付けているノズルホルダーと共に旋回しスライバ
ー導入部をフロントローラから離去し広い空間内で作業
を行なえるようにし、また、その位置のスライバー導入
部に対してノツタ車のサクションパイプの吸引口が旋回
して来て附着した異物を吸引し取り去ることができるよ
うにした。 次に本発明装置の実施の一例を図面と共に
次に説明する。
１は公知の紡糸ノズルで、先端のスライバー導入部２
を延伸装置のフロントローラ３のニップ点４に近接して
位置させてノズルホルダー５に取り付けられている。
を延伸装置のフロントローラ３のニップ点４に近接して
位置させてノズルホルダー５に取り付けられている。
紡糸ノズル１は本実施例においては第１ノズル６１第２
ノズル７の２組のノズルを有し、それぞれのノズルに通
じる圧力空気供給枝管８、９をノズルホルダー５内に設
けてある。各圧力空気供給枝管８、９はその端部を、ノ
ズルホルダー５を支持する圧力空気供給主管１０に穿設
した圧力空気分岐孔１１，１２に向つて開口している。
ノズルホルダー５は上記圧力空気供給主管１０に旋回動
自在に支持されており、ノズルホルダー５に取り付けた
紡糸ノズル１のスライバー導入部２は図面に鎖線Ａで示
すような軌跡を画いて旋回する。そして該部２が、フロ
ントローラ３のニップ点４に対して位置しているときに
は、前記圧力空気供給枝管８，９の端部が圧力空気分岐
孔１１，１２に向つて開口し、圧力空気供給主管１０内
の圧力空気は圧力空気供給枝管８，９に流れるが、図面
において、反時計針方向にノズルホルダー５が旋回する
と、圧力空気供給枝管８，９の端部と圧力空気分岐孔１
１，１２とは、位置がずれて、圧力空気の圧力空気供給
枝管８，９への流入は停止される。１３は圧力空気を第
１ノズル用と第２ノズル用とに分離するための区画板，
１４はノズルホルダーと一体の位置ぎめ片、１５，１６
はフレームに設けたストッパーである。
ノズル７の２組のノズルを有し、それぞれのノズルに通
じる圧力空気供給枝管８、９をノズルホルダー５内に設
けてある。各圧力空気供給枝管８、９はその端部を、ノ
ズルホルダー５を支持する圧力空気供給主管１０に穿設
した圧力空気分岐孔１１，１２に向つて開口している。
ノズルホルダー５は上記圧力空気供給主管１０に旋回動
自在に支持されており、ノズルホルダー５に取り付けた
紡糸ノズル１のスライバー導入部２は図面に鎖線Ａで示
すような軌跡を画いて旋回する。そして該部２が、フロ
ントローラ３のニップ点４に対して位置しているときに
は、前記圧力空気供給枝管８，９の端部が圧力空気分岐
孔１１，１２に向つて開口し、圧力空気供給主管１０内
の圧力空気は圧力空気供給枝管８，９に流れるが、図面
において、反時計針方向にノズルホルダー５が旋回する
と、圧力空気供給枝管８，９の端部と圧力空気分岐孔１
１，１２とは、位置がずれて、圧力空気の圧力空気供給
枝管８，９への流入は停止される。１３は圧力空気を第
１ノズル用と第２ノズル用とに分離するための区画板，
１４はノズルホルダーと一体の位置ぎめ片、１５，１６
はフレームに設けたストッパーである。
前記したフロントローラ３を含む延伸装置は複数並設さ
れており、その前面に圧力空気供給主管１０は設けられ
ている。そして、前記した如く各フロントローラ３の前
面に対設した紡糸ノズル１は、それぞれ各錘列に、圧力
空気供給主管１０にノズルホルダー５によつて支持され
ているが、これら複数錘並列された紡糸ノズルの列に沿
つて、糸結び作業を行なうためのノツタ車が移動してい
る。１７は、図示しないノツタ車に設けられたサクショ
ンバイブで、糸結び等のために、紡糸ノズル１から出た
糸端をその先端の吸引口１８から吸引しつつノツタ（図
示せす）に導くため、吸引口１８は、図面に鎖線Ｂて示
すごとき軌跡を画いて旋回動するようにノツタ車に支持
されている。
れており、その前面に圧力空気供給主管１０は設けられ
ている。そして、前記した如く各フロントローラ３の前
面に対設した紡糸ノズル１は、それぞれ各錘列に、圧力
空気供給主管１０にノズルホルダー５によつて支持され
ているが、これら複数錘並列された紡糸ノズルの列に沿
つて、糸結び作業を行なうためのノツタ車が移動してい
る。１７は、図示しないノツタ車に設けられたサクショ
ンバイブで、糸結び等のために、紡糸ノズル１から出た
糸端をその先端の吸引口１８から吸引しつつノツタ（図
示せす）に導くため、吸引口１８は、図面に鎖線Ｂて示
