JPS6056089A - 時計バンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は時計バンドに関するもので、特に安価で耐食性
に優ｎた時計バンドに関するものである時計バンドにめ
つ＠を施こす場合、その素材としては黄銅、洋白などが
主として用いらｎる。従来、時計バンドのめっきとして
は、下地にニッケルめ′）き等が施とさｎｌその上に金
、金合金、パラジウム合金、ロジウム等の仕上げめっき
が施とさｎて、時計バンドが構成さｔていた。このよう
な時計バンドの場合、バンドの構造にもよるが耐摩耗性
、耐食性が著しく劣る等の欠点がちった。

従来、そのような欠点を回避する為の方法として、めっ
きを厚くする等が折力わｎているが、貴金属であるパラ
ジウム、金、ロジウム等は高価な為、コストが高くなる
という事が問題となっていた。また、時計バンドの仕上
げ加工がスジ目の場合には、スジ目としての美観が損な
わｎる為、厚くめっきができないという点も問題となり
でいた。そしに、スジ目の美観が損なわｎない程度に厚
めつきすると、スジ目の谷の部分へのめっきのつき廻シ
が悪くなシ、結果として同様に耐食性が劣るという欠点
があった。

本発明は、上記の欠点や問題点を除去し、めっきコスト
の低限が可能かつあらゆる表面仕上げに対して耐食性良
好な時計バンドを提供すべき種々検討した結果なさｎた
もので、時計バンドの下地めっきとしてスズｔ−４０〜
４５チ含む銅−スズ合金めっきがｚミクソン以上施さ詐
、仕上げめっきとしてパラジウム−ニッケル合金めっき
が０．５〜２ミクロン施さし、更に必要に応じロジウム
のフラッシュめっきが施さｎている事を特徴としている
。

ここでいうスズｔ−４０〜４５チ含む銅−スズ合金めっ
きは、青化銅−スズ酸アルカリ系で、光沢剤としてチオ
シアン酸塩、ポリエチレンイミン系化合物、ニッケル塩
を使用しためつき浴からのものであシ、スジ目等の表面
仕上げの美観？：損なわずに厚くめっき出来る。

以下本発明を説明する。第３図のように一部スジ目仕上
げを有する黄銅材よシなる時計バンド素材２にスズ４０
〜４５チ金含む銅、スズ合金めつき６を下記のめつきし
、更に仕上げめっきとしてパラジウム−ニッケル合金（
パラシロムロ０１ｒ含有）めっき層４を４ミクロン設け
、その上にロジウムめっき層５を設けた。

〔めっき条件〕

浴温　６５℃ 電流密度　２Ａ／ｄη♂ 陽極　カーボン板 めっき時間　９分 以上のようにして得らｒＬ九時計ノ（ンド及び同様時計
バンド素材に従来のニッケルめっき３ミクロン、パラジ
ウム−ニッケル合金め・つき４ミクロンめっきした時計
バンドを人工汗間歇試験によル耐食性試＃を行な゛つ九
所、本発明のものは間歇３サイクルにて腐食、変色は発
生しなかったが、従来のめつき仕様のものはスジ目部分
に点状腐食が発生した。

以上のように本発明によｎば、下地めっきとしてスズｔ
−４０〜４５％含む銅−スズ合金めっきを行なうことに
よシ、仕上げの貴金属めっきを薄くでき、コスト低限が
可能となる。また、あらゆる表面仕上げにおいて耐食性
良好な時計バンドが可能になる。

なお、時計バンドの仕上げめっき及び下地めっきの厚み
を実施例に述べたが実施例以外にも適宜組合せて使用で
きることはいうまでもない。

なお、素材についても黄銅だけでなく他の材質も可能で
あることはいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は時計バンドの正面図、第２図は従来の時計バン
ドの断面図、第３因は本発明の実施例の時計バンドを示
す断面図である。 １０．連結駒を含む駒片 ２００時計バンド素材 ３０．ニッケルめっき ４、。パラジウム−ニッケル合金めっき５０．ロジウム
めっき ６０．スズ４０〜４５チを含む 銅−スズ合金めっき 以上 出願人　株式会社第二精工舎 代理人　弁理士最上　務 第１図 第２図 第３図 赫玲濡←２

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）下地めっきとして、スズを４０〜４５％含む銅−
   スズ合金めっきが２ミクロン以上施さｎｌその上に仕上
   げめっきとしてパラジウム−ニッケル各音めつきが０．
   ５〜２ミクロン施さしていることｔ％徴とする時計バン
   ド。
2. （２）前記パラジウム−ニッケル合金めっきの上に、ロ
   ジウムのフラッシュのめつき層を設けたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の時計バンド。