すごとき軌跡を画いて旋回動するようにノツタ車に支持
されている。
サクションバイブ１７は鎖線Ａと鎖線Ｂとが点Ｃにおい
て交差するように、ノツタ車に設けられている。位置Ｃ
は、ノズルホルダー５が、フロントローラ３から離去す
るように図面において反時計針方向に旋回し、ストッパ
ー１６で停止したときのスライバー導入部位置である。
次に本発明装置の作用につき説明する。
て交差するように、ノツタ車に設けられている。位置Ｃ
は、ノズルホルダー５が、フロントローラ３から離去す
るように図面において反時計針方向に旋回し、ストッパ
ー１６で停止したときのスライバー導入部位置である。
次に本発明装置の作用につき説明する。
フロントローラ３により送り出されたスライバー１９は
、スライバー導入部２から紡糸ノズル１に入り、第１ノ
ズル６，第２ノズル７によつて紡糸され、図示しないロ
ールを経て捲き取られているが、今、スライバー導入部
２に異物が詰まり、更には糸切れなどの事故が生じたと
する。
、スライバー導入部２から紡糸ノズル１に入り、第１ノ
ズル６，第２ノズル７によつて紡糸され、図示しないロ
ールを経て捲き取られているが、今、スライバー導入部
２に異物が詰まり、更には糸切れなどの事故が生じたと
する。
このときその錘の稼動を停止し、ノズルホルダー５を図
面２点実線に示すようにストッパー１６で停止するまで
旋回すると、紡糸ノズル入口２はＣ点に位置することに
なる。この状態で異物の除去を任意手段によつて行なた
後、ノズルホルダー５を実線に示す元位置に戻して作業
を再関する。上記の、異物の除去に際してノツタ車のサ
クションバイブ１７を利用するときには、図面に２点鎖
線で示すようにノズルホルダー５を倒し、スライバー導
入部２をＣ点に位置させておく。
面２点実線に示すようにストッパー１６で停止するまで
旋回すると、紡糸ノズル入口２はＣ点に位置することに
なる。この状態で異物の除去を任意手段によつて行なた
後、ノズルホルダー５を実線に示す元位置に戻して作業
を再関する。上記の、異物の除去に際してノツタ車のサ
クションバイブ１７を利用するときには、図面に２点鎖
線で示すようにノズルホルダー５を倒し、スライバー導
入部２をＣ点に位置させておく。
移行して来たノツタ車は、適宜手段でそれを検知して当
該錘に停止し、サクションバイブ１７を鎖線Ｂに示すよ
うに上挙し、吸引口１８をスライバー導入部２に接近さ
せてそこに附着している異物を除去する。その後サクシ
ョンバイブ１７は下降する。ノズルホルダー５は、前記
同様に適宜手段で図面実線位置にもどす。ノズルホルダ
ー５が２点鎖線に示す位置に倒れているとき、ノズルホ
ルダー内の圧力空気供給枝管８，９の開口端は、圧力空
気供給主管１０の圧力空気分岐孔１１，１２とはずれた
状態となり、開閉弁を閉じた状態と同一となつて圧力空
気がノズルから噴出することが停止される。
該錘に停止し、サクションバイブ１７を鎖線Ｂに示すよ
うに上挙し、吸引口１８をスライバー導入部２に接近さ
せてそこに附着している異物を除去する。その後サクシ
ョンバイブ１７は下降する。ノズルホルダー５は、前記
同様に適宜手段で図面実線位置にもどす。ノズルホルダ
ー５が２点鎖線に示す位置に倒れているとき、ノズルホ
ルダー内の圧力空気供給枝管８，９の開口端は、圧力空
気供給主管１０の圧力空気分岐孔１１，１２とはずれた
状態となり、開閉弁を閉じた状態と同一となつて圧力空
気がノズルから噴出することが停止される。
本発装置は、上記した如く、紡糸ノズルを取り付け圧力
空気供給枝管を内在させたノズルホルダーを、圧力空気
供給主管に開閉弁機能を持たせて旋回自在に取り付けた
ために、異物等がスライバー導入部附近に附着したとき
に、ノズルホルダーを単に旋回させるだけで、ノズルか
らの噴気を停止すると共にスライバー導入部をフロント
ローラのニップ点から離れた広い空間に位置させること
ができ、容易に異物の除去作業を行なうことができる。
空気供給枝管を内在させたノズルホルダーを、圧力空気
供給主管に開閉弁機能を持たせて旋回自在に取り付けた
ために、異物等がスライバー導入部附近に附着したとき
に、ノズルホルダーを単に旋回させるだけで、ノズルか
らの噴気を停止すると共にスライバー導入部をフロント
ローラのニップ点から離れた広い空間に位置させること
ができ、容易に異物の除去作業を行なうことができる。
また、スライバー導入部附近の異物を吸引するためにノ
ツタ車のサクションバイブを利用するために、特に吸引
のための配管その他を各錘に取り付ける必要がなく複雑
な構造の装置にするようなことがなく異物除去の目的を
達することができ”る。
ツタ車のサクションバイブを利用するために、特に吸引
のための配管その他を各錘に取り付ける必要がなく複雑
な構造の装置にするようなことがなく異物除去の目的を
達することができ”る。
図面は本発明装置の概略側面図てある。
１・・・・・・紡糸ノズル、２・・・・・・スライバー
導入部、５・・・・・・ノズルホルダー、８，９・・・
・・・圧力空気供給枝管、１０・・・・・・圧力空気供
給主管、１１，１２・・・・・圧力空気分岐孔、１７・
・・・サクションバイブ、１８・・・・・・吸引口。
導入部、５・・・・・・ノズルホルダー、８，９・・・
・・・圧力空気供給枝管、１０・・・・・・圧力空気供
給主管、１１，１２・・・・・圧力空気分岐孔、１７・
・・・サクションバイブ、１８・・・・・・吸引口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 空気紡績装置の紡糸ノズルを取り付け該紡糸ノズル
への圧力空気供給枝管を内圧させたノズルホルダーを、
圧力空気分岐孔を穿設した圧力空気供給主管に、前記圧
力空気供給枝管端部と圧力空気分岐孔とが一致する位置
を含む角度で前記ノズルホルダーが旋回できるように旋
回動自在に嵌合支持してなる空気紡績装置の紡糸ノズル
装置。 ２ 空気紡績装置の紡績ノズルを取り付け該紡糸ノズル
への圧力空気供給枝管を内在させたノズルホルダーを、
圧力空気分岐孔を穿設した圧力空気供給主管に、前記圧
力空気供給枝管端部と圧力空気分岐孔とが一致する位置
を含む角度で前記ノズルホルダーが旋回できるように旋
回動自在に嵌合支持し、吸引口が前記紡糸ノズルのスラ
イバー導入部の旋回軌跡と交差する軌跡を画くサクショ
ンパイプをノツタ装置に旋回動自在に設けてなる空気紡
績装置の紡糸ノズル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16565180A JPS6056803B2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 | 空気紡績装置の紡糸ノズル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16565180A JPS6056803B2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 | 空気紡績装置の紡糸ノズル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5789623A JPS5789623A (en) | 1982-06-04 |
| JPS6056803B2 true JPS6056803B2 (ja) | 1985-12-12 |
Family
ID=15816402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16565180A Expired JPS6056803B2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 | 空気紡績装置の紡糸ノズル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6056803B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IN163298B (ja) * | 1984-04-25 | 1988-09-03 | Rieter Ag Maschf | |
| DE3638110C2 (de) * | 1986-11-07 | 1995-06-14 | Fritz Stahlecker | Vorrichtung zum pneumatischen Falschdrallspinnen |
-
1980
- 1980-11-25 JP JP16565180A patent/JPS6056803B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5789623A (en) | 1982-06-04 |
